「生はんだ劇場」で、数々の試練が広瀬裕也さんを襲う!? 島﨑信長さん、興津和幸さん出演「はんだくん 新年会」レポート
2017年1月22日、神奈川・県民共済みらいホールにて、TVアニメ『はんだくん』Blu-ray & DVD 発売記念イベント 「はんだくん 新年会」が開催されました。
『はんだくん』は、ヨシノサツキ先生によるコミック『ばらかもん』のスピンオフ。『ばらかもん』の主人公でもある半田清と、その半田を崇拝する「半田軍」と呼ばれるクラスメートらが送る高校生時代が、コミカルに描かれている作品です。
そのBlu-ray & DVD 発売を記念して行われた今回のイベントでは、島﨑信長さん(半田清役)、興津和幸さん(川藤鷹生役)、広瀬裕也さん(相沢順一役)ら3人のメインキャスト陣が登壇。数々のアニメイベントでMCを務める鷲崎健さんの司会の下、『はんだくん』にまつわるトークやゲーム対決などが行われました。
今回のイベントは「新年会」ということで、島﨑さんらキャスト陣が袴衣装に身を包んで登場すると、その新鮮な姿に会場も大盛り上がり。それぞれにきっちりと和服を着こなしていたのですが、中でも見事な貫禄を漂わせていた興津さんは、意外にもこれまでほとんど袴を履いたことがなかったのだとか。そのため、最近の袴にはきちんとチャックがついていて、トイレで不自由せずに済むようになっていることに感動していた様子でした。
トークコーナーでは、最初に「正月は何をして過ごしたか」が話題に。2日から仕事始めにかけて、睡眠・食事の時間を削りながらのゲーム三昧の日々を過ごし、仕事始めでは普段よりやつれていることを心配されたという島﨑さん。
随分とインドアな正月を過ごされた様子でしたが、実は年末に声優の岡本信彦さん・木村良平さんらと一緒にグアム旅行に行くなど、アクティブな休暇を満喫したからなのだとか。ところがこれに誘われてないことに興津さんが気づくと、島﨑さんが正座して謝罪するという一幕も!(ただしその後、島﨑さんらが旅行にいっていた時期には興津さんは仕事が入っており、どのみち一緒には行けなかったであろうことも判明していました)。
一方、広瀬さんは「あまり特筆するようなことはなかった」と前置きした上で、成人式のためのスーツやネクタイを新調していたことをさりげなく話し、「成人式は十分なトピックスだから!」と周囲から総ツッコミを受けることに。改めて成人したことを報告すると、客席から大きな拍手での祝福を受けていました。
『はんだくん』に関連したトークでは、それぞれのお気に入りシーンをイラストで表現することに。島﨑さんは“金城美代子の脳内ミュージカル”のシーンで登場したイレイサーくん(イレイサーボーイズ)をチョイス。美代子は島﨑さんのお気に入りのキャラクターらしく、「あんなに人を想えるということは素晴しい」と、なぜか広瀬さんに対して力説! あまりの熱の入りっぷりに、困った広瀬さんが鷲崎さんに助けを求める羽目になり、客席の笑いを誘っていました。
会場からの質問に答えるコーナーも行われ、「今年、新しく挑戦したいこと」として、興津さんは腹筋ローラーを使って身体を鍛えることを目指しているのだと明かします。これは同窓会で会った同級生から、お互いに年を取ったことを実感し合い、どちらが先に腹筋を割ることができるか競い合うと決めたためなのだそうです。ただし、鷲崎さんが触って確認したところ、「フニャフニャやないかい!」とツッコミを入れており、腹筋が割れるのはまだまだ先になりそうな様子でした。
また広瀬さんは、サブキャラクターを演じているとイベントなどの際に自然と端の席になってしまうため、今年は「真ん中に座る」(つまり主役を演じる!)ことを目指すと告白。声優としてのキャリアアップを目指す真剣な想いを語り、キャスト陣や客席からの声援を浴びていました。
「生はんだ劇場」で爆笑必至のハプニングが連続!?
その後は、豪華景品として「あかしやの高級天然竹筆ペン」をかけた、キャスト陣によるゲーム対決のコーナーも実施されました。対決のお題となったのは、旗上げゲーム、叩いてかぶってジャンケンポン、障害物競争の3種目。旗上げゲームでは、鷲崎さんによる「カズダンス」「マッスルポーズ」などの旗に無関係な突然の指令によって勝負がついたり、叩いて被ってジャンケンポンでは広瀬さんが先輩2人からのプレッシャーを受けて叩くのを躊躇するなど、理不尽な事態に発展!? しかし客席は爆笑の連続となりました。
最後に行われた障害物競走では、羽子板を使ってキャラクターパネルを撃ち落とすという障害に一同大苦戦する中、それまで総合得点で最下位となっていた広瀬さんがコツを掴み、2人から2分近い差をつけて勝利するという逆転劇も! 最終的には、コンスタントに好成績を収めていた興津さんが僅差で勝利を掴み、優勝商品の竹筆ペンをゲットしました。
最後のコーナーとして行われたのが、「キャラクター設定」「シチュエーション」「物語の結末」の3つのお題に沿って、キャスト陣が完全アドリブの即興劇を行う「生はんだ劇場」のコーナー。そして今回お題となったのは、キャラクター設定が「おじいさん・おばあさん・孫」、シチュエーションが「初詣」、物語の結末が「地球を救う」というとんでもない組み合わせ。
興津さん&島﨑さん演じるおじいさん・おばあさんを、孫である広瀬さんが初詣に誘うという流れで物語は進んでいくのですが、島﨑さん扮するおばあさんが、広瀬さんが孫であることをいつまで経っても信じなかったり、世界を救うために愛の叫びを強要されるなど、2人から向けられる容赦のない無茶振りに広瀬さんは大苦戦。その混乱ぶりたるや、広瀬さんから度々助けを求められた鷲崎さんが「俺、声優じゃなくて良かった」と漏らすほど。
途中何度もグダグダになりかけながらも、クライマックスでは広瀬さんが神社の中心で愛を叫んで世界を救うという感動的(?)な結末を迎え、どうにか物語を着地させることに成功しました。
エンディングの挨拶では、島﨑さんが「『はんだくん』の現場は作品に対するモチベーションが高く、キャスト陣の仲も非常に良いからこそ、つい今回みたいに暴走してしまいがちになる」と、悪ふざけが満載だったイベントを振り返ります。
最後は、そんなフリーダムなキャスト陣をまとめながら、必死にイベントを進行した鷲崎さんを労う形で、本日一番となる割れんばかりの拍手が贈られ、ステージの幕は閉じられました。
既にTV放送は終了した『はんだくん』ですが、2017年4月16日には、島﨑信長さんを筆頭とした豪華メインキャスト陣が勢ぞろいするイベント「はんだくん生誕祭」の開催も控えており、まだまだ『はんだくん』の盛り上がりは続きそうです!
Blu-ray&DVD発売記念イベント はんだくん生誕祭
【イベント日時】
2017年4月16日(日) 開場14:30 開演15:30 終演18:00予定
【開催場所】
板橋区立文化会館大ホール(東京都板橋区)
<最寄駅>
●東武東上線大山駅「北口」下車徒歩約3分
●都営三田線板橋区役所前駅「A3出口」下車徒歩約7分
【イベント内容】
トーク、ゲーム対決、ミニライブ、プレゼントコーナー等予定
【出演】
島﨑信長(半田清役)、興津和幸(川藤鷹生役)、広瀬裕也(相沢順一役)、
柿原徹也(二階堂礼緒役)、細谷佳正(筒井あかね役)、山下大輝(近藤幸男役)、
鈴村健一(一宮旭役)
【チケット代金】
●通常チケット:6,500円+税
●生誕祭限定デザイン「半田組Tシャツ」(イラスト/ヨシノサツキ Tシャツサイズ:S・M・L)付き特別チケット:9,000円+税
アニメ放送終了記念に原作者ヨシノサツキ先生からキャスト・スタッフに贈られた描き下ろし「半田組スタッフTシャツ」(もちろん非売品!)が、イラストはそのままに生誕祭限定デザイン「半田組Tシャツ」となって登場!
この特別チケットでしか手に入らない激レアグッズです!
◆先行チケット販売スケジュール
<先行抽選受付期間> 2017年2月3日(金)12:00~2017年3月8日(水)21:00
<当選通知日> 2017年3月10日(金)13:00予定
<当選チケット入金期間> 当選発表後~2017年3月20日(月)21:00
◆先行応募方法
「はんだくん」Vol.5もしくはVol.6(Blu-ray/DVD)に封入されているイベント先行販売抽選応募券に記載のシリアル番号と必要事項を、イープラス専用応募フォームにてご入力の上、上記先行抽選受付期間内にご応募。
<先行販売抽選応募サイト>
Blu-ray&DVD Vol.6
発売日:2月24日(金)
価格:BD 6,800円(税抜)/DVD 5,800円(税抜)
収録内容:第11話,第12話
特典映像:ノンクレジットエンディング(最終回Ver.)
封入特典:半田軍 秘密HND日誌、描き下ろし特製スリーブケース 、スペシャルピクチャーレーベル
発売元:TBS・はんだくん製作委員会
販売元:TCエンタテインメント
<初回生産限定封入特典>
◆特製デジパック仕様
◆特製カレンダーキット
(川藤SDキャラPOP、2017年8月~2017年9月カレンダーカード)
◆スペシャルCD
・第7回(最終回)はんだらじお
(パーソナリティ:島﨑信長・興津和幸 ゲスト:細谷佳正)
※アニメイトチャンネル限定コーナーも収録
・ミニドラマ
第11話:半田軍と図書委員
第12話:「はんだくん」のその後
◆2017.4.16「はんだくん生誕祭」イベント先行販売抽選応募券