『アトム ザ・ビギニング』ED映像イラストを担当したサスキア氏が、制作裏話を語る! ファンからの質問にも回答
毎週土曜日23:00~NHK総合テレビにて放送中の、TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』。そのエンディング映像でイラストを担当した、イラストレーター・サスキア氏のインタビューが公開となりました!
本作の魅力の1つでもある、エンディング映像の制作裏話がたっぷりと語られています。ツイッターで募集した、ファンの皆さんからの質問も答えてくれているのですが、その中には原作漫画の著者・カサハラテツロー氏からの質問も!? 早速ご紹介しましょう。
本作は、手塚治虫氏が生み出したヒーロー・鉄腕アトムの始まりの物語を、新解釈で描いた人気コミック『アトム ザ・ビギニング』のアニメ化作品。ロボット研究に青春をかける、若き日の天馬博士とお茶の水博士の物語です。
TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』ED映像イラストを担当したイラストレーター・サスキア氏のインタビューを公開!
──EDテーマ曲「光のはじまり」を初めて聴いた時の印象を教えてください。
サスキア氏(以下、サスキア):曲をはじめ聴いた瞬間に、「なんかあっ優しい曲だなと感じました。私は日本語はあまり上手ではないので、歌詞の内容についてはその時はわからないところもありました。でも絶対素敵な曲だと思いました!南條愛乃さんの声も優しいですよね!
──ED映像を制作するにあたり何かテーマ等は決められたのでしょうか?
サスキア:EDを制作開始する前、OP映像のテーマはすでに決定していたので、それに合わせてEDのテーマもOPに関係シーンが多くなっています。ED映像の大まかなテーマはOP/EDのディレクションを担当したBahi JDさんが「夏休み」と決めていました。もちろんイラストを製作中、私も色々な要素をを追加しました!
──サスキアさんがアニメの制作に参加されたのは「アトム ザ・ビギニング」が初めてとの事でしたがいかがでしたか?
サスキア:大きな挑戦でしたがとても楽しかったと思っています!!
日本のアニメ制作にはじめて参加しましたが、すでに私はドイツでもカラーキー、マットペインティング、キャラデザイン、等で様々なアニメーション制作に参加していました。2つの国を比べると、日本はもっとカラフルでユニークなビジュアルを描いてる印象があります。子供の頃から日本アニメにすごく感動していたので、そのセンスをとても尊敬していますし、そのセンスをもっと勉強したいです!
──ED映像の中で一番気に入っている(または思い入れのある)シーンはどこでしょうか?
サスキア:宇宙ホログラムのシーンです。最初は別のイラストを描いていましたが、絵を描いている間に、私はどんどん宇宙や星に魅力されてしまいました。プラネタリウムのところが大好きです。
──ED映像の中には日本の夏を彷彿とさせる光や、畳の部屋でゲームを楽しむキャラクターの様子など、日本人ならばとても懐かしく感じる風景が描かれています。サスキアさんはドイツで活躍されているとのことですがこういった日本的な要素はどのように決められたのでしょうか?
サスキア:それはBahi JD氏のアイディアですね! 私は、日本にまだ行ったことがないので、イラストを描く際は日本風の部屋や畳の参考資料を元に描きました。でも、私もその気持ちに共感が出来ます! 高校生の頃に、週末に友達とよくファミコンやNintendo64ゲームをやってました。とっても懐かしいです!
──ここからはTwitterにてファンの皆様より募集させていただいた質問になります。
●EDイラスト担当サスキアさんに聞きたいことがあります。EDの博志と茂斗子が一緒に食事をしているシーンは、(OPで一緒にご飯を食べる)午太郎の視線を意図したんですか?
サスキア:はい! そうです。最初はシックスでもいいかな、と思いましたが私は午太郎をこの活動にも含めたかったので、彼の視点にしました。午太郎は利己的そうですが、私は彼は友だちには好かれていると思っています。特に博志に…と思うのですが、実際はどうでしょうか…?(笑
●一番ここはこだわりがあると言う部分を教えてください
サスキア:博志の鼻
●一番好きなキャラは誰ですか?
サスキア:「アトム ザ・ビギニング」のキャラは全部大好きです! でも、博志は特に魅力を感じます!! 彼は優しい性格を持ってますから!
●原作の漫画を描いてるカサハラテツローです。どれもバランスが取り辛くて描きにくいキャラでスミマセン…。中でも特に描きにくかったキャラは、誰(もしくはどれ)でしたか?
サスキア:自分にとって、イケメンは描きにくいので、午太郎をノミネートします!
──最後に、アトム ザ・ビギニングのファンの皆様へひと言をお願いいたします。
サスキア:この作品に参加できてすごく感謝しております。オファーを頂いた時、本当に特別なチャンスだと思いました!! 制作チームの毎日の努力を見てとても感動いたしましたし、原作の漫画もアニメも、すごく楽しく魅力な作品なので、皆さんもアトム ザ・ビギニングを応援をよろしくお願いします!
サスキア プロフィール
1985年ドイツ生まれ。イラストレーターの他、キャラクターデザイナーなどでも活躍中。TVアニメ「アトム ザ・ビギニング」ではED映像のイラストを担当する。
★サスキアさんがイラストを担当した「アトム ザ・ビギニング」ED映像はこちら!
★また8月23日(水)発売の「アトム ザ・ビギニング」Blu-ray第1巻にはノンテロップ版のED映像も映像特典として収録!ぜひチェックしてみてください!
「アトム ザ・ビギニング」Blu-ray第1巻
→http://atom-tb.com/blu-ray/index.html
作品情報
「アトム ザ・ビギニング」
●放送情報
毎週土曜日23:00~NHK総合テレビにて放送中!
●配信情報
Amazonプライム・ビデオ 毎週土曜深夜配信(見放題独占)
●『アトム ザ・ビギニング』とは
これは、いずれ“天才”と呼ばれるふたりの“日常(いま)”
大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬午太郎。もうひとりはお茶の水博志。天馬はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出した1体のロボット、A106(エーテンシックス)。A106は果たして「神」となるのか「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る――。
手塚治虫が描いた永遠のヒーロー・鉄腕アトム。その誕生までの物語を、『機動警察パトレイバー』のゆうきまさみと『RIDEBACK』のカサハラテツローがタッグを組み、まったく新しい構想でコミック化した本作が、ついにTVアニメーションとして始動。アニメ化にあたっては、『踊る大捜査線』『PSYCHO-PASS サイコパス』の本広克行の下、『モーレツ宇宙海賊』の佐藤竜雄が監督を務め、『BLOOD+』の藤咲淳一がシリーズ構成を担当する。
アトムのいる「未来」と私たちの「今」が、『アトム ザ・ビギニング』によって結ばれる!
●スタッフ
原案:手塚治虫
プロジェクト企画協力・監修:手塚眞
コンセプトワークス:ゆうきまさみ
漫画:カサハラテツロー(「月刊ヒーローズ」連載)
協力:手塚プロダクション
総監督:本広克行
監督:佐藤竜雄
シリーズ構成:藤咲淳一
キャラクターデザイン:吉松孝博
メカデザイン:常木志伸、石本剛啓、宮崎真一
プロップデザイン:めばち、今橋明日菜、吉田大洋
総作画監督:伊藤秀樹
色彩設計:田中美穂
美術:加藤浩
3DCG監督:菅野高明
モニターグラフィックス:青木隆
特殊効果:村上正博
撮影監督:佐藤哲平
編集:本田優規
音響監督:岩浪美和
音楽:朝倉紀行
アニメーション制作:OLM×Production I.G×SIGNAL.MD
オープニングテーマ:「解読不能」After the Rain
エンディングテーマ:「光のはじまり」南條愛乃
●キャスト
天馬 午太郎:中村悠一
お茶の水 博志:寺島拓篤
A106:井上雄貴
堤 茂理也:櫻井孝宏
堤 茂斗子:小松未可子
お茶の水 蘭:佐倉綾音
伴 俊作:河西健吾
伴 健作:飛田展男
Dr. ロロ:斎賀 みつき
ほか
●オープニングテーマ
「解読不能」After the Rain 発売中!
初回限定盤[+特典DVD] ¥1,600+税 GNCA-0468
通常盤 ¥1,000+税 GNCA-0469
After the Rain Official Web Site http://nbcuni-music.com/aftertherain/
●エンディングテーマ
「光のはじまり
南條愛乃 発売中!
初回限定盤[+特典DVD] ¥1,800+税 GNCA-0477
通常盤 ¥1,200+税 GNCA-0478
南條愛乃Official Web Site http://nbcuni-music.com/yoshino_nanjo/
●書籍情報
原作コミック『アトム ザ・ビギニング』/「月刊ヒーローズ」で連載中
コミックス1~5発売中!最新第6巻、6月5日(月)発売!
原案:手塚治虫
プロジェクト企画協力・監修:手塚眞
コンセプトワークス:ゆうきまさみ
漫画:カサハラテツロー
協力:手塚プロダクション
ノベライズ『アトム ザ・ビギニング 僕オモウ故二僕アリ』(ガガガ文庫)
4月18日(火)発売
定 価 :本体574円+税
著/藤咲淳一
イラスト/カサハラテツロー、めばち
原作/『アトム ザ・ビギニング』(ヒーローズ刊)
●LINE@アカウント
@atomtb_anime
>>TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』公式サイト
>>TVアニメ『アトム ザ・ビギニング』公式ツイッター(@atomtb_anime)