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アニメ
GACKTさんにとって声優とは? あの大御所声優との出会いを語る!「個性派アーティストGACKTの声優道」
アニメのための曲ではなく、さらに踏み込んだ曲を作りたい
──ここからはアーティストとしてのお話をお聞きできればと思っています。『トリックスター』では、「キミだけのボクでいるから」を提供、「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」を書き下ろしていますが、心がけていることや、曲に込めた思いとは、どんなものでしょうか?
GACKT:アニメに寄りすぎると迎合している感が出すぎて、最近の耳の肥えている人たちには物足りなくなるんじゃないかな。だから曲を作る時は、アニメのことは一切意識しないようにした。そもそも、制作陣がボクの曲に惚れてくれないと意味がない。
──アニメのための曲を作ろうと思って書いたわけではないんですね。
GACKT:アニメのためにできることはやろうと思ったよ。だけど、アニメのイメージはオープニングの映像が補ってくれるから、曲そのものにいつもよりエッジを効かせられたらいいなと。いつもはやりすぎると「ポップさに欠ける」と言われるけど、そもそもボクはポップな曲を書こうという気はないし、自分のアイデンティティを曲にどんどん押し込みたい。カラオケで歌いやすい曲を書こうなんて意識もないし、より自分らしい、GACKTとしてイっちゃってる曲を作って“カッコイイ!”ってならないと、作る意味もない。
「キミだけのボクでいるから」はすでに曲ができていて、それをアニメの制作陣が気に入ってくれたから使うことになったんだけど、今度はアニメのエンディングとして使うことが決まった状態で「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」を書くことになった。それなら、普段のボクよりも、さらにもう一歩踏み込んだ曲を書いてみようってさ。アニメの曲になることはわかっていたから、それをヒントにしてもっとエッジを効かせた曲を作り込んでみようと考えていた。
これがボクの曲の作り方なんだなってことを改めて実感したよ。これから曲を作る時も、もっともっとエッジをたくさん効かせた曲を作るさ。たとえ民放に流せないような危ない内容になってもそれもボクの曲だし。それを認識できたから、今回はやってよかった。
──常に前進することを考えているんですね。
GACKT:レコード会社にいたときは、18禁とかR指定にならないようにとか、民放のコードに引っかからないようにとか、いろいろ言われて歌詞を考えていたんだけど、ボクからするとそういうのは正直くだらない。表現するのに、なんでそんなの気にしなきゃいけないのかなって。それでボクの曲がボクらしくなくなったら意味がない。
「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」で、これも自分のスタイルだなと再確認できたから、これからは気にしないでいられる。今更、もうレコードを売る時代じゃないし、もっとエッジを効かせまくった曲をどんどん出しても良い。
──最後にせっかくそういうお話が出てきたので、これから挑戦してみたいことってありますか?
GACKT:声優の仕事はやっぱり大好きだから、もっと狂った、狂気的なキャラクターやるさ。それはアニメやゲームに限らず、ドラマでも舞台でも、演技の世界全般で。狂気という表現が自分に合ってる。ただ、やっぱ事務所的にはそんなイメージをつけたくないみたいでさ。まあ無理なんだけど。だってもともと狂ってるわけだし(笑)。
一同:(笑)。
GACKT:ボクはそもそも社会に適合しない人間で(笑)。それを無理やり社会の枠に落とし込んでるだけで。だから今更「あいつは狂ってるやつだ」と思われたところでね。だってボクは極度の変態なわけでさ(笑)
──これからはもっとオープンにしていく感じですか?
GACKT:もともと隠してるわけじゃないんだけどな。
──なんかちょっと印象が変わった気がします。もっとトゲトゲした方なのかなと思ってたんですけれど。
GACKT:いやいや(笑)。たしかに、トゲトゲしくないかといわれると嘘になるけど、それはアーティスティックな、表現という場においての部分であって。イっちゃってるところだってあるし、楽しいことは大好きだし。ボクは、限りなく三枚目だよ。だから、あまり二枚目なことは求めないでもらいたいかな(笑)。
[インタビュー/石橋悠 文/原直輝]
「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」
発売日 : 2017.03.22
──ここからはアーティストとしてのお話をお聞きできればと思っています。『トリックスター』では、「キミだけのボクでいるから」を提供、「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」を書き下ろしていますが、心がけていることや、曲に込めた思いとは、どんなものでしょうか?
GACKT:アニメに寄りすぎると迎合している感が出すぎて、最近の耳の肥えている人たちには物足りなくなるんじゃないかな。だから曲を作る時は、アニメのことは一切意識しないようにした。そもそも、制作陣がボクの曲に惚れてくれないと意味がない。
──アニメのための曲を作ろうと思って書いたわけではないんですね。
GACKT:アニメのためにできることはやろうと思ったよ。だけど、アニメのイメージはオープニングの映像が補ってくれるから、曲そのものにいつもよりエッジを効かせられたらいいなと。いつもはやりすぎると「ポップさに欠ける」と言われるけど、そもそもボクはポップな曲を書こうという気はないし、自分のアイデンティティを曲にどんどん押し込みたい。カラオケで歌いやすい曲を書こうなんて意識もないし、より自分らしい、GACKTとしてイっちゃってる曲を作って“カッコイイ!”ってならないと、作る意味もない。
「キミだけのボクでいるから」はすでに曲ができていて、それをアニメの制作陣が気に入ってくれたから使うことになったんだけど、今度はアニメのエンディングとして使うことが決まった状態で「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」を書くことになった。それなら、普段のボクよりも、さらにもう一歩踏み込んだ曲を書いてみようってさ。アニメの曲になることはわかっていたから、それをヒントにしてもっとエッジを効かせた曲を作り込んでみようと考えていた。
これがボクの曲の作り方なんだなってことを改めて実感したよ。これから曲を作る時も、もっともっとエッジをたくさん効かせた曲を作るさ。たとえ民放に流せないような危ない内容になってもそれもボクの曲だし。それを認識できたから、今回はやってよかった。
──常に前進することを考えているんですね。
GACKT:レコード会社にいたときは、18禁とかR指定にならないようにとか、民放のコードに引っかからないようにとか、いろいろ言われて歌詞を考えていたんだけど、ボクからするとそういうのは正直くだらない。表現するのに、なんでそんなの気にしなきゃいけないのかなって。それでボクの曲がボクらしくなくなったら意味がない。
「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」で、これも自分のスタイルだなと再確認できたから、これからは気にしないでいられる。今更、もうレコードを売る時代じゃないし、もっとエッジを効かせまくった曲をどんどん出しても良い。
──最後にせっかくそういうお話が出てきたので、これから挑戦してみたいことってありますか?
GACKT:声優の仕事はやっぱり大好きだから、もっと狂った、狂気的なキャラクターやるさ。それはアニメやゲームに限らず、ドラマでも舞台でも、演技の世界全般で。狂気という表現が自分に合ってる。ただ、やっぱ事務所的にはそんなイメージをつけたくないみたいでさ。まあ無理なんだけど。だってもともと狂ってるわけだし(笑)。
一同:(笑)。
GACKT:ボクはそもそも社会に適合しない人間で(笑)。それを無理やり社会の枠に落とし込んでるだけで。だから今更「あいつは狂ってるやつだ」と思われたところでね。だってボクは極度の変態なわけでさ(笑)
──これからはもっとオープンにしていく感じですか?
GACKT:もともと隠してるわけじゃないんだけどな。
──なんかちょっと印象が変わった気がします。もっとトゲトゲした方なのかなと思ってたんですけれど。
GACKT:いやいや(笑)。たしかに、トゲトゲしくないかといわれると嘘になるけど、それはアーティスティックな、表現という場においての部分であって。イっちゃってるところだってあるし、楽しいことは大好きだし。ボクは、限りなく三枚目だよ。だから、あまり二枚目なことは求めないでもらいたいかな(笑)。
[インタビュー/石橋悠 文/原直輝]
「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」
発売日 : 2017.03.22
【CD】
1.罪の継承 ~ORIGINAL SIN~
2.罪の継承 ~ORIGINAL SIN~ (Orchestra Ver.)
3.罪の継承 ~ORIGINAL SIN~ (-Instrumental-)
【DVD】
罪の継承 ~ORIGINAL SIN~ MUSIC CLIP
【初回限定盤】CD+DVD XQMQ-91010/1.800円+税
【通常盤】CD XQMQ-1010/1.200円+税
アニメイト限定で初回特典にアニメのイラスト差し替えジャケット付きです! 詳細は下記をチェックしてくださいね!
>>「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」CD販売ページ
>>GACKT OFFICIAL WEBSITE
>>TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より- TVアニメ公式サイト