90年代にタイムスリップ!?「洲崎西サマーパーリー2016~バボでバブリー泡祭り」パーフェクトレポート
文化放送A&G+で、毎週火曜日25:00から放送中の『洲崎西』。パーソナリティの洲崎綾さんと西明日香さんの公私ともに仲の良い様子と、高い頻度で繰り出されるノーガードでの(言葉の)殴り合い、そしてハイレベルなリスナーさんのお便りで、大人気のラジオ番組です。
その『洲崎西』の夏のイベント「洲崎西サマーパーリー2016~バボでバブリー泡祭り」が、9月4日(日)中野サンプラザで開催されました。本稿では、イベントの模様をパーフェクトレポートしていきます。
今回のコンセプトは「バブリー」?
ステージ上のセットは、カラフルなライトが並び、会場のミラーボールも回るなど、どこか豪華。どうやら90年代のバブリーな時代を再現しているようです。イベント名にも「バブリー」という単語が入ってますしね。
洲崎西のテーマソングが流れ、洲崎さんと西さんが登場。衣装もなんとなくバブリー(というか大人っぽい雰囲気)。どうやら洲崎さんがお揃いのスカートを買ってきたということ。
そして、「バーボバーボ!」のコール&レスポンス。いきなりテンションアゲアゲマックスです!
西さん「今日は泡が出てくるのかと思いきや、出てきません」
洲崎さん「ここ(ステージ上)に泡を飛ばそうとすると、すごいコーティングをしなきゃいけないらしく、ものすごいお金がかかるんだって」
ということで、ほんとはステージ上に泡を飛ばしたかったよう。さすが、普通の声優イベントとは違いますね……。
洲崎西にモノ申す! ざきにしアンケート
最初のコーナーは、「ざきにしアンケート」。事前にホームページ上からメールを募集し、その内容についてあれこれトークをするというものです。メールテーマは「洲崎西について一言二言」。いったいどんなメールが届いているのでしょうか?
メールの内容は「はじめてイベントに参加します。楽しみです」や「今日はクラスの女子と来ています」といった、かなり穏やかな内容。これにはお二人とも拍子抜けだった様子。
洲崎さん「一言二言っていうから、全部モノ申す系かと思ってた」
西さん「あたしもー」
ということで、まったりとコーナーが進行する、はず、でしたが……。
「本日、僕の代わりに両親が参加します」(男性)
というメールでいつもの展開に。
洲崎さん「私、絶対親に参加させないけど(笑)」
西さん「今日、リハーサルやってて、親に見られたら恥ずかしいなと思っていたのに!」
リスナー同士で結婚するという報告メールには「その女のどこがよかったのよ!」(洲崎さん)と絶叫したり、洲崎さんがお客さんを五右衛門(洲崎さんが飼っている猫)に見立ててよしよししたり、なぜか西さんがお客さんをチョッピー(実家で飼っている犬)に見立ててよしよししたり(2月の生誕祭でもやっていた)と、エンジンがかかってきた模様。
そして、女性からの「洲崎西のせいで、どのシモネタがセーフなのかアウトなのかわからなくなった(剃毛とか)」というメールでは、洲崎さんが激しく同意。そしてなぜか、客席に質問。
洲崎さん「にしちゃんのデリケートゾーン、ふさふさがいい人!」
なんですかこの質問……。ちなみに「つるつるがいい人」のほうが多かったように思います。
ということで、最初のコーナーは無事(?)終了。次のコーナーへ。
バブル時代のものを現代風に名づけましょう!
次のコーナーは、「名づけましょう! バボスペシャル」。いつもラジオ本編でやっている「名づけましょう!」の特別版。バブル時代のものをお題として、お二人が即興でネーミングをしていきます。
お題1は「ソバージュヘア」。二人の答えを合わせて生まれたネーミングは「波ウェーブラーメンマン」となりました。
次は「しょうゆ顔」。お二人の答えは
洲崎さん「ソイソースフェイス」←そのままですね。
西さん「ハニーフェイス」←10月19日に発売される西さんのファーストシングルのタイトルですね。
そのほか、「若者に敬遠された3K(きつい、汚い、危険な仕事)をもっとポジティブに」というお題では、
洲崎さん「気持ちいい、きめ細かい、キスしたくなる」
と解答。いったいどんな仕事なんでしょうか……。
最後の「ドリカムの曲でブレーキランプ5回点滅で“愛してる”のサインというのがありましたが、お二人がやるとしたら何のサインになるのか」というお題に、西さんは
「す・け・べ・し・よ」
と解答。いつも通りで安心しました。
あの方が登場! トレンディ茶番開幕
お次のコーナーは「洲崎西 the トレンディドラマ」。バブル時代に流行したトレンディドラマの名場面を演じるコーナーです。要するに「トレンディ茶番」(西さん)。
ここでスペシャルゲストの登場です。『たまこマーケット』『たまこラブストーリー』で洲崎さんと共演、西さんとは事務所の同期である、田丸篤志さんです!
ステージに登場した田丸さんは、前髪クルクルセットにサングラス、太い眉毛、白いカットソーに赤いカーディガンを肩にかけて登場。どうやら田丸さんなりのバブル時代を意識した衣装のようです。
髪型に関しては洲崎さんの指示だったようですが、洲崎西の二人はしゃべれないくらい笑っておりました。
さて、このコーナーではあらすじに沿ってエチュード(茶番)を行います。最初のお題は「中野ラブストーリー」。
田舎から東京・中野の会社にやってきた若者・篤志(田丸篤志)は、幼なじみの明日香(西明日香)が大好きだった。しかし明日香は篤志の同級生に心を惹かれていた。篤志は同じ会社で出会った綾(洲崎綾)から一途に愛を打ち明けられ、その恋愛は成就するように見えたのだが……。
というあらすじ。人数が足りないということで、シーサイド・コミュニケーションズの植木さんも登場して茶番が繰り広げられました。
この茶番でのポイントは、田丸さんの股間にお茶をこぼしたあと、タオルでペシペシ叩くところ。そして最後に西さんが「あーつし、スケベしようや」というセリフで幕。元のドラマを知っているだけに、このセリフ回しは爆笑しました。
2本目は「102回目のプロポーズ」。そう、あれです。あらすじをどうぞ。
結婚式目前に婚約者をなくした綾は、オーケストラのチェロ奏者。心の傷が癒えぬ綾は勧められるがまま見合いをする。見合い相手の篤志は、100回も見合いで断られてきたという見るからに冴えない人物だった。篤志から再三に渡るアタックを受けた綾は、ついに婚約を受け入れるが……。そこに亡くなった婚約者とそっくりの男性が綾の前に現れる。
西さんは、亡くなった婚約者、亡くなった婚約者にそっくりな男、トラックの運転手という3役をこなします。
クライマックスの、篤志がトラックの目の前に飛び出すシーンでは、躊躇なく篤志を轢きました。それでも篤志は
「僕は死にません。僕はなかなか死にません! あなたが好きだから! 僕が幸せにしますからー!」
と絶叫。ハッピーエンド(!?)となりました。なんだこの茶番……。
5問正解でご褒美が! バブル時代のクイズに挑戦
さて、最後は本日のメイン企画「バボでバブリーバボクイズ」です。バブル時代にまつわるクイズを出題し、10問中5問正解すればご褒美がもらえます。ただし、正解できなかったときには、用意されたお立ち台の上で扇子を振りながら踊らなければいけません。
クイズMCは、田丸さん。バブルを意識した格好も板についてきました。
クイズのほうは、2問目までは連続正解。しかし3問目「バブル時代の女性が結婚相手の男性に求めた“3高”とは?」という問題に
「年収、身長、家賃」
と答えて不正解に。正解は「学歴、収入、身長」でした。
ということで、ミュージックスタート! 二人とも嫌がっていましたが、いざ踊り出すとノリノリのご様子。特に洲崎さんがキレッキレでした。
その後、「ヤンエグ」の意味を間違えたり、「W浅野」を「W田丸」と間違えるなど、着実にダンスを披露していきます。
次の問題も間違えたところで、なぜか田丸さんも踊らさせることに。がんばって踊ったのにも関わらず「気持ち悪い」と二人に非難されていました。かわいそうに。なぜか、階段の昇り降りもさせられていましたよ。
最後は、客席のお客さんも座ったまま踊らされてクイズは終了。10問中5問正解ということで、ご褒美としてパンナコッタとティラミスという、バブル時代に流行ったスイーツがプレゼントされました。
ここで重大発言が。お二人が「バボ」という言葉を知ったのは、原宿で行われているイベント。ダンスイベント中、時間になると泡が会場中に降り注ぐパーティがあり、それをテレビで見て以来、二人の中で「バーボバーボ」という掛け声が流行ったということ。
しかし、それを勘違いした植木さんが、勝手にバブルに脳内変換。そして今回のイベントになったということです。
西さん「バブルとか全然関係ないの。どこかで植木さんが勘違いしているの」
イベントの根本を覆す発言でした。じゃあ、今回のイベントって一体……。まあ、おもしろかったからいいんですけどね!
田丸さんはここでお役目終了。お疲れ様でした。
SEASIDE LIVE FES 2016開催決定!
エンディングでは、最近シーサイド関連イベントでおなじみとなった、告知映像が流れました。そして、以下の新情報が発表されました。
2016年12月11日(日)に、千葉の幕張アンフィシアターにて「SEASIDE LIVE FES 2016」が開催決定。出演は
洲崎西(洲崎綾、西明日香)
内田さんと浅倉さん(内田彩、浅倉杏美)
あどりぶ(巽悠衣子、大橋彩香)
BELOVED MEMORIES(田丸篤志、内田雄馬)
春佳・彩花のSSちゃんねる(照井春佳、諏訪彩花)
の5番組10名となります。SSちゃんねるはSEASIDE LIVE FES初出場。期待が高まりますね。
また、ライブ前日の12月10日(土)には、幕張アンフィシアターで前日祭も開催。これは楽しみ!
そして、最後にお二人からメッセージが。
西さん:
いつもはぺっちゃんと二人っきりでやってたんですけど、今回は田丸氏がいっぱい参加してくれて盛り上げてくれて、楽しめたイベントだったなと思います。
ぺっちゃんとは、五右衛門が大きくなっても猫アレルギーとかお構いなしにマスクをして家に遊びに行きたいと思います。そんな感じで家も近くなったことだし、これからもぺっちゃんとの仲をどんどんどんどん深めていきたいなと思っています。これからもぜひとも洲崎西よろしくお願いします。今日はありがとうございました。
洲崎さん:
毎回足を運んでくれるみなさまのおかげで続いている番組です。みんながこうして応援してくれるから続けていけるものだと思っておりますので、1回1回を大事に楽しい時間をみんなと一緒に作っていきたいと思っています。
毎週届くメールは全部紹介できなくて、いつも笑い飛ばしているけど、申し訳ないなとという気持ちはだいぶ持っています。なので、なかなか読まれないから送るの辞めようかなって思っちゃう時期とかあると思うんですけど、ちゃんと目を通しております。
放送には載せられなくても、みなさんからの応援のコメント全部心の栄養にしていただいておりますので、これからも聞いてくれて反応をくれることが励みになったりしますので、どうかこれからも末永くお付き合いよろしくお願いします。
これにて、「洲崎西サマーパーリー2016~バボでバブリー泡祭り」は無事お開き。お二人の仲の良さはますます深まっているようで、見ているこちらもほっこりしますね。
最近は、西さんがソロアーティストデビュー、洲崎さんがソロ番組を開始するなど、それぞれの活動も目立ってきていますが、『洲崎西』での仲の良いお二人の様子も毎週楽しみにしておりますよ!
では、バーボバーボ!
[取材・文/三浦一紀]
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