TVアニメ『ジョーカー・ゲーム』EDテーマを歌うMAGIC OF LiFEがD機関のスパイと重なった瞬間とは?
柳広司氏の小説が原作のTVアニメ『ジョーカー・ゲーム』が、2016年4月より好評放送中! スパイ養成部門“D機関”のスパイが世界各地で暗躍するインテリジェンス・ミステリーとして、多くの視聴者から人気を博しています。また、キャストには下野紘さん、木村良平さん、細谷佳正さん、梶裕貴さん、福山潤さん、櫻井孝宏さんら豪華声優陣が勢揃いです。
そして5月25日(水)、MAGIC OF LiFEが歌う本作のEDテーマ『DOUBLE』が遂に発売となりました! そこで今回、MAGIC OF LiFEへインタビューを実施。楽曲についてはもちろん、作品の魅力やMAGIC OF LiFEの活動姿勢などをお聞きしました!
『MAGIC OF LiFE』
Vo&Gt.高津戸 信幸(たかつと のぶゆき)
Gt.山下 拓実(やました たくみ)
Bass.渡辺 雄司(わたなべ ゆうじ)
Dr.岡田 翔太朗(おかだ しょうたろう)
※以下、敬称略
■ MAGIC OF LiFEのバンド名に隠された意味とは
──昨年はアルバムリリースに始まり、配信限定シングルのリリース、栃木でロックフェス開催と精力的に活動していた印象がありますが、2015年を振り返るといかがでしたか?
高津戸:改名をしてファンの方々が期待してくれる年でもだったので、正直かなりのプレッシャーがありました。でも擦り切れるほどの日々をメンバーや仲間と過ごし、そして胸がいっぱいになるような景色をたくさん見る事ができました。間違いなく2016年に繋がるような素敵な1年を過ごすことができました。
──2014年に心機一転、改名されてから2年目となりますが、改めてMAGIC OF LiFEについてや、音楽性・活動姿勢などを教えて下さい
高津戸:僕らにとって音楽そのものが青春です。喜びも哀しみも音楽を通して色々な人に出逢って学びました。どうしても自信が持てない時に、ファンの子が僕の事をヒーローだと言ってくれました。その時に音楽を続けていいんだ、音楽をやってて良かったって思えたんです。そんな命を震わせた時に見出せる魔法のような瞬間を唄いたくて、「命の魔法」という意味でバンド名をMAGIC OF LiFEにしました。
──もし好きなアニメやアニメソングなどございましたら、教えて下さい。
山下:『僕だけがいない街』、『ハイキュー!!』です!
──『ジョーカー・ゲーム』のお話をいただいたときの心境を教えて下さい。
渡辺:めっちゃ嬉しかったです!メンバーみんなで、喜びまくってました(笑)。こうやってうちらの音楽を使って頂けることがホンマに幸せやし光栄です。
──制作のエピソードなどございましたら、教えて下さい。
岡田:メンバー全員で原作の小説を読んでから制作に取り掛かりました。ノブの歌入れは「精神と時の部屋」如くこれ以上ないほど集中してましたが、レコーディングはクリスマス時期と重なり、時に鋭くピリピリと集中しつつもリラックスしたアットホームな時間も流れました。スタッフの方から差し入れして頂いたドーナツがとても美味しくて疲れ吹き飛んで笑顔あふれました。
──『DOUBLE』をリリースする際のコメントでは、本作について「(D機関の訓練生が)正しい事をしているのか間違いなのか、心が揺らぐ程の精神状態の描写がありました。それが夢へと向かう僕と重なりました」とのことでしたが、具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか。
高津戸:音楽も正解の無い路だと思います。正しいも間違いも無いし、良くも悪くするのも自分次第です。正解があるのであれば、それは自分の信じた路だけだと思います。迷う方角へ、信じた路を恐れないで進んで行きたいと思っている自分と重なり、この曲ができました。
──歌詞中の「圧迫する心臓のオペラ アスファルトを叩くオーケストラの雨 息もできなくなる程生きてる匂いがした」という表現が、MAGIC OF LiFEらしいなと思いましたが、レコーディングはいかがでしたか?
高津戸:緊迫感のある鋭い楽曲と歌詞なので、レコーディングも緊張感を切らさずに一気に歌録りをしました。喉を絞るように強く、儚く唄いました。
──カップリングの『インプレッション』は爽やかな曲調ですが、歌詞からは魂の叫びとも取れるような熱い気持ちを感じました。「何かをあげる/もらうじゃなくただ生きてる証がほしいだけ」という一節が心に残りました。これはバンド活動にも言えることでしょうか。
高津戸:僕は自分の存在証明が欲しくて、僕はここにいるよと伝えたくて作詞作曲を始めたのがきっかけでです。今では一緒に音楽をやれる仲間がいて、ささえてくれる多くの方がいて、これからも、たくさんの人に僕らの音楽を伝えたいですね。もちろん、作詞作曲を始めたころの気持ちは変わらずに唄い続けています。
──それでは『ジョーカー・ゲーム』の魅力を教えて下さい。
岡田:人を騙す、騙されるだけではなく、これは正しいのか、間違いなのか、心が揺らぐ苦悩や葛藤する描写が胸に突き刺さります。何が真実なのか、最後まで見逃せないところがたまらなくおもしろいです。
──最後に読者にメッセージをお願いします。
一同:『DOUBLE』をきっかけにMAGIC OF LiFEを知ってもらって、もし少しでも心に響いてくれたら、ぜひLIVEに遊びに来て、僕らの生きてる証を観てください。2016年6月19日(日)赤坂BLITZで紫陽花ヲ栞ツアーファイナルがありますので、良かったらぜひ!
■ リリース情報
「MAGIC OF LiFE/DOUBLE」
1. DOUBLE
2. インプレッション
3. DOUBLE(Instrumental)
4. インプレッション(Instrumental)
※限定盤「DOUBLE」MUSIC VIDEO & MAKING収録
限定盤(CD+DVD) ZMCZ-10611 1,700+税
通常盤(CD)ZMCZ-10612 1,200+税
発売日:5月25日(水)
発売・販売:株式会社KADOKAWA
■ イベント情報
現在、全国ワンマンツアー開催中!
>>「ワンマンツアー2016 ~紫陽花ヲ栞~」詳細ページ
■ TVアニメ『ジョーカー・ゲーム』作品情報
【ON AIR】
AT-X:4月5日より 毎週火曜日 夜11時00分~
[AT-X リピート放送]
4月7日より毎週木曜日 午後3時00分~
4月10日より毎週日曜日 深夜1時00分~
4月11日より毎週月曜日 朝7時00分~
TOKYO MX:4月5日より 毎週火曜日 深夜0時30分~
MBS:4月5日より 毎週火曜日 深夜2時30分~
テレビ愛知:4月5日より 毎週火曜日 深夜1時35分~
BS11:4月6日より 毎週水曜日 深夜0時00分~
※放送日時は予告なく変更となる可能性がございます。
【STAFF】
原作:柳 広司「ジョーカー・ゲーム」シリーズ(角川文庫刊)
監督:野村和也
シリーズ構成・脚本:岸 本卓
キャラクター原案:三輪士郎
キャラクターデザイン・総作画監督:矢萩利幸
チーフリサーチャー:白土晴一
美術監督:谷岡善王
美術設定:成田偉保
3DCGI:サブリメイション
色彩設計:野田採芳子
特殊効果:村上正博
撮影監督:田中宏侍
編集:植松淳一
音楽:川井憲次
音響監督:岩浪美和
アニメーション制作:Production I.G
【CAST】
結城中佐:堀内賢雄
三好:下野紘
神永:木村良平
小田切:細谷佳正
甘利:森川智之
波多野:梶裕貴
実井:福山潤
福本:中井和哉
田崎:櫻井孝宏
蒲生次郎:津田健次郎
佐久間中尉:関智一
ほか
【INTRODUCTION】
世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、スパイ養成部門“D機関”が極秘裏に設立される。
生え抜きの軍人を尊ぶ陸軍の風潮に反し、機関員として選ばれたのは、東京や京都といった一般の大学を卒業し、超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだ。彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、爆薬や無電の扱い方、自動車や飛行機の操縦法はもちろん、スリや金庫破りの技に至るまで、スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。
「死ぬな、殺すな」ーー目立たぬことを旨とするスパイにとって自決と殺人は最悪の選択肢であるとするD機関は、陸軍中枢部から猛反発を受けつつも、味方を欺き、敵の裏をかき、世界中を暗躍する。
東京、上海、ロンドン……世界各地で繰り広げられるインテリジェンス・ミステリー。
>>MAGIC OF LiFE公式サイト
>>MAGIC OF LiFE公式Twitter
>>TVアニメ『ジョーカー・ゲーム』公式サイト
>>TVアニメ『ジョーカー・ゲーム』Twitter
■『ジョーカー・ゲーム』の人気記事はこちら
堀内さん、関さん、下野さんが裏話を語った『ジョーカー・ゲーム』上映会レポ
『ジョーカー・ゲーム』OPを担うQUADRANGLEとはどんなアーティスト?
『ジョーカー・ゲーム』第7話「暗号名ケルベロス」場面カット
『ジョーカー・ゲーム』の「ミニカード」がもらえるキャンペーンがアニメイトにて開催!
梶裕貴さんらが出演の「ジョーカー・ゲーム」シガレット・コード試聴配信スタート!