連続10年ゲスト声優を務めた中川翔子さんにサプライズ!? 『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』公開初日舞台挨拶レポート
2016年7月16日(土)、TOHOシネマズ日劇2にて『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』の公開初日舞台挨拶が開催されました。舞台挨拶には、ラケル役の中川翔子さん、キミア役の松岡茉優さん、オニゴーリ役のあばれる君、ジャービス役の山寺宏一さん、サトシ役の松本梨香さん、そして監督の湯山邦彦さんが登壇! 劇場へ駆け付けた幅広い年齢層のファンからは大きな声援が上がりました。ここでは、大盛況のうちに幕を閉じた公開初日舞台挨拶の模様をお届けします!
■ あばれる君渾身の“ポケギャグ”も飛び出した舞台挨拶
イベントが開始するとMCに呼ばれ、一足先に登場したのは『ポケモン』シリーズの看板役であるピカチュウ。続いて、夏らしい法被を羽織った豪華出演陣が登壇し、会場は大きな声援と拍手で迎えました。
MCから公開初日を迎えたことについて心境を尋ねられた湯山監督。会場に「1作目から見てる方、いらっしゃいますか?」と問いかけると、大勢のファンたちの手が挙がります。監督は嬉しそうに会場を見渡したあと、「一作一作、想いを込めて作りましたが、映画は人それぞれ見ているところが違ったりするので、一人に一つずつ映画があると思うんです。本作でも、皆さん一人一人の映画を見つけていただきたいです」とコメントすると、会場は大きな拍手で応えました。
続いて、TVアニメ版の第1話からサトシ役を務める松本さんが、「ポケモンゲットだぜ!」とおなじみの掛け声を響かせると、会場のファンは大興奮! 映画のオープニング曲について「テレビでも流れているんですけど、映画ではアレンジが加わってさらに素敵になっています。バトルシーンでも流れますが、ジェットコースターに乗ったような感じです!」と注目ポイントを語りました。すると、ピカチュウに「ピカチュウも歌えるよな!?」と無茶ぶりが! しかし、松本さんが歌い出すと、ピカチュウもそれに合わせて「ピ~カ♪」と歌い、可愛らしいダンスを披露してリクエストに応えました!
ラケル王子を演じる中川さんですが、ゲスト声優として出演するのは今年でなんと連続10年目。「10年連続でゲスト声優として参加させていただき、感慨ひとしおでございます。今年のポケモン映画は感動そのものです! そして、この10年で出会えたポケモン、キャラクターたちすべてに感謝だなと思います!」と情熱いっぱいに映画『ポケモン』へかける想いを語ります。
また、今回演じるラケル王子については「ラケル王子はこれまでの10年で一番難しい役です! 思春期の多感な、これから男としての自我が芽生えていく時期の少年なので、初めてゲスト声優を担当したとき、監督にかけていただいた言葉を思い出しながら挑ませていただきました! 映画ではそんなラケル王子の成長を見ていただきたいです」と話しました。
一方、中川さん演じるラケル王子の姉、キミア王女役でアニメ映画の声優初挑戦となる松岡さんは「初めてアニメ映画に出演させていただき、こうして舞台挨拶にお邪魔していますが、ファンの皆さんの目が夢と希望で輝いてますね! 『ポケモン』という作品は19年の間、夢や希望を与えてきた作品なんだなと思っております」と、実写映画の舞台挨拶と違いをしみじみ語ります。
湯山監督に直談判してオニゴーリ役を掴み取ったというあばれる君。本作の完成度に関して「素晴らしい出来になっているので、内容が気になる方は劇場へ急げ!」とボケたところ、山寺さんから「もういらっしゃってる!」とツッコミを受け、笑いを誘いました。
さらに、この日のために用意してきた一発ギャグこと“ポケギャグ”を披露! 激しく動くあばれる君に会場がドッと沸きました。
最後は、今回のジャービス役で映画『ポケモン』に19年連続出演を果たす山寺さん。「もう『おはスタ』は卒業しましたが、皆さん! 大きな声で「おーは―!」をお願いします! いくよ! せーのっ!!」と合図。会場が『おはスタ』での山寺さんお決まりの挨拶「おーはー!」で一つになりました!
そして「19作連続といっても毎回役が違うので、新たな作品、新たな役に挑むという気持ちでやらせていただいております。“毎回出てるけど大したことねぇな”と言われないように、今回のジャービスも精一杯演じました」と今回の映画への意気込みを語ります。
■「ポケモン総選挙720」第一位ゲッコウガが中川翔子さんのためにサプライズ登場!
全員の挨拶が終わると、ここで「ポケモン総選挙720」の頂点に輝いた人気ポケモン・ゲッコウガが登場! それを受け、ゲッコウガに“壁ドン”ならぬ“ベロドン”されたいという中川さんのテンションは最高潮に達しました。さらにゲッコウガはMCに耳打ちをすると、中川さんにサプライズプレゼントを用意してきたとのこと!
会場に運び込まれてきたのは、ピカチュウを模した花のまわりに中川さんが10年で演じてきたキャラクターたちが飾られた、大きなフラワースタンド! 会場からも大きな拍手と祝福の声が寄せられました。
中川さんは「この10年のすべてが経験値になっています! そして一緒に歩ませていただいたすべての子どもたち、関係者の方々、たくさんの皆さまに感謝でいっぱいです!」と幸せいっぱいな様子でコメントし、感動に包まれた舞台挨拶は幕を閉じました。
■ 作品情報
『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』
2016年7月16日(土)日本全国ロードショー!
【スタッフ】
原案:田尻 智
アニメーション監修:小田部羊一
監督:湯山邦彦
エグゼクティブプロデューサー:岡本順哉・宮原俊雄
プロデューサー:下平聡士・松山 進・新井賢一
脚本:冨岡淳広
アニメーションプロデューサー:亀井康輝
キャラクターデザイン:一石小百合・松原徳弘・広岡トシヒト
総作画監督:佐藤和巳・中野悟史
音響監督:三間雅文
音楽:宮崎慎二
製作:ピカチュウプロジェクト
配給:東宝
【キャスト】
サトシ:松本梨香
ピカチュウ:大谷育江
セレナ:牧口真幸
シトロン:梶裕貴
ユリーカ:伊瀬茉莉也
ムサシ:林原めぐみ
コジロウ:三木眞一郎
ニャース:犬山イヌコ
ナレーション:石塚運昇
【ストーリー】
旅をするサトシたちの前に、空から突然大きなポケモンが降ってきた! 落下の衝撃で土煙が舞う中あらわれたのは、幻のポケモン・ボルケニオン。人里離れた「-ネーベル高原」で、人間に傷つけられたポケモンたちと共に暮らすボルケニオンは、実は-人間たちのことが大嫌い。
サトシたちをよそに急いで立ち去ろうとするボルケニオンだが、なぜかサトシまで一緒に-引っ張られてしまう。
駆け出すボルケニオンと引きずられるサトシ。なんと二人は不思議な鎖で、いつのまにか繋がってしまっていたのだ!
これでは離れたくても離れられない。仕方なくボルケニオンは衝突してばかりのサトシを引きずりながら「アゾット王国」を目-指して走り始めた。
一方で、巨大な歯車がまわり続ける超カラクリ都市・アゾット王国の大臣ジャービスは、-長年探し求めていた究極の発明を手に入れていた。それは500年前に王国で生み出され、行方不明となっていた人造ポケモン・マギアナと-、そのマギアナに宿るといわれる「ソウルハート」という未知なる力。
ジャービスはその力を利用して、王国を支配しようとたくらみ、ボルケニオンは、ネーベ-ル高原から連れ去られたマギアナを取り戻そうとしていたのだ!
「やっぱり人間は許せねえ!」
はたして繋がれたままのサトシとボルケニオンは、力を合わせ、マギアナを助け出すこと-ができるのか? そして「ソウルハート」に秘められた、本当の力とは? 今、ポケモン史上最も熱いバトルが始まる!
>>『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』公式サイト
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