アニメ『ドラえもん』誕生日スペシャル放送記念!声優・加藤英美里さんがドラえもんへの愛を語る
国民的キャラクター・ドラえもんの誕生日(2112年9月3日)を記念した毎年恒例の1時間スペシャル『天才のび太の飛行船ゆうえんち』が2016年9月2日に放送決定! のび太の設計した「飛行船ゆうえんち」を舞台とした、夢とロマンが溢れるファンタジーアドベンチャーとなっています。
今回は、物語のキーポイントとなる飛行船ゆうえんちを作り上げた未来の少女コニーを演じ、子供の頃から『ドラえもん』が大好きだという加藤英美里さんに、出演に対する喜びとドラえもんへの愛を語っていただきました!
■ 台本を読んで私が感じたコニーをそのまま演じました!
――『ドラえもん 誕生日スペシャル』への出演おめでとうございます。
加藤英美里さん(以下、加藤):ありがとうございます!
――出演が決まったときの心境はどうでしたか?
加藤:事務所から「『ドラえもん』の出演が決まったよ」と話を聞いたんですけど、最初は信じられなくて「嬉しい!」よりも、「え、あの『ドラえもん』?」という戸惑いのほうが強かったです(笑)。しかも、いただいた台本が普通より分厚いんですよ! 誕生日スペシャルという1年に1度の大事なお話ということや、ゲストヒロインをやらせていただけるということもそれで初めて知ったので凄くビックリしました。決まった瞬間よりも、後になってフツフツと湧いてきた喜びのほうが強かったです。
――ドラえもんへの出演はニュースにもなっていますが、周りの反応はいかがでしたか?
加藤:ファンの方たちから思っていた以上に"凄いね! 出るんだね!"というお祝いの言葉をいただいています。国民的に誰もが知っているアニメですから、私自身はじわじわと喜びを噛み締めてたんですけど、周りはドカン! と喜んでくれて。今年のお盆に家族や親戚に会ったときも"ドラえもんに出るんだってね!"と凄く楽しみにしてくれていました。
――今回のゲストヒロイン・コニーはのび太に尊敬の眼差しを向けるなど可愛らしいキャラクターとなっていますが、見どころや印象的だったシーンはありましたか?
加藤:収録でコニーに対してのディレクションやアドバイスをいただきまして、「コニーは外国人のようなフランクさがあります」というお話でした。「ドラえもん!」や「のび太!」のように、敬称を付けないで呼ぶんです。そういうところに誰とでもすぐ仲良くなれるような内面の明るさが出ていて、天真爛漫な女の子だなと感じました。
――コニーの役作りでは、どんなことを意識されたのでしょうか?
加藤:過去の作品を参考にすると逆に影響されちゃうので、最初に台本を読んで感じたコニーを演じるようにしました。最初現場では「ちょっと可愛らしすぎるかな?」と言われたんですけど、その後いろいろなコニーを試してみて、結果私がイメージしたコニーをベースに演じることが出来て嬉しかったです! 私が感じたコニーは間違ってなかったのかなって。
――初出演でドラえもん役の水田わさびさんらと共演することになりましたが、収録時のエピソードなどありましたらお願いします。
加藤:初めての『ドラえもん』、それも1時間スペシャルの収録だったので、慣れないことも多く、緊張しました。ただそれ以上に、普段テレビから聞こえてくる水田さんたちの声が間近にあるのが不思議な感覚で、自分の声でドラえもんたちを呼ぶことが出来たのも凄く幸せでした。普段の生活でドラえもんの名前を口にすることはあるんですけど、役としてちゃんと気持ちを込めて呼ぶのとはまた違うので、私がドラえもんの世界に入ったのだと実感出来た瞬間でした。
――アフレコ以外でもお話する機会はありましたか?
加藤:みなさん気さくな方たちで、収録中はピリッとした緊張感があったんですけど、休憩時間はいろいろお話しさせていただきました。実は、丁度収録のときに水田さんのお誕生日祝いをしたんですよ! スタッフさんから誕生日ケーキの差し入れがあって、それをみんなで分け合いながら食べたりして、和気あいあいとした楽しい現場でした。
■ ひみつ道具が手に入ったら何をしたい?
――ひみつ道具の中で欲しいと思っている物や、もし手に入ったらこんなことをしてみたいという夢はありますか?
加藤:ドラえもんたちが小さくなって宇宙で戦う映画(『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』)が昔から大好きで、何度も見返してるんです。その中で小さくなったしずかちゃんがドールハウスのお風呂で牛乳風呂に入るシーンがあって、憧れてました。だから小さくなるスモールライトで、ドールハウスとか、普段入れない隙間とかに入ってみたいですね。
――子どもの頃に見て印象に残っているエピソードはありますか?
加藤:今と昔では感じ方も違うと思うのですが、子供の頃に見た魔界大冒険(『ドラえもん のび太の魔界大冒険』)がとにかく怖かったです! 石にされちゃったり、のび太たちの世界に敵が来たときは"早く逃げて!"と自分の気持ちが焦ってしまって、子供ながら感情を動かされた作品です。
――ちなみにですが、加藤さんのお気に入りのキャラクターは?
加藤:子供の頃からミニドラが可愛くて大好きなんですよ! 映画館でミニドラのおもちゃがもらえると凄く嬉しかったのを覚えてます。いろんな色がいるんですけど、その中でも赤のミニドラが特に好きなんです。普段のドラえもんも好きなんですけど、あのミニになったときの愛らしさはステキですよね。
■ 加藤さんが考えるドラえもんへの誕生日祝い
――今回ののび太は飛行船遊園地でドラえもんの誕生日をお祝いしようと考えましたが、加藤さんならドラえもんの誕生日をどのようにお祝いしたいですか?
加藤:私がのび太のようにドラえもんにお世話になってるとしたら、やっぱり感謝の気持ちを伝えたいですよね。サプライズは苦手なので、自分の出来る範囲でドラえもがしたいと思ってることに付き合ってあげたいです。でも、とりあえずドラ焼きはたくさん買ってくるでしょうね(笑)。
――そこは欠かせませんか(笑)。
加藤:全国のみなさんが考えるドラえもんへのプレゼントでしょう!
■ 加藤さんからドラえもんへのHappy Birthday!
――最後に、放送を楽しみにしている読者に向けたメッセージと、ドラえもんへのお祝いの言葉をお願いします。
加藤:今回は石塚運昇さんや鈴村健一さんなど、ベテランの先輩たちもゲストとして参加してらっしゃると知り、台本を見てテンションが上りました! 物語も、のび太が書いた遊園地の設計図をコニーが拾ったことから始まり、遊園地を守りたいコニーと、敵になるジャスター・ランド側とのハラハラドキドキするストーリー展開となっています!
コニーが両親を思い出して泣き崩れちゃう場面もあるんですけど、そんなときのドラえもんやのび太がとても心強くて、演じていた私も嬉しい気持ちになりました。そしてドラえもんとのび太の絆を改めて確認できる、凄く感動できるステキなお話となっているので、ぜひみなさんに楽しんでいただけたらと思います。
そしてドラえもん、お誕生日おめでとうございます! どの世代の人たちからも愛される、とっても大切な存在です! みなさんと一緒にドラえもんの誕生日をお祝いできることを嬉しく思っています! これからも愛されるドラえもんでいてください!!
■1時間スペシャル『天才のび太の飛行船ゆうえんち』
テレビ朝日にて、2016年9月2日(金)よる7時より放送!
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