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劇場アニメ『牙狼』声優登壇のSPトークイベントより公式レポ到着

劇場アニメ『牙狼』堀内賢雄さんらの生オーディオコメンタリーが冴え渡る! SPトークイベント第3弾より公式レポート到着

 日本を代表するクリエイター雨宮慶太氏が生み出したヒーロー【牙狼〈GARO〉】。2005年の誕生から10年を迎え、今なお多くのファンを魅了している。その【牙狼〈GARO〉】シリーズの10周年記念作品として誕生した『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』は、5月21日(土)より新宿バルト9他全国公開中です。

 そして6月14日(火)には、新宿バルト9でスペシャルトークイベント第3弾が開催。当日は、堀内賢雄さん(ヘルマン役)、野村勝人さん(アルフォンソ役)、鵜殿麻由さん(ガルム役)、林祐一郎監督、久保宗一郎音響監督、久保亨企画プロデューサーが出席。生オーディオコメンタリー上映が行われ、上映開始後にはサプライズでララ役の逢葉まどかさんも参戦! 笑いあり、感動ありの貴重なコメントの数々に大盛り上がりを見せました。今回、当日のオフィシャルレポートが到着したので、ここに公開しましょう。

◆公式レポートで「牙狼–DIVINE FLAME- スペシャルトークイベント第3弾」の模様を大紹介!
 この日、舞台に登場した林監督は自身のポケットを指さして、「浪川さんを連れてきました」と一言。主人公レオン・ルイス役の浪川大輔さんの代わりに(?)監督のポケットからは黄金騎士ガロのフィギュアが顔を出していて、客席からは一斉に笑いがこぼれました。野村さんは、特別に発注したという劇中のアルフォンソの衣装を模したジャケットで登場するなど、気合い十分の様子! 一同、劇場後方の席に並んで作品を鑑賞しながら、思い思いにコメントを口にします。

 堀内さんはまだ上映が始まってないのに「あ、このシーンはですね…」といきなりボケを飛ばし笑いを誘います。そして、オープニングからいきなり、裸で絡み合う男女が登場すると、野村さん、堀内さんは「キタキタキターー!」とハイテンション。冒頭から熱気に包まれていました。

 林監督は時に、キャラクターの裏設定や、シナリオ会議の様子などを明かし、残念ながら本編では使用されなかった構想などについても明かし、野村さん、堀内さん、鵜殿さんら声優陣は、思い入れのあるシーンやそれぞれのお気に入りのシーンについて、熱い感想を口にします。

 堀内さんは、ヘルマン亡き後、ロベルトを出産し育てているヒメナが登場すると嬉しそう! また、鵜殿さんは収録を振り返り「またガルムを演じられるのが嬉しくて、ルンルン気分で臨んだら、久保さんから『陽気すぎ!』と言われて、気怠くやりました(笑)」と明かしてくれました。

 また、劇場版から登場となったダリオ・モントーヤの声を担当した萩原聖人さん、サラ役の小宮有紗さんを野村さんも堀内さんも絶賛! 一緒に収録に臨んだ野村さんは「萩原さんは、バトルシーンを演じるのは初めてと言ってましたがすごく力強かったです!」と語り、堀内さんも「気合い入ってたね。素晴らしかった!」とその表現力の高さを称えていました。

 そして、ヘルマンが登場すると野村さんは「嬉しいです」と声を弾ませます。レオンとヘルマンが連携して戦うバトルシーンについて、林監督は「実は、TVシリーズで一緒に戦ってないんです。だから映画でやりたかった」と思い入れを口にしましたが、野村さんはそのシーンを見つつ「レオンを育てたのはやっぱり、ヘルマンなんだなというのがよく感じられます」としみじみ。親子の掛け合いでレオンがヘルマンを「死人」呼ばわりし、ヘルマンが「親に向かって死人とはなんだ!」と返すシーンでは堀内さんも野村さんも「このセリフ大好き!」と声をそろえていました。

 そして、上映開始後にサプライズで加わったララ役の逢葉さんは、ララやレオンのセリフにコミカルなセリフを勝手に合わせ、会場は爆笑の渦に包まれました! 

 上映終了後に一同は壇上へ。堀内さんは映像から音響、物語性など全てが細かく作りこまれた本作を「芸術だよね」と改めて称賛。すでに何度も見ているにもかかわらず「引き込まれて泣きそうになりました」と明かします。

 野村さんも「見るたびに好きなシーンが増えます」と語り、鵜殿さんは「普通は劇場では『シーっ!』ってなるのに、こうやってみんなで喋って見るのは楽しいですね」と興奮気味。逢葉さんも「堀内さんに『遊んでいい』と言っていただき、楽しめました!」とめったにないオーディオコメンタリー付き上映を堪能したようでした。

 久保音響監督は「現場のことやスタジオでのことを思い出しました」。久保企画プロデューサーは「30回以上見てますが、それでも発見があります。すごいフィルムだなと改めて思います」と深くうなずいていました。

 観客との質疑応答では、熱烈なファンから林監督にキャラクターの設定など細かい部分についての質問が殺到! 堀内さんは「それがいい!」と嬉しそうにその様子を眺め、林監督も「みなさんの質問がどんどんマニアックになっていき、真剣に見てくれてるんだというのが伝わってきて嬉しいです」と熱いファンに感謝していました。

 また、劇場版での思い入れのあるセリフや、特別な思いを尋ねられ、野村さんは「幼いロベルトの将来をどうすべきかを考えるシーン。魔戒騎士に育てるのか? 普通に育てた方が幸せなのか? あのシーンは考えさせられました」と述懐。鵜殿さんは「変わらず、気怠く、かったるく!」とニッコリ。逢葉さんはヘルマンの復活を知り「ララにもワンチャンあるんじゃないか? と思ってたんですが、回想でも出られたことが奇跡! 嬉しかったです」と喜びを口にします。

 そして堀内さんは「ヘルマンは、登場できるだけで喜びでした。全てのセリフで気合いが入ってましたが、特に最後に去っていく時のセリフ――これが本当に終わりかもしれない。僕にとってもヘルマンとして最後のセリフになるかもしれないという思いで言いました」と特別な熱い思いを明かし、会場は感動の拍手に包まれていました。

『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』◆作品情報

劇場版『牙狼〈GARO〉 -DIVINE FLAME-』 
新宿バルト9他全国公開中

<INTRODUCTION>
日本を代表するクリエイター雨宮慶太が生み出したヒーロー【牙狼〈GARO〉】。そのシリーズ10周年を記念する劇場版最新作が『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』だ。完全新作となる本作は、ドラマチックなストーリーをハイクオリティなビジュアルと壮大な音楽で綴る。シリーズのファンだけでなく、幅広い層が楽しめるエンターテインメントとして昇華された本作は、シリーズ初のアニメ作品『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』(2014)の4年後を描くオリジナルストーリー。
 平和が訪れたヴァリアンテ王国で、黄金騎士“ガロ”=レオンと盟友アルフォンソ王子が直面する新たな危機が描かれる。またTVシリーズでこの世を去ったヘルマンもある事情から再び姿を見せ、物語の重要な部分を担うことになる。
 物語の鍵となるのは、世界でもっとも美しいホラー(人に憑依する魔物)の誕生にまつわる悲劇。この悲劇を軸に、物語は、魔戒騎士の本質である「守りし者」とは何かをレオンをはじめとするキャラクターと観客に問いかける。
 監督にはTVシリーズ『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』に引き続き新鋭・林祐一郎が担当。シネマスコープの大画面を生かした映像作りが強い印象を残す。この林監督の下に、TVシリーズに引き続き実力派スタッフが集結。全編にわたって登場する魔戒騎士の息もつかせぬアクションシーンは、本作の見逃せないポイントとなっている。
 また、脚本には『進撃の巨人』や『ジョジョの奇妙な冒険』など数々のヒット作を手がける小林靖子、そしてアニメーション制作は『うしおととら』『神撃のバハムート GENESIS』『坂道のアポロン』などアクション・サスペンス・ドラマなど様々なジャンルを見事に映像化してきたMAPPAが担当した。

<STORY>
 魔女狩りと称した守りし者たちへの迫害。それはヴァリアンテの宰相メンドーサによる計略であった。天才魔戒法師であった彼は大量のホラーを討滅する為に「ツィルケルの環」を完成させる。だがその発動には大量の生贄が必要だった。その思想の危うさ故、元老院を破門されてしまう。それを恨み、魔戒の者を根絶やしにしようと企てたのだが、レオン達に阻止される。その後サンタ・バルド地下に眠る化石ホラー=アニマと融合し不老不死の力を得るもレオンの母アンナの力によって永遠に魔界に封じられたのだった…
あれから4年――。

 黄金騎士“ガロ”=レオンは、堅陣騎士“ガイア”=アルフォンソと共に、先の戦いで死んだレオンの父・絶影騎士“ゾロ”=ヘルマンがヒメナとの間に残した子ロベルトを次代の騎士として育てていた。そんなある日、彼らの元に魔戒騎士を束ねている「番犬所」から指令書が届く。
 「番犬所」へと赴いた二人に、神官ガルムが新たな危機の到来を告げる。
 今は無き小国バゼリアに、この世で最も美しいホラー「ニグラ・ヴェヌス」が現れ、討滅に向かった騎士たちを尽く返り討ちにしていると言う。
 だが、問題はそれだけではなかった。かつてメンドーサが用いた禁断の魔導具「ツィルケルの環」が確認されたと言うのだ。発動すれば大量の魂が現世に溢れ出し、因果律は狂い、世界が崩壊してしまう。最悪なことに既に起動に十分な数の生贄が捧げられており、一刻の猶予も無い。
 そんな最中、ロベルトが黒衣の男たちに誘拐される。それを追うレオンの前に黒曜騎士“ゼム”=ダリオが現れ、ロベルトはこの先の神殿に連れ込まれたと告げる。神殿へと向かうレオン。その前に姿を見せたのは、死んだはずの父ヘルマンだった。ヘルマンは息子であるロベルトを救いたい一心でガルムによって蘇ったのだ---。

<牙狼〈GARO〉>とは
 『牙狼〈GARO〉』とはクリエイター雨宮慶太が生み出したヒーロー・サーガである。2005年に特撮TVシリーズ第1期が始まり、これまでに特撮シリーズ4作、アニメシリーズ2作が制作され、劇場版・ビデオ作品も合わせると全11作が送り出された。人にとりつくホラーと、それを滅ぼす魔戒騎士・魔戒法師の戦いを描くその内容はハードで、大人向けエンターテインメントとして幅広い層の人気を集めている。

<CAST>
浪川大輔 堀内賢雄 朴璐美 野村勝人
富田美憂 小宮有紗 萩原聖人

<STAFF>
原作:雨宮慶太 監督:林祐一郎 脚本:小林靖子
演出:林祐一郎 朴性厚 キャラクターデザイン協力:武井宏之
アニメーションキャラクターデザイン:菅野利之
美術監督:工藤ただし 色彩設計:鎌田千賀子
撮影監督:淡輪雄介 CG監督:陸川励
編集:廣瀬清志 音楽:MONACA 音響効果:倉橋裕宗 音響監督:久保宗一郎
主題歌:JAM Project「刃~The divine blade~」

制作:MAPPA/東北新社 配給・製作:東北新社

2016年/日本/アニメーション/シネマスコープ/78分

>>『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』公式サイト

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(C)2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社
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