4人の魔女が特製ドリンク作りで阿鼻叫喚!? 『ふらいんぐうぃっち』キャストトークイベント「魔女の夜」レポート
2016年4月30日(土)、講談社にて、TVアニメ『ふらいんぐうぃっち』の声優陣による「“魔女の夜”キャストトークイベント」が行われました! 当日の4月30日は中欧や北欧において“ヴァルプルギスの夜”と呼ばれ、魔女たちがサバトを開いて跋扈するお祭りとのこと。そんな魔女にちなみ、本作のメインキャストが大集合し、作品についてのトークや魔女にまつわるゲームコーナーに挑戦しました。本稿では、大盛況の内に終わったイベントのレポートをお届けします!
【出演キャスト】
篠田みなみさん(木幡真琴役)
鈴木絵理さん(倉本千夏役)
葵井歌菜さん(木幡茜役)
茅野愛衣さん(チト役)
司会:畑下アナウンサー(日本テレビ)
■ 魔女・使い魔・一般人による一夜限りのお祭りが開幕!
キャラクター同士の掛け合いからスタートした本イベント。盛大な拍手に包まれながら、篠田さん、鈴木さん、葵井さん、茅野さんが登場し、日本テレビ・畑下アナの司会によって進行していきました。
改めて、ヴァルプルギスの夜にちなんだイベントの趣旨が説明されると、まずはキャスト陣によるキャラクター紹介から始まります。篠田さんは真琴に対して、穏やかな気持ちにさせられることを魅力に挙げました。すると鈴木さんは「真琴と似てる! さっきも控室からお手洗いに行ったまま帰ってこなかったんです!」と、方向音痴な真琴と篠田さんの共通点が明らかになります。
また茅野さんは、真琴の使い魔の猫・チトを演じていく中での発見や、作中での役割などを紹介。また、真琴の姉・茜の使い魔であるオス猫・ケニーを演じる佐倉綾音さんの話題も浮上し、アフレコをしているときは2人で主人を見守っているような気持ちだと話します。
第3話から登場した茜を演じる葵井さんはオーディション当時、茜との共通点が見つからなかったことを告白。しかし、アフレコが始まると、次第に共通点を見出すことができたと話し、茜への想いを語りました。
鈴木さんは、好奇心旺盛な女の子・千夏について、より視聴者に近い目線を持っていることや、どこか大人びた感性を持っていると千夏の魅力を紹介。しかし茅野さんから「千夏ちゃんっぽいよ? バームクーヘンとカステラが戦ってバームクーヘンが勝ったんです! って、この前言われたの(笑)」との証言が。その現場に居合わせた篠田さん曰く、控室にあったお菓子で急にバームクーヘンVSカステラを始めると、熾烈な攻防を繰り広げたと話し、会場の笑いを誘います。その後は、鈴木さんによるバームクーヘンVSカステラを再現する一幕も。
続いて、倉本圭や石渡なお、第4話から登場する犬養らを紹介すると、キャスト陣に以下の質問が投げかけられます。
・友達にするなら?
・一番モテそうなのは?
・無人島に遭難したとき、一緒に居てほしいのは?
1問目に対して、鈴木さん・葵井さんは犬養、茅野さんは千夏、篠田さんはなおを選択。2問目のモテそうなキャラクターは、会場のファンの意見を伺うことに。キャラクターを順々に尋ねていくと、一番多く手が上がったのは真琴。少し天然でふんわりとした雰囲気に、ファンも惹かれるようです。
最後の質問“無人島に遭難したとき、一緒に居てほしいのは?”では、茜や圭、ケニーなど、意見が大きく分かれました。また、原作者の石塚千尋先生から、これらの質問に対する回答が到着。友達にするなら気を遣わなくてもいいチト、無人島に行くなら魔法で直ぐに帰って来れそうな茜を選択します。そして、モテそうなキャラクターに選んだのは、主人公である真琴。この真琴は、石塚先生の理想の女性を具現化した存在ということで、キャスト陣も知らなかった事実がこの場で明らかになりました。
■ 魔女のドリンク調合は阿鼻叫喚!?
ここからは豪華景品をかけたゲームコーナー「すたでぃんぐうぃっち」がスタート。魔女にちなんだ3つのゲームが用意されている本コーナーですが、1つ目のゲームは「美味しく作ろう調合ゲーム」。用意された様々な飲み物を3種類以上調合し、畑下アナの判定のもと最も美味しく作れたキャストが勝利します。
早速キャスト陣は、味見を繰り返しながら調合をスタート。時折聞こえる怪しげな発言に、茅野さんは「アナウンサーの方に飲んでもらうんですよ! 仕事に支障が出ないようにしないと!」と細心の注意を払うように呼びかけます。
そんな4人の魔女によるオリジナルドリンクが完成すると、最初は茅野さんのドリンクからテイスティング。赤黒い見た目と反し、一口飲んだ畑下アナは茅野さん特製ドリンクを絶賛。トマトをベースに、隠し味のグレープとアセロラがフルーティーさを演出しているとのこと。
続く葵井さんの特製ドリンクは、青汁をベースにオレンジジュースやアップルジュースなどヘルシー路線で作ったとのこと。グラデーションのかかった見た目も、どこか魔女を彷彿とさせられます。
味見をしていないと断言した篠田さんは、青汁とグレープジュースとレモンソーダを調合した特製ドリンクを振る舞いました。しかし、畑下アナは「青汁と炭酸がマッチしていないです……」と苦い表情を浮かべます。篠田さんも恐る恐る味見をすると、思わず顔をこわばらせて会場の笑いを誘います。
最後の鈴木さんのドリンクですが、飲む前から匂いがおかしいと指摘を受けるほど。畑下アナが辛そうに試飲する中、鈴木さんは千夏をイメージしてメロンソーダやオレンジジュース、大人なところもあるとコーヒを混ぜたことを告白します。その後、鈴木さん特製ドリンクを全員で試飲するも、酷評の嵐。最後は鈴木さん自身が全部飲み干すと「匂いはアレでも美味しいと思うけどなぁ……」とコメントし、会場からは驚きの声が寄せられました。
次のゲームは「本物を見破れ、魔女の目ゲーム」。3つのガラスケースの中に入っている偽物の果物を見破り、1つだけ混ざっている本物を見つけ出すゲームです。果物は、ラ・フランス、桃、オレンジが用意されており、キャスト陣はそれぞれを凝視しながら、慎重に観察。果物の表面の質感や形状を確かめながら、スケッチブックに回答を書き込んでいきます。
キャスト陣の出した答えは、茅野さんがオレンジ、残り3人が桃を選択。茅野さんが不利に思われたものの、正解はオレンジということで茅野さんの一人勝ちとなりました。
■ 篠田さんが真琴に負けない天然っぷりを発揮!?
最後のゲームは、畑下アナの悩みを解決する「魔女のお悩み相談室」。お題となる畑下アナの悩みは“仕事の関係で昼夜が逆転した生活となり、なかなか友人と遊べない”とのこと。なお、出社は深夜0時30分、退社は10時前後というハードな毎日を送っており、畑下アナの真剣な悩みにキャスト陣も頭を抱えて解決策を模索します。ここで篠田さんから「ちなみに友人はいらっしゃる……?」と素の表情で質問が投げかけられると、会場は大爆笑。キャスト一同は深々と畑下アナへ謝り、篠田さんの天然さが露わになった一幕も。
そんなやり取りもありつつ、全員がスケッチブックに解決策を書き終えます。葵井さんが出した回答は“5年待つ”とのことで「5年待てば、別の番組になるかもしれないので」と説明しました。
茅野さんは昼夜逆転生活を考慮して“海外の人と友達になる”と回答。生活リズムに合う時差の国の友人とチャット等で繋がり、仲良くなると同時に教養まで身に付ける一石二鳥の解決策で畑下アナを驚かせます。
一方で鈴木さんは“番組の中で友達を作る”と答え、今後の仕事に繋がる解決策を提示しました。また同じ番組のため、生活リズムを合わせる必要がないこともポイントだと解説しました。
そして篠田さんは“眠くならない魔法を勉強する”と、本作にちなんだ回答を披露。また茅野さんの助言もあり、篠田さんは「私と友達になるのはどうでしょう?」と新たな解決策を見出します。
改めて茅野さんが、声優の友達を作るのはどうかと尋ねると畑下アナは「そのあたり、皆さんどうなんですか?」と、真剣なお悩み相談が展開。最終的に、時間を合わせてランチへ行く案が有力になり、本コーナーは終了しました。そして、見事1位に輝いたのは茅野さん。賞品として高級ブルーベリー&マンゴージュースが進呈され、会場には大歓声が響き渡ります。
最後は出演キャストから、本作にかける熱い想いや、今後の展開について語られたところで、イベントは幕を下ろしました。
■ BD/DVD発売情報
全6巻順次リリース
※レンタル同時スタート
「ふらいんぐうぃっち」BD Vol.1
発売日:2016年6月22日(水)
価格:6,800+税 本編:46 分(#1,2)
VPXY-71444/カラー/ステレオ/リニア PCM 2.0ch/MPEG-4 AVC/片面 1 層/16:9(1080pHIGH-DEFINITION)
「ふらいんぐうぃっち」DVD Vol.1
発売日:2016年6月22日(水)
価格:5,800+税 本編:46 分(#1,2)
VPBY-14503/カラー/ステレオ/ドルビーデジタル 2.0ch/片面 1 層/16:9
●基本仕様
・安野将人描き下ろしイラスト
・原作者・石塚千尋描き下ろし1P漫画
・ストーリーカード
映像特典:ふらいんぐうぃっち ぷち(#1,#2,特別編)
音声特典:オーディオコメンタリー
封入特典:オリジナルドラマCD
※仕様は予告なく変更となる場合がございます。
■ 作品情報
【放送情報】
日本テレビ:4月10日(日)午前 2:25~
青森放送:4月16日(土)午前 1:27~/4月16日(土)午後 4:30~(再放送)
サンテレビ:4月14日(木)午前 0:30~
ミヤギテレビ:4月23日(土)午前2:00~
BS日テレ:4月20日(水)午前 2:30~(放送日時は予告なく変更になる場合があります)
【スタッフ】
原作:石塚千尋(講談社「別冊少年マガジン」連載)
監督:桜美かつし
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:安野将人
プロップデザイン:萩原弘光
美術監督:奥村泰浩(ムーンフラワー)
色彩設計:安藤智美
撮影監督:大河内喜夫
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
録音調整:星野賢爾
音楽:出羽良彰
アニメーション制作:J.C.STAFF
【キャスト】
木幡真琴:篠田みなみ
倉本千夏:鈴木絵理
倉本 圭:菅原慎介
木幡 茜:葵井歌菜
石渡なお:三上枝織
犬養:日野まり
椎名杏子:井口裕香
チト:茅野愛衣
ケニー:佐倉綾音
アル:小澤亜李
【イントロダクション】
木幡真琴 15 歳。一人前の魔女めざします。 魔女-。 自然が多く、資源が豊富な東北地方に住むことが多い彼女達には、 「15歳になったらひとり立ちし、社会に出る。」 そんなしきたりがあるのだとか……。 木幡真琴、魔女。15歳の春。 高校入学をすることになった彼女は、一人前の魔女になるため、黒猫のチトと一緒に青森の親戚の家に引っ 越してきます。 久しぶりに再会した又いとこの圭や千夏、新しく友達になったなお達と過ごす悠々自適な毎日は楽しいことばかり。時折起こるちょっと不思議な出来事と魔女の修行もほどほどに、今日も楽しく過ごします。 のんびり魔女の青森でのまったり生活、始まります。
>>TVアニメ公式サイト
>>TVアニメ公式Twitter(@flying_tv)
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