TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』小林裕介さん、高橋李依さんら6人の声優陣が爆笑シーン解説とリレー創作ドラマで大盛り上がり！

　現在絶賛放送中のTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』のスペシャルトークショーが、2016年7月17日、東京・EBiS303にて開催された『MF文庫J「夏の学園祭2016」』内で行われました。出演はナツキ・スバル役の小林裕介さん、エミリア役の高橋李依さん、パック役の内山夕実さん、フェルト役の赤﨑千夏さん、レム役の水瀬いのりさん、ラム役の村川梨衣さんという6名のキャストが勢ぞろい！

　『リゼロ』のイベントでは最大人数のキャストが登場した豪華なトークイベントの模様をお届けしましょう！

　
■『リゼロ』イベント最大の6人キャスト&レム・ラム姉妹もイベント初登場！

　TVアニメの1st OP曲「Redo」にのってキャスト陣が続々と登壇。キャストが現れるたび、バックのスクリーンに演じるキャラの絵が映し出されます。小林さんは『リゼロ』のイベントではすっかりおなじみになったスバルが着ているジャージを着用。出演者6人がそろうと、小林さんが「ようこそ、おこしくださいました！」と元気よく挨拶します。このステージの司会進行役も担当することを告げた後、「皆さん、鬼がかってますか～！」と叫ぶと会場から「イエーイ！」の掛け声と大きな拍手。

　続く高橋さんは「こんにちは！」と挨拶すると会場もかわいく「こんにちは！」。内山さんは元気いっぱいに、赤﨑さんは「今日の内容は山あり谷ありですが強く生きたいと思います」とハツラツと、水瀬さんは笑顔で「死なないように頑張りま～す」、村川さんはひときわ高いテンションであいさつした後、「今日は皆様を異世界へ召喚したいと思いますのでよろしくお願いします！」。村川さんを見ていた小林さんは、「1人だけステージの雰囲気を変えるのをやめてもらっていい？」とツッコミを入れていました。

　ちなみにキャストが6人も出演するイベントは今回が初で、更にレム・ラム姉妹が一緒に出演するのも初めてとのこと。村川さんがハイテンションなのもわかります。イベント参加者の多くが『リゼロ』を視聴しており、「今、すごく心を痛めてるよね？」と小林さんは同意を求めますが、お客さんの反応は……。「そりゃ『イエーイ！』って言い難いよね。振り方間違えた(笑)」と小林さんも思わず苦笑していました。


■ キャストがランダムで名シーンを紹介する企画で内山さんが大活躍!?

　最初のコーナーは「記憶死に戻り！ ワンカット振り返りトーク」。1～15話までの中で印象的だった場面カットがスクリーンに映し出され、小林さんが箱から引いた名札のキャストがそのシーンの解説をするというもの。ルールを説明していると赤﨑さんが「先生！　私、不利だと思います。4話分くらいしか出ていないので」と訴えます。高橋さんが「（フェルトの登場が多かった）1章のシーンの解説で当たるといいですね」と話すと、「それは俺の引きにかかっているということですね！」と胸を張る小林さん。シーンに登場するキャラを演じるキャストをスバリ引き当て、主人公力の見せどころです。ちなみに全話出演は小林さんのみとのこと。

　1枚目はスバルが異世界に召喚された直後のカット。ここで答えておきたいと気合が入る赤﨑さん、2章から登場だったレム・ラムコンビは不安そう。だが引いたのは内山さん。「これは、“来ちゃった”っていうやつ。スバル君が立ち尽くしてて」。「召喚された時に発した名言もありましたよね」と言う内山さんに、「実際にやってもらえますか？」とムチャ振りする司会の小林さん。「異世界召喚っていうやつ～？」とセリフは合っているがモノマネはなぜか歌舞伎風。赤﨑さんから「若干悪意を感じた」と言われるも内山さんは「一生懸命スバルを表現しました」と笑顔を見せます。

　2枚目はスバルがパックにひざ枕されるカットで、解説は小林さん。「これは美脚な着ぐるみかな？」とボケる小林さんに、「ほら、あの子だよ」と答えを促す内山さん。「トン・チン・カンの3人組に襲われて意識を失ったスバルが目を覚ました時、エミリアたんのひざ枕だと思ったら……お前だよ」と逆に冷静なツッコミを入れつつ、パックのセリフ「粋なはからいだよ」と裏声でモノマネ返しも。

　3枚目はフェルトがエルザに殺されたカットでしたが、見事に赤﨑さんを引き当て、「さすが持ってる」と賞賛するキャスト陣と拍手するお客さんに胸を張る小林さん。赤﨑さんはボケもなく、完璧に解説して1分足らずで終了。4枚目もスバルに頭をなでられるフェルト。さて連続で赤﨑さん登場するのか？　と思われましたが、結果は内山さん。パックの登場回でなかったため、推測で「困ったフェルトちゃんにスバルが「俺に任せろ（またスバルのモノマネ）」みたいな」。

　5枚目はラインハルトが攻撃するシーンで、ラインハルト好きを公言する水瀬さんの表情がうっとり。ぜひ語りたいところですが、またも内山さん。「助けに来たやつでしょ？　聖剣をエルザさんに」とあたふたしながら答える内山さんでした。


■ あの名ゼリフ「E・M・T」と「ビクトリー」をお客さんと大合唱！

　6枚目は盗品蔵でのエミリアの笑顔のカットで、お客さんからも「かわいい！」の声が。「みんな、こういうのをなんて言うの？」と小林さんが叫ぶと、会場は「E・M・T！」の大合唱。それを聞いた高橋さんは「最高です！」。高橋さんに答えてほしいところですが、村川さんに当たったと発表されると。「これはやっぱり～誰かがエミリアに何か言ったんでしょうね」と言うと、ピンポ～ンと今までなかった正解音が。「いつからクイズ番組に？」と首をかしげる小林さん、水瀬さんが「合っているからもうしゃべるなということですよ」と冷静なツッコミ。高橋さんは「どんなシーンも誰かが何かをしたシーンですよ！」とツッコミを入れていました。

　7枚目はレムとラムが初登場したシーンで、その可愛さに会場から拍手。見事に村川さんを引き当てるも「レム、ラムちゃん登場シーン！　ファーストインプレッション！　左手に見えるのがラム、左手に見えるのがレム、このステージでの私達の立ち位置は逆ですが」で終了を告げる鐘。

　8枚目はロズワール邸でスバルとエミリアがラジオ体操して一緒にビクトリーするシーン。高橋さんと内山さんは「懐かしいね」、「いいね」としみじみ。小林さんが解説役になり、会場のお客さんと一緒に「ビクトリー！」の合唱も。息の合った大きなビクトリーに「ようし、ハンコ押してやるよ」と村の子供達に言ったシーンでのセリフで応えました。

　9枚目はロズワールとスバルが風呂で一緒になったシーンで、会場からは「フ～ッ」の黄色い歓声。「『リゼロ』唯一のサービスシーンですね」と話しながら小林さんが引いたのは高橋さん。「どうしよう？」と言いながら「2人の出会いは……黒髪の彼の瞳に吸い込まれるように惚れてしまった」と実際のシーンとは異なる妄想ストーリーを語り出すと、美しいピアノのBGMが流れ出しました。ロズワールに扮して「スバたん」と言う高橋さんは小林さんにアイコンタクトして、「ロズたん」と言わせ、名前の呼び合いに。終了の鐘が鳴り、「続きが知りたい」と少し残念そうな女性陣に、小林さんは「この続きは長月達平先生に書いてもらいましょう（笑）」と一言。

　最後はレムがスバルに襲いかかるシーンで、ここまで出番がなかった水瀬さんが解説します。「ひと言で言うと『スバル、死ね』みたいな（笑）」と話す水瀬さん。「モーニングスターというハンマーを持つキャラを担当したがゆえに、私もニコ生の特番で振り回しました（笑）。レムが頑張ったなと思うシーンで、こんなに小さな子が大きな武器を振り下ろして、それくらい殺したかったんだなと（笑）」という発言を聞いた小林さんは苦笑しながら「確かにそうだったんだけどさ」と。「今、幸せだからいいじゃないですか？　過去のことは置いておきましょう」と水瀬さんに言われたら、小林さんも「はい」と言うしかありませんでした。


■ 好評企画リレー創作ドラマ再び！　意外な展開と結末に大爆笑

　次のコーナーは先行上映イベントでも好評だった「Re:ゼロから始める異世界物語」。プロローグの文章に続けて、各自が箱から引いた言葉を用いて、リレーで話をつないで1つの物語を完成させる企画です。

　1つ目はレムとラムの過去エピソードで出てきたふかし芋にちなんで、いきなり女性がふかし芋を口に突っ込んできたところからスタート。小林さんが引いたのは「モンスター」、高橋さんは「シュレディンガーの猫」、内山さんは「刹那」、赤﨑さんは「漆黒」、水瀬さんは「呪文」、村川さんは「救世主」ということで、ステージの並び通りの順番で挑戦します。ふかし芋を食べるとモンスターに変わり（名前はシュレディンガーの猫に）、食べさせた女の名前が刹那で、漆黒の森に行けば元に戻る方法があると。その森には呪文を唱えるおじいさんがいて、元の姿に戻してくれたので救世主になったというお話に。ちゃんとオチたのでしょうか？

　2つ目は『桃太郎』の冒頭で流れてきたのが桃でなく、リンガだったという書き出し。今度は順番を変えて、「堕天使」を引いた水瀬さん、「魔王」の村川さん、「タイムスリップ」の赤﨑さん、「洞窟」の高橋さん、「こん棒」の小林さん、「パラドックス」の内山さんの順に。いきなり流れてきたリンガが堕天使で、魔王が発見すると実は自分が未来人で、世界が危機に陥っているのでタイムスリップをして助けに来てほしいと懇願。洞窟にいる主を倒すことでタイムスリップが可能になると村人から聞き、こん棒を購入。主に急所があることを教えられ、洞窟へ。対決シーンで戦闘シーンのBGMと真っ赤な照明が。

　熱演をするも、カンペで「巻き」の指示が入り、「解決したくてもできないもどかしいパラドックス」と締めた内山さん。「めっちゃハートが強い」（赤﨑さん）、「巻きの指示を使いこなすとは」（小林さん）と賞賛されるなか、「まとめるのは無理だよ。今、誰が誰と会話しているのか、わからなくなった（笑）」と内山さん。物語の内容はともかく（笑）、ものすごく盛り上がりました。


■ 今後も展開される衝撃的なストーリーとスバルの成長、キャスト陣に熱演に注目！

　EDではまず一人ずつメッセージ。

◆村川さん
「第3章も盛り上がりポイントに到達しました。原作もコミカライズも続いているのでまだまだ目が離せない『リゼロ』をこれからもよろしくお願いします」

◆水瀬さん
「スバルもレムもペテルギウスによってズタズタにされていますが、セーブポイントに戻ってまたゼロから頑張るスバルくんがどうやってペテルギウス達を倒すのか、楽しみにしてください」

◆赤﨑さん
「このステージで一番強く生きたのは内山さんだったと思います（笑）。次に出るのはいつかなと楽しみにしつつ、『リゼロ』の世界も楽しんでいきたいです」

◆内山さん
「毎回続きが気になる、衝撃的な展開の作品です。。私はスバルのあきらめない強さに感銘を受けています。皆さんもスバルを応援しつつ、見守ってください」

◆高橋さん
「毎週、皆さんの心を折るような展開が続いていますが、15話までついてきてくださった皆さんならこの先もきっとついてきてくれると信じています。最後までずっと応援してください」

◆小林さん
「キャスト陣も心を痛めながら全力で取り組んでいます。見てくださる皆さんにそれが伝わっていると信じています。今後も皆さんを飽きさせないと思うので、応援していただければ」

　メッセージ後、6月18日深夜に行われた振り返り上映会で、小林さんがレムとラムのTシャツを着ていたと話すと「そうなんですね」と神妙な高橋さん。「今日着てるのは誰だと思う？」と高橋さんに問いかけると、エミリアのTシャツを着ていると思い込んだ高橋さんが「うれしい！　ありがとうございます！　見せてください」と目を輝かせました。ジャージの上着のチャックを開けるとエミリアのイラストではなく、「START CONTINUE」という文字とちびキャラ化したスバルのイラストが描かれたTシャツが。「えっ！まさかの自分のキャラ！？」と驚く高橋さんを横目に小林さんは、「近々発売されるそうなのでよろしく」と商品の宣伝をしていました。

　しっかりオチがついたところでトークイベントは終了。シリアスな展開が続く『リゼロ』は、チームワークと温かさにあふれた収録現場で作られていると実感できたイベントでした。

　『Re:ゼロから始める異世界生活』はテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、AT-Xにて放送中！　ショートアニメ『Re:ゼロから始める休憩時間（ブレイクタイム）』はAT-Xにて本編終了後、限定放送中です！　高橋李依さんがパーソナリティで、毎回ゲストが登場する『Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活』はニコニコ生放送にて毎週月曜21:30より生配信中、アーカイブは毎週木曜日にインターネットラジオステーション＜音泉＞にて配信です。


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■ 作品情報

【放送情報】
テレビ東京:毎週日曜日 深夜1:05～
テレビ大阪:毎週火曜日 深夜1:35～
テレビ愛知:毎週木曜日 深夜2:05～
AT-X :毎週金曜日 夜10:00～
[AT-X リピート放送]
毎週日曜日 夜11:00～
毎週月曜日 午後2:00～
毎週木曜日 朝6:00～
※放送日時は予定となります。予告無く変更になる可能性がございます。

【ストーリー】
コンビニからの帰り道、気が付くと異世界へとやってきてしまった普通の高校生、菜月昴。右も左も分からない異世界に放り出され、途方に暮れていたスバルに手を差し伸べたのは美しい銀髪の少女だった。絶望から救ってくれた少女に何かお返しがしたいスバルは、少女の探しものを一緒に探すことになるのだが……。


【スタッフ】
原作:長月達平(MF文庫J「Re:ゼロから始める異世界生活」/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:大塚真一郎
監督:渡邊政治
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン・総作画監督:坂井久太
プロップデザイン:鈴木典孝、岩畑剛一
美術設定:金城沙綾(美峰)
美術監督:高峯義人(美峰)
色彩設計:坂本いづみ
撮影監督:峰岸健太郎(T2studio)
3Dディレクター:軽部 優(T2studio)
編集:須藤 瞳(REAL-T)
音響監督:明田川 仁
音響効果:古谷友二(スワラ・プロ)
音楽:末廣健一郎
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:WHITE FOX
製作:Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

【キャスト】
ナツキ・スバル:小林裕介
エミリア:高橋李依
パック:内山夕実
フェルト:赤﨑千夏
レム:水瀬いのり
ラム:村川梨衣
ベアトリス:新井里美
ラインハルト:中村悠一
エルザ:能登麻美子
ロズワール・L・メイザース:子安武人
プリシラ・バーリエル：田村ゆかり
アルデバラン：藤原啓治
クルシュ・カルステン：井口裕香
フェリックス・アーガイル：堀江由衣
ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア：堀内賢雄
アナスタシア・ホーシン：植田佳奈
ユリウス・ユークリウス：江口拓也
ほか

【楽曲情報】
[第1クール]
・オープニングテーマ
　鈴木このみ 「Redo」
・エンディングテーマ
　MYTH & ROID 「STYX HELIX」

[第2クール]
・オープニングテーマ
　MYTH & ROID 「Paradisus-Paradoxum」
・エンディングテーマ
　エミリア（CV：高橋李依）「Stay Alive」


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