Blu-ray&DVD全巻購入特典完全新作OVA『岸辺露伴は動かない』に出演の櫻井孝宏さん、中原麻衣さん、水橋かおりさんのコメントが到着!
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のBD&DVD全巻入特典である『岸辺露伴は動かない』。その気になるあらすじと、出演者の櫻井孝宏さん(岸辺露伴役)、中原麻衣さん(泉京香役)、水橋かおりさん(一究役)のコメントが到着しました! さらに、監督の加藤敏幸さんのコメントも到着しているので、あわせてご紹介します。
加藤敏幸監督のコメントを公開ッ!
――今回のOVAの見どころを教えてください。
加藤敏幸監督(以下、加藤):「ジョジョの奇妙な冒険」でも屈指の人気キャラクターである、岸辺露伴のスピンオフ作品が初めて映像化されることになりました。いつもはスタンド使いを相手にしてますが、今回露伴が戦うのは人知を超えた存在です。それにいかに対応していくのか、TVシリーズとも違う独特の表現も含めて楽しんでいただきたいと思っています。
――テレビアニメ本編でも露伴がメインになる回がありましたが、「岸辺露伴は動かない」をアニメ化するにあたって本編とは変えた点など、こだわりを教えてください。
加藤:まず背景美術の色合い、タッチがTVシリーズとも違っています。これはホラーテイストの原作を活かしたいと思って変更しました。現実の風景のすぐそばに奇妙な世界が潜んでいる。ちょっとしたきっかけでその世界に踏み込んでしまうかもしれない、そんな特徴をはっきりと表現したいと思い変えました。
――今回のOVAでは第4部のTVアニメシリーズとはデザインを変えられています。石本さんが描かれた岸辺露伴を見た時の第一印象を教えてください。
加藤:「いい感じ!」という印象を受けました。原作は20年前の『懺悔室』が初出だと思いますが、現在まで続いている「ジョジョ」シリーズの中では息の長い作品です。ですからその中で露伴の描写がタイトルごとに少しずつ違っています。その中から今の「露伴」のイメージを表現してもらえてると思っています。
――今回登場する泉京香、一究について、その魅力や演出の上で気を付けたところを教えてください。
加藤:泉はそのルックスおよび言動から見てかわいらしいキャラクターだと思っています。露伴に不遜な態度をとりつつも、きっちりと仕事へとつなげてしまうところがタダモノではない。うるさいだけの女性に見えないよう気を使いたいです。
一究は物語のバックボーンと直接つながっていることもあって、神秘的な要素、外見共に意識して演出しています。どこか福助のようなイメージと老獪な執事を思わせるような物腰。そこに注意して映像化したつもりです。
――今回は脚本はなしで、監督自ら字コンテを書かれる形で制作がスタートしたとお聞きしました。そのような手法を取った理由は何かあるのでしょうか。
加藤:「字コンテ」で制作をスタートしましたが、イメージとしては「シナリオ」に近い感じと考えています。この作業を行うことによって、改めて原作の構成や筋の運び方などを客観的に捉えることができて、映像化する際にどういう部分を重視すればいいのか判断するのに役立ちました。
――新たなOPもあります。凝った作りとなっていますが、どういうイメージで作られたのでしょうか。
加藤:今回は全巻購入特典映像という立ち位置だったのですが、ワーナーさんのご厚意によりOPのテーマ曲を作っていただけることになりました。イメージとしては、昔の『トワイライトゾーン』や『ツイン・ピークス』のようなどこか懐かしく、そして不安な気持ちになるような曲がいいと思っていました。本編の内容を想起させる素晴らしい曲を作っていただいたので、それに合うような大人っぽいイメージになっていると思います。
――最後に「岸辺露伴は動かない」を楽しみにしているファンの皆様へひとことお願い致します。
加藤:BD・DVDを全巻購入していただきありがとうございます。今回は「動かない」シリーズ岸辺露伴として作成しました。キャラクターの顔や映像など、原作の雰囲気を活かしたつもりです。最後の方にサービスシーンも追加しました。露伴が繰り広げる新しい冒険をぜひ楽しんでください。
キャストコメントも到着ッ!
――久しぶりの「ジョジョ」のアフレコでしたが、いかがでしたか。キャラクターを演じての感想やアフレコ現場の様子など、お教えください。
櫻井孝宏さん(以下、櫻井)::周りの人にはわかりにくかったと思いますが、こっそりテンション高かったです!またジョジョできるのが嬉しくて興奮しました。集中して一気に録り切ってしまったので、もっと味わいたかったですね。
中原麻衣さん(以下、中原):あまり前知識がないままアフレコに参加したので、ジョジョの独特な世界観や台詞回しは衝撃的でした。ただ、現場で諸先輩方にジョジョレクチャーをしていただきながらのアフレコはとても楽しかったです!
水橋かおりさん(以下、水橋):スタジオがちょっとしたジョジョ空間になっているようでおもしろかったです。なんというか、良い意味で独特の緊張感がある現場だなと思いました。
――今回は第4部のTVアニメとはキャラクターデザインの印象が少し異なっています。演じられる上で意識したことはありますか。
櫻井:その違いを味わえたのが一番の贅沢だったかもしれません。「ダイヤモンドは砕けない」と「岸辺露伴は動かない」の間には長い年月の隔たりがありますが、それを一気に飛び越えてしまいました。お芝居で変えた部分は一切ありません。同じ露伴です。
中原:無邪気で天然で、知らないからこその強さを持っているところが彼女の魅力だと思います。なので、演じるときはなるべく意図的にならないよう気を付けました。
水橋:音響監督から「とにかく怪しいやつ」な雰囲気が出るようにやってみてくださいという指示がありましたのでそんな感じになるよう頑張ってみました。こんな子供が本当にいたら怪しいです(笑)
――「富豪村」の見所を教えてください。
櫻井:導入部分が好きなんです。間違いなく何かが起きる気配が冒頭の露伴と泉京香のやりとりに立ち込めていて、そこが堪りません。ミステリっぽいドキドキを味わってください。
中原:登場人物がとにかく少ないので、それぞれのキャラクターがとても活きています。ベクトルの違った奇妙な人達の会話や世界観を楽しんでいただけたらと思います。
水橋:見所はたくさんあるのですが、個人的に山奥の謎の村を取材するという設定が好きです。推理小説みたいな導入が非常にワクワクします。
――最後に「岸辺露伴は動かない」を楽しみにしているファンの皆様へひとことお願い致します。
櫻井:皆さんの期待を裏切らない素晴らしいクオリティのアニメーションです。岸辺露伴が皆さんをスリリングな世界へと案内してくれますよ。ぜひ、見てください。
中原:観てくださるみなさま、スタッフさん、キャスト、全員が熱量のある作品だと感じました。ぜひ楽しんでください!
水橋:本編とはまた違った、それでいて本編の世界観が垣間見えるような素敵な物語になっていると思います。映像化を待っていた方にも、ここで初めて触れる方にも、楽しんでいただけたら幸いです。
作品情報
<あらすじ>
漫画家・岸辺露伴は、担当編集者の泉京香との打ち合わせで、京香が山奥の別荘を買う話を漫画にしないかと提案される。その別荘地には、世界的大富豪11人が住んでおり、元はいずれもごく普通の生活を送っていたのだが、25歳の時、この別荘地の購入を機に全員成功を収めていったという。その奇妙な土地が800坪・300万円という破格の値段で売りに出されているのだ。彼らが成功した年齢と同じ25歳の京香は、自分がこの別荘を買うところを取材してみないかと露伴に持ちかける…。大富豪たちの成功は偶然なのか…それとも何か裏があるのか…。好奇心にかられた露伴は、彼女の付き添いとして、謎の「富豪村」へ同行する―。
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全巻購入特典応募券を封入ゥゥゥー!!
(全巻購入特典:完全新作OVA「岸辺露伴は動かない」※DVDにて「富豪村」を収録)
<スタッフ>
原作:荒木飛呂彦
(集英社ジャンプコミックス刊)
監督:加藤敏幸
副監督:ソエジマヤスフミ
キャラクターデザイン:石本峻一
スタンドデザイン:三室健太
アニメーション制作:davidproduction
<キャスト>
岸辺露伴:櫻井孝宏
泉京香:中原麻衣
一究:水橋かおり
広瀬康一:梶裕貴
虹村億泰:高木渉
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