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『遊☆戯☆王VRAINS』声優陣がデュエルしてみたいキャラとは

TVアニメ『遊☆戯☆王VRAINS』石毛翔弥さん、木村昴さんら声優陣がデュエルしてみたいキャラクターとは

 大人気作『遊☆戯☆王』のTVアニメシリーズ第6作目となる『遊☆戯☆王VRAINS(ヴレインズ)』が、テレビ東京系列にて 2017年 5月10日(水)18:25からついに放送開始となります。

 そんな本作の放送を前に、出演声優陣である石毛翔弥さん(藤木遊作/Playmaker役)、櫻井孝宏さん(謎の生命体役)、木村 昴さん(草薙翔一役)、濱野大輝さん(鬼塚 豪/Go鬼塚役)、中島由貴さん(財前 葵/ブルーエンジェル役)、山本匠馬さん(財前 晃役)に向けて囲み取材が行われました。

 

全身汗だくで演じた遊作、演技に込めたものとは
――まずはご自身が演じられたキャラクターについてお願いいたします。

藤木遊作/Playmaker役・石毛翔弥さん(以下、石毛):藤木遊作君はすごくクールで、誰にも心を開いていないキャラクターですね。草薙さんという方がいらっしゃるのですが、唯一その人にだけ心を開いていて、16歳なのに大人びた少年です。

謎の生命体役・櫻井孝宏さん(以下、櫻井):謎の生命体役の櫻井孝宏です。

一同:(笑)

櫻井:とある理由から「SOLテクノロジー社」から追われる身となるキャラクターなんですが、お察しの通り謎の生命体なので、これ以上の事は申し上げられません(笑)。

草薙翔一役・木村昴さん(以下、木村):私が演じる草薙翔一君は主人公の遊作君と一緒に行動を共にするパートナーの様な立場です。「Den City」という所でみんなが暮らしているんですが、その中でホッドドック屋を営んでいます。私はドイツ生まれなんですが、ホットドックが大好きでして、ホットドック屋というものにシンパシーを感じます。ホットドック屋さんの役がついに来た!という感じです。

財前 葵/ブルーエンジェル役・中島由貴さん(以下、中島):財前葵ちゃんは普段はとてもおとなしくて、あまり目立たないようにしている子です。お兄ちゃんがとても大好きです。

鬼塚 豪/Go鬼塚役・濱野大輝さん(以下、濱野):鬼塚豪は、筋骨隆々の身体を生かして直接的なデュエルをするキャラクターです。直接的で目立つデュエルをする中にも、彼なりの思惑があるので、そういう意味では遊作と共通点があるのかなと思っています。

財前 晃役・山本匠馬さん(以下、山本):財前晃は「SOLテクノロジー社」の社長という非常にお堅い仕事をしている存在で、葵のお兄ちゃんなんです。まだ兄妹での共演は無いので、早く一緒に芝居をしてみたいですね。

――先日第1話のアフレコが終わりましたが、アフレコを終えてみての感想をお願いします。

石毛::最初は『遊☆戯☆王』の世界に入って物語を進めていくという実感が無かったのですが、1話を演じて実感がどんどん沸いて嬉しかったですね。

櫻井:『遊☆戯☆王』というタイトルは凄く大きなものなので、多くの方が知っていると思います。それがまた一から始まるというアフレコ現場のザワザワした雰囲気が好きでした。どういうキャラなのかっていうのが1話の中でも分かってきて、次が絶対観たくなる。そんなスタートが切れたと思っています。

木村:大きなタイトルに関わらせていただけることっていうのは声優にとって大変光栄なことですし、今回演じた草薙君と言う役は僕がこれまで演じてきたキャラクターに無いタイプなので。新しいキャラクターを演じさせて頂ける喜びと、自分の中に無かったキャラクター性を作っていく作業が新鮮だったなって思います。

中島:1話で葵はあまり出ていないんですけど、今後どんな形でみんなと絡んでデュエルしていくのかが楽しみでワクワクしています。

濱野:1話から物凄く謎に溢れていて、主人公の遊作が抱えている謎も大きいですし、張り詰めた現場の中でキャスト陣が和気藹々と出来たかのかなと思っています。

山本:僕は『遊☆戯☆王ZEXAL(ゼアル)』に参加させていただいたのですが、初めて『遊☆戯☆王』に触れた時は右も左も分からなくて。こうやって言葉でカードを出して戦うっていう事がこんなに見ている人を熱くさせてくれるんだっていうことを知って。今度は1話から参加させて貰えるっていうことが凄く貴重な経験でした。

――櫻井さん以外の方に質問です。誰とデュエルしてみたいですか?

石毛:遊作君は謎のハッカー集団「ハノイの騎士」と色々あって、それでPlaymaker(※1)として戦っているんですが、デュエルを本当に楽しむというより、自分の目的のために戦っているんです。なので、デュエル自体を楽しめていないという所があると思うので、そういった意味で草薙さんとデュエルしたらほんわかするんじゃないかなと思います。

※1:Playmaker
遊作はVR空間に入ると、アカウント名:Playmakerとなり、姿を変身させる。

木村:私は、私は……い、一緒です! 両想いです! 遊作君と草薙のデュエルをどこかの話数で是非! 私も遊作君がいいなと思いまして、一番近い人だからこそ戦ってみたいというのがありますよね。遊作君は楽しんでデュエルができていないので、パートナーとしては解消してあげたいですよね。

中島:私の周りでお兄ちゃんがいる子が『遊☆戯☆王』をやっていたので、晃お兄ちゃんと葵がデュエルしたらどうなるんだろう? という意味で見てみたい気持ちがありますね。

濱野:僕、すごい取り残された感があるんですけど……。

一同:(笑)

濱野:誰も豪とはやりたくないっていうね。VR空間「LUNK VRAINS」の中で自分がトップだと豪語しているカリスマデュエリストという立場なので、来る敵は全て薙ぎ払っていきたいんですが、最近調子に乗っているPlaymakerっていうのを倒しておきたいですね。出る杭は打たないといけないので。草薙さんとのニコニコデュエルもいいですけど、豪とガチのデュエルをする事で何か見えてくるものがあるんじゃないかなと思います。

木村:来る者は全て薙ぎ倒すって言っておいて誰も来なかったら悲しくないですか?

濱野:やばいよ、それただボッチなだけじゃん! 折角こんなにムキムキにしたのにデュエルできないなんて!

山本:僕は先ほどの様に葵ちゃんとの兄妹デュエルをやったらどんな感じになるのかな? と思っていて、まだ2人がどんな関係性なのかは分からないんですが、デュエルを通して会話するっていうのが実現したら面白いんじゃないかと思います。

――石毛さんにお伺いします。先ほどタイトルが大きいと皆さん仰っていましたが、プレッシャーなどはありますでしょうか?

石毛:毎週毎週とてつもなく胃が痛くなるんです。

一同:(笑)

石毛:凄く楽しいんです、楽しいんですけど! プレッシャーは凄く大きいですよね。初日初めて現場に入った時、凄く怖かったんです。でも周りの皆さんがすごく素敵な方ばっかりで、それで少しほぐれたっていうのがあって、そこから長い期間みんなと作っていけるんだっていう喜びに変わりました。でも、タイトルの圧っていうものは感じていますね。

木村:凄いのはね、それを現場で感じさせないんですよ。

石毛:いやいやいや!

木村:休憩中は「緊張しました」って言うんですけど、収録中はドシッと演技していますし。

石毛:本当ですか?

木村:マイク前に行くときは自分の中では恐いんでしょうね。出て、バシッと決めて、戻ってくるとすげー汗だくで。そういう本気さっていうものがあるんです。そこにみんなが付いていっているっていう感じですよね。

――石毛さんに質問なのですが、初主演と言うことで意気込みなどを聞かせていただけたらなと思います。

石毛:初主演なので張感だったり、プレッシャーも勿論あるんですが、やらせて頂く以上はしっかりと責任を持って見てくださる人に楽しんで頂けるようにしっかりと役目を果たしたいと思います。

――櫻井さんは、謎の生命体とという役を頂いたときにどう思ったのかお聞きしてもよろしいですか?

櫻井:美味しいなと思いました!

一同:(笑)

櫻井:"謎"っていう言葉って凄く強いじゃないですか? その一言だけでいくらでも想像できるじゃないですか。かつ、あのビジュアルな訳ですよ。本当に謎だなぁっていう。やっぱり石毛さんが汗だくで頑張った1話を期待していただけたらなと思います。

――山本さんにお聞きしたいのですが、『遊☆戯☆王ZEXAL』以来の『遊☆戯☆王』ということで、何か心境の変化などはありましたでしょうか?

山本:僕は新鮮さだったり、初めて演じるときの緊張感っていうものを大事にしているので、どちらも同じく緊張感を持って取り組ませていただいています。普段お芝居をしているときと、画面を見てマイクを持ってセリフを言うときは全然違う感覚があるので、音響監督さんからも「慣れないでくれ」とずっと言われています。元々緊張しやすいタイプではあるんですが、石毛君の汗だくの姿を見て凄い共感したんです。そういうことなんだろうなと、それだけ白熱していることがアフレコ現場にはあるんだということが大事にしていることですね。僕はあまり顔に汗をかかないんですけど、すごい腋に汗をかくんです。

一同:(笑)

濱野:見ちゃう、これから見ちゃう。

山本:見えない所ですごいんです。あ、全然関係ない話ですね。

一同:(笑)

山本:でも慣れることをしないように、年数が長くても短くても変わらずやっていこうと思っています。

――それでは最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージを戴けたらと思います。

山本:『遊☆戯☆王』はシリーズも多い大きな作品です。なので、期待だけでなく、緊張とか不安というものが全面に出ないように演じていきたいと思います。僕だったら財前という役がどういう風に成長していけるのかを目指して、1回1回大切に皆さんと一緒に協力して素晴らしい作品になるように頑張りますので、応援をよろしくお願い致します。

濱野:『遊☆戯☆王VRAINS』では新たな召喚方法も加わって進化した斬新なデュエルになるんだなという実感を持っています。なので、ご覧になる方も一緒に新鮮な気持ちで「リンク召喚」について学びながら見てくれると嬉しいなと思います。

中島:女子キャラが少ないので、皆さんに付いていけるように頑張りたいなと思います。財前葵ちゃん、そしてブルーエンジェルのデュエルもどんな風になっていくのか、私も楽しみですので、皆さんにトリックスターデッキを使ってもらえる様に魅力をたっぷりとお届けできたらなと思います。応援よろしくお願いします。

木村:先ほどお話がありましたように、今回の『遊☆戯☆王VRAINS』では新ルールが採用されていますので、ずっと『遊☆戯☆王』を見てくださっていた方にもフレッシュな内容でお届けできるんじゃないかと思います。これまでの『遊☆戯☆王』に無い様なコンビにも注目して頂けたらと思います。それと、新しい木村昴をお届けできるんじゃないかと強く言わせて頂きます! どうぞ、皆さん清き30分をこの『遊☆戯☆王VRAINS』にお分けいただければ幸いです。

櫻井:僕もあまりこれまでアプローチしたことの無いお芝居の仕方だったりします。この謎の生命体というものは、アフレコしながら楽しくやらせて頂いています。デュエルだけ見ていても楽しめると思うんですが、その裏にあるドラマが大人っぽくて年齢問わず楽しめると思います。多くの方に観ていただけると思います。よろしくお願い致します。

石毛:僕自身も子供の頃に初代『遊☆戯☆王』を見て育ってきたので、その時にワクワクして、カードゲームが好きになったので、そのワクワクを『遊☆戯☆王VRAINS』を見ることで感じて頂けたらなと思います。そして『遊☆戯☆王』のカードも盛り上げていきたいです。

――ありがとうございました。

 
作品情報
■TVアニメ「遊☆戯☆王VRAINS」

テレビ東京系列にて5月10日(水)放送スタート
毎週水曜ゆうがた6時25分から放送!
※放送日時が変更になる可能性がございます。

●STORY
ネットワークシステムが発達した都市:Den Cityにある大企業『SOL テクノロジー社』が作り上げた高度なネットワーク技術により、『LINK VRAINS』と呼ばれるVR空間が構築された。その『LINK VRAINS』に、デュエルによるハッキングを仕掛ける謎のハッカー集団『ハノイの騎士』が現れる。その脅威に立ちはだかる1人のデュエリストがいた。彼の名は“Playmaker”。その“Playmaker”の正体である高校生『藤木遊作』は、過去に起きた事件の真相を探るため闘っていた。その闘いの中、遊作は『SOL テクノロジー社』と『ハノイの騎士』が追い求めている謎のAIプログラムの捕獲に成功する。そしてこれをきっかけに、運命の歯車は大きく動き出す……。謎のAIの正体。『LINK VRAINS』を狙う『ハノイの騎士』の真意。そして遊作の過去に秘められた真実とは――
全ての答えは、『LINK VRAINS』の中にある!!

●CAST
藤木遊作/Playmaker:石毛翔弥
謎の生命体:櫻井孝宏
草薙翔一:木村 昴
島 直樹:沢城千春
鬼塚 豪/Go鬼塚:濱野大輝
財前 葵/ブルーエンジェル:中島由貴
財前 晃:山本匠馬
別所エマ:鎌倉有那
リボルバー:武内駿輔

●STAFF
原作:高橋和希 スタジオ・ダイス(週刊少年ジャンプ)
監督:細田雅弘
シリーズ構成:吉田 伸
デュエル構成:彦久保雅博
キャラクターデザイン:原 憲一
音響監督:松岡裕紀
音楽:光宗信吉
アニメーション制作:ぎゃろっぷ
製作:テレビ東京 NAS

★アニメ「遊☆戯☆王」シリーズ放送情報
■「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 20th リマスター」
テレビ東京系列にて毎週土曜 朝7時30分から放送中

>>TVアニメ「遊☆戯☆王VRAINS」公式サイト
>>TVアニメ「遊☆戯☆王VRAINS」公式ツイッター(@yugioh_anime)

(c)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
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