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『ドリフェス!』DearDream、デビューからの軌跡がココに

『ドリフェス!』DearDream、デビューからの軌跡がココに――1stフルアルバム発売記念インタビュー

 2016年9月~12月にかけてアニメ1stシーズンが配信・放送され、2017年に2ndシーズンも制作予定の2.5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!』。本プロジェクト発のユニット「DearDream (ディアドリーム)」の1stフルアルバム『Real Dream (リアルドリーム)』が2月22日(水)にリリース!

 アニメ主題歌『PLEASURE FLAG』やアプリの人気曲、初CD化の曲、新曲など盛りだくさんの12曲を収録。5月4日(木・祝)には1stライブも控えるDearDreamのメンバー5人にお話を伺いました。

 

人気曲と思い入れ深い曲たちが並んだ“夢”のアルバム
――1stフルアルバムの完成、おめでとうございます!

正木 郁さん[沢村千弦役](以下、正木):ありがとうございます! デビューシングルやアニメ主題歌に加え、新曲、『ドリフェス!』のアプリの曲やCD化されていない曲など、いろいろな曲が収録されていますが、それぞれの曲に想いが込められていて、僕達もその想いを大切に伝えようという気持ちで歌っているので、じっくり聴いていただけたらうれしいです。

太田将熙さん[片桐いつき役](以下、太田):僕達も楽しみにしていた1stアルバムをリリースできるのは、いつも応援してくれる皆さんのおかげです。収録された12曲すべていい曲で、どの曲にも想い入れがあって、まさに僕達の夢、RealなDreamが詰まったアルバムになりました。

富田健太郎さん[佐々木純哉役](以下、富田):まさにタイトルチューンのフレーズの“夢は現実になるよ”ですね。デビュー前の2015年にレコーディングした曲もあるので感慨深いですね。もう2年になるんだなって。これまでアニメやアプリなどを通して活動してきた僕らの軌跡、メモリアルな1枚になりました。
石原壮馬さん[天宮 奏役](以下、石原):やっとフルアルバムがリリースできます。個人的にはiPodに入れてまとめて聴けるのがうれしくて。皆さんもまとめてたっぷり聴いてほしいです。

溝口琢矢さん[及川 慎役](以下、溝口):新たにタイトルチューンも作りましたが、歌詞に注目してほしいんです。歌詞の内容と僕らがすごくリンクしていて、DearDreamが2.5次元なんだと改めて感じていただけると思います。


新曲は3曲。アルバム表題曲はみんなへの感謝と今のDearDreamを体現
――ではその気になる新曲、アルバムのOPチューンとなる表題曲「Real Dream!」のお話を。DearDreamらしい元気で前向きな曲ですね。

正木:初めて聴いた時、「また笑顔で聴ける曲が来てよかった」と思いました。3曲の新曲のうち他の2曲は今までにないタイプの曲で挑戦できるのも楽しみだったけど、DearDreamらしいキラキラ感や楽しさ、そして今の僕らの全力を出せる曲なのでレコーディングもやりやすかったです。

溝口:「あっ! 始まる!」というワクワク感と爽快感のあるイントロからスタートするのが好きで。あと「NEW STAR EVOLUTION」のサビ前に似た音が使われていたり、じーんとくる仕掛けがあるのもいいんです。

石原: “Thank You for Smi1e!”の歌い出しから“君がいるからOver the Best, Over the Dream”とこれまで僕らを支えてくださった皆さんへの感謝と、これからもよろしくねという気持ちが込められていて。

太田: “運命を変えるエールをいつもくれるから”などいつも僕らが思っていることがそのまま歌詞になっているからまっすぐな気持ちで歌えるんですよね。“君と創るReal Dream!”も僕らの想いそのままで、“君”はもちろん皆さんです!

富田:1番のサビの“踏み出せStep of 1st!”は1stアルバムを想像させるけど、メンバー1人ひとりの輝きという意味もあって。2番では同じサビ頭が“鳴らすよGive me 5ve!”になっていて、5人の結束だったり、DearDreamとしての在り方や向かうべき未来が歌詞に現れていて、1stアルバムにふさわしい曲だと思います。


「Special YELL!」は新機軸、みんなと自身を励ますチアソング
――次の新曲「Special YELL!」は3人曲ですね。

富田:僕とWマサキ(太田さんと正木さん2人の愛称)の3人で。

太田:この3人だけで歌うのは初めてだよね。

正木:うん。“弱気な昨日にBye-Bye”や“ずっと先の未来から見ればほんの通過点”など、曲名通りのチアソングになっています。でも気合を入れるというよりリラックスしたり、はっちゃける感じで。歌っていると元気が出るし、皆さんも聴いて「よし! 頑張ろう!」というエネルギーになったらいいですね。

富田:ポップなバンドサウンドで、今まで『ドリフェス!』になかった曲調ですね。だから歌っていて楽しかったし、ライブで歌ったらみんなで一緒に盛り上がるだろうなと想像しながらレコーディングしました。歌詞も“その肩をそっとほぐしてあげたいんだ”や“ちょっとへの字だったその口を”とか、かわいくて。

太田:歌い出しからマイクチェックみたいだし。歌い方も急にキーもテンションも上げてみたり、遊びもあって。今までは割と丁寧に、王道な感じにやってきたけど、僕ら自身が楽しんでいる雰囲気も伝わると思います。夏のライブでは水鉄砲でかけ合ったりしたらおもしろそう。

正木:この3人でどんなパフォーマンスを見せられるのかも楽しみです。この曲と「Real Dream!」はレコーディングの時、キャラを意識して歌ってと言われて。だからソロパートでは千弦に寄せて歌っているので、そこも注目して聴いてほしいです。


DearDream史上最高にアダルトな「あなたの瞳に踊らせて」
――5曲目に入る「あなたの瞳に踊らせて」はR&B調のダンスチューンで大人っぽい曲ですね。

石原:そうなんです! セクシーでアダルトな感じで。こんなDearDreamもきっと初めてでは。

溝口: “最初で最後のカケヒキ”や“抱きしめて宵明かそう”とか、きわどいフレーズも並んで。熱く、でも切なさもあって。そんな感情も感じとってもらえたらいいな。

富田:「Real Dream!」、「PLEASURE FLAG」、「MAY BE, LADY!」と等身大で元気で明るい曲が続いた後に、「ユレルMIDNIGHT」は背伸びして、そしてこの曲という流れは、成長の軌跡を表しているみたいだなと。

正木:この後にまた「リバーシブル→バレンタイン」が来て、ガラッと変わるのもいいんだよね。飽きさせないというか。

太田:実は「あなたの瞳に踊らせて」と「ユレルMIDNIGHT」はデビューシングルをリリースする前の2015年にレコーディングしていて。そこも感慨深いです。


5人が語る印象深い曲。正木さんはなんと3曲セレクト!?
――収録されている12曲の中で好きな曲や印象深い曲を挙げてもらえますか?

溝口:「SAKURA LETTER」です。当初からずっと好きと言い続けてきてるし、アプリの中でも慎がこの曲について語っているくらい。過ぎゆく春を“はらはら散りさってく”と名残り惜しんだり、“一瞬を書きしたためて”と手紙を書くようなきれいな言葉遣いだったり、ゆったりした和っぽいアレンジなど旧き良き日本の美しさが随所に出ていて。

石原:「あなたの瞳に踊らせて」ですね。今までになかった曲調に衝撃を受けたのと、歌詞も大人っぽいし、情景も浮かんできて。歌っても聴いてもハマってくるんです。女子はきっとドキっとしてくれるんじゃないかなと。

富田:僕は「Special YELL!」です。個人的に軽やかなテンポの曲が好きで、歌っていても楽しいんですけど、歌詞も相手のことを思いやっているフレーズが並んで。「ユレルMIDNIGHT」や「Butterfly Girl」は妖艶な曲調ながらも歌詞でも伝えていたけど、この曲は軽い曲調だけど歌詞で大切なこと、気持ちを伝えているのが好きなんです。

太田:僕はやっぱり「PLEASURE FLAG」ですね。アニメのOP曲で、劇中でも慎君が作詞して、メンバー全員でシゲさんに作曲をお願いする、思い入れ深いシーンで作られた曲なので大切な1曲です。歌うごとに魅力が増している気がします。出だしの“Here We Go!!”から始まってずっと爽快感があって、このアルバムが「Real Dream!」から始まって、更に加速していく感じも好きです。

正木:僕は推したい曲が3曲あるんですけど……。

石原・太田・富田・溝口:え~!?

正木:簡潔にするから許して(笑)。まず「リバーシブル→バレンタイン」はWマサキで歌っていて、たくさんの方が待っていた曲かなって。とても温かい気持ちになれます。時期的には1週間遅れになっちゃうけど、僕らから皆さんへの逆バレンタインということで。次は「STARTING TOGETHER」で、アニメの6話では千弦といつきの2人で歌っていますが、このアルバムは5人バージョンです。

ポップな曲で、5人で歌うとグルーヴ感が増しています。そして「MAY BE, LADY」は奏、慎、純哉のトラシグの曲で、すごくキラキラしていて純粋に僕も歌いたかったなと。


ライブのセットリストを意識した曲順にも注目!

――DearDreamのいろいろな表情が見える1枚ですね。また曲順が絶妙ですね。

富田:そうなんです! 実はライブのセットリストを意識した曲順になっているんです!

溝口:1曲目の「Real Dream!」はアルバムだけじゃなく、ライブのOP曲にもピッタリで。そこから序盤、たたみ込むような流れとか……。

石原:中盤にアダルトな「ユレルMIDNIGHT」、「あなたの瞳に踊らせて」が来て。

正木:しっとりした「SAKURA LETTER」から「STARTING TOGETHER」で後半に入って一気になだれ込んで。

太田:「NEW STAR EVOLUTION」がラス前、ラストにアニメのED曲「シンアイなる夢へ!」で終わると。きれいな流れですよね。

――10曲目の「インフィニティ・スカイ」から最後までの流れが好きです。さわやかな曲なのに終盤、ましてやライブを想像するとせつなさを感じてしまって。ラストの2曲は思い入れも重なって、盛り上がりつつも感情があふれ出してしまうような。

溝口:そこまで……。

太田:うれしいです!

正木:そこまで聴き込んでくださって。

富田:お父さんと呼んでいいですか!

石原:自分のお父さんいるやろ!(笑) でも普通に聴いていただくだけじゃなく、僕らのライブに来ているイメージで聴いてもらえたらまた印象も変わるかもしれないし、パフォーマンスしている姿を想像してもらえたらうれしいです。

溝口:あと「リバーシブル→バレンタイン」や「SAKURA LETTER」はリリース時期にも合っていて、そこもアルバムらしいかなと思います。


全国7カ所のキャンペーン、ラストは初の公開録音も!
――アルバムリリース後にはイベントキャンペーンがありますね。

正木:『DearDreamがゆく 全国行脚の旅』というタイトルで、全国7カ所をまわります。

富田:メンバーから3人ずつアットランダムで各会場に出演して、最後の東京公演では全員そろって、ラジオの公開録音と握手会をします。

石原:1stシングルの発売記念以来、約1年ぶりで、また同じ場所に行けるのもうれしいです。皆さんと直接お会い出来る機会はなかなかないので僕らにとっては貴重なんです。

溝口:1年経って成長した部分を見てもらいたいなと思いつつ、変わらない部分も見てほしいです。去年は大きなステージに立たせていただいたりしたけど、やっぱり僕らにとって大切なのはいつも応援してくれたり、会いに来てくれる皆さんですと自分の声で伝えたいです。

太田:前回はアプリもアニメもまだ始まっていない時だったから初めましての方もたくさんいると思うし、皆さんの熱量も違う気がするし。

正木:公開録音があるのも新しい試みで。またアニメや歌とは違った僕らを感じていただけると思うので楽しみです。

富田:どうなるのか、僕らにも想像つきませんが温かい目と声で見守ってください。


1stライブは歌とパフォーマンスで魅せます! KUROFUNEもゲストで参戦!!
――そして5月4日にZepp DiverCity TOKYOにて1stライブも開催されます。

石原:待望の1stライブで、今からドキドキ、ワクワクしています。

富田:曲数もめっちゃ溜まってますから何を歌おうか、みんなで相談して。

溝口:こんなにたくさんの曲を歌うのは初めてだし、ダンスも覚えなきゃいけないから大変だけど、楽しみな気持ちのほうが大きくて。皆さんに1つだけ言えるのはファンミーティングとはまったく違う景色、ステージになります。

太田:ガッツリと歌とダンスで勝負したいです。お芝居パートがない分、僕らとキャラをどれだけリンクできて、お客さんをどれだけ楽しませられるか、ですね。

正木:あとKUROFUNEがゲストで出演してくれます。前回のファンミーティングで初めて一緒のステージに立って、お芝居したりして、2次元の世界ではお互いを超えようというライバル関係だけど、(戸谷)公人君と株(元英彰)さんは一致団結していいステージを作ろうという気持ちで臨んでくださって。1stライブでも切磋琢磨感が持ちつつも盛り上げていけたらいいですね。

石原:ライブまでこのアルバムをがっつり聴き込んで来てください!


アニメ2ndシーズンが決定!最高を超える1stシーズンを更に超える作品に
――うれしいニュースはアルバムやライブだけじゃなく、アニメの2ndシーズンも決定しました!

溝口:アニメに参加するのが初めてだったので、2ndシーズンの発表っていつやるのかなと思っていたんです。

太田:でもアニメは放送決定の発表や放送開始、そして2ndシーズンとすぐにお知らせできたのがうれしくて。5人で喜びを分かち合っていました。

富田:発表後にTwitterとかで、みんなが喜んでくれていたこともうれしくて。いろいろな人に『ドリフェス!』を知ってもらえたんだと、そこで改めて実感できたし。『ドリフェス!』が皆さんの間でどれだけ浸透しているのかもアニメが始まってから肌で感じることができて。アニメってすごいなって。

石原:喜びはあるけど、ここから2ndシーズンに向けてまた1つひとつ積み重ねていって、更にいいお芝居をしなきゃいけないという緊張感もあります。そして、ストーリーの先が気になります。1stシーズンで伏線を張りつつ、まだ回収していない部分があるので、そこが2ndシーズンで明らかになるのかなと思うと楽しみです。

正木:1stシーズンを超えなきゃと思っています。メンバーとよく話していますが、1stシーズンは最高を超える物語だったので、2ndシーズンは最高以上のものを超えていかなきゃと。僕ら一人ひとりが個人のスキル、伝え方、パフォーマンスを引き上げることがいい作品づくりにつながると思うので頑張ります。皆さんも楽しみに待っていてください。


1stアルバムと1stライブはDearDreamのターニングポイント
――では最後に皆さんへメッセージをお願いします。

正木:1stアルバムと1stライブは念願でした。アルバムにはこれまでの想いや感謝をたっぷり込めたので、聴いてDearDreamと『ドリフェス!』をもっともっと好きになってくれたらうれしいです。そしてイベントやライブでお会いできることを楽しみにしています。

太田:アルバムを出せたことが本当にうれしくて。今まで支えてくださった皆さんのおかげだと思っているので、喜んでもらったり、楽しんでもらえる1枚になるようにメンバー全員で頑張りました。たくさんすり切れるまで聴いてほしいです。

富田:すり切れるって今使う?(笑)

太田:例えだから。CDを聴かなくても完全に頭にインプット&リピートできるようになったら、今度はライブで僕らの生歌で。ファンミーティングではキャーとか歓声があったけど、今回は歌で聴かせてパフォーマンスで魅せて、うっとりするようなライブにできるように頑張ります。

富田:昨年3月のデビューからアプリのリリース、アニメと突っ走ってきて、約1年を迎えようとするタイミングで1stアルバム発売と1stライブができて。皆さんのおかげだと思っています。ありがとうございます。アルバムの発売日、2月22日はニコが3つ並んでいるので聴いて笑顔になってください。そして聴いて僕達に会いたい想いが募ったらぜひイベントとライブへ(笑)。2017年の春を一緒に迎え、過ごしましょう!

溝口:僕らが好きな曲達を素敵な順番で並べていただいて。僕らだけじゃなく、スタッフさん達の愛情の深さも感じました。

太田:まず買ったら曲順通りに聴いて、1人ライブを楽しんでほしいよね。

溝口:うん。ライブ風景が思い浮かぶと思いますが、5月4日のライブではその想像を超えるものをお見せできるように頑張りますので、アルバムをいっぱい聴いてイメージを膨らませて会いに来てください。

石原:今回の1stアルバムと1stライブはDearDreamと『ドリフェス!』にとって大きなターニングポイントになると思っています。このアルバムタイトルのように夢を1つひとつ現実にしていく道のりの途中ですが、現時点での僕らの最高を聴いてください。2.5次元プロジェクトなので、体を使ってパフォーマンスすることも僕らの持ち味であり、それは実際にライブで見ていただくことで感じていただけたら。そしてアニメの2ndシーズンに勢いをつけられるようにしたいです。これからも一緒に素敵な夢を作りましょう!


リリース情報
■DearDream『Real Dream』
2017年2月22日発売 /3,000円(税別)
発売:ランティス

イベント情報
■『ドリフェス!presents DearDream 1st LIVE「Real Dream」』
2017年5月4日(木・祝)16:30開場 17:30開演
Zepp DiverCity TOKYO
1Fスタンディング・2F指定席:7,992円(税込・ドリンク代別)
出演:石原壮馬(as:天宮 奏)、溝口琢矢(as:及川 慎)、富田健太郎(as:佐々木純哉)、
太田将熙(as:片桐いつき)、正木 郁(as:沢村千弦)
ゲスト:KUROFUNE[戸谷公人(as:風間圭吾)、株元英彰(as:黒石勇人)]


★『DearDreamのドリフェス!ラジオ』はアニメイトタイムズにて好評配信中!
(毎週土曜日更新)



>>『ドリフェス!』公式サイト
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