ゲームでは描かれないWアリスの魅力が溢れる！　井上麻里奈さん、木村良平さん、瀬戸麻沙美さん出演『ワンダーランドウォーズ』ドラマCD第2章インタビュー

　セガのオンライン協力対戦ゲーム『Wonderland Wars（ワンダーランドウォーズ）』より、発売されたドラマCD「Wonderland Wars」Side Story。この度、大好評の第1弾に引き続き、第2弾「Wonderland Wars Side Story 第2章」の発売が決定しました！　ゲーム本編では描かれない、笑いあり涙ありのエピソード全4話＋ボーナストラックが収録となります。

　本稿では、トラック01「深雪乃のお見合い大作戦！！」と、トラック02『お茶会に何を持っていく？？』で活躍する、井上麻里奈さん(留玉臣役)、木村良平さん(楽々森彦役ほか)、瀬戸麻沙美さん(リトル・アリス&シャドウ・アリス&犬飼健)にインタビューを実施！　キャラクターやエピソードの聴きどころを語っていただきました!!

●「お茶会に何を持っていく？？」あらすじ
リトル・アリスの発案でシャドウ・アリス、ヘイヤ、マッドハッターの４人は不思議の森でお茶会を開く事に。お茶会で食べるお菓子の材料を採りに森に入ったアリスたちだが、ヘイヤがジャバウォックの縄張りに足を踏み入れてしまう…。

留玉臣を演じる上でのポイントは……ウザさ!?
――収録を終えた感想をお願いします。

留玉臣役・井上麻里奈さん(以下、井上)：前回ドラマCD第1弾に出演させていただきましたが、一回きりだと思っていたので第2弾がリリースされることに驚きました！　前回とは異なるメンバーが出演している中、引き続き出演させていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

第1弾ではシンデレラがメインのお話に出させていただきましたが、今回は別のエピソードにゲストのような形で出演させていただき、新鮮味に溢れた収録になりました。

また留玉臣が出ている「深雪乃のお見合い大作戦！！」はみんな和風なキャラクターで、同じ童話ではありますがシンデレラとは異なるテイストなので、別の作品に関わっているような気分でした(笑)。

――井上さんからご覧になった留玉臣の印象を教えてください。

井上：実はゲームの収録の時、留玉臣さんのキャラクターイラストがまだ出来ていなかったんです。そして収録セリフも少なくて…。イラストがあったらその絵に合わせてイメージも固められるし印象にも残るのですが、そういった状況だったからかすっかり記憶から抜け落ちていたみたいで、留玉臣さんの声を聴いて、「こんなお芝居してたんだ!」と再発見しました(笑)。

――今回のドラマCDを通して、改めて役作りされたと。

井上：そうですね。台本からキャラクターのイメージを掴み、あとは他の方のお声を聞いてバランスをとりつつ演じさせていただきました。またゲームのボイスを聞いた印象から、留玉臣は元気で可愛らしいニュアンスで役作りをしていましたね。ソウルの場合、今回のように掛け合うことを前提で作っていないことが多いので、これだけたくさん演じるとなると「さぁ、どうやって演じていこうかな」と少々身構えましたね。

でも自由度が高くて遊び甲斐のある性格ですし、しっかりしているキャラクターが周りに多いので、そこに乗っかっていければいいなと思いました。

――では収録にあたって工夫した点や心がけたことはありますか？

井上：ウザさです(笑)。

――(笑)。それはお調子者のような？

井上：場を乱すと言いますか、なんでも面白がるような性格なので、犬飼さんと対象的になればいいなと思いながら演じました。からかって怒られて、ボケてツッコんで……みたいな空気感を出せればいいなと。特に気をつけたというより、自然にそうなったような気もするんですけどね(笑)。

――なるほど。そんな犬飼とのやり取りも描かれている「深雪乃のお見合い大作戦！！」の聴きどころを教えてください。

井上：桃様(※吉備津彦)と深雪乃殿の行き違いや、噛み合ってないところが聴きどころになると思います。それぞれ方向性の違う性格なので、その掛け合いの違いも私自身も楽しみにしています。

あとは犬・猿・雉でそれぞれ興味の方向性が違うところです(笑)。みんながある種、違う方向を向いていて、その微妙な行き違いが今回のエピソードの聴きどころだと思います。

――それでは発売を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

井上：第1弾に引き続き、第2弾にも呼んでいただけて嬉しく思います。前作を聴いてくださった方は、ゲームに出てくるキャラクターがどのように他のキャラクターと絡んでいくのかを楽しんでいただけたかと思いますが、今回は前作に出てこなかったキャラクターが続々と登場します。きっとファンの方には嬉しいドラマCDになっていると思うので、ぜひゲームとともに楽しんでいただければなと思います。

第2弾はまさかの楽々森彦！　ツートップの振り回しっぷりは必聴!?
――収録を終えた感想をお願いします。

楽々森彦／ピーター・ザ・キッド役・木村良平さん(以下、木村)：相変わらず戦場にいる方たちでしたけど、敵味方なく楽しそうでした(笑)。シナリオの作りが良いので、演じていても楽しいですし、綺麗だと思いました。

――前作のピーター・ザ・キッドに加えて、今回は楽々森彦が初登場しましたね。

木村：いやー、ビックリしましたね！　マネージャーから「『WLW』のドラマCD第2弾、次は楽々森彦も出るよ！」って言われて「次もリリースするんだ、すごいね！……楽々森彦!?」と驚きました(笑)。結果的に桃太郎一家の関係性がとても面白かったので、楽しく演じさせて頂きました。

――収録にあたって工夫した点や心がけたことはありますか？

木村：ゲームで録っていたのは一言だけだったので、キャラクターと呼べるほどのキャラクター性が固まりきっていなかったんです。キャラクターイラストから出てくるものはありますけど、この場合は桃太郎ファミリーの中での立ち位置があるので、そこでバランスをとりながら演じました。

――今回の「深雪乃のお見合い大作戦！！」は、そんな吉備津彦と深雪乃の色恋の話になりますが……。

木村：色恋沙汰……なんでしょうかね(笑)。どこに色恋の要素があったのか分からなかったですけど(笑)。

――(笑)。ぜひエピソードの聴きどころを教えてください。

木村：吉備津彦と深雪乃、トップの二人がどちらもマイペースと言いますか、慕っているキャラクターを振り回す気質があるので、みんながバランス良く振り回されているドタバタ感が面白いと思います。二人とも一生懸命で憎めない良いキャラクターではありますが(笑)。

――楽々森彦も振り回されていましたよね。

木村：わりとみんな常識人なんですよ！　トップの二人がちょっとズレているだけなので(笑)。でもきっと、こういうドタバタをやっているのが幸せなのかもしれませんね。

――これから他のソウルも今回のようなストーリーが描かれるかもしれませんね。

木村：今回のようなストーリーで言えば、どこにスポットがあたっても面白い話ができそうなキャラクターばかりですよね。それこそ犬飼の恋物語を描いても面白そうですし(笑)。

――それでは発売を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

木村：ゲームからドラマCDの製作が決まったこと自体に驚きましたが、なんと今回は第2弾がリリースとなります。ということは、きっと第1弾を多くのみなさんが楽しんでくださったおかげです。ありがとうございます。

今回は第1弾に登場しなかったキャラクターも登場します。一つの作品世界であるものの、その中に別の物語や世界がたくさんある作品なので、前回とは異なる『WLW』の側面をお見せできると思います。ぜひぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです。

ドラマCDを通して気がつくことができたリトル・アリス＆シャドウ・アリスの魅力
――収録を終えた感想をお願いします。

リトル・アリス／シャドウ・アリス／犬飼健役・瀬戸麻沙美さん(以下、瀬戸)：一人で録ったので寂しかったんですけど、主にアリス(※リトル・アリス)とシャリス(※シャドウ・アリス)、二人の声を楽しく演じさせていただきました。今回はその二人が掛け合うことから少し特殊な収録方法だったんですけど、彼女たちの会話劇を演じられて良かったなと思います。

――今回、瀬戸さんは3人のキャラクターを演じられましたが、それぞれの印象をお聞かせください。

瀬戸：ゲームでのアリスはもう少し幼くてワガママで、子供が持っている残酷さを際立たせようと演じさせていただきました。作品的にも戦闘がメインですし、原作にあるようなダークな雰囲気を楽しむものだと思っていたので、そういったところを意識していたんですけど、今回のお茶会の物語では、本人の可愛らしい部分が全面に出ていますね。

また、ワガママに自分主体で突っ走るかと思えばヘイヤのことを心配したり、シャリスを思いやる描写があったので、思ったより周りが見える子なんだなと思いました。ただ相変わらず猪突猛進で、自分の好きなことを突っ走る、でもみんなで一緒にやりたいという、周りを巻き込む力を持っている子だと思います。

そしてシャリスは、アリスの影の部分という印象がありました。二人とも容姿が似ていますし、その中でどうやってギャップをつけようかなと思っていて。実は性格的には二人とも似ているんですよね。

――と言いますと？

瀬戸：ワガママで我の強いところは似ていると思います。でもシャリスの場合は、一言発する前に少し溜めたり、「分かってるけどね、口では言わないけど」という間や喋り方の余裕がテンポ感に表れて、アリスとの差になったんじゃないかなと。

また、アリスのことも気遣っているので、総じてシャリスの方が少し大人かなと思います。……でも実はシャリスの方が我は強いんじゃないかなと思っているんです！　口には出さないだけで「自分が最優先」みたいな想いは、アリスより秘めているんじゃないかなと思いました！(笑)

――なるほど。それでは犬飼はいかがでしょう？

瀬戸：ゲームでは一言しか収録していなかったため、今回はやりたい放題だと思いました！(笑)　ゲームの収録時にはキャラクターデザインを見て演じさせて頂きましたが、まさかこんなに物語がついて良い役どころで登場できるとは思いませんでしたね。改めてここから作っていこうと思いましたし、演じることができて嬉しかったです。

その中で、犬飼さんはとても忠誠心の強いキャラクターという印象を受けました。忠誠心が強いけど、その人のためなら自分の欲が抑えられなかったり、感情的になってしまう部分に彼の幼さが描かれているんじゃないかなと思います。今回の物語では、彼のいいところが全面に描かれていたので、ゲームでは気がつけないとても魅力的なキャラクターであることを、このドラマCDを通して知ってほしいと思いました。

――それぞれ収録にあたって工夫した点や心がけたことを教えてください。

瀬戸：ゲーム内のボイスで犬飼さんを好きになった方もいらっしゃると思うので、基本的に声を変えないようには意識しました。ただ、他のキャラクターと喋っていると、ゲームでは描かれない表情が見えてくるんです。今回は普段のクールな性格じゃ見せない、動揺した表情も見えるシナリオだったので、その中で犬飼さんのポジションを見つけながら組み立ててイチから演じました。

――「お茶会に何を持っていく？？」では、アリスとシャリスが会話をしていますが、演じ分けは大変ではありませんでしたか？

瀬戸：二人ともキャラクター自体はゲームの収録で何度か演じさせていただいたこともあり、キャラクターの基盤があったので演じ分けについては心配ありませんでした。ですが、今回はその二人が掛け合うということで、テンポや距離感、どうやって収録するのかを考えていました。

――掛け合いの収録方法ですか？

瀬戸：台本の流れ通りアリスとシャリスを交互に演じ分けていく方法と、アリスを先に録ってからシャリスを録る方法があるんですけど、今回は後者の方法で収録させていただきました。二人で息切れせずに収録できたなと思います(笑)。なので、今までの収録からキャラクターも出来ていたので、演じ分けで苦労した点はありませんでした。

――犬飼として出演されている「深雪乃のお見合い大作戦！！」の聴きどころを教えてください。

瀬戸：今回、犬飼さんのおかげで物語が進んでいると思っていて、わりと自由なキャラクターが多い中で、間違いに気がついていたのは意外と犬飼さんだけだったと思います。ただ、そんな彼も桃様のことになると感情的になってしまうので、途中からメチャメチャになってしまうんですけど……(笑)。そのハチャメチャ感と、「犬飼しっかりしているな」と思うような部分に注目して聴いてほしいです。

あとは桃様が疎いと言いますか……深雪乃殿はまっすぐで可愛らしい方なのに、桃様に振り回されてなんだか不憫だと思いました(笑)。とてもアップダウンが激しいエピソードなので、そこを楽しんでいただければなと思います。

――アリス・シャリスとして出演されている「お茶会に何を持っていく？？」の聴きどころを教えてください。

瀬戸：お茶会のエピソードには4人の登場人物が出てくるんですけど、やっぱりアリスの良さが全面に出ていると思います！　ワガママだけど周りが見えていて気遣いが出来る優しい部分が描かれていますし、シャリスと話したときの雰囲気や表情、ヘイヤとマッドハッターとの会話など、ドラマCDになったからこその魅力を楽しんでいただければなと思います。

――それでは発売を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

瀬戸：ドラマCDを買おうとしているそこのみなさん！　きっとゲームをたくさんプレイされていると思いますし、みなさんの中でのキャラクターのイメージは出来上がっていると思うんです。たくさん使っているキャラクターもいれば、あまり知らないキャラクターもいると思います。そんなキャラクターたちが、イキイキと会話劇を繰り広げているので、ぜひ注目して楽しんでもらいたいなと思います。

作品情報
タイトル：ドラマCD『Wonderland Wars』Side Story 第２章
発売日：2017年7月26日(水)
定価本体：2,800円＋税
発売元・販売元：株式会社フロンティアワークス

【収録トラック】
01.深雪乃のお見合い大作戦！！
02.お茶会に何を持っていく？？
03.ロビン・シャーウッドのジーン更生計画
04.静寂の海に響く歌声
05.司書の休日（ボーナストラック）

※予定となり変更の可能性があります

【あらすじ】
『深雪乃のお見合い大作戦！！』
バトルで吉備津彦と意気投合した深雪乃。犬飼はどこか浮かない様子だが、楽々森彦、留玉臣と深雪乃の刀の精霊・雪曇は大盛り上がりで2人はお見合いをすることに。はたして深雪乃は未来の旦那様をつかむことはできるのか……？

『お茶会に何を持っていく？？』
リトル・アリスの発案でシャドウ・アリス、ヘイヤ、マッドハッターの４人は不思議の森でお茶会を開く事に。お茶会で食べるお菓子の材料を採りに森に入ったアリスたちだが、ヘイヤがジャバウォックの縄張りに足を踏み入れてしまう……。

『ロビン・シャーウッドのジーン更生計画』
ヴィラン・フロスティとの闘いにジーンを誘うロビン。しかし、ジーンは「かったりぃ」と動こうとせず、ランプの魔神ジェネヴァに雑用をおしつけてばかり。「このまま自堕落な生活を続けては『野望』も失ってしまう」と諭すロビンに押し切られ、ジェネヴァはジーンを真逆の性格にする魔法をかけてしまう……。

『静寂の海に響く歌声』
静かな夜の海で一人艶やかな歌声を響かせるメロウ、そこへただならぬ気配を漂わせ現れたデス・フック。
何事かを交わした後二人の間に緊張が走った瞬間、大きな声とともにシレネッタが割って入る。デス・フックの怒りの理由を知るシレネッタから、デス・フック誕生の秘密が語られ始めた……。

『司書の休日』（ボーナストラック）
テイルマスター育成計画の次の段階を思案するマメール。そのヒントを探すためティンク＆ベルの報告書に目を通す。頼りないティンクの報告書に肩を落としつつ、ベルの報告書にも目を通す。理路整然と記載された報告に頬が緩んだのも束の間、ベルの報告書にも異変が？

【出演キャスト】
吉備津彦&マッドハッター&ヘイヤ（CV.江口拓也）
深雪乃（CV.水樹奈々）
リトル・アリス&シャドウ・アリス&犬飼健（CV.瀬戸麻沙美）
ピーター・ザ・キッド&楽々森彦（CV.木村良平）
アシェンプテル&留玉臣（CV.井上麻里奈）
氷雪刀雪曇（CV.小倉唯）
ジーン（CV.内山昂輝）
ロビン・シャーウッド（CV.櫻井孝宏）
アイアン・フック&デス・フック&ランプの魔神ジェネヴァ（CV.中田譲治）
シレネッタ&メロウ（CV.石田晴香）
マメール・ロワ（CV.磯村知美）

※変更の可能性があります

【ジャケットイラスト】
前嶋重機

■期間限定生産特典デジタルアイテムコード
・WRアシストカード（ソウル）「氷雪刀雪曇」
・カスタムチャット「バウムクーヘン！」＆「きびだんご！」
▼WRアシストカード（ソウル）「氷雪刀雪曇」CV.小倉唯

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レアリティ：WR
発動レベル：4
【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。
〔小／(中)／大／特大〕▲最大ＭＰが上がる
〔小／中／(大)／特大〕▲ストレート攻撃力が上がる
〔特殊〕▲装備している他のアシストカードの
使用可能レベルが全てＬｖ４の場合
ストレートショットとドローショットの射程が上がる
【ソウル】巨人召喚暴旋風
周囲の敵を薙ぎ払いながら、敵拠点へ向かう、巨人を召喚する。

※能力値は変更となる可能性があります
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▼カスタムチャット「バウムクーヘン！」＆「きびだんご！」
ゲーム内のコミュニケーションツールとして使用可能なカスタムチャットをプレゼント！！
深雪乃＆ジーンの「バウムクーヘン！」と吉備津彦の「きびだんご！」が全て手に入ります。

※発売日より１年間を経過した時点で、特典付パッケージの生産を終了します（予定）
※アイテムコードの有効期限は2018年12月31日までとなります。

■店舗特典
▼セガストア
・デジタルアイテムコード付きペンカスタマイズステッカー1種