ロトの剣も展示!『ドラゴンクエストミュージアム』で伝説が現実に!

「ロトの鎧&剣」「石板パズル」「スライムカレー」も!『ドラゴンクエスト』30周年特別企画『ドラゴンクエストミュージアム』で伝説が現実となる!

2016年7月21日、『ドラゴンクエスト』30周年特別企画『ドラゴンクエストミュージアム』のマスコミ向け内覧会と、開演を記念したセレモニーが東京・渋谷ヒカリエにて行われました。

『ドラゴンクエストミュージアム』は、国民的RPG『ドラゴンクエスト』の30周年を記念して2016年7月24日(日)から開催される、「新たなドラゴンクエストの世界」をテーマに、歴代シリーズ作品を様々なコンセプトで再現した展覧会。本稿では、メディア向けに行われた内覧会の模様をレポートでお届けします。

狩野英孝さんの語りも饒舌に!

開演を目前にして行われた内覧会。まず『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二さんがセレモニーに登壇。堀井さんは一足先にアトラクションを体験した時に、この30年間のことをしみじみと思い出していたそうで、数々の展示物の中でもジオラマが一番のお気に入りなのだと語ります。


またミュージアム開催に先駆け、シリーズ30周年を記念した様々なコンテストが開催されていたのですが、今回のセレモニーでは「ファンアートコンテスト」「モンバーバラの踊り子」の2つの部門のグランプリも発表に。受賞となったジジさん(ファンアートコンテストグランプリ)と、まっしろさん(モンバーバラの踊り子グランプリ)のお二人には、堀井さんから直々に表彰が行われ、まっしろさんによるマーニャをイメージしたダンスパフォーマンスも披露されていました。


また内覧会の当日、『ドラゴンクエストミュージアム』を特集した特別番組の収録で一足先にミュージアムを見て回っていた、木下隆行さん(TKO)、木本武宏さん(TKO)、夢眠ねむさん(でんぱ組.inc)、宮崎エマさん、狩野英孝さんらが加わってのテープカットも行われることに。

その中でも大のドラクエ好きだという狩野さんは、アトラクションを見ていると当時の思い出が蘇り、熱い語りが止まらなくなってしまっていたそうで、出演者からは「あんなに流暢に話す狩野くんを見るのは初めて」という声も挙がっていたほどでした。


シリーズ名シーンの数々が蘇る!

またセレモニー終了後には、実際に会場内に入りアトラクションを体験することもできたので、その中の見所を紹介していきます!

まず会場入り口では、ずらりと並んだ歴代の主人公キャラクターパネルがお出迎え。その先には堀井雄二さん、鳥山明さん、すぎやまこういちさんら『ドラゴンクエスト』シリーズには絶対に欠かすことのできない三方からのメッセージや、歴代のナンバリング作品のパッケージが展示され、30年もの間歩んできた『ドラゴンクエスト』シリーズの歴史を感じられる作りになっています。


最初に訪れることになるのが、シリーズの始まりともいえる『ドラゴンクエスト』の『I~III』を総括する、いわゆる「ロトシリーズ」と呼ばれる三部作のコーナー。日本のRPGの歴史はここから始まったといっても過言ではない重要な役割を果たすことになるシリーズですが、展示物の中でも一際注目を集めていたのが、実物大のロトの鎧や剣といったロトの装備一式。誰にもが子供の頃に憧れたあの装備が、今まさに現実に蘇ったかような存在感を味わうことができます。

シリーズの中でもストーリー・キャラクター性の強い『IV~VI』のコーナーでは作中の様々な名シーンを再現したジオラマが展示中。『V』で主人公がビアンカとフローラのどちらかを選ぶシーンや、『VI』で空飛ぶベッドに乗り込むシーンなど、プレイヤーの心にのこった様々な思い出が、ミニチュアとして見事に再現されています。角度を変えてみることで新しい発見もあるジオラマならではの面白さも存在しており、堀井さんを初め、先駆けてミュージアムを見た面々の多くが印象に残ったものとして挙げていたのも頷ける、非常にクオリティの高い作りとなっていました。




『VII~X』のコーナーでは、様々な体験・参加型アトラクションが目白押し。まず『Ⅶ』では多くのプレイヤーを悩ませた石版を正しい位置に配置するか挑戦する「石版パズル」、『Ⅷ』はその場でスクワットを行い、どれだけテンションゲージを高められるかを競う「スーパーハイテンション体験」、『IX』からは願いごとを書き込んで世界樹に祈りをささげる「お祈り世界樹」などバリエーションに富んでおり、『X』では、「旅のとびら 目覚めしアストルティア」として、ゲーム世界の様々なスポットが生中継されているという、オンラインゲームならではの展示も行われていました。




そして今回のミュージアムの大きな目玉といえるのが、「オールスター集結 バトルシアター」。歴代シリーズの主人公たちとラスボスの戦いが現在の映像クオリティで表現され、あのキャラクター同士が協力したり、あの主人公があのボスと戦うなどの、夢の展開が連続。あっと驚くサプライズも盛り込まれており、その映像の美しさとかっこよさに、『ドラゴンクエスト』ファンなら誰もが見とれてしまうこと請け合いです。

ここでしか体験できないフードメニューや、会場限定のおみやげ類ももちろん充実しています。水色の見た目のインパクトが凄まじい「スライムカレー」や、非常にかわいらしい見た目の「ホイミスライムのパンケーキ」など、食べるのがもったいなくなるほどの見栄えとなっており、会場での思い出作りに一役買ってくれることと思います。






その他にも、街やダンジョンが作られるまでの過程が分かる当時の開発資料や、モンスターたちのデザイン案や譜面など、『ドラゴンクエスト』ファンなら感動すること間違いなしの超貴重な資料の数々も展示や、メタルスライムを倒すために会心の一撃を出せるか挑戦する「会心の一撃チャレンジ」といったアトラクションも用意されるなど、たいへん盛りだくさんの内容に。『ドラゴンクエスト』にファンにとって、この夏、要注目のスポットとなりそうです。



イベント概要

タイトル:ドラゴンクエストミュージアム
日程:2016年7月24日(日)~9月11日(日)
※会期中無休
※10時~11時は「朝チケット」購入者のみ入場可
※最終入場21:30
会場:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9階)
主催:ドラゴンクエストミュージアム製作委員会[電通 TBSテレビ TBSラジオ 朝日新聞社]
協力:東北新社 ドットフレーム ムービック
制作協力:肥後虎 丸武産業 INEI 海洋堂 神風動画
特別協力:東急電鉄 渋谷ヒカリエ
企画・監修:ドラゴンクエスト30周年実行委員会
企画協力:スクウェア・エニックス 集英社
企画制作:電通

「ドラゴンクエストミュージアム公式サイト

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