音楽
神尾晋一郎さんと神永圭佑さんが参加の『あんスタ!』試聴会レポート

神尾晋一郎さんと神永圭佑さんが参加の『あんスタ!』ユニットソングの解説・制作秘話を楽しめる試聴会をレポート

 2016年12月3日(日)に『あんさんぶるスターズ!』ユニットソングCD第2弾シリーズのリリースを記念してアニメイト新宿で『あんスタ「みんなで試聴会!」』が行われました。

 今回、試聴会でピックアップされたのは10月26日に発売したKnights「Silent Oath」「Fight for Judge」、紅月「想ひ出綴り」「斬 -決意ノ刃-」。ゲストに紅月から鬼龍紅郎役の神尾晋一郎さんと、神崎颯馬役の神永圭佑さん、そして『あんスタ!』音楽プロデューサーの桑原聖(さとる)さんが出演。前回の試聴会同様に、札幌・仙台・横浜・大阪・広島でもライブビューイングが行われたイベントの模様(夕方の部)をお届けします!

Knightsリーダー月永レオ役の浅沼晋太郎さんからメッセージも

 開演すると音楽プロデューサーの桑原さんに続いて、神尾さんと神永さんが登場しました。 試聴会ではまずKnightsの最新シングル曲から試聴を開始。「サイリウムを振ったり、歌ったりするのもOKです」と司会者がお客さんにうながすと、「僕らもサイリウムが欲しいな」「どこかにないかな?」と出演者3人が言い出し、ポケットからおもむろにサイリウムを取り出すというミニコントも(笑)。全員でサイリウムをKnightsカラーの青色にセットして「Silent Oath」が会場に流れると神尾さんが口パクで表情を付けて歌マネをすると会場から拍手が起こリます。さらに「よくカラオケで歌うんですけど、歌うモノマネしてもいいですか?」と宣言し、“貴女への忠誠の器から”と“護りたい”部分を本意気で熱唱を始めました。それを横で聴いていた神永さんは「いい声ですね」とコメント。気持ちよく歌った後に「全国のKnightsPの皆さん、申し訳ありませんでした」と神尾さんは頭を下げていました。

 さらに、Knightsリーダーの月永レオ役の浅沼晋太郎さんから寄せられたメッセージを紹介。そのメッセージで会場が感動に包まれました。

桑原さんの楽曲解説中に神尾さんがまさかの……!?

「Silent Oath」についての神尾さんと神永さんの印象は、「レオが“時の過ぎ行くままに…”と歌った後、瀬名が“今は”と歌う2行はいろいろな意味が詰まっていていいなと思って聴いてます。朱桜司役の(土田)玲央君にそうメールしたらサビ後で4人が歌った後に司が“今に”と歌った後のアコギがいいと。今日、この会場でイベント前に3人で確認してみたけど『そこ~!?』ってなりました(笑)」(神尾さん)。「素敵な歌い方で、護ってあげたくなるような、せつなさもあって不思議な感じで。このメンバーじゃないと歌えない曲じゃないかな」(神永さん)。
 曲の方向性について桑原さんは「『あんスタ!』ではストーリー性を重視してイベントの内容にそったものが多いんですけど、この曲に関してはおとぎ話のようなストーリーで、Knightsが演じているみたいな感覚です。イメージとしては仕える主人への忠誠心がテーマになっているけど、それゆえの秘められた想い、決して一線を越えてはいけないという甘くせつない部分も盛り込んでいます。レコーディング時には“もっと甘く”というのを意識してもらいました」。そんな最中に、「顔が赤くないですか」と尋ねられた神尾さん、いきなり口からピンポン玉を次々と出す手品を披露するドッキリ展開に会場も盛り上がりました。

 続いて「Fight for Judge」を試聴。神永さん、神尾さんはイントロでサイリウムを振りながら「エイ!エイ!」と盛り上げます。曲中も「もっと青を高く!」「もっとクラップ」と各会場に呼びかける一面も。アッパーな曲調なので2人も熱くなっていました。

 ちなみに神尾さんはこのイベントに臨む前に、浅沼さんから『KnightsPのみんなによろしくね』との伝言があったそうです。神尾さんと神永さんのこの曲の印象は「某アイドルの曲みたいだなって思いました。(土田)玲央君からこの曲の好きなところを教えてもらったんですが、レオと泉がそれぞれ各サビで“気高き”と歌っていて、その直後に“カッ”と音が入っていて、それを聴く時、いつも目を見開いているということだったんです。これもリハーサル時に3人で聴いてみたらやっぱり『ここ!?』ってなりました(笑)」(神尾さん)。「瀬名泉役の(伊藤)マサミと先日飲んだ時にKnightsメンバーの仲がすごく良いと言っていて。曲に対しての想いもですが、ソロパートはみんなでそれぞれに歌に強さがあるのに、サビになると一体感があって、仲の良さを感じることができるので素敵だなと思いました」(神永さん)。

 曲の方向性は「メインストーリーより少し前の時間で、わりと荒れていて、個々が競い合っていた時代です。Knightsはその中でも上の存在で結束力が強いけど、個々のプライドも高くてチーム内での衝突もあって、歌バトルやダンスバトルでしのぎ合っていて、“両刃の剣”みたいなイメージがテーマです。レコーディングでは子音を強調してます。“Judgement Time!”ならトゲがある感じにとか。5人で歌っているパートは一体感があるけど、荒々しく歌ってもらったり、鋭さを出してもらっています」と桑原さん。神尾さんも「他のKnightsの曲に比べて荒々しいですね」。

紅月の「想ひ出綴り」はゲーム内のイベント“喧嘩祭”がテーマ。美しい歌詞にも注目!

 次は神尾さんと神永さんの紅月の新曲から「想ひ出綴り」。サイリウムの色を赤に変えて、2人が元気に「カモン!」と叫ぶと会場内を練り歩きます。和テイストの曲なのにノリがロック(笑)。桑原さんが語る曲のテーマは「喧嘩祭で、幼なじみである英智と敬人は元々、仲が良かったのに学園に入ったら昔のような付き合い方ができなくなり、そんな中で英智は紅月の解散を宣言して。でも敬人は大切なものや仲間を得た紅月を盛り上げていきたいとバトルを挑む気持ちと、またあの頃のように戻れたらいいなという想いを込めています」。「歌詞が美しい」という桑原さんに、神尾さんはうなずきながら「歌詞と歌っている人たちが素晴らしいので注目してほしいです」とコメント。

 トークテーマ1つ目のお題は『最初に仮歌を聴いた時の感想』。神永さんは「低いし、高い部分は高いので難しそうだなと思いました」とコメント。神尾さんは「紅月の3人の声の相性を考えたらこのサビはうまくハマるだろうなと感じました。同じ低音でもこんなに違うんだなと思いました。ハーモニーもいいですよね」。レコーディングで1番苦戦したのは「Bメロで3人が交差して、違うメロディが流れるところは大変そうでしたね」と話す桑原さん。

 2つ目は『歌う時にイメージしたこと』。「敬人にとっての英智のようなものを自分の中に浮かべて、想いを1つにして歌う部分と、英智を2人で支える意味で優しく歌う部分を意識しました」(神尾さん)、「交差するところが3パターンあって、それぞれ2人の想いと、1人も同じだよと、3人が同じところに向かっているのが素敵だなと思ったので、3人の関係性はイメージしました」(神永さん)。

 この曲では「2つの旋律が鳴ると聴こえにくくなるので、そうしたら聴き分けられるかなと考えたら、3人が舞台上にいるイメージでステージのセンターの立ち位置から上手下手に移動しているかの様に、右に移動していくメンバーを表現しています」(桑原さん)、「ヘッドホンで聴いていると声が動いているのがわかりますね」(神尾さん)。

「斬-決意ノ刃-」は紅月結成当初のイメージ。2人の歌声も披露!

 同じ和テイストながら熱く激しい「斬-決意ノ刃-」では、神尾さんが「みんな、声出していけよ!」とワイルドに。担当パートと3人のパートでは2人で歌声を合わせていました。
 桑原さんからのコメントは「時間軸的には紅月の結成当初の曲で、英智の夢を叶えるために、敬人は影になっていこうと。今の紅月は硬派なユニットというイメージだと思いますが、当時は英智を助けるためのプロジェクトという立ち位置で、2人も敬人の想いに同調して参加していて」とのこと。
 そして、お題トークの1つ目は『1番お気に入りのフレーズ』。「サビの最後も好きだけど、“高みを目指し”のメロディも好きです。レコーディングで桑原さんから「もう少しオラついてもらえますか?」と何度も言われて(笑)。荒々しかった頃だったから」(神尾さん)、「メロディ的に好きなのは“万死一生を顧みず”ですかね」(神永さん)。
 また桑原さんからレコーディング本番前に歌い過ぎると指摘された神尾さんは「桑原さんが来る前に全パートを1人で歌っていたのでいい具合に疲れました(笑)」。「この曲『想ひ出綴り』と同じでブレスするポイントがなくて(笑)」と苦戦した点を話す神永さん。

 もう1つのお題は『もし紅月で楽器を演奏するとしたら』。桑原さんに「何か楽器できるんですか?」、神永さんにも「リコーダーですか?」と言われた神尾さんですが、「ピアノができます。昔は姉と妹と3連弾もしてました。あと昔ドラムもやってました」。一方の神永さんは「エアドラムができます(笑)。でも尺八やってみたいですね」。桑原さんからはユニットソングの色々な楽曲に尺八演奏で参加されている神永大輔さんの収録時のエピソードが披露された。尺八は両膝を使って空気穴を押さえて、音を変えているそうで、演奏風景を実演しながらの解説をする一面も。

 3つ目は『もしソロ曲を出すならどんな曲がいいか』というお題では、「ネタっぽい歌で、「ハッ!」みたいなのが入りまくったお祭りみたいな曲」(神永さん)、「大太鼓のソロで、背中を見てくれって(笑)。妹に向けたラブソングもいいかな」(神尾さん)。桑原さんから「バブバブが入った曲もいいかも(笑)」と提案され、「あかちゅきですか?(笑)でも、かわいい声でもイケますよ」と神尾さんは「以前、『あんスタ!』の番組に出た時、桃李君になったらというお題でやったことがあるけど」と笑っていました。

 最後のコーナーではKnightsと紅月の販促ポスターとそれぞれの寄せ書きサイン色紙のプレゼント抽選会がおこなわれエンディングへ。最後は3人からのメッセージで締めくくられました。

「試聴会はキャストさんごとにテンションが違って楽しいですね。次回は流星隊とRa*bitsということですごくにぎやかになりそう(笑)。今後もよろしくお願いいたします」(桑原さん)
「紅月とKnightsのファンの方と直接お会いして、一緒に歌を聴けて、反応も見ることができてうれしかったです。今後も一緒に『あんスタ!』を楽しんでください」(神尾さん)
「声の仕事をする機会は少なくて、こんなに長く演じさせていただいているキャラクターは颯馬が初めてです。すごく思い入れもありますし、アニメに参加するのも初めてなので楽しみです。颯馬を大事に演じていきたいと思います」(神永さん)。

『あんスタ!』ユニットソングの試聴会は続々と続きます。キャスト陣と一緒に聴けるイベントはこれだけです。ぜひご参加ください。

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