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- 胃の上心臓
- 拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ロボットアニメ作品やTYPE-MOONの作品を主に追いかけている。
2014年の初開催から今年で3度目となるアニメJAMが、今年も「アニメJAM 2016」として2016年12月10日(土)・11日(日)に開催されました。11日に開催の「POPステージ」には、『Wake Up, Girls!』、『灼熱の卓球娘』、『タブー・タトゥー』、『劇場版トリニティセブン』、『ハンドレッド』、『プリパラ』、『ゆるゆり さん☆ハイ!』、『Re:ゼロから始める異世界生活』ら、豪華8作品36名の声優陣が集結! 作品対抗のクイズコーナーや、朗読劇、ライブコーナーなどが行われました。
なお、各作品の出演者は以下の通りです。
【出演者】(※敬称略)
『Wake Up, Girls!』
吉岡茉祐(島田真夢役)
永野愛理(林田藍里役)
田中美海(片山実波役)
青山吉能(七瀬佳乃役)
山下七海(久海菜々美役)
奥野香耶(菊間夏夜役)
高木美佑(岡本未夕役)
『灼熱の卓球娘』
花守ゆみり(旋風こより役)
田中美海(上矢あがり役)
高野麻里佳(天下ハナビ役)
桑原由気(出雲ホクト役)
今村彩夏(ムネムネ役)
東城日沙子(後手キルカ役)
『タブー・タトゥー』
小松未可子(イジー役)
安済知佳(トーコ役)
鬼頭明里(アリヤ役)
喜多村英梨(リサ役)
『劇場版トリニティセブン』
松岡禎丞(春日アラタ役)
原由実(浅見リリス役)
佐倉綾音(風間レヴィ役)
日笠陽子(山奈ミラ役)
柚木涼香(不動アキオ役)
村川梨衣(倉田ユイ役)
『ハンドレッド』
長谷川芳明(如月ハヤト役)
大久保瑠美(エミール・クロスフォード役)
吉岡茉祐(霧島サクラ役)
奥野香耶(如月カレン役)
M・A・O(クレア・ハーヴェイ役)
『プリパラ』
茜屋日海夏(真中らぁら役)
芹澤優(南みれぃ役)
久保田未夢(北条そふぃ役)
山北早紀(東堂シオン役)
澁谷梓希(ドロシー・ウェスト役)
若井友希(レオナ・ウェスト役)
『ゆるゆり さん☆ハイ!』
三上枝織(赤座あかり役)
大坪由佳(歳納京子役)
津田美波(船見結衣役)
大久保瑠美(吉川ちなつ役)
『Re:ゼロから始める異世界生活』
高橋李依(エミリア役)
内山夕実(パック役)
村川梨衣(ラム役)
【ライブパート】
i☆Ris
Wake Up, Girls!
A応P
ZAQ
鈴木このみ
雀が原中学卓球部
D-selections
七森中☆ごらく部
MYTH&ROID
May'n
※一部複数作品に出演のキャストあり
続いて登場したのは、昨年話題を集めた『おそ松さん』のオープニングを歌うA応P! 彼女たちは圧巻のパフォーマンスで「はなまるぴっぴはよいこだけ」を披露し、昨年からさらにパワーアップしていることを見せつけました。
特徴的なイントロが聞こえてくると、現れたのはD-selections! 小林竜之さん、澁谷梓希さん、若井友希さん、青山吉能さん、吉岡茉祐さんによる男女5名のチームワークで、『ハンドレット』オープニング「BLOODRED」を歌唱。会場を熱く盛り上げてくれました。
前半ライブパートラストは、『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、『リゼロ』)第1クールオープニング「Redo」を歌い会場の熱気を高め、各作品の声優陣へバトンを繋ぎました。
珍回答が続出!? 爆笑のクイズコーナー!
ここからは、お笑いコンビ・アメリカザリガニの柳原哲也さんをMCに、声優陣が作品対抗のクイズコーナー「アニメJAM POPスターアカデミー」に挑戦しました。また、勝利チームにはお揃いの素敵なプレゼントが……!?
問題は主に、「『トリニティセブン』と言えば7人の女の子が登場しますが、地上波TVの7chといえば?」だったり、「『ハンドレッド』と言えば英語で100です。では100歳と言えば百寿ですが、99歳は?」など、作品と絡めた雑学的なものが大半を占めました。
しかし、鈴の音が鳴った際に柳原さんから出題されるアドリブ問題では、通常1ポイントのところ5ポイント獲得できるということで、この問題を取ったチームが勝利に近づくことになります。特にこのアドリブ問題は白熱しました。
柳原さんからの問題は、「僕(柳原さん)の父の名前」や「僕の母方の祖母の名前」など、柳原さんのことを知っていても難しいモノばかり! もちろんヒントが出され、声優陣は次々と間髪入れずに答えて行きました。
最終的に一番多くのポイントを獲得したのは、12ポイントを獲得した『プリパラ』チームのみなさん! しかし、お揃いのプレゼントをゲットするなら、みなさんには息を合わせて頂きたい。ということで、出題されるお題に対し、チームメンバー全員がシンクロしたジェスチャーで回答することになりました。
ここで出題されたのは、お笑い芸人「志村けんさんと言えば?」。この問題では、ほかの4人が“あいーん”でシンクロするなか、ひとりだけ加藤茶さんの「加トちゃんぺ」をしてしまい失敗! 続く泣きのもう一回で「『ドラゴンボール』といえば」にチャレンジし、危ない一幕もありましたが会場の声援もあってなんとかクリア! 会場のみなさんを頑張って楽しませてくれた『プリパラ』チームのみなさんには、お揃いのG-SHOCKが贈られました。
ロズワール邸で日常を過ごすペテルギウス(CV:松岡禎丞)に、脳が震える!!!
告知や、イベントグッズの紹介コーナーを挟んだところで『リゼロ』と『劇場版トリニティセブン』の朗読劇が行われました。
『リゼロ』の朗読劇は、原作の長月達平先生書き下ろしによる「Re:プラマイゼロから始める異世界生活」が披露されました。この物語ではスバルやレムがいないなか、イベント当日は『劇場版トリニティセブン』チームとして参加していた松岡さんが、ペテルギウスとして『リゼロ』チームに合流。作中でも印象的な敵キャラクター・ペテルギウスの参加で、朗読劇はシリアスな内容になるかと思われました。
しかし、なぜかエミリアやラムになんの違和感もなく受け入れられており、ロズワール邸で一緒に日常を過ごすという、ほのぼのとした物語が展開。ペテルギウスがエミリアたちとラジオ体操するなど、あまりの違和感に脳が震えるほどの笑えるストーリーとなりました。
『劇場版トリニティセブン』の朗読も、原作のサイトウケンジさん書き下ろしによる物語となっており、劇場版の宣伝を交えつつ、アラタとトリニティセブンの女の子たちがクリスマスパーティをするという内容でした。
「シアターメイガスとクリスマスパーティ」と題されたこの朗読劇にも、なぜか『リゼロ』のペテルギウスが登場するワンシーンが。さらに『リゼロ』でペテルギウスに憑依された女性役という繋がりで、ミラ役の日笠さんもペテルギウスになってしまう展開になりました。
続く、MYTH&ROIDによって『リゼロ』第2クールオープニング「Paradisus-Paradoxum」が披露されると、そのまま立て続けにZAQさんが登場。TVアニメ『トリニティセブン』オープニングテーマ「Seven Doors」を熱唱しました!
そしてMCに移ると、『劇場版トリニティセブン』の主題歌を一足先に初披露してくれることに! その主題歌「Last Proof」で会場を沸かせると、i☆Risにバトンタッチ! 『プリパラ』第3期オープニング「Ready Smile!!」と「Goin'on」の2曲を歌唱しました。
その勢いのままにMay'nさんが登場し、『タブー・タトゥー』オープニング「Belief」で会場の熱気を最高潮へと導きました。そして、ラストのアーティストはお待ちかねのWake Up, Girls!
彼女たちはこの「アニメJAM2016」の終了後に、「Wake Up, Girls!Festa. 2016 SUPER LIVE」が控えていましたが、セーブも感じさせない見事なパフォーマンスで「僕らのフロンティア」「タチアガレ!」「少女交響曲」の3曲を熱唱! また、「タチアガレ!」ではまさかのMay'nさんとのコラボがあり、会場を大いに沸かせました。
イベント終了の時間が近づくと、再びステージ上に本イベントの出演者が集結! 記念撮影を済ませたところで、出演者&会場のみなさんの声を合わせた「アニメJAM」コールで幕を閉じました。
今年も大盛況のうちに幕を閉じた「アニメJAM 2016」。来年も開催されるなら、一体どんな作品が登場するのか、今から楽しみにしておきましょう!
[取材・文/胃の上心臓]
>>「アニメJAM」公式サイト
>>「アニメJAM」公式Twitter
拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ガンダムシリーズをはじめとするロボットアニメやTYPE-MOONを主に追いかけている。そして、10代からゲームセンター通いを続ける「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」おじ勢。 ライトノベル原作や美少女ゲーム、格闘ゲームなども大好物。最近だと『ダイの大冒険』、『うたわれるもの』、劇場版『G-レコ』、劇場版『ピンドラ』がイチオシです。