TVアニメ『うらら迷路帖』主人公・千矢役・原田彩楓さんが語る作品の魅力
『まんがタイムきららミラク』(芳文社)にて連載中の占い×おんなのこ×青春物語『うらら迷路帖』がTVアニメ化! 2017年1月5日(木)深夜1時58分より、TBSほかにて放送開始となりました。
今回は本作で主人公・千矢を演じる声優・原田彩楓さんにインタビューを敢行。『月曜日のたわわ』のアイちゃん役や、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の三船美優 役で彼女のことを初めて知った方も多いかと思います。
インタビューでは、原田さんが声優を目指したキッカケから、作品、そしてご自身が演じるキャラクターに対する思いまでたっぷりと語っていただきました。おっとりとした話し方なのですが、アニメのシーンを思い出し、目に涙を浮かべながら話をしてくれたり、作品に対する深い愛情が感じ取れる、そんなインタビュー。是非ご覧あれ。
――原田さんが声優を目指したのは、いつ頃なんですか?
原田彩楓さん(以下、原田):一昨年(2015年)です。養成所に入って勉強し始めました。
――何で声優になろうと?
原田:高校生のときに進路を決める授業があって、色々と考えた結果、何か変わったことがやりたいなと思って声優さんにたどり着きました。
――アニメもマンガもあまり見ていなかった?
原田:あまり詳しくはないです。
――歌を歌うことに関しては?
原田:養成所に入るまでは、カラオケも苦手だったので全然歌えなくて、歌の授業も恥ずかしくて歌えない状態だったんです。でもやっていくうちに楽しくなってきたので、今は歌うことが楽しいです。
――TVアニメ『うらら迷路帖』の千矢役に決まりましたが、原作を読んだのは?
原田:オーディションを受けるときに読みました。最初は絵が可愛いなぁって。でも読んでいくと、絵はほんわかしているけど、キャラクターたちそれぞれに目標があって、素敵なストーリーだったので、すぐに4人のことが好きになりました。
――原作のどの辺がお気に入りですか?
原田: (コミックスの表紙を取って)ここですね(笑顔)。最初全然気が付かなくて、本渡さんに言われて初めて気が付きました。表紙の下もマンガになってるのがすごく可愛いなって思いました。
――きらら作品ではよくあるので、まずは表紙めくってみるのがおすすめです(笑)。オーディションは、誰役で受けたんですか?
原田:千矢ちゃんとニナ先生です。
――意外です。どんな準備をしていきました?
原田:千矢ちゃんに関しては、とにかく素直にやろうと思ってオーディションに行きました。でもニナ先生はイメージするのが難しくて……。オーディションのときも何回か録り直しして頂きました。
――千矢はあまり言われなかった?
原田:千矢ちゃんはすんなりと終ったので、あれ?早いなって。ダメだったのかなぁと不安でした。
――じゃあ千矢に決まったときは?
原田:絶対に嘘だと思いました(笑)。
――実感したのは?
原田:本当にやるんだと思ったのは、アフレコが始まったときで。始まるまでずっと疑ってました(笑)。
――(笑)。でもアフレコまでにも当然いろいろと準備はしていたんですよね?
原田:原作を読んで勉強していました。一回目は純粋にお話を楽しもう!と思って読んで、そのあと千矢ちゃんはどんな子なのかなって、いろいろ細かく見ていきました。で、千矢はとにかく明るく、純粋で真っ直ぐ、そしてかわいいということを意識して臨もうと思いました。
――あとは現場で、監督や音響監督と一緒にキャラクターを作っていく感じ?
原田:はい。1話が始まって、いろいろ変えていったところは多かったです。千矢ちゃんはテンションが常に高い子なので、ちょっとでもトーンが低くなったりすると千矢ちゃんじゃなくなっちゃうという言葉をいただいたので、常に集中して、テンションを高く保つようにしていました。
――テンションを常に高くするのって大変そう。
原田: (アフレコを)やる前にジャンプしたりすれば、千矢ちゃんになれるかなぁと思ったりして、ジャンプしてました(笑)。
――千矢、紺、小梅、ノノの4人は一緒に暮らしていますが、アフレコ現場での4人はどういう感じですか?
原田:ふわふわしてます(笑)。お菓子を食べてたりが多いので、おいしいね~って言ったり。とにかく何でしょう……ふわふわしてます。
――隣に座っているのは?
原田:両隣が本渡(楓)さんと佳村(はるか)さんで、その先に久保(ユリカ)さんがいるんですけど、本渡さんはすごく話しかけてくれます。私が緊張しているのをわかっていて「大丈夫だよ」とか「千矢ちゃん」と言ってくれたりして、すごく優しいです。佳村さんはニコニコしていて「お菓子食べていいんだよ」といつも言ってくれます。
――常にお菓子が出てきますね(笑)。久保さんは?
原田:久保さんはお姉さんみたいな感じです。最初に「わからないことがあったら何でも聞いてね。緊張しなくても大丈夫だよ」と言ってくださって、すごく安心しました。素敵な先輩だなぁと思いました。
――最近アフレコ以外で、4人が一緒になったことは?
原田:OPテーマの「夢路らびりんす」のミュージックビデオの撮影をしました。
――MV撮影ってなかなかする機会ないと思うんですけど、どうでした?
原田:カメラが怖くて……。大丈夫かな……という感じだったんですけど楽しくできました。緊張も相まって、ちゃんと笑えていたかはわからないですけどね (笑)。
――リップシンクはやっぱり難しい?
原田:もう、すごく難しかったです。歌詞がわからなくなっちゃったりして、それを言っていただいたりしました。でも先輩方はさすがでした。みなさんかわいくて。
――ダンスもありましたか?
原田:ありました。練習もおうちでたくさんしました。ダンスの経験もあまりないので。でもみんなで合わさるとすごくかわいいので、出来上がりが楽しみです。
――歌はどういう感じに仕上がっていますか。
原田:作品のお話に添っているというか、試験のことだったりが結構リンクしていて、歌ってても作品の映像をイメージできる歌詞になっていて、可愛い曲です。
――キャラクターで歌うのは?
原田:千矢ちゃんはとにかく元気なので、音に合わせながら千矢ちゃんのキャラで歌うのが難しかったんです。けど、すごく楽しく歌うことができたので、千矢ちゃんになれてるといいなって思います。
私の前に、本渡さんと佳村さんが録っていて、それを聴きながらのレコーディングだったんですけど、本当にキャラクターそのままで、すごいな~可愛いな~と思ってました。これが4人になるとどうなるんだろうって想像しながら歌いました。
――実際合わさった感じはどうでした?
原田:すごい!って感じです。それぞれのキャラクターの声がひとつになっている感じに4人の仲の良さが見えて、嬉しくなりました。
キャラクターそれぞれの印象――特にスキなのは
――物語の話ですが、千矢は山育ちでいきなり町にやってきますが、そういう体験とかあります? たとえば渋谷に来たら人が多かったとか。
原田:人は多いな、と思いました。あと歩く速度がみんな速いんですよ。
――すごくゆっくり歩いてそうですよね(笑)。
原田:そうですかね~(笑)。だからいろんな人に抜かされて、ぶつかられて、サバイバルだ!と思いました。今でも慣れないです。駅でも私がゆっくり歩くので、邪魔になっていないか心配です(笑)。
――そんな経験が役に生きたかどうかはわからないですが(笑)、町に来たドキドキ感がありますよね。
原田:屋台を見て、すごい!って目がキラキラさせるんですけど、屋台に驚ける素直さが可愛いなって思います。
――千矢は明るくて元気なんですが、ほかのキャラクターはどうでしょう?
原田:紺ちゃんはすごく真面目で、成績もいい。でも少し抜けてるところがあって、そこが可愛いです。
――本渡さんとは似ている?
原田:似ています。本渡さんもすごく真面目でしっかりとしているので。
――小梅はいかがですか?
原田:小梅ちゃんは、個人的に格好が好みです。魔女みたいな格好が似合ってて可愛いです。気が強いというかツッコミ役なところがあるので、しっかりしててツッコミ役の子です。久保さんもツッコミが鋭いので似ています!
――ノノはどうですか?
原田:人見知りで、ニナ先生の後ろに隠れてちょこんとしているのが可愛いんです。腹話術でマツコさんを操っていて、その声をどこから出しているんだろうといつも気になってます。ノノちゃんの声からは想像ができないような声なので。そんなほわほわっとした空気は、佳村さんと似ています。
――ニナ先生は、茅野愛衣さんですが……。
原田:もうそのまんまな気がします。ニナ先生が現実にいたら茅野さんになるんじゃないかなっていうくらい、ふわっとしているけどしっかりされてて、いろいろ気にかけてくださるので似ているなぁと思います。
――原田さんが、好きなキャラクターは?
原田:大島ちゃんと塩沢ちゃんが大好きです。アフレコが始まってから好きになったんですけど、佐久隊長を応援するところとか、二人の息がぴったりで! たまに大島ちゃんと塩沢をやられてる高倉(有加)さんと咲々木(瞳)さんの返事が「はい!」って息が合っちゃったりするのを、すごいな~と思いながら見ていました。佐久隊長はカッコいいんですけど、千矢がお腹を出すと恥ずかしがるところが可愛いなと思います。
――アニメの1~2話を見ていかがでした?
原田:みんな可愛かったです。あと、自分の声がこうやって聞こえるんだって、見ていて新鮮でした。アフレコのときはキャスト同士で掛け合っている感じなんですけど、画面で見ると千矢ちゃんたち4人が仲良さそうにお話して動いていると思って嬉しかったです。
――ちゃんとキャラクターの声になっていたと。ここを見てほしいなっていうシーンはありました?
原田:2話の、千矢がお母さんを見つけるために9番地の門を越えようとしたところを佐久隊長が止めるシーンですね。そこで佐久隊長が千矢ちゃんに一番占になれば、追放しなくて済むって言われ、千矢もそこで決心がついて、一番占になるために頑張るという目標ができるんです。そこはすごく好きです。
――明るい以外の千矢も見れますよね。
原田:お母さんのことになるとすごく真剣になるところがあって、あぁ会いたいんだなって。10番地から出ようとするときに、迷路町にお母さんを探しにきたのに「会えないなら意味ないもん」と泣いちゃうんですけど、強い想いがあるんだなぁって……。
――いま思い出しながら、泣いちゃいそうですけど。
原田:危ないです。さっきもアニメを見ながら泣くかもと思いました。本当にそのシーンは見てほしいです。
――アニメって音楽とか背景が加わるとまったく違って見えません?
原田:そうですね。音楽があることで迷路町の空気をわかるんです。動物たちの動きだったりもより鮮明にわかるようになったので、にこにこしながら見てました。アニメ、すごくいいです。
――これからアニメで千矢のいろんな面が見られそうですか?
原田:見れると思います! 9番占試験があるんですけど、そこでも知らない千矢ちゃんが出てきたりするので、成長する過程を見てほしいです。
――アニメもスタートして、イベントもたくさん待っていますね。
原田:イベントは慣れていないので怖いんですけど、『うらら迷路帖』の魅力を少しでも多くの人に伝えられたらいいなと思っているので、しっかりしたいと思います。
――では最後に、メッセージをお願いします。
原田:『うらら迷路帖』、みんなほんわかした空気で可愛らしい作品になっています。みなさんに癒やされてもらいたいので、ぜひ見てください。
[文・撮影/塚越淳一]
作品概要
【放送情報】
2017年1月より、TBS、BS-TBS、他にて放送開始!
TBS:1月5日より 毎週木曜25:58~
CBC:1月5日より 毎週木曜26:54~
サンテレビ:1月6日より 毎週金曜日23:30~
BS-TBS:1月7日より 毎週土曜25:00~
【スタッフ】
原作:はりかも(芳文社「まんがタイムきららミラク」連載)
監督:鈴木洋平
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:大塚舞
アニメーション制作:J.C.STAFF
【キャスト】
千矢:原田彩楓
紺:本渡楓
小梅:久保ユリカ
ノノ:佳村はるか
ニナ役: 茅野愛衣
佐久役:諏訪彩花
大島役:高倉有加
塩沢役:咲々木瞳
【OP&ED】
・オープニングテーマ「夢路らびりんす」
歌:らびりんず(千矢(CV:原田彩楓)・紺(CV:本渡楓)・小梅(CV:久保ユリカ)・ノノ(CV:佳村はるか))
【発売日】2017年2月22日
【初回限定盤(CD+特典DVD)】価格:1,800(税抜)円
【通常盤(CD)】価格:1,200円(税抜)
・エンディングテーマ「go to Romance>>>>>」Luce Twinkle Wink☆
【発売日】2017年3月8日
【初回限定盤(CD+特典DVD)】価格: 1,667円(税抜)
【通常盤Aタイプ(CD)】価格:1,111円(税抜)
【通常盤Bタイプ(CD)】価格:1,111円(税抜)