ドラえもんの部屋で、どこでもドアを体験してきた!──ドラえもんVR『どこでもドア』体験レポ
2017年2月16日、東京スカイツリーの商業施設「東京ソラマチ」において、『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の特別企画「ドラえもんVR『どこでもドア』」の体験会がメディア向けに開催されました。
本企画は、バンダイナムコエンターテインメントのVRゲーム開発プロジェクト「Project i Can」とコラボしたもので、ご存じ「どこでもドア」を使って、様々な場所に行くというVR体験が楽しめる内容となっています。今回、アニメイトタイムズは体験会へ特別に参加してきましたので、その様子をご紹介します!
このイベントは、実際に再現されたのび太くんにどこでもドアやタイムマシンの出入り口である机などが設置され、VRの機材を使ってVR体験をします。まず、自分の肉眼でみられる、のび太くんとドラえもんが共に過ごしているあの馴染みの部屋に感動です。
しかも、その部屋には「どこでもドア」が設置されています。テンション上がります!
アニメでよく見る、どこでもドアを体験するには、VR機材の設置が必要です。機器を装着するだけで、もうドキドキです。まずはリュック型のマシンをスタッフの方に背負わせてもらい、次にVRゴーグルとヘッドホンを調整してもらいます。重たそうな、見た目はとことなり、女性でも重さは全く気になりません。眼鏡をかけての体験もOKだそうです!
VRゴーグルを装着した瞬間、VRの世界にものび太君の部屋が広がります。毎週金曜日に見る、あの畳敷きの部屋です。
季節は夏で、遠くに蝉の声が聞こえ、日差しの熱を感じます。そして、机の引き出しがガタガタと動き出し……、ドラえもんが登場!
思わず「ドラえもーん!」と手を振ってしまうほど、ドラえもんは目の前に来てくれます。感動の瞬間です。ただ、現実の世界では、何もない空間に向かって手を振っていますが……。
そして、ドラえもんに勧められるまま「どこでもドア」を開けると……、ひんやりとした風と共に南極の世界へワープ!
白い大地と青い海が水平線まで続き、寒さまで感じられます。
最高の景色を楽しんでいると、いきなり足下の氷が崩落!あまりの恐怖に悲鳴を上げながら「どこでもドア」にしがみつくほどです!
さあ、南極の次はどこにワープするのでしょう。おそるおそるドアを開けると、今度は走行中の電車の上でした!
ガタンガタンという音に加え、風と振動で感じるスピードに、もう立っていられません。
振り向けば、後続の車両がずっと続いています。そして、前方には迫り来るトンネルが! まるでアクションスターのような気分を味わうことができました。
机の中はどうなってるの?
どこでもドアを使っての体験だけでなく、部屋を動き回ることもできます。あの部屋でやることと言えば……、やっぱりのび太の机のタイムマシンのチェックですよね!
興味本位で、引き出しをあけてみます。
うわっ! あのタイムマシンの空間が広がっています。手を伸ばしてみると、どんどん奥まで入ってしまうくらいの広い空間が広がっています。なんとも不思議な感じです。
VR体験は、世界の外側から視覚で楽しむアニメや映画とは全く違い、世界の中側から風、音、振動、感触といった五感をフルに刺激され、ひみつ道具で遊んだかのような、S・F(すこし不思議)体験です。
イベントは、 4月14日まで、是非とも、この特別企画で体験してみてください。
[取材・文:Pick UPs! 神谷美恵]
【一般申し込み受付】
『ドラえもんVR 「どこでもドア」』の一般申し込み概要は以下の通りです。
日程:2月20日(月)から4月14日(金)
会場:東京スカイツリー 東京ソラマチ3F 12番地 特設会場
住所:東京都墨田区押上1-1-2
・体験時間は、VRゴーグル装着と脱着、説明時間などを含み約10分程度
・予約は1人1枠まで。その際、2名分まとめて予約が可能
・予約日から1ヶ月(30日)先まで予約可能
・13歳未満の人は、本アトラクションの体験はできません
申し込みはこちらから
https://www.doraeiga-vr.com/reserve/
(C)Bandai Namco Entertainment Inc.