声優・木村良平さん、中田譲治さん、佐倉綾音さんら出演! ドラマCD「Wonderland Wars」Side Storyキャストインタビュー
セガのオンライン協力対戦ゲーム『Wonderland Wars(ワンダーランドウォーズ)』より、シリーズ初となるドラマCDが発売決定!全4話からなるエピソードには、戦いを離れたそれぞれのキャラクターの素顔が描かれています。
この度、そんなドラマCDの収録を終えたキャストにインタビューを実施!本稿では、佐倉綾音さん(スカーレット&ヴァイス&ウェンディ)、中田譲治さん(アイアン・フック)、木村良平さん(ピーター・ザ・キッド&ナイトメア・キッド)に、収録の感想やキャラクターの魅力などを語っていただきました!
第3話はカレー作りで大騒動!?ライバル同士がぶつかると……?
――収録を終えた感想をお願いします。
佐倉綾音さん(以下、佐倉):もともとゲームだった作品を、他のキャストの方と掛け合って収録するのは非常に新鮮ですし、ありがたい機会をいただけたと思います。
中田譲治さん(以下、中田):ゲームの中でのフックはわりと強面のキャラクターなので、なかなか日常的な描写がありませんでした。それが今回初めてドラマCDになって、しかも、ピーターたちとカレーを作るお話なので、とても面白かったですね。脚本を書かれた方が女性だからか、料理に関する細かい部分まで描かれており、カレー作りをフックが最初どのように受け取るのかも、演じていて楽しかったです。
木村良平さん(以下、木村):様々なキャラクターと掛け合いをすることができて、とても楽しかったですね。
――キャストのみなさんから見たキャラクターの印象や、新たに発見した魅力を教えてください。
佐倉:スカーレットとヴァイスは、容姿がほぼ同じかつ対になっているので、演じる前は2人の関係性が気になっていました。なので今回、2人が会話しているところを実際に演じて「あ、意外とうまくやっているんだな」という印象が強かったです。
ゲームにおけるヴァイスは、ものすごい戦闘狂の傍若無人で、他人とあまり会話ができないタイプのキャラクターとして描かれていたんですけど、このドラマCDを通して彼女の意外な一面を垣間見ることができました。
また、スカーレットは、優しくていい子だということを再認識しましたね。イラストは、くすんだ赤い色がとても映えていて、少し近寄りがたいイメージがあったんですけど、2人のやり取りから「意外とハートフルストーリーだったな」という印象です。
ウェンディは、ゲームでの登場数が少なかったんですけど、今回のドラマCDで改めて「こんな子だったんだ」というバックボーンが見られました。もし機会があれは、そのバックボーンを加味して、もう少し深いところを演じられると思うと、次が非常に楽しみに思える収録になりました。
中田:ゲームにおけるフックは遠距離攻撃が得意なキャラクターで、みなさんにも重宝していただいてるようで嬉しく思います。また、フックによく似たデスフックというキャラクターもゲームでは演じさせていただいていますが、こちらはより声を低くして不気味にやらせていただきました。フック、デスクフックともども、プレイヤーの方に可愛がっていただければと思います。
ゲームの収録のときは一人で収録することが多いので、今回初めて木村さんたちと一緒に掛け合いをすることができて嬉しかったです。みなさんが演じられるキャラクターを聞いていて面白かったですね。それに対して「フックだったらキレるよなぁ」と考えたり、褒められると喜んだり、一緒に料理を作っているうちに楽しくなってくることもあるのかなと、違う面を見られて楽しい収録になりました。
木村:ピーター君は主人公っぽいと言いますか、まだまだ子供なところや、カラッと明るく、我が強いところもあるんですけど、基本的にはとてもいい少年です。
ナイトメアはドス黒く染まってて、おっかない奴なのかなと思いきや、今回のドラマCDを通して意外と可愛いキャラクターであることが分かりました。「こいつこんな中二病だったっけ!?……そういえば必殺技とかアレだったな」みたいな(笑)。
――出演したエピソードの聞きどころを教えてください。
佐倉:第2話がほぼ一人で喋っているので大変でした(笑)。ヴァイスとスカーレットの見どころとしては、そもそもこの2人が会話していること自体が聞き所だと思います。きっとみなさんも聞いたことのない会話だと思いますし、私にとってはヴァイスの会話が成立しているところが、非常に新鮮で新しい発見でした。
第3話では、収録中の良平さんと譲治さんの掛け合いを後ろから見ていて、非常に楽しそうでした。サービス精神旺盛なお二人なので、台本にないアドリブも多く、「あぁ、今こうやってキャラクターが動いているんだな」と、台本を見ていなくても分かるような躍動感でした。ファンのみなさんにとっても、非常に聞き応えがあるんじゃないかと思います。
それこそウェンディのように後ろで見ていましたね(笑)。特に譲治さんがとてもお茶目で、ここまで明るいキャラクターを演じる譲治さんを見るのは、個人的に初めてだったので。台詞が書いていないところも積極的にアドリブを入れられて、それに負けじと良平さんも追随して楽しそうに演じられていました。
中田:木村さんがピーターとナイトメア、二役演じているところも皆さんに楽しんでいただけると思います。また、先ほどの通り、具体的に自分が料理を作っているような気分で聞きつつ、初めて日常的な会話を繰り広げるキャラクターのドタバタぶりを「確かにこの3人が居合わせたらこうなるよな」とか「こういう風になるんじゃないかな」という、ゲームでは描かれない部分を補完していただければ違った楽しみ方ができると思います。「コイツ、こんなカッコつけてるけど、本当はニンジン嫌いなんだ……」とか、新たな一面を発見していただければ。
なんやかんや言いながら意気投合している部分もありますし、喧嘩するほど仲が良いと言いますからね。みなさんにも「お前ら意外と仲いいの?」と思っていただければ(笑)。やっぱりドラマCDですから、見ている方はクスクスしながらハッピーエンドで見終わって、楽しい気持ちになっていただけるのが一番だと思います。今回は第1弾ということですが、また違う組み合わせで第2弾、第3弾ができると楽しいと思いますので、ぜひ応援のほど、よろしくお願いします。
木村:ゲームで遊べるキャラクターたちがワイワイガヤガヤしていて、とても楽しいお話になってて、それぞれの日常的なワンシーンが見られる部分が一番の聞き所だと思います。基本的にいがみ合っているんですけど「お前らそんな日常を過ごしてたの!? ウソ!」という(笑)。なんだかんだ言いつつ、仲がいい場面が見れます。きっと、ゲームでの戦いと、仲よさげに騒いでるシーンの繰り返しなのかなと思います。
でも大人げないんですよ……特にフック船長が(笑)。そんなフック船長が、ピーターとナイトメアと同じ目線で喧嘩をしているところが印象的でした。特にアドリブをしているところなんか、本当に分かりやすいと思います。
――佐倉さん、木村さんは複数役を演じる上で工夫した点や、難しかったところなどありますか?
佐倉:佐倉綾音にとっては二役という印象ですけど、キャラクターにおいて二役という印象はありません。それぞれのキャラクターが生きているだけなので、一人ずつの人生を考えてあげないといけないことを、複数役の際には心がけています。声を分ける部分だけに意識を向け過ぎて、そのキャラクターの感情的な部分が疎かになったり、ないがしろになることは、恐らく役者として一番やってはならないことだと思うので。そこは今回のドラマCDでも例に漏れず、意識を大事にして収録を進めていました。それぞれ別個の人生を歩んでいるので、きちんと活かしてあげたいと常に思っています。
木村:この際だから言ってしまいますが、僕はピーターとナイトメアが同一人物だと思っていたんですよ(笑)。何かしらの事情があって、心が闇に染まるとナイトメアになるものだと思っていたので、キャラクターが違うことすら意識していなかったんですよね。だけど、今回のドラマCDを通して「こいつら会話してんじゃん!」と気がついて(笑)。でも、喧嘩しながら一騒動起きる内容だったので、ゲームのときよりも振り幅を広く演じさせていただきました。そこが一番意識したポイントです。
実は子供っぽくムキになっている点においては、性格的にあまり二人とも変わらないんですよね(笑)。ピーターは分かりやすくハツラツとして子供っぽさがあって、ナイトメアの方は中二病っぽくねちっこいタイプなんです。そういった点をメリハリつけて演じているので、聞いてくださる方にも分かりやすいと思います。
――発売を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
佐倉:キャラクターとしては途中参加になりますが、長い間『ワンダーランドウォーズ』を遊んでくださっている、触れてくださっている方はたくさんいらっしゃると思いますし、そんな中でドラマCDに参加できることは、非常にありがたいと思っています。このドラマCDをきっかけに、ゲームの『ワンダーランドウォーズ』の世界を、もっと広く感じ取っていただければ幸いかなと思っております。よろしくお願いします。
中田:いつも『ワンダーランドウォーズ』をプレイしていただいてありがとうございます。僕もたまに「フック使っていますよ」と言っていただけるんですけど……(キャラ声で)強いんだから、もっとフックを使えよ?
今まで戦いの中で使ってきたキャラクターが、今回のドラマCDで日常的な会話をしているところを聞いていただけると、今までとは違った楽しみ方ができると思うので、よりキャラクターに愛着を持っていただけるとありがたいと思います。どうか、最後まで楽しんでください。
木村:これだけアーケードゲームで長く続いていること自体がすごいんですけど、それをドラマCDとして発売することは、ゲームはもちろん、みなさんがキャラクターを愛してくださるから実現できた企画だと思います。なので、まずはキャラクターたちを愛してくださるみなさんに、お礼を伝えたいと思います。
今回このような楽しいドラマCDが出来上がったので、ぜひ聞いていただき、ゲームをプレイする際に「彼らには、あんな側面があるんだよな」と思い出していただけると、よりゲームが面白くなると思います。このドラマCDを聞いて「面白かったよ」と言っていただけると、きっとまたお会いできると思いますので、よろしくお願いいたします。
商品概要
発売日:2017年4月26日(水)
品番:FFCG-0051
定価本体:2,800円+税
発売元・販売元:株式会社フロンティアワークス
【期間限定生産特典】デジタルアイテムコード
・WRアシストカード(ソウル)「ランプの魔神ジェネヴァ」【CV.中田譲治】
・カスタムチャット「バウムクーヘン!」
【店舗特典】
▼セガストア
・ペンカスタマイズステッカー1種
・リアルステッカー1種
※アイテムコードの有効期限は2018年12月31日までとなります。
※数量限定のため、無くなり次第終了いたします。
>>セガストア商品ページ
▼アニメイト
(1)リアルアシストカード(ソウル)
※ランダムで実物カード5種のうち1種をプレゼント
※リアルカードにゲーム内で使えるアシストカードは付属しません
※数量限定のため、無くなり次第終了いたします
(2)リリース記念イベント応募用紙
イベント名:ドラマCD「Wonderland Wars」Side Storyリリース記念トークイベント
開催日:2017年6月11日(日)
場所:アニメイト秋葉原B1イベントスペース
内容:トークイベント&スペシャルプレゼント抽選会(予定)
出演者:木村良平(ピーター・ザ・キッド役等)、中田譲治(アイアン・フック役等)
申し込み受付期間:2017年2月13日(月)~2017年5月14日(日)23:59
※応募方法※
全国アニメイトにて、ご予約(全額内金)又はご購入下さいましたお客様に、シリアル番号入りのイベント応募用紙をお渡し致します。
※詳しくは下記のアニメイト公式サイトでご確認下さい。
>>アニメイトイベントページ
■収録トラック
01プリンセスたちの休日
02おばあさまの誕生会
03なかよしお料理大作戦
04流れ星をさがして
■あらすじ
『プリンセスたちの休日』
非番のアシェンプテルの家を訪ねたサンドリヨン、ロードピス、チェネレントラ。
3人は「女子力」の低いアシェンプテルの部屋に驚き、急遽買い物に同行することに。そこにシュネーヴィッツェンも現れて…
『おばあさまの誕生会』
グランマの誕生会を明日に控え、スカーレットはヴァイスと相談し、プレゼントを買いに出かける。
一方、こっそり手編みのプレゼントを準備していたヴァイスだが、子猫が毛糸をほどいてしまい…
『なかよしお料理大作戦』
仲の悪いピーターとフックを仲良くさせたいウェンディはナイトメアに相談し食事会を企画するが、
準備中に指を怪我してしまい、ピーター、ナイトメア、フックの3人で料理をすることに。果たして料理は上手くいくのか?
『流れ星をさがして』
星めぐりの森の奥にある丘で数百年に一度の大流星群を見られると聞いたリンは、ミクサと保護者役として美猴にも声をかける。
今ひとつ打ち解けることが出来ないまま丘を目指すミクサと美猴だったが、深い霧が立ち込めリンとはぐれてしまう…
■出演キャスト
サンドリヨン&アシェンプテル(CV.井上麻里奈)
シュネーヴィッツェン(CV.小倉唯)
美猴(CV.中村悠一)
アイアン・フック(CV.中田譲治)
ピーター・ザ・キッド&ナイトメア・キッド(CV.木村良平)
ミクサ&リン&チェネレントラ&グランマ(CV.五十嵐裕美)
スカーレット&ヴァイス&ウェンディ(CV.佐倉綾音)
ロードピス(CV.磯村知美)
>>作品公式サイト
>>ワンダー部