ユニークすぎる展示の数々は、まさにやりたい放題!『連載完結寸前 大銀魂展~ツケが回る前にケツを拭け~』プレス向け内覧会レポート
2016年12月22日、東京・アキバスクエアにて、12月23日より開催されるコミック『銀魂』初の展覧会『連載完結寸前 大銀魂展~ツケが回る前にケツを拭け~』のプレス向け内覧会が行われました。
『銀魂』はストーリーはクライマックスに差し掛かり、その完結も間近。今回は最終章に突入したことを記念して開催された、未公開の原画から映像・造形物まで、『銀魂』の全てを堪能できる展覧会となっています。
展覧会の常識をブチ壊す(?)『銀魂』らしいユニークな展示物が満載!
入口に入ると、なんと万事屋の3人が土下座姿に。謝罪がお約束となっている(?)なんとも銀魂らしいお出迎えとなっていました。また会場に入ってすぐの場所には、今回の展覧会のために制作されたオープニング映像が上映されているのですが、なんとその座席は便器型。『~ツケが回る前にケツを拭け~』というタイトルが、今回の展示会が、どうしてこんなことになったのかという流れがわかるような、爆笑必死の内容となっています。
『銀魂』おなじみのキャラクター達がユニークなセリフと共にお出迎えしてくれる「キャラの花道ゾーン」を抜けると、今回のメインともいえる展示コーナーに。ここでは、空知先生が連載の際に執筆した原稿の原画がたっぷりと展示されている……のですが、ただ原稿が飾られているだけではないのがこの展示会の凄いところ。近藤局長が半ケツ姿で原画の上に乗っかっていたり、来場者が踏める場所に“マダオ”こと長谷川さんの小屋があったり、「これはひどい」とコメントしたくなるネタがこれでもかと詰め込まれており、他の展覧会とは一線を画す内容となっています。中でも将ちゃんこと将軍・徳川茂茂の巨大ブリーフは必見です。
また、あまりにも内容が危険すぎるため今回の内覧会でも撮影が完全に禁止となっていたのが「R-18/パロディ」ゾーン。ここで書くのが憚られるほどの下ネタの数々から、作中で度々行われてきたパロディシーンの原画に加え、パロディされた側であるジャンプ作家陣のコメントや書き下ろしコラボイラストなど、ここでしか見られない展示物が満載の内容となっています。その衝撃は、是非自分の目でご確認を!
その後の展示では、万事屋とならぶもう一人の主人公達といっても過言ではない、真選組の活躍に焦点を当てたものから、歴代の敵キャラクターたちを取り上げつつ、銀さんがくぐり抜けてきた激戦の数々を振り返るといったゾーンも。原画の中には、空知英秋先生による解説コメントが添えられているものもあり、あの名シーンの意外な裏側を知ることができるかもしれません。
その『銀魂』の作者である空知英秋先生をフィーチャーしたゾーンでは、空知先生の仕事場をイメージした展示物も。またこちらでは、ファンから選ばれた人気エピソードを日替わりで展示し、1話丸々原画の状態で読むことができるという太っ腹な企画も行われており、毎日足を運びたくなること間違いなしです。(展示されるエピソードのスケジュールは、公式サイトを参照)
他にも、来場者が巨大な巻物にメッセージを残せる寄せ書きのコーナーや、実写版『銀魂』の衣装、オリジナルグッズが満載のショップなど見所は満載。また展覧会の開催を記念して、秋葉原UDXレストラン&ショップ「アキバ・イチ」では、会期中に本展覧会のチケットを提示し800円以上のお買い物をすることで、先着で特製コースターがもらえるコラボキャンペーンも実施されており、今回だけの思い出を残すのにピッタリとなっています。
さらに会場では、杉田智和さんや阪口大助さん、中井和哉さんらお馴染みのアニメキャスト陣による撮りおろしの音声ガイド2種「万事屋編」「真選組編」を、それぞれ1台700円で借りることもできます。こちらもファン必聴の出来となっているのですが、1回の入場では1つまでしか借りることができないので、もう一方は2回目の来場の際のお楽しみに。
また、来場者特典として日替わりで『銀魂』キャラクター達の名刺がプレゼントされます。(スケジュールは公式サイトを参照)全員文の名刺をコンプすれば、『銀魂』ファンに自慢できること間違いなしです。
そんな何度来ても楽しめる内容となっている『連載完結寸前 大銀魂展~ツケが回る前にケツを拭け~』は、12月23日より開催されます。展覧会の常識をぶち壊すような、とにかく『銀魂』らしい仕上がりとなっているので、年末年始は是非とも秋葉原にお越しを!
また内覧会の後には、実写版『銀魂』で、神楽役を演じられる橋本環奈さんと、『銀魂』初代担当編集である現週刊少年ジャンプ副編集長・大西恒平さんの囲み取材も行われ、大盛況のうちに幕を閉じました。
[取材・文/米澤崇史]
■「連載完結寸前 大銀魂展 ~ツケが回る前にケツを拭け~」概要
※開催内容は予告なく変更になる場合がございます。
会期/2016 年 12 月 23 日(金・祝)~2017 年 1 月 9 日(月・祝)
入場時間/10:00~19:30(20:00 閉場)
会場/東京 秋葉原 UDX2F アキバ・スクエア(千代田区外神田 4-14-1)
入場料/一般・大学生 1,500 円 中学生・高校生 1.000 円 小学生 500 円
※料金は税込です。 ※未就学児は無料です。 ※団体割引、高齢者割引等の各種割引はありません。
主催/集英社、テレビ東京、バンダイナムコピクチャーズ
協賛/バンダイ、バンダイナムコエンターテインメント、バンプレスト、ナムコ、メガハウス、ローソンチケット