ネズミの謎をついに解明!? あとは学校へ向かうだけかと思いきや、機雷に囲まれて立往生!『ハイスクール・フリート』第6話「機雷でピンチ!」を振り返り!【はいふり航海記録】
前回の第5話では、第4話で味方を攻撃してしまった立石 志摩や、第1話で晴風を攻撃した古庄教官が、その当時のことを話すシーンがあり、第4話から姿を現したネズミが、その理由になっている様子が描かれました。さらに、同じくネズミのせいで乗組員が正気を失っていると思われる武蔵との戦闘も行われましたが、武蔵の足を止めることにはついに失敗。武蔵と、その艦長を務めるもえかは未だ危険な状況です。
今回の第6話ではそのネズミに関する話や、晴風の乗組員たちの日常シーンが多く描かれますが、果たしてネズミに関する新たな事実は暴かれるのか、武蔵は今後どのような状況に置かれるのか、今回も気になることはやはり多い、『ハイスクール・フリート』第6話「機雷でピンチ!」。アニメイトタイムズでは今回も、画面カットや視聴者の声を交えて、【はいふり航海記録】として振り返っていきます。
もちろん今回も、ネタバレは多分に含まれますので、気になる方は視聴してからがおすすめです。
第5話で描かれた武蔵と、晴風、東舞校教員艦との戦いの情報や、新たに2艦との連絡が途絶したという情報が校長の元へ届くところから始まります。晴風だけを追えば状況は好転してきているようにも見えますが、物語全体に視点を移すと、敵もわからず打つ手がないという、かなり苦しい状況だというのがわかります。
さらに、武蔵に対してアクションを起こせるのが実質晴風だけであることも発覚し、この事実に対して、視聴者からは「晴風がやるしかないみたいだけど、さすがにきつすぎる」といった、現状の苦しさを確認する声があがっていました。
オープニングを挟み、場面が切り替わると武蔵に一人向かい、もう一つのところで接触がかなわなかった明乃が晴風へ戻るシーンが描かれます。ここでは、ましろの制止を振り切って、もえかのもとへ向かうために、晴風を1人飛び出してしまったことに対する自責の念から、「私、やっぱり艦長失格なのかな」と、艦長としての在り方に悩むような描写がありました。
以前から描かれてはいましたが、良い意味でも悪い意味でも、艦長"らしくない"明乃と、明乃に対して、常に艦の上から指示を出し、乗員を守る艦長"らしさ"を求めるましろとの衝突は、今後さらに注目すべきかもしれません。
晴風に戻った明乃がお風呂へ向かうシーンでは、合間に、立場の高そうな人物たちが集まった会議の様子も挟まれました。そこでは武蔵に対して攻撃を仕掛ける算段に付いて話し合われており、学校や校長こそ協力的ですが、そうでない勢力が今だ存在することを意識させられます。
お風呂シーン自体も、晴風に乗り込む生徒たちの心情を描いた重要なシーンで、明乃が艦長を務めていることを、よく思っていない黒木 洋美のツンとした物言いや、逆に明乃を信頼している知床 鈴や、ミーナによる慰めの言葉も印象的でした。さらに、柳原 麻侖から飛び出した「神輿は軽くて馬鹿がいい」という豪快な言葉もかなりのインパクトでした。
視聴者からも、このシーンでは、純粋にお風呂シーンを喜ぶ声や、洋美の言葉に対して「キツイけど正論」といった声、麻侖の豪快な一言に対して「やっぱいいキャラ」といった、多くの声があがりました。
通信機器など、電子機器が使用できなかった晴風ですが、艦内から微弱な電波を拾っているという情報をもとに、明乃たちが艦内を捜索すると、医務室にたどり着きます。そこでは鏑木 美波が、例のネズミのような生物を解剖しようとしている真っ最中。
演出も相まって、かなりホラーテイストなシーンですが、ここもかなり重要なシーン。美波から、このネズミの遺伝子構造が若干ネズミとは異なることや、何かしらのウィルスに感染していること、そして第5話で我を忘れて暴れてしまった志摩の血中からもそのウィルスが検出されたということが伝えられます。さらに、新たに現れたもう一匹のネズミを五十六が捕まえたとたん、電子機器が使用可能になったことから、明乃たちもこのネズミによって人が我を忘れることや、電子機器に問題が起こることを知りました。この情報を、学校へ伝えることができれば、かなり好転するかもしれません。
■今度のピンチは機雷! しかも対処する道具がない!?
ネズミに関する重要な情報も手に入り、はやく情報を学校へ伝えなければという場面で、またも新たなピンチがやってきます。今度の敵は、正気を失った艦からの攻撃ではなく、"機雷"。どうやら晴風は機雷が敷設されている海域に入ってしまったようです。しかし、移動することができないという、なかなかのピンチではあるものの、こちらから行動を起こさなければ危険はほとんどないため、生徒たちは意外とのんびりとした雰囲気で対策を話し合います。
しかし本格的な掃海具をもたない晴風。悩んだ末に、明乃の案によってスキッパー(水上バイク)を使って掃海作業を行うことに。
順調に進んでいるかと思われた掃海作業ですが、突如起こった水中爆発にスキッパーが巻き込まれてしまいます。仲間の危機に明乃はすぐに救助に向かおうとしますが、ましろから「また艦長が持ち場を離れるのか?」というセリフが。明乃は、すこしたじろくごものの、鈴からの助け舟もあり、すぐに救助に向かうことに。
事故のシーンでは、現状生徒たちは大きなケガをしていない作品だけあって、視聴者からは、「さすがに今回はやばそう」といった、不安を訴える声もありました。
スキッパーに乗っていた松永 理都子と姫路 果代子も無事に救出し、今回もなんとか事なきを得た晴風では、6話中盤で日本食が苦手と言っていたミーナのため、伊良子 美甘がレシピを確認しながら作った数々のドイツ料理がふるまわれます。しかし、どれも本場の物とは違うと、ことごとく玉砕し、杵崎姉妹作のふかしたジャガイモとアイントプフに完敗してしまいました。ミーナ曰く、これとヴルスト(ソーセージ)があれば海では文句は言わないとのこと。
エンディングの後、もう一度医務室にシーンが移ると、美波が、「一応抗体らしきものはできた」と、ネズミのウィルスに対する抗体が、効果はまだわからないが完成したということを話し、その抗体を自らの腕に注射したところで第6話は終了となりました。
今回は晴風に乗り込む生徒たちの、心情を描いたシーンが多かったですが、ネズミに関する情報や、謎の会議など、ストーリー上で重要そうな情報も盛り込まれていました。特にネズミに関しては、これまでの出来事の現況がネズミであることを明乃たちが理解したうえ、ラストシーンではウィルスに対する抗体も作られていました。
生徒たちの心情に関しても、ましろやクロちゃんこと黒木 洋美と明乃に関する、すれ違いやいさかいは解決しておらず、今後の話でも触れられるであろう、重要そうな要素です。
少しずつ謎は解け、ストーリーの核心に近づいて来ている気もしますが、ネズミの出どころなど、わからない事もまだ多くあります。ネズミに関する情報が学校に届いたらどうなるかなどの、気になる展開や、新たな真実が暴かれることを楽しみに、第7話を待ちましょう!
◆Blu-ray/DVD情報
【Blu-ray/DVD第1巻概要】
発売日:2016年6月22日
■完全生産限定盤
Blu-ray ANZX-11921~11922 価格:7000円+税
DVD ANZB-11921~11922 価格:6000円+税
本編ディスク+特典ディスク 2枚組
■完全生産限定版特典
・キャラクター原案:あっと描き下ろし全巻収納BOX
・キャラクターデザイン:中村直人描き下ろし身蓋式BOX
・特典CD:オリジナルサウンドトラック vol.1
・原案:鈴木貴昭監修特製ブックレット(100P)
・SDキャラステッカー6枚(全30種以上からランダム封入)
■音声特典:オーディオコメンタリー
■映像特典:キャスト出演クイズ番組 艦橋組編 /
WEB予告(第2話、第3話) /
ノンクレジットオープニング / ノンクレジットエンディング
※商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。
【Blu-ray/DVD第2巻概要】
発売日:2016年7月27日
■完全生産限定盤
Blu-ray 7,000円+税(ANZX-11923~11924)
DVD 6,000円+税(ANZB-11923~11924)
■収録話
#3 パジャマでピンチ!
#4 乙女のピンチ!
■完全生産限定版特典
・キャラクターデザイン:中村直人描き下ろし身蓋式BOX
・特典CD:オリジナルサウンドトラック vol.2
・原案:鈴木貴昭監修特製ブックレット(100P)
・SDキャラステッカー6枚(全30種以上からランダム封入)
・イベントチケット優先販売申込券
■音声特典
オーディオコメンタリー
■映像特典
・キャスト出演クイズ番組 砲雷科編
・WEB予告(第4話、第5話)
※商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。
【Blu-ray/DVD第3巻概要】
発売日:2016年8月24日(水)
■完全生産限定盤
Blu-ray 7,000円+税(ANZX-11925~11926)
DVD 6,000円+税(ANZB-11925~11926)
■収録話
#5 武蔵でピンチ!
#6 機雷でピンチ!
■完全生産限定版特典
・キャラクターデザイン:中村直人描き下ろし身蓋式BOX
・特典CD:オリジナルキャラクターソング
・原案:鈴木貴昭監修特製ブックレット(100P)
・SDキャラステッカー6枚(全30種以上からランダム封入)
■音声特典
オーディオコメンタリー
■映像特典
・キャスト出演クイズ番組 航海科編
・WEB予告(第6話、第7話)
※商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。
◆作品情報
<INTRODUCTION>
「海に生き、海を守り、海を往く--- それがブルーマーメイド!」今からおよそ100年前、プレートのずれにより、多くの国土を水没によって失った日本。国土保全のため、次々と築かれた水上都市はいつしか海上都市となり、それらを結ぶ航路の増大に伴い、海の安全を守る多くの人員が必要となっていった。それに伴い、女性職業の海上進出も進み、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっていった。そんな時代、幼馴染の岬明乃(みさきあけの)と知名もえか(ちなもえか)は、「ブルーマーメイドになる」という同じ目標を持つ仲間たちとともに、横須賀の海洋高校に入学する。彼女たちの明るく楽しい? 学生生活を描くテレビアニメーション「ハイスクール・フリート」2016年4月、放送開始!
<放送情報>
BS11 毎週土曜日24:00~
TOKYO MX 毎週土曜日24:00~
とちぎテレビ 毎週土曜日24:00~
群馬テレビ 毎週土曜日24:00~
サンテレビ 毎週火曜日24:30~
KBS京都 毎週火曜日24:00~
テレビ愛知 毎週月曜日25:35~
テレビ北海道 毎週火曜日26:05~
TVQ九州放送 毎週火曜日26:05~
※放送開始日・放送日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承ください。
<STAFF>
原案:鈴木貴昭
シリーズ構成・脚本:吉田玲子
キャラクター原案:あっと
監督:信田ユウ
キャラクターデザイン・総作画監督:中村直人
色彩設計:池田ひとみ
背景:ヘッドワークス
アニメーション制作:プロダクションアイムズ
CGグラフィック制作・撮影・編集:グラフィニカ
OPテーマ:TrySail「High Free Spirits」
EDテーマ:春奈るな「Ripple Effect」
>>TVアニメ『ハイスクール・フリート』公式サイト
>>TVアニメ『ハイスクール・フリート』公式Twitter(@hai_furi)
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