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- 胃の上心臓
- 拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ロボットアニメ作品やTYPE-MOONの作品を主に追いかけている。
いよいよスタートします、2016春アニメこと、今期のアニメ新番組、みなさんは何を観ますか?
今季は、ジョジョ4期の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』や、「文スト」こと『文豪ストレイドッグス』、通称「僕アカ」の『僕のヒーローアカデミア』、そしてコミック版が大人気の『坂本ですが?』に、『マクロスΔ(デルタ)』など、期待作ばかり。
そんな注目作ばかりですが、アニメファンはいったいどの作品を観たいと思っているのでしょうか? アニメイトtvでは、先日3月29日(火)まで2016年春に放送をスタートするアニメのなかから、「みなさんがどの作品を視聴しようと思っているのか?」という旨のアンケートを実施。本稿では、そのアンケートを集計した結果を、ランキング形式でお伝えしていきます!
番組表では分からない、注目作が見えてくるはずです!
また、今回の投票数の男女比は、「女性:男性=4:3」と、前回の“女性:男性=3:1”に比べ、男性票が増える結果に! ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
※ランキング前に春アニメ情報をチェックする人は、「2016春アニメ一覧」をチェックしてください!
■ 『坂本ですが?』が半数以上の支持を集め、トップにランクイン!
まずは、男女合わせた総合からの紹介です!
60作品近くから第1位に輝いたのは、佐野菜見先生による漫画を原作とした『坂本ですが?』です!緑川光さん、石田彰さん、杉田智和さんという人気の男性声優陣が登場されることで話題の本作ですが、監督を務めるのは、『銀魂』や『美男高校地球防衛部LOVE!』を担当した高松信司さん! 最上級のクールである「クーレスト」がぴったりな高校生・坂本、彼の学園生活をきっと面白おかしく描いてくれるでしょう!
続いて第2位には登場キャラクターの名前が中島敦や太宰治ほか、国語の教科書にも載るほどの実在の文豪たちになっている異色の“異能バトル”『文豪ストレイドッグス』がランクイン! そんな登場人物たちが持つ異能の力は、太宰なら“人間失格”。福沢諭吉なら『学問のすゝめ』の有名な一節からとられた“人上人不造”など、文豪それぞれの著書が基となっているようで、作品を知らない人でも楽しめる要素が満載です!
シリーズ累計100万部を突破した人気コミックを原作とする、TVアニメ『田中くんはいつもけだるげ』は第3位! いつも眠そうな目の主人公・田中とその周りの人たちの日常を描いている作品ということで、1位~3位までにはそれぞれに違った個性を放つ作品たちがそろい踏み!
しかし、個性的な作品はこれだけではありません! 第4位には、週刊少年サンデー連載の人気作品『マギ』の前日譚で、小野大輔さん演じる人気キャラクター・シンドバッドが“七海の覇王”と呼ばれる前の物語を描いている『マギ シンドバッドの冒険』に、『僕のヒーローアカデミア』、『ジョーカー・ゲーム』が続くという結果に! また、この3作品は得票数にほぼ差がなく激戦の様相を呈しました!
■ やはり女性票強し! 1位から6位まで男女総計とほぼ同じ!
ここからは女性票を紹介していきますが、なんと1位から6位まで、男女の票を総計したものと全く同じ作品がランクインする結果に! 『僕のヒーローアカデミア』と『ジョーカー・ゲーム』の順位が入れ替わっている以外は何一つ変わらないという結果に、女性アニメファンの票は非常に似てくるということでしょうか。
大きくランクインした作品が変わってくるのは7位より下の作品たちで、7位に『薄桜鬼~御伽草子~』、8位には『キズナイーバー』がランクイン! 後には『SUPER LOVERS』と『少年メイド』が続くという形になりました。
やはり『薄桜鬼』シリーズは、今なお女性の根強い人気を持っていることが分かりますね。8位の『キズナイーバー』は、『キルラキル』の制作会社トリガーと、先日第1シーズンが最終回を迎えた『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のシリーズ構成・脚本の岡田麿里さんとのタッグに加え、梶裕貴さん、島﨑信長さんらが出演されるということで注目が集まった感じです。
10位にランクインした『少年メイド』は、メイド服を着て働く少年というのも魅力的ですが、作中に登場するアイドルユニット有頂天BOYSとして、花江夏樹さん、八代拓さん、山本和臣さんら声優陣が、エンディングを歌うことも見逃せません♪
■ 男性人気はライトノベル原作作品に集中!
最後は男性のランキングを見ていきますが、なんと『坂本ですが?』が総計、女性票に続き男性のランキングでもトップに立つという結果に! これはもう3冠となった『坂本ですが?』が、この春1番の期待作ということではないでしょうか!
男性票で特筆すべきは、やはり“ライトノベル原作”のアニメの強さです。2位から4位まで、すべて30%ほどの支持を集め『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』、『学戦都市アスタリスク(2期)』、『Re:ゼロから始める異世界生活』の3つが上位を独占!
今回新たにアニメ化されたうちのひとつである『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』は、電撃文庫より刊行の聴猫芝居先生原作の作品。可愛いヒロインたちにも注目ですが、主人公でクラスによくいるゲームオタク・西村英騎/ルシアンを、豊永利行さんがどう演じれるのかも気になるところ。
ふたつめの『Re:ゼロから始める異世界生活』はMF文庫Jより刊行の作品ですが、それ以前は投稿サイト“小説家になろう”にて人気を博していた作品です。また、書籍化に伴いWEB版の削除は行われておらず、現在も読むことができますので興味があればぜひ!
そして、ここで『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』が男性票の第5位に、続いて『マクロスΔ(デルタ)』が第6位にランクインしており、男女合計でも10位以内に入り注目度の高さがうかがえます。
いかがでしたか? あなたの観たいと思っている作品はランクインしていたでしょうか?
いよいよスタートとなる2016年春アニメ! あなたの観たい作品も、みんなが観たいと思っている作品も、どちらもチェックしてくださいね! 各作品のチェックが終わってないという方は、本稿と春アニメの特設ページで予習しておきましょう♪
[文・胃の上心臓]
拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ガンダムシリーズをはじめとするロボットアニメやTYPE-MOONを主に追いかけている。そして、10代からゲームセンター通いを続ける「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」おじ勢。 ライトノベル原作や美少女ゲーム、格闘ゲームなども大好物。最近だと『ダイの大冒険』、『うたわれるもの』、劇場版『G-レコ』、劇場版『ピンドラ』がイチオシです。
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