元永監督から第4章の見所も語られた『デジモンアドベンチャーtri.』超進化上映会をレポート
TVアニメ『デジモンアドベンチャー』の続編として全6章が現在制作されている『デジモンアドベンチャーtri.』。その第3章の公開が2016年9月24日からスタートし、3週間を予定していた劇場上映も延長されるなど、大好評を博しています。
そんな本作の応援上映ならぬ超進化上映が10月12日、新宿バルト9にて開催されました。この上映にはキャストから吉田仁美さん(太刀川ミミ役)、榎木淳弥さん(高石タケル役)、監督の元永慶太郎氏も登壇。応援上映を控えたファンの方へのコメントをはじめ、次回作である第4章についてのお話なども飛び出しました。
上映前には吉田さん、榎木さん、元永監督が登壇してのトークコーナーへ。まず、3人にはそれぞれ応援ポイントが質問されると、元永監督は「ゲートに飛び込むシーンがあって、怖がる空に向けて丈が凄く良いセリフを言うんですけど、その後に空の肩を叩くのがヤマトなんですね。そこをツッコんで欲しい」とコメント。
吉田さんはミミが光子郎に対して激怒するシーンの「つまらない? はぁ?」というセリフを挙げ、「はぁ?の部分をみんなで一緒にキレて頂けると、より光子郎くんを追い詰められる」と会場の笑いを誘うと、榎木さんは劇中後半のパタモンが飛んでいくシーンでの「パタモン、パタモン!」というタケルのセリフを挙げました。
この他にも、吉田さんからは会場に来ることが出来なかったパルモン役の山田きのこさんが「パタモンのスリッパを被って一緒に叫びたかった」と言っていたというエピソードも明かされ、キャスト間の仲睦まじい様子も垣間見えました。
そして、次回作である第4章「喪失」についての話も飛び出し、元永監督は「キービジュアルから分かるように三角関係的なものも」「ピヨモンと空の関係をもう一度見つめ直す話になると思うので、そこが来るものがあります」と、第3章に続いて怒涛の展開を匂わせました。また、「バトルはやりすぎたので、みんなに怒られてます」と監督は話を続け、かなり内容の濃いバトルシーンとなっているとのこと。これにはキャストの2人も「凄くカッコいいシーンになっている」と絶賛。どんなシーンに仕上がっているのかも第4章の注目ポイントとなりそうです。
最後は上映を控えるファンに向けてコメントが贈られ、トークコーナーは終了。いよいよ超進化上映がはじまります。冒頭の「和田光司さん 水谷優子さんに捧ぐ」というテロップには、客席から「ありがとう」と2人への追悼の言葉が掛けられました。その後も劇中のシーンに対して観客がツッコミや合いの手を入れるなどして応援上映は進み、吉田仁美さんが挙げた「はぁ?」にも観客は声を合わせます。エンディングでは会場が青色のペンライトで染まり、まさに一体感を感じる上映となりました。
公開情報
■デジモンアドベンチャー tri. 第3 章「告白」 劇場上映中
全国11館3週間限定劇場上映/先行有料配信 同時!
上映館:新宿バルト9、渋谷TOEI、T・ジョイPRINCE 品川、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、109シネマズ名古屋
T・ジョイ博多、札幌シネマフロンティア、広島バルト11、MOVIX仙台
一般販売版Blu-ray&DVD:2016年11月2日(水)発売!
【CAST】花江夏樹 坂本千夏 ほか
【STAFF】監督:元永慶太郎 シリーズ構成:柿原優子 キャラクターデザイン:宇木敦哉
★週替わりで劇場入場者 特典をご用意★
第1週目:キャラクターデザイン宇木敦哉 描きおろし 石田ヤマトサイン入りKOD ブロマイド(全2種)
第2週目:アニメーションキャラクターデザイン筱雅律・アニメーションディレクター伊藤浩二 描きおろしミニ色紙(全2種)
第3週目:KOD スペシャルステッカー (全1種)
■デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」
2017年2月25日(土)劇場上映決定