声優
『ツキプロch.』第4回放送後インタビュー!初アフレコにドキドキ

『ツキプロch.』第4回放送後インタビュー! ツキクラメンバー、初のアフレコにドキドキ、ハラハラ?!

声優バラエティ番組『ツキプロch.(ツキプロチャンネル)』第4回目の放送では、番組内で重大発表を受けた「ツキクラ」メンバーが突然のボイスドラマにチャレンジ!? 声優のお仕事は初めての経験というメンバーもいる中、とまどう「ツキクラ」を間宮康弘さんと音響監督の小泉紀介さんが容赦なくしごきます。

四苦八苦しつつも、真剣そのものといった表情で収録に取り組む彼らの姿は必見です! 本番の後には、緊張から解放されたばかりの「ツキクラ」のみなさんに、今のお気持ちを伺いました!

取材・文:小泉ちはる

■ボイスドラマに臨む前のお気持ちと、実際に収録を体験しての感想を教えてください

荒一陽:「スタンドマイクの前でセリフを喋る」というのは初めてだったんですけど、声優のお仕事はずっと夢だったので、嬉しかったです。

家とかでは漫画のセリフを一人で読んだりしているので、台本を渡された時に「できるんじゃないか?」という気持ちで臨みました(笑)。

でも、いざマイクの前に立つと凄く難しかったですね。セリフを喋る時に「マイクの使い方が違うよ」と指摘されたりして、まずそこからなんだな……と。慣れていきたいです。

市川太一:今回、3グループに分かれてそれぞれ5人のキャラを演じたので、ひとつのキャラクターに対して3人の担当者がいる訳です。「その3人で、どう演技が違ってくるんだろう?」と単純に楽しみでした。そのワクワク感が一番大きかったです。他のメンバーのお芝居を見るのも初めてでしたしね。

実際にやってみると、演じたキャラクターのニュアンスが台本の指示と少しズレたりしちゃいましたね。

糸川耀士郎:僕は普段、舞台俳優をしているので、声だけの収録は初めてでした。台本を渡されてからというもの、ずっとにらめっこしっぱなしで(笑)。

やっぱり声の届け方が、舞台とは全然違いましたね……。特に、音量調節が難しいなと。舞台では「届けたい相手がどこにいるか」という実際の距離が分かるんですが、マイクの前でアニメをイメージしながら感情表現をしないといけないので、距離感がつかめないんですよね。

でも、ここで得たものは舞台の上でも役に立つし、役者としての経験は声優としてのお仕事にも役に立つんじゃないかと思っています。2つに共通しているのは、「楽しんで台本を読みたい」ということですね。

そのためには、練習して自信をつけないといけない、練習あるのみだなと痛感しました。

井上雄貴:僕はもともと声優を目指していて、「ツキクラ」のオーディション自体が、「次世代男性声優オーディション」と銘打たれていたので、「いつ声のお芝居ができるのかな?」と期待していた部分が大きかったんです。

ですから、今回の収録で「ついに来たーッ!!」って感じでしたね。ワクワクが本当に凄くて(笑)。

初めてのメンバーがいるとは知っていたんですけど、みんなオーディションを勝ち抜いてきたメンバーなので、ボイスドラマの収録中、自分なりにいいところを奪いたい! と思っていました(笑)。あとは、僕自身のお芝居としては、とにかく楽しもうと。

僕は養成所に通っているんですが、間宮さんや制作現場の方から直接アドバイスをいただけるのはとてもいい経験でしたし、「肩が触れ合う距離で間宮さんが喋ってる!」と興奮しきりで、呑み込まれないよう必死でした。

大島尚起:僕にとって初めてのアフレコだったんですが、収録用のスタジオに足を踏み入れた時にまず思ったのが「あ、これ見たことある!」でした。よく、声優さんがアフレコしている現場の動画とかを見ているので、「ついに俺もこの世界に足を踏み入れたんだ……」と(笑)。

で、実際にみんなとマイクの前に立って演じてみると、緊張しすぎて全っ然上手くできなくて。声優さんは凄く自然体で演技をされるんですよね。他の「ツキクラ」のメンバーだって、いつも「イエーイ!」みたいな軽いノリなんですけど、お芝居を目の当たりにしてと驚きました。「お兄ちゃん達、スゴい!」って(笑)。

間宮さんや小泉監督からいっぱいダメ出しやアドバイスを受けて、自分の欠点に気づきましたね。目の前のことに集中しちゃって、周りをちっとも見ることができてなくて……。改善したいです。今、やる気がみなぎってます!

大海将一郎;「初めてメンバーの声の芝居を聴ける!」というので楽しみではあったんですけど、自分がその中でどうお芝居できるのかという不安もありました。

マイクの前に立つとやっぱり身体も固まりますし、終始緊張しっぱなしだったなという反省があります。自分の中で作り出したキャラクターのイメージが強くて、監督から「こんな感じで演じてください」と指示されても、上手く消化できなくて歯がゆい思いもしました。

でも、間宮さんや小泉監督から自分じゃ気づけないようなアドバイスをたくさんいただいたので、次につなげていきたいですね。一番印象に残ったのは、「声のお芝居はチームワーク」「マイクの前に立ったら、緊張していても腹を括れ」という言葉。この世界で仕事をしていくなら、おっしゃる通りだな、緊張することに甘えていてはいけないなと思いました。

菊地燎:僕は演技を始めて1年ちょっとなので、言うなればまだ真っ白なキャンバスなんです。他の色を取り入れられる期間だと思うので、ボイスドラマの収録前は、どうやって他の人の色を盗もうか? と考えていました。

また、落ち着いているキャラクターを担当させていただいたんですが、僕自身が凄くわちゃわちゃしている性格なので(笑)、冷静なキャラを演じるのはやや苦手なんですよね。

それをいかに演じるかと考えた時、どうしても頭が真っ白になってしまって、発声の段取りなどが崩れてしまいました。もっと経験を積まなきゃいけないですね。

小松準弥:僕はもともとモデルをしながら役者を目指していたんです。その中で、声優のお仕事にもチャレンジしてどんどんスキルアップをしていけたらなと思っていました。

今回、初めて「ツキクラ」のみんなと声をあてた時、「やるか!」みたいな感じだったんですが(笑)、想像していた以上に難しくて。思い描いていたキャラのイメージ通りに、上手く演じられないんです。

たとえば、僕が担当したのは温厚なキャラだったんですが、僕の中ではゆっくりと喋るイメージだったんですよ。でも、同じキャラを担当した他の2人は早く喋っていたんです。

それに引きずられて、走っちゃったり、初めてということもあって、自分のセリフにいっぱいいっぱいになったりしてしまいました……。もっと会話の掛け合いを意識したりしなきゃなと思っています。

徳武竜也:みんな言っているんですけど、他のメンバーの声が聴けるというのが凄く楽しみでした! 僕自身、普段は声のお芝居を勉強しているんですけど、そのお仕事に対して本格的にやり始めたのが1年くらいなんですね。

でも、少しは経験のある立場としてやれることがあるとするなら、「初めてのメンバーに不安を抱かせないようにしたい」と考えていました。僕も実力不足で、難しかったんですけど……。

間宮さんと小泉監督のお話の中で「君達は、この業界から見れば横一線なんだ」という言葉があって、フラットだからこそ、このメンバーでよりよいものが作っていけるんじゃないかと思っています。

普段はそれぞれ、先輩とお仕事をさせていただいて、「先輩のレベルに合わせなきゃ!」と躍起になったり、先輩が僕らのレベルに合わせてくださったりしていると思うんですけど、フラットなメンバー同士であれば、もっともっと上を目指せるんじゃないかと。

いずれドラマCDを作ったりする時に向けて、僕自身がどう変わっていけるのか楽しみです!

西野太盛:僕はモデルから入っているので、この中では一番他のメンバーに教えてもらう立場かなと思っていました。関西出身なので、「イントネーション、大丈夫かな?」というのも不安で。

「ここの言い方が分からないんだけど……」と同じチームのメンバーに質問したりして、とにかく足を引っ張らず、ひとつの作品を一緒に作り上げていくことに心血を注ぎました。

初めてなので、「こうやな」と感じたことを実際にやってみてから、「○○だったよ」と言ってもらえるのがありがたかったです。まだ自分がどういう声をしているのかも分からないですし、体感よりも絶対早く喋っているんですよね。

緊張しっぱなしで、「緊張してるね! でも、キャラは今緊張してないでしょ?」とめちゃくちゃ言われたのがガツンときましたね。確かに、台本の中のキャラは緊張なんかしてなくて、笑ってるんですよね。だから、緊張をほぐそうとしていました。

筆村栄心:僕達の目標として「ツキプロでのデビュー」というのがあるので、レッスンとはいえ、みんなでデビューまでの間にひとつの作品を作るということに凄くドキドキしたし、ワクワクしました! 他のメンバーのお芝居も楽しみでしたしね。

僕はみんなより少し早くこの業界を目指していた分、スタートダッシュはあったので、他のメンバーの勢いに負けないよう、もっと頑張ろうと思いました。

古畑恵介:「ツキクラ」はまだ始まったばかりなんですけど、今まで声優のグループとして活動してきました。それでも、今までキャラとしてがっつり演じているのを見てもらえる機会はなかったので、ようやく2.5次元としての僕らを聴いてもらえるのかなと思うと、ワクワクしましたね。

割り振られたのが「元気で少年系でバカっぽい」というキャラで、今まで舞台で演じたこともあるし、やりたいキャラのイメージともぴったりハマっているし、「これなら俺でも何となくできそう」とたかを括っていたんですけど、やっぱり「何となく」でやると「何となく」の演技しかできなくて。

もっと読み込むべきだと思ったし、単純に努力不足を実感しました。もっと頑張ります。

松岡一平:少なからず声のお芝居はやってきたんですけど、ここまで大がかりな収録は初めてでした。思う通りにはいかない「常に見られている」という状況の中で、いかに普段通りの自分を発揮できるかというのは重要だと身をもって知りましたね。

そして、改めて感じたのが「やっぱり僕はこれがやりたいんだ」ということ。僕らは声優アーティストなので、メインは声優なんです。

これから「ツキクラ」として活動していくにあたって、「なーんかちょっと見た目がいい男の子を集めただけのグループなんでしょ」と思われるか、「歌も演技も含めていいパフォーマンスをするんだ!」と思われるかはこれからの僕らにかかっていると思うんですよ。

一つひとつのことに一生懸命取り組んで、「見ていただく価値のあるもの」を作っていきたいです。

■番組情報
【番組名】ツキプロch.(ツキプロチャンネル)
【放送開始日】2016年4月6日(水)よりTOKYOMXにて毎週水曜23時放送

【出演者】
ツキプロキャラクターを演じる人気声優陣

ツキクラ
(荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平)※50音順

【番組内容】
(1)ツキプロキャラクターを演じる人気男性声優陣のトーク&企画コーナー
ツキノ芸能プロダクションには、さまざまなキャラクターが所属しており、いくつかのユニットを組んでいます。そのユニットごとにスポットを当て、キャラクターを演じる人気声優陣によるトーク&企画コーナーを展開します。人気急上昇中の“SolidS”キャストをメインとしたコーナーをはじめ、各ユニットのカラーや特性を生かしたコーナーを企画中!

(2)13人の新人男性声優=ツキクラメンバーの成長を追いかける体当たりドキュメント『ツキプロMusicGrandPrix2016』で選ばれた13人の新人男性声優たちの奮闘と成長を追いかけます。さまざまな体当たり企画やレッスンを経て、切磋琢磨しあうことで、視聴者が応援したくなるチームへと育てていきます。

(3)ツキプロファン必見の最新情報やイベントレポート2016年にアニメ化が決定している『ツキウタ。』シリーズをはじめとして、ツキノ芸能プロダクションに関する最新情報や告知をお届けします。また、ライブ映像やイベントレポートといったファン必見のお宝映像も!?

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