【5大発表】フィリアを感じる!アーティスト・羽多野渉5周年記者会見レポート シングルのジャケット・最新アー写も解禁!!
2016年9月5日(月)、声優・羽多野渉さんのアーティストデビュー5周年を記念し、ニコニコ生放送にて公開記者会見「羽多野渉 5th Anniversary Project 記者発表会」が行われました。今までの5年間の振り返りとこれからの展望を語ったほか、5大発表もあり、視聴者を大いに楽しませる放送内容となりました。本稿では、そんなニコ生記者会見の様子をレポートにてお届けいたします。
記者会見が始まると「みなさん、こんばんは!」と元気に挨拶をする羽多野さん。ニコ生本番中ということもあり、公開記者会見ではあるものの記者が遠慮して写真を撮らずにいると「いいですよ、パシャパシャしていただいて(笑)」と気遣う一面も。またニコ生の画面には、「こっちまで緊張する」、「ガチのやつ」などの視聴者からのコメントが流れました。
司会は大橋隆昌さんが担当。大橋さんは、これまでも長く羽多野さん関連で司会をしていただけあって、2人の自然な空気感が“記者会見”という堅い空気を柔らかくしました。ゲストにはエイベックス・ピクチャーズプロデューサー・田中宏幸さんが登場。まさかの“偉い人”登場にコメント欄が少しざわつき、田中さんも「緊張するなぁ」と言いつつ挨拶をしました。
アーティスト・羽多野渉の5年間
トークテーマは「音楽コンセプト」、「楽曲制作エピソード」、「声優とアーティスト」の3カテゴリーに分けて進められました。最初に、“羽多野渉”としてデビューした際の「音楽コンセプト」として、羽多野さんと田中さんが事前にフリップに書いたものを発表。羽多野さんは「温度を伝えられる音楽」をコンセプトにしていたとのことで、視聴者からは「温かい曲が多い」、「伝わってるよ」などのコメントが届きました。
一方田中さんは、羽多野さんをプロデュースするうえで、1~3rdシングルは“羽多野さんらしさ”を大切にしていたと語りました。羽多野さんの優しい人柄を活かし、心温まるバラードを中心にファンの心を掴んできたようです。
4thシングルからはアニメとのタイアップが増え、作品や羽多野さんが担当するキャラクターとのリンクを考慮し、コンセプトをアニメへとシフトチェンジしていったとのこと。アニメ『ハマトラ』のエンディング曲である「Hikari」では、「今までのバラードから一転してロックになった」と羽多野さんが当時の驚きについて語るとともに、「こうしたチャンスは嬉しい」と笑顔を見せました。
ここで「はじまりの日に」のMVが流れ、羽多野さんが制作裏話についてふれました。MVは公園のジャングルジムの上で羽を背負って座るというシーンを早朝に撮影したとのこと。でも実は、前夜に梶裕貴さんとともに主演を務めた映画「神☆ヴォイス」がオールアップしたばかりであったため、「撮影中は現実感がなかった」とのことでした。
次に、先ほど話題にも上がった「Hikari」のMVが流れ、コメント欄には「クリアファイル事件」という言葉が多く流れました。その理由は、『ハマトラ』イベントにてCDを予約するともらえる特典(羽多野さんの写真がクリアファイルになったもの)を、出演者がイベント最中に宣伝してくれたというエピソードがあったから。
羽多野さんが知らないうちに、出演者たちは自身の衣装の下に忍ばせ、挨拶の際にファイルをチラッと見せたり、ファイルの羽多野さんと会話したりして、ユーモアの溢れる宣伝(という名の羽多野さんいじり)をしたとのことでした。これも「羽多野さんの人柄だからこそ」と大橋さん。羽多野さんが多くの人に愛されていることが証明された事件でした。
最後にアニメ「Dance with Devils」のオープニングテーマ「覚醒のAir」のMVが流れ、作品のイメージにマッチした壮大でカッコイイ映像にうっとりした視聴者も多かったようです。
作曲家・山下洋介さんからお祝いコメントも
ここで、「はじまりの日に」などを担当した作曲家・山下洋介さんから「池尻大橋の小さなスタジオにて2人で特訓した日が懐かしいです。10周年はどうなっているのでしょうね? 楽しみです」とお祝いコメントが寄せられました。
羽多野さんは「お互いこれから頑張るというタイミングだった。縁を感じた」と話し、山下流ボイストレーニングを教わったというエピソードを語りました。その“山下流ボイトレ”とは「おっぱいぱいぱいぱい」と山下さんのピアノに合わせて歌うというもの。羽多野さんは「本当に緊張がほぐれるんです!」、「…あれ?記者さん引いてます!?」と、笑いを誘う場面が見られました。
その後、これまでのイベント経歴を振り返ると、視聴者からの「行ったよ!」、「行きたかった…」などのコメントで賑わい、全員で羽多野さんの5周年の歴史を懐かしむ姿が見られました。
「声優とアーティスト」というテーマに移ると、「アーティストとはなにか自問自答してきた」、「声優・羽多野渉が音楽でどれだけ声を届けられるのか」と話し、声優、そしてアーティストとしての想いを真剣な表情で語りました。
この後、5大発表の取材に移るため、田中さんから視聴者に「このあと色んな発表があります。お蕎麦屋さんにて綿密な打ち合わせをしました。お蕎麦がおいしくて…(「蕎麦の話はいいです」と羽多野さんのツッコミ)。こういうことやろうって色々話したので、ここからまた5年後に向けて、羽多野渉、良いやつなんでよろしくお願いします」とメッセージを送り、退場しました。
ファン歓喜の5大発表!
気になる5大発表は以下の通りでした。
(1)TVアニメ「ユーリ!!! on ICE」EDテーマシングル『You Only Live Once』11月23日発売!
(2)5th Anniversaryミニアルバム『キャラバンはフィリアを奏でる』12月21日発売!
(3)初のライブDVD『Wataru Hatano Live 2016 “Synchronicity” Live DVD』2017年1月25日発売!
(4)ライブツアー2017開催決定!
(5)初のアーティストブック発売決定!
嬉しい発表にコメント欄は大いに賑わいました。
公開取材で猫の話に?
最後に公開取材が行われました。
――5年目の抱負はなんですか?
羽多野渉さん(以下、羽多野):“声優が歌う意義のある歌”を歌わせていただけているので、この流れはそのままに、さらに新しいジャンルにチャレンジできれば。「羽多野渉を形作るものは何か」という探求を楽しくさせていただいているので、その探求を続けて、精進していきたいです。
――5th Anniversaryミニアルバム『キャラバンはフィリアを奏でる』にある“フィリア”は親愛などの意味を持つ言葉ですが、羽多野さんが親愛を感じるのはどんなときですか?
羽多野:いろんなところで感じます。家族や役者仲間、スタッフさんなど。今回アルバムをこのタイトルにしたきっかけは、今まで出会ってきた作家さんたちとの親愛・友情というものを音楽で、アルバムとして1つのコンセプトをもとに表現したいと思ったからです。
先ほど話してくださっていた田中さんも「羽多野くんはフィリアだね」って蕎麦食べながらオシャレに言うんですよ。それがすごく嬉しかったんです。ずっと“羽多野渉ってどういう人間なのか”ということをコンセプトにして一緒に作ってくださっていたので。そうして支えてくださるスタッフさんや仲間にフィリアを感じます。
――TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』EDテーマシングルである『You Only Live Once』について詳しくお聞かせください。
羽多野:今までのどれとも類似しない、本当に新たな世界を見せてくれる楽曲だと感じました。制作チーム「PIANO」さんからは、とても丁寧なアドバイスをいただきました。今までで一番英語の多い楽曲でもあるので、英語の発音などを教えていただきながら丁寧に収録を進めていただきました。
自分の声が音楽の素材になって、それがどんな風に料理していただけるのかとても楽しみです。たくさんの声を素材として収録しました。どのように完成するのか分かっていないので、僕自身もすごく楽しみです。
――羽多野さんが飼っている猫ちゃん(むぎくん)についてお聞かせください。
羽多野:(笑)。おかげさまで、公式Twitterアカウントは、もはやむぎの育成日記と化してしまったと言われていますが…。元々は音楽活動の情報を発信するためにスタッフさんが作ってくれたものなんですけど、途中からむぎが可愛くて仕方なくなってしまって(笑)。今頃はクーラーの効いた部屋でのんびりしていると思います。仕事中たまに心配になることもあるんですけど、むぎと一緒に元気にやっていきますので、よろしくお願いします。
――(視聴者から)むぎのフォトブックは出ますか?
羽多野:まずはオレにやらせてください!(笑)
取材後は、『ユーリ!!! on ICE』の映像が流れ、「いやー、楽しみです!」と羽多野さん。また、「Hikari」作詞・作曲を担当した永谷喬夫さん、「覚醒のAir」作曲・編曲を担当した藤田淳平さん(Elements Garden)からお祝いコメントが寄せられ、とても嬉しそうに笑顔を見せていました。
羽多野さんからメッセージ
最後に羽多野さんからファンに向けてメッセージが送られました。
羽多野:立て続けに情報をお届けしたので、整理しきれていない部分もあるかも知れませんが、少しずつ準備を重ねてきました。アニメ、キャラクター、音楽、1つ1つとの出会いを大事に、伝えていきたいと思います。これからもぜひ羽多野渉の応援をよろしくお願いいたします。
新シングルのジャケット&アーティスト写真解禁!
この会見で解禁となった「You Only Live Once」ですが、ジャケット&アーティスト写真が遂に公開されました! 明るく透明感のあるデジタルなサウンドに、どこか懐かしさも感じられるメロディで、これまでの羽多野さんの楽曲とは全く異なる印象的な楽曲です。まさにアイスショーのエンディングでかかっていそうなこの楽曲は、“フィギュアスケート”を題材にしたアニメの世界観も感じられるものとなっております。
今回は、作品にフィーチャリングする形で羽多野さんが参加するため、アーティスト名を「YURI!!! on ICE feat. w.hatano」として11月23日(水)にリリース! またリリースに先駆け、羽多野渉公式サイト、TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』公式サイトで試聴可能です。
また、CD+DVD盤のジャケットは、うつむく羽多野さんの中に、背を向けた羽多野さんが映り込むデザイン。CD only盤は、空を見上げる羽多野さんに、うつむく羽多野さんが映り込むという、不思議なデザインとなっております。
羽多野渉 独占コメント動画
TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』エンディングテーマシングル
『You Only Live Once』
2016年11月23日(水)発売
アーティスト: YURI!!! on ICE feat. w.hatano
《CD+DVD》 ¥1,800+税 EYCA-11243/B
《CD only》 ¥1,200+税 EYCA-11244
初回封入特典:羽多野渉ライブツアー2017優先申込券
○CD
Tr.1 You Only Live Once (TVアニメ「ユーリ!!! on ICE」エンディング)
作詞:西寺郷太 作曲:彦田元気 編曲:彦田元気/冨永恵介
Tr.2 タイトル未定
Tr.3 You Only Live Once Instrumental
Tr.4 タイトル未定(Tr.2のInstrumental)
○DVD
You Only Live Once Music Clip
アルバム情報
「キャラバンはフィリアを奏でる」 CD+フォトブック
2016.12.21
EYCA-11229 3,240(税込)
01 タイトル未定
02 タイトル未定
03 タイトル未定
04 タイトル未定
05 タイトル未定
「キャラバンはフィリアを奏でる」 CD only
2016.12.21
EYCA-11230 2,700(税込)
01 タイトル未定
02 タイトル未定
03 タイトル未定
04 タイトル未定
05 タイトル未定
Wataru Hatano Live 2016 “Synchronicity” Live DVD
2017.01.25
EYBA-11228 8,100(税込)
■本編映像
01 オープニング
02 覚醒のAir
03 MC1
04 運命のCoda
05 Hikari
06 MC2
07 マドモ★アゼル
08 DANCE SHOW
09 Synchronic
10 Mach1.67
11 MC3
12 君はぼくが帰る場所
13 君がいるセカイ、君のいない世界。
14 あなたへ
15 MC4
16 わすれもの
17 MC5
18 I'm a Voice Actor
19 Rolling life
20 The Last Show
21 アンコールトーク
22 流星飛行
23 MC6
24 はじまりの日に
■特典映像
・ アンバランスに愛して(昼の部より)
・ RUNNER(昼の部より)
・ 約束(昼の部より)
・ アンコールトーク(昼の部より)
・ 羽多野渉バックステージコメント 2016.2.07
>>羽多野渉公式サイト
>>羽多野渉公式Twitter
>>TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』公式サイト
■ TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』作品情報
【放送情報】
テレビ朝日 10/5(水)スタート 毎週水曜深夜2時21分放送
BS朝日 10/9(日)スタート 毎週日曜深夜1時00分放送
サガテレビ 10/7(金)スタート 毎週金曜深夜1時55分放送
長崎文化放送 10/11(火)スタート 毎週火曜深夜1時51分放送
【スタッフ】
原案:久保ミツロウ ×山本沙代
監督・シリーズ構成:山本沙代
ネーム(脚本原案)・キャラクター原案:久保ミツロウ
キャラクターデザイン:平松禎史
音楽:梅林太郎 松司馬拓
音楽プロデューサー:冨永恵介(PIANO)
フィギュアスケート振付:宮本賢二
アニメーション制作:MAPPA
オープニングテーマ:「History Maker」 歌:DEAN FUJIOKA
【キャスト】
勝生勇利 cv.豊永利行
ヴィクトル・ニキフォロフ cv.諏訪部順一
ユーリ・プリセツキー cv.内山昂輝
イ・スンギルcv.野島健児
エミル・ネコラcv.日野 聡
オタベック・アルティンcv.細谷佳正
ギオルギー・ポポーヴィッチcv.羽多野 渉
クリストフ・ジャコメッティ cv.安元洋貴
ジ・グァンホンcv.本城雄太郎
ジャン・ジャック・ルロワcv.宮野真守
ピチット・チュラノンcv.小野賢章
ミケーレ・クリスピーノcv.前野智昭
南 健次郎cv.村瀬 歩
レオ・デ・ラ・イグレシアcv.土岐隼一
西郡 豪cv.福山 潤