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『マジフォー』声優座談会:アニメで更に深まるメンバー同士の絆

TVアニメ『MARGINAL#4』声優座談会:増田俊樹さん、高橋直純さん、KENNさん、鈴木裕斗さん、マジフォーメンバー集合

 数々の人気女性向けコンテンツを手掛けるRejetが放つ男性アイドル作品『MARGINAL#4(マージナルナンバーフォー)』。楽曲、ドラマCD、ゲームなどマルチに展開されてきましたが、ファン待望のTVアニメが『MARGINAL#4 KISSから創造(つく)るBig Bang』として2017年1月より放送中!

 TVアニメでは、現役高校生4人組のアイドル、MARGINAL#4の芸能生活と高校生活を明るく楽しく描いた内容となっています。

 今回、アニメイトタイムズではMARGINAL#4のメンバーを演じる、アトム役 増田俊樹さん、ルイ役 高橋直純さん、エル役 KENNさん、アール役 鈴木裕斗さんに作品とグループの魅力をたっぷり語っていただきました。

 

挑戦的な楽曲も多く、アイドル作品として画期的だった『MARGINAL#4』
――ドラマCDや楽曲を通して感じた『MARGINAL#4』の印象は?

桐原アトム役 増田俊樹さん(以下、増田):この作品に関わって5年目に入りました。長かったようであっという間でしたね。始まった頃は男性のアイドルものもまだ少なかったので、新しかった印象があります。

野村アール役 鈴木裕斗さん(以下、鈴木):挑戦的な楽曲も多くて、新曲をいただくたびに新鮮な気持ちで取り組むことができました。しかもバラエティ豊かで、毎回違う色と顔を見せられて、皆さんに楽しんでいただける作品になっているかなと思います。

野村エル役 KENNさん(以下、KENN):お蔭様ですごい数の曲数歌わせていただいて、自分が本当にアイドル活動をさせていただいているようです。今回のアニメでは学生生活もクローズアップされていて、もう1人の人生を一緒に過ごしている感覚でした。

増田:更に活動していく中で、先輩グループのLAGRANGE POINT、後輩のUNICORN Jr.と仲間が増えました。そのおかげで、初期のマジフォーよりもさらに元気で明るいユニットになった気がします。

藍羽ルイ役 高橋直純さん(以下、高橋):着実にマジフォーワールドが広がっている感じがします。

 
アニメ化に「ここまで本当に来たんだ」と感動、そして映像に感情移入

――アニメ化が決まった時、アニメをご覧になった時の感想は?

高橋:最初は信じられませんでした。驚いちゃった。

鈴木:1話のアフレコで、「ここまで本当に来たんだね」っておっしゃってましたもんね。

高橋:うん。うれしかった。最初、Rejet Fes.限定と聞いていたから。

KENN:Rejet Fes.の時、衣装もこだわって作っていただきましたよね。

高橋:アニメの1話でファンの方がペンライトを振ってくれているシーンがあるのですが、その時のデビューステージを思い出して…感情移入しちゃいました。

増田:あのシーンは僕らが実際にステージから見ていた景色そのままでしたね。

高橋:奈落から上がっていくところとか。

鈴木:僕らとリンクさせて映像を作ってくださったと実感できてうれしかったです。

増田:一方で新作だなとも思いました。これまではライブなどアイドル活動がフィーチャーされてきましたが、今回は学校生活がしっかり描かれていて、新鮮な気持ちで臨めました。

KENN:僕らも新鮮な気持ちで楽しく収録しています。

鈴木:これまで長く演じてきたキャラがアニメとなって動いている姿を見ていると僕らも改めてイキイキと演じられるんです。またアニメではメンバーの好きなものがエピソードになっていて。

高橋:今までも設定としては見ていたのですが、より立体的にリアルになった気がします。

――キャラ像がより膨らんで親近感が更に増しました。

KENN:プライベートが見られるからこそ、アイドルの時とのギャップが見えて、ファンの方にも喜んでいただけるんじゃないかなと思います。

高橋:アトムはドラマCDではひたすら一直線でまっすぐな人という印象があったけど、アニメではさらに突っ込んだりもするよね。

増田:割りと常識人なところも垣間見えて(笑)。アニメの展開自体を新作と感じたように、アトムも新たな気持ちで演じてもいいかなと。ドラマCDでは別録りになることが多いのですが、今回は4人そろって収録できるということで新しいものが生まれるとも思っています。


ストレートなアトムは相手にどれだけ気持ちが伝わるかが勝負

――ではアトムというキャラの印象と演じるときに心がけていることは?

増田:台本上に書いてあることに忠実に、素直な読みをしていくことがアトムを演じるうえで大切なことだと思っています。シーンやセリフによっては彼の思惑や言葉の裏も読まなくちゃいけないけど、約8割は思ったことを言っているキャラクターだと思うので、どれだけ相手にストレートに伝えられるかに神経を注いでいます。

作中では特にルイとの掛け合いで、まっすぐに気持ちをぶつけていくことが多いのですが、そこは大事にしなきゃいけないなと。

高橋:案外優しいよね。

増田:優しいからこそおせっかいなんですよね。

――そして、アトムといえば焼肉ですよね。どこまで肉好きなのかと(笑)。

増田:お肉はみんな好きじゃないですか! それで言うと、エルもタコさんウインナー、どこまで好きなんだろうと……(笑)。

高橋:お弁当にいっぱい入ってたよね(笑)。

増田:着色料多めの真っ赤なウインナーが(笑)。

KENN:その分、きっと健康的なことをエルはしていると思います(笑)。


物静かでクールなルイ、心が打ち解けていく様子が見られるアニメ

――次はルイについてお願いします。

高橋:冷静ではしゃがず、いつも物静かでクールな人です。アトムが言葉通りというのとは真逆で、言葉の奥に本心が隠れていて、見えにくい部分が強くて。でも、原作の展開ではこの4年間でいろいろなものを乗り越えてメンバーと仲良くなってきていたので、今回初期の頃に戻ったのが新鮮でした。「こんなに心を閉ざしていたのか」と。そんな中、改めてアニメの中でも少しずつ心がほどけてきているエピソードがあって、間近で見ているとほっこりします。

KENN:SS(ショートストーリー)の時は結構バチバチしてましたよね。

高橋:話をまったく聞かなかったり、つっかかったりして。親心で見てしまって、思わず涙が出てきそうになったこともありました。

――ミステリアスですが、今まで見えてこなかった部分も見えてきたり。

高橋:髪の毛を指でくるくるするクセがあるのも初めて知りました。実は僕も同じクセがあって、「わっ!」と驚きました。


エルとKENN君はグループの潤滑油by高橋さん

――ではエルとアール兄弟を。

KENN:エルは双子の弟です。1番最初にキャラを構築する時に岩崎(大介)さんが実際に立ち会ってくださって、その時に決めたキャラとはだいぶ変わってきましたがそれもエルらしいかなって。ゲームやキャラソン、イベントなど見る角度が違えば見え方も変わってくると思うし、エルというキャラ自体も振り幅が大きくて、つかみどころがないところがあるというか。

自由度が高くて、いろいろな印象を周りに与えているのかなと思っています。だから、トリッキーな感じというか型にハマらず、いろいろな表現ができたらいいなと。今回のアニメではみんなが出会って間もないという時間軸になっているので、新鮮な気持ちで取り組んでいます。似ているところは……ないかなあ。まりもは嫌いじゃないけど、エルほどの情熱はないし……。

高橋:エルはグループの潤滑油的なポジションでそこは似てると思うよ。

鈴木:いいところですっと言葉をかけてくれたりするんですよね。

KENN:今日は気分よく仕事できそう(笑)。エルはみんなで一緒に盛り上がって、上に行けたらいいなと思う性格なんです。アトムみたいに引っ張っていくタイプじゃないけど、緊張しちゃうアールに優しい言葉をかけたり、みんなが繋がれるために見えないところで自分も力になりたいなと行動するタイプ。僕自身もみんなの力になりたいなと思っています。


裏表なく素直で優しいアールは鈴木さんと同じ!?

――アールはいかがですか?

鈴木:アールもアトムと同じように言葉に裏表がなくて、素直で心優しい子です。自分のことよりまず人のことが大事で、考えていることがあっても相手から「こうだよな」と言われると同調したり、気遣いもできて。でも内に秘めた熱さもあるんです。

リーダーに任命された時には自分には向かないんじゃないかと思い悩んだりする様子もあったけど、周りに助けられて成長しましたし、リーダーとして何ができるのか自分で発信できるようになっていって。アールはマジフォー結成時にはメンバーの中で一番下なんじゃないかと劣等感を持った中でスタートしているので、アニメを見ていく中でも一番成長を感じてもらえるキャラじゃないかなと思います。

メンバー間の人間関係やマジフォーをよくしようという熱意は誰にも負けないので、その想いを強い言葉で吐露するところは男らしさも兼ね備えていて、見る人の心を打つと思うし、アールのようになりたいと尊敬しながら演じています。

――アールはフォローも上手という設定がありますが、鈴木さんも?

KENN:すごく気を遣ってくれるんですよ。

鈴木:僕は空回りしちゃうんですけど。

KENN:そんなことないよ!

鈴木:でもエルもさりげないところで助けてくれて。野村兄弟は補い合いながらやっていると思います。作中でも兄弟にスポットが当たったエピソードもありましたが、双子だからこその絆や思いやりが見えて、心が温まりました。

高橋:アールは練習とか人一倍頑張っているキャラだけど、最初のRejet Fes.をやり終えた後に泣いていた裕斗はまさにアールとダブったよね。そこでKENN君がそっと肩を抱いているのも。リンクしちゃってしょうがなくて。


オーラとカリスマ性があって大人なLAGRANGE POINT

――個性はバラバラなのに、まとまりがあってバランスがいいのがマジフォーですね。マジフォーの事務所、ピタゴラスプロダクションには他にもアイドルグループが所属していますがご紹介や印象を。

鈴木:まず先輩のLAGRANGE POINTはオーラが違いますね。

KENN:カリスマ性がすごくあって。

高橋:髪の毛をシュッとやるだけでカッコイイ。

KENN:自分たちのキャラクター性を理解しているし、ファンの人が何を求めているか、わかったうえで、そこを超えていい意味で裏切って、いいものを見せていくエンターテイナーぶりが凄いです。

鈴木:そんななかで、マジフォーの指標となるアドバイスをくれたり、緊張をやわらげてもらったり。前面には態度に出さないけど温かい目で見てくれているのもありがたいです。

増田:先輩が作ってくれた道があるからこそ、僕らも自由にやれているのでリスペクトがありますね。


後輩のUNICORN Jr.に増田さんが危機感!?

――後輩ユニットのUNICORN Jr.はどうですか?

増田:アトム的には危機感を感じています。それまではまっすぐに突っ走していく唯一のキャラだったのに、ツバサが出てきてから……。

高橋:ボケの応酬(笑)。

増田:アトムですらツッコミに回らざるをえなくて。最近、アトムのキャラクター性が大声だけになって。

一同: (爆笑)

増田:3ユニット、9人のなかでポジションを確立するのが大変で。ヤバいです(笑)。

KENN:全然大丈夫だよ!

増田:俺様キャラもキラは俺様とは言わないけど、大人の俺様像があって。

増田:だからアトムのアイデンティティは赤いのと大声と焼肉しかなくなって。でもルイも危機感を覚えているのでは?

高橋:そう! アルトもものすごい天然をかますから。ルイもまじめ過ぎるところが天然な感じにつながっておもしろかったけど、真性の天然キャラが(笑)。

増田:今、ルイはただのお母さん化してますよね。

高橋:アトムに突っ込んでいる人みたいになって。

増田:夫婦みたいな。

KENN:そのうちアトムは叫ばなくなるかも。

増田:叫びキャラは他にいないので、叫びだけはやり続けます!!  だからユニコは怖いですね。野村家的にはどうですか?

鈴木:ユニコが出てきて、先輩らしさを2人が見せるようになったので、おいしいですよね。

一同: (爆笑)

――そんな利点が(笑)。

KENN:エルは自由なキャラだから他のキャラと接することでエルも変わるからより新しい自分を見せられるんですよね。だから全然ウェルカムです。


3つのグループがあることでより個性や違いが鮮明に

高橋:原作の展開なのですが、ピタゴラスプロダクションの中でシャッフルユニットを作ったことがあるんです。クールっぽいキャラたち、熱いキャラたち、かわいいキャラたちでユニットが振り分けられたのですが、その時にクールな中での立ち位置だったり、違いを作りながらやってきたので、すみ分けはできているかなと。そういう意味では、キャラの方向性は似通っていますが、ここにいてもいいんだと思っています(笑)。だからキャラが増えて楽しいです。

KENN:人間って接する人によって変わったりするからおもしろいですよね。

高橋:この子たちの世代っていろいろな人たちからいろいろなものを吸収して、変わっていくものだから様々な顔があってもいいんだなと思えて。そういう部分もリアルだなと。

鈴木:後輩ができて人間的にも厚みが増した気がします。もっとしっかりしなきゃと思うし、今までのままじゃいけないなという気持ちも生まれてくるし。実際のアイドル活動でも上下関係は大切でもたらすものも大きいと思うのでその点もリアルさを感じました。

KENN:今後更にキャラが増えるとしたら今度は大声キャラで(笑)。

増田:負けないです!


印象的だったルイの意外な素顔や野村兄弟へのドッキリ

――ここまで収録したなかで印象的なシーンを挙げてください。

増田:ルイが大切にしているぬいぐるみ、トモノリ君のエピソードです。ルイはクールだけどときどき出てくる抜けた部分、かわいいもの好きだとか、そのあたりがフィーチャーされていて。カッコイイけど愛される要素が散りばめられていておもしろかったです。

高橋:僕も楽しかった(笑)。

増田:中野ブロードウェイっぽい場所に連れていかれて、店に入っていくなんて、今までだったら想像できませんでしたよね。

高橋:うん。そういうところもあるんだって思った。

増田:新しい発見でした。エルとアールは2人がフィーチャーされたあの回ですか?

鈴木:衝撃的ですよね。

KENN:アニメならではだったと思います。まさかそこまでという(笑)。

鈴木:かなりすごいドッキリを仕掛けられて。主にアールが引っかかっていましたが、素直なゆえにどんどんハマっていってしまうんですよね。最初はシリアスに描かれていて、そこからのタネ明かしとコントラストがはっきり分かれていてこういうお話もあるんだな、本当にバラエティ豊かだなと思いました。


助け合うのもズッコけるのも一緒!?

KENN:アフレコ中に「銀河の果てまでKISS一丁!」「喜んで!」というセリフを急きょ足すことになったんです。そこでリーダーの裕斗が「僕がやります」と言ってくれたけどみんなのタイミングがなかなか合わなくて……。

鈴木:間違えまくっちゃって。

KENN:その頑張る姿がアールと重なって、ほっこり微笑ましいなと。みんなでワイワイ楽しかったです。

鈴木:増田くんも助けてくれようとしてたけど、そこで間違えて、みんなでズコっともうひと笑いあって。

増田:何がなんだかわからなくなっちゃって。

KENN:何回も天丼(繰り返し)みたいになっちゃって、楽しかったです(笑)。

鈴木:アニメのドタバタっぽい感じがアフレコ現場でも繰り広げられています。

KENN:僕たちもこういう感じだなって。

増田:ラグポだったらキメるけど、マジフォーはキメきれない(笑)。

高橋:でも助け合って乗り越えていくところがいいよね。ルイはアトムからさりげない気遣いをよくしてもらっていて。1話から端々に出てきて、ぐっと来ます。「お前固いんだよ」としょっちゅう言ってもらえるのがうれしくて、いい奴だなと感じています。

増田:直純さんの胸に刺さるようにやってますから。

高橋:届いているよ(笑)。

鈴木:直純さん、優しいな。

高橋:何だよ~(笑)。

増田:順調に収録してきましたが、毎回まったくの新作みたいに感じられるくらいいろいろな面が見られるので1つに決めるのは難しいですね。1話完結で作られているし、皆さんも好きなエピソードが分かれるんじゃないかなと思えるほどバラエティに富んだ作品作りだなと感じます。


4人で歌うOP曲「WeMe!!!!」はマジフォーの様々な魅力が詰まった1曲

――4人でOP曲「WeMe!!!!」を歌っていますが、ポップで楽しいけどジャジーな雰囲気もあって、多様性が見られる曲ですね。

高橋:最初の印象は逆、だよね?

増田:マジフォーの最初の頃の曲はトガっていたり、ロックテイストの曲が多かったけど、ここ最近は明るくキャッチーな曲が増えています。今回のアニメでは学園生活も描かれるということで明るさやひたむきさ、純粋さが現れた楽曲になっているなと思いました。そして楽しさだけじゃなく、春っぽさもあって。青空のような。

KENN:ハジける感じもあるし、フレッシュだし。掛け声もあってにぎやかで。カジノっぽい感じもするんです。

鈴木:始まりとかそうですよね。

KENN:ゴージャスでキラキラしていてポップさもあるし、すごく好きです。

鈴木:マジフォーのかわいさも押し出されていて、このアニメにピッタリだなって。実はこの曲をレコーディングする時にはまだアニメがどんなテイストになるのか僕らはまだ知らなかったので、この曲を聴いて「きっとアニメはこんな方向性で進んでいくんだろうな」と、想像を膨らませていました。マジフォーを中心にドタバタ劇が始まるのを感じ取れる、期待度が増す曲になっていると思います。

増田:歌うのは難しいけど。

高橋:難易度だったらまだまだだけど……。

増田:ポップだからこそ難しくて。アトム的には笑顔で歌うというのが想像しにくくて。一番最初に作ってきたアトム像って、戦いじゃないけどガツガツ感があって。

高橋:熱さがすごい。

増田:僕らが頑張ってきたものってこういうものなんですよ。(アントニオ猪木のモノマネで)「どうですか!?」

一同: (爆笑)

増田:という熱い気持ちがあって。

KENN:でも僕らがこれまでいろいろな曲を歌わせてもらってきたからこそ今は自由にできてると思うんです。最初の頃は印象付けるために、自分たちの色を見せなきゃいけない部分もあったかもしれないけど、今はアトムも笑顔な部分があってもいいじゃない? みたいなところは、新たな一面や表情が見られるかもしれないですね。


毎週変わるED曲は本編とリンク&キャラを掘り下げているので注目!

――あとアニメではED曲が毎回変わるのも見どころですね。

鈴木:すごいですね。本編ともそれぞれリンクしているし。

KENN:楽曲を作る方だけでなく、お話を作る方もED映像を作る方も大変ですよね。

増田:それも全曲の作詞は岩崎さん、作曲はMIKOTOさんで。

高橋:でも曲の雰囲気やサウンド感もそれぞれ違うんです。

KENN:MIKOTOさん節ってあるけど、毎回新鮮な驚きがあるんですよね。

鈴木:今回初めてマジフォーでソロ曲も歌わせていただきました。僕が歌わせていただいた「カラフル」はまさにアールらしくて、シナリオを見る前からイメージを膨らませてくれる歌詞と曲で。本編にリンクするだけでなく、キャラを更に掘り下げられるソロ曲なのかなと思っています。だから他のメンバーのソロ曲の完成版も楽しみです。

KENN:ソロ曲を歌う時、不思議な気持ちだった。普段はみんなと歌っているし。

高橋:マジフォーだけでなく、ラグポやユニコの曲もあるので、ピタゴラスプロダクションのすべてがわかりますよ。


感謝の気持ちをアニメで。更にキャラが好きになってもらえるはず

――最後に皆さんへメッセージをお願いします。

鈴木:楽曲、ドラマCD、ゲームと世界観が広がってきたなかでのアニメ化ということで、一人ひとりのキャラの魅力が深く掘り下げられていて、今まで好きだった方はもっともっと好きになってしまう内容になっています。

今回、初めて見ていただく方には学生としての彼らのフレッシュでハツラツとして姿を見ることで、「芸能生活をしている時はどんな姿なのか」「どんなパフォーマンスをするのかな?」など興味が湧くと思うし、マジフォーを好きになっていただけると思います。

そんなキラキラした作品に加えて、『らじふぉー』もやっています。初回放送では増田君が僕のカラオケの誘いを断ったとか冷たい発言をしていたようなので、ゲストにうかがった時には優しく接していただきたいなと思います。そして一緒にカラオケにも行ってください(笑)。

増田:メッセージが僕あてになってるから(笑)。

KENN:いろいろな活動をしていくなかで、ファンの皆様に応援していただいているからこそ、僕らは自由にやらせてもらっているといつも感謝しています。だから新たな一面を見せられたり、何かを届けることができたらいいなと思いながら取り組んでいます。そんななかでのアニメ化はうれしいし、皆様のおかげだと思っています。

ずっと応援してくださっている方には喜んでいただいたり、楽しんでいただける内容になっていると思いますし、このアニメがきっかけでマジフォーやピタドルに触れる方にもきっと楽しんでいただけると思います。好きになってもらえたらこれまでリリースしてきた楽曲などもチェックしてもらえたらと思います。


みんなを星のようなキラキラ笑顔に! マジフォーを見ながら応援&育ててほしい

高橋:約4年、キャラたちと過ごしてきたけど、今回スタジオでも4人一緒に笑ったり、ワイワイできるのがうれしいし、アニメにも僕らの仲の良さや雰囲気が詰まっていると思っています。主題歌の「WeMe!!!!」のタイトルには“!”が4つ入っているんです。“!”はメンバーひとりひとりであり、4人で1つの意味だと思うんですけど、この作品でそんなマジフォーの絆と、みなさんの笑顔という星を降らせてキラキラさせられたらいいなという気持ちで、みんなで楽しく取り組んでいます。ちょっとでも伝わってくれたらと思っているのでぜひ見てください。

増田:満を持してのアニメ化ということで、いろいろな想いが重なっていると感じています。僕らだけでなく、ここまで応援してくださっている方にもあると思いますが、その想いや期待に応えられるものが作れている気がします。そして初めて見る方にもきっと楽しんでもらえると思います。

それぞれのキャラたちが悩んで成長して、アイドルだけど普通の高校生でもあって、そんな未完成で発展途上の4人組と、その先を歩いている先輩のラグポや、才能はあるけどまだ未熟でトガっている後輩のユニコのピタドルの9人の関係性と、僕らを周りで支えてくれて応援してくれる人たちの温かくて、素晴らしいドラマも盛り込まれているのでたくさんの人に見てもらえたら嬉しいですね。

そして2~3年ぶりにアトムとルイでラジオをやらせていただけることになって、マジフォーについての情報やゲストさんを招いてお届けする回もありますので、ぜひ聴いていただきたいです。

『MARGINAL#4』は僕らキャストやスタッフさんだけでなく、皆さんが応援してくださることで大きくなる、いわば一緒に作っていく作品だと思うので、ぜひ見て、応援して、参加してください!

キャンペーン情報
■初の単独ライブイベント開催決定&インタビュー記事掲載記念プレゼントキャンペーン
 ピタゴラスプロダクション始動から5年。『MARGINAL#4』初の単独ライブイベント「Big Bang Fes」開催決定&今回のインタビュー記事の掲載を記念して、豪華賞品をプレゼントするキャンペーンを実施します!

 応募方法は、Twitterにて、【アニメイトタイムズTwitter】および、【TVアニメ『MARGINAL#4』公式Twitter】をフォローのうえ、対象のツイートをRT(リツイート)するだけ。応募いただいた方の中から、抽選で1名様にキャストのサイン入り台本をプレゼント! 奮ってご応募くださいませ!


応募期間:3月10日(金)~3月17日(金)18:00まで
賞品:キャストサイン入り台本(1名)
    [キャスト]
    増田俊樹さん
    高橋直純さん
    KENNさん
    鈴木裕斗さん
    豊永利行さん
    大河元気さん
    蒼井翔太さん
    沢城千春さん
    染谷俊之さん

イベント情報
■ピタゴラスプロダクションLIVE「Big Bang Fes」
日程:2018年3月17日(土)・18日(日)
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
出演者:増田俊樹、高橋直純、KENN、鈴木裕斗、豊永利行、大河元気、蒼井翔太、沢城千春、染谷俊之
※開催日、会場、出演者等、公演内容は変更になる場合がございます。
※出演者変更に伴う払戻は致しませんのでご了承ください。
※開演時間等は追ってお知らせ致します。


パッケージ情報
■「MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang」第1巻<初回仕様版>
2017年3月29日(水)発売
Blu-ray:6,500円+税/DVD:6,500円+税

◆初回生産版特典
・ライブイベントチケット先行購入権抽選申込券(2018年3月17日(土)公演分)
・キャラクター原案キリシマソウ描き下ろし 特製ケース
・特典CD:ドラマ vol.1「魂から計測(はか)る小宇宙(アナザーサイド)」
・リーフレット
◆特典
映像特典:ノンテロップOP「WeMe!!!!」
ノンテロップED「忍-Just A 絶頂(HEAVEN)-」

 
作品情報

【放送情報】
TOKYO MX 毎週木曜23:30~
サンテレビ 毎週木曜24:30~
KBS京都 毎週木曜25:00~
BS11 毎週木曜24:30~
AT-X      毎週木曜24:00~
 ※リピート放送:毎週土曜16:00/毎週日曜21:00/毎週水曜8:00
Abema TV 毎週木曜23:30~

【スタッフ】
原作:Rejet
キャラクター原案:キリシマソウ
監督:鈴木健太郎
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン:伊東葉子
音響監督:山口貴之
音楽:sakai asuka
主題歌制作:
Music by MIKOTO
Word by Daisuke Iwasaki
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:MARGINAL#4 FC

【キャスト】
桐原アトム:増田俊樹
藍羽ルイ:高橋直純
野村エル:KENN
野村アール:鈴木裕斗

牧島シャイ:豊永利行
緋室キラ:大河元気
新堂ツバサ:蒼井翔太
滝丸アルト:沢城千春
仲真テルマ:染谷俊之

【あらすじ】
小雪のちらつく2月13日――。ピタゴラスプロダクションから1組のアイドルユニットが誕生した。それは“銀河の果てまでKISSを届けるアイドル・MARGINAL#4”。メンバーの桐原アトム、藍羽ルイ、野村エル、野村アールは応援してくれるファンのため、芸能活動に全力奮闘!

芸能界を牽引する先輩ユニット・LAGRANGE POINT、デビューを控えた後輩ユニット・UNICORN Jr.とともにアイドルとして成長していく。だけど……? 1歩ステージを降りれば、彼らも普通の現役高校生! わちゃわちゃな学園生活はハプニングだらけ! これはMARGINAL#4が繰り広げていく、星より目映いアイドル+日常学園ストーリー! 個性豊かなメンバーが紡ぎ出す“夢”と“絆”。この2つが合わさったとき、奇跡のBig Bangが誕生する――!?

>>TVアニメ『MARGINAL#4』公式サイト
>>TVアニメ『MARGINAL#4』公式Twitter

(C)Rejet/MARGINAL#4 FC
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