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『モザチュン』「アニメイト音楽館」番組収録後インタビュー

新アイドルプロジェクト『モザチュン』キャスト、「アニメイト音楽館」番組収録後インタビュー

 女性向けコンテンツ会社リブレが発信する初のイケメンアイドル・プロジェクト『モザチュン』。2017年7月15日には、AKIBAガールズステーションにて、プロジェクトのお披露目トーク&ミニライブイベントが行われた新進気鋭のコンテンツです。

 キャラクターを演じる声優陣による「モザチュン応援隊」の活動も目白押しの本作ですが、このたび7月24日からアニメイト店頭で配信中のアニメイト音楽館に出演しました! 番組収録後、CDリリースを目指す楽曲「モザイク・スターズ」の収録秘話や今後の野望をメンバーのみなさんに語っていただきましたので、ぜひご覧ください!
 
【モザチュン】
星名真幸 役:齊藤智也さん
伏見勇利 役:根塚良さん
三咲なつめ 役:山本智哉さん
高崎伊織 役:河本啓佑さん
明羽貴彦 役:生田鷹司さん

【ストーリー】
今夜、本当の俺を教えてあげる――
真夜中アイドル【モザチュン】
“夜しか会えない” と噂の彼らは誰にも言えない秘密を抱えていた。
なんと彼らは、昼間だけ女の子になる魔法をかけられ 女子アイドル【Aste*Rhythm(アステ*リズム)】としてデビュー済み!? しかもモザチュンがデビューするより先にAste*Rhythmが大ヒット!! 仕方なく、昼は女子・夜は男子の二重生活を送ることになったが...。
バレたら芸能界追放! スキャンダラスな秘密を守りながら本当の姿で めざせ、トップアイドル!

――アニメイト音楽館の収録お疲れ様でした。まず最初にみなさんの自己紹介と、演じられるキャラクターの魅力をお聞かせください。

星名真幸役・齊藤智也さん(以下、齊藤):私、齊藤智也が演じさせていただくのは星名真幸というキャラクターです。真幸はイマドキ高校生という設定ですが、積極的かつポジティブで明るく元気という要素を詰め込んだキャラクターになっています。よろしくお願いします!

伏見勇利役・根塚良さん(以下、根塚):伏見勇利役の、根塚良です。勇利はロックが好きな少年で、タイプ的にクール系だと思っています。また過去に何やらあったようで、唯一の親友である真幸にだけ心を許しているキャラクターです。それらを意識しつつ、これから演じていきたいなと思います。

三咲なつめ役・山本智哉さん(以下、山本):三咲なつめ役の山本智哉です。なつめ君は一言で表すと不思議系ですね。演じていても不思議なところがいっぱいあったり、過去に何かがあって心が読みにくかったりしますけど、メンバーを思いやる気持ちが感じられる子だと思います。あと、ぬいぐるみのなっちゃんの謎もこれから出てきたらいいなと思っています。

高崎伊織役・河本啓佑さん(以下、河本):高崎伊織役の河本啓佑です。伊織はモザチュンの中でワイルド担当と言いますか、年齢で言えば貴彦の方が上なんですけど、精神年齢で言えば5人の中で大人びていて、グループの精神的な柱だと思っています。口数も少なくて自分から切り出していくタイプではありませんが、最終的なまとめ役として支える役割です。なので、僕もしっかりしていかなきゃなというプレッシャーを感じながら演じさせていただいております。

明羽貴彦役・生田鷹司さん(以下、生田):明羽貴彦役の生田鷹司です。明羽貴彦は、伊織と二人組のユニットを組んでいます。伊織はワイルドなところもあり、口数は少ないものの支えてくれる側面がありながら、僕が演じる貴彦は男嫌いのワガママで傍若無人、勝手気ままに我が道を行くキャラクターです。男を見つけると毒を吐く、後輩組にも毒を吐いて「近寄るな!」というような雰囲気なんですけど、実は彼も過去に色々とあって心の中には人を遠ざけたい、人に悪口を言ってしまう理由を持っているんですよね。

なので、ただツンケンしているだけでなく、実は優しい一面を持っていることを、話が展開していくにつれて、聴いてくださる方にも届くんじゃないかなと思います。僕自身もふわふわしたキャラクターなんですけど、貴彦とは僕と真逆の性格をしているんです。今回演じていく中で、僕自身も貴彦のツンツンしているけど優しい部分を吸収して、いい大人になれればいいなと思います!

 
――既に最初のレコーディングは終えていると伺いましたが、レコーディングを終えた感想や印象的なエピソードを教えてください。

生田:1日の中で時間をずらしながら各メンバーが収録したんですけど、僕が一番最後だったんですよ。なので他のメンバーより先に、完成形の図が見えた状態で歌わせていただきました。僕自身、こういうアイドル系の楽曲を歌わせていただくことが初めてだったので、どういう風になるのかと思っていましたね。

みんなの声を聞いたときや、最初に絵を見たときにある程度キャラクターを想像するんですけど、わりとそのままで収録していて僕自身も歌いやすく思いました。レコーディング前は、演技をするときのキャラクターの声と歌声をどうしようか、僕の中で葛藤があったんですよ。キャラソンってキャラクターの声があって、その声のままで歌われるじゃないですか。

でも人によっては「キャラクターの声もアリだけど、歌っているときはいつもと違うよね」という人もいるので、それもアリなのかなと思ったんです。僕自身バンド活動をしている中で歌わせてもらっているので、そのニュアンスで行くのか、当日現場でみなさんの反応を伺ってから決めようと思いました。

そして、実際にブースに入って普段の自分を抑えてやってみたんです。すると、途中で「普段通りに歌ってみて」と言われてレコーディングしてみたら「これこれ!」と言われて(笑)。そこからキャラクターの歌というラインが自分の中に見え、キャラクターも定まってきてスムーズにレコーディングを終えました。また、完成品を聴かせていただきましたが「これで良かったな」「みなさんのおかげで完成したな」という感想につきますね。

ちなみに後輩組はレコーディングをしたことがなく、何が何やら分からない状態でレコーディングしたことを伺っていて。そのとき齊藤君は「勉強がしたいので見学させてください」と言って最後まで残ってくれてたんですよね。

 
河本:「モザイクスターズ」は歌詞だけ読むと、Aste*Rhythmのように可愛らしい歌詞だったので、伊織のワイルドさをどう出すかを考えていました。現場でも「可愛らしく歌った方がいいですか?」とお聞きしたら「気にせずカッコよく、エロさも交えつつ歌ってください」と言っていただきました。伊織は5人の中で男らしさを全面に出していけるキャラクターなので、役通り出来る限りのことをしてレコーディングに臨みました。

ちなみに僕も「もしかしたら新人たちがレコーディングを見学をするかもしれない」と事前に伺っていて、「大丈夫ですか? 集中できなければやめておきましょうか?」とスタッフさんに言っていただいたんですけど(笑)。僕も「見てくださるのであれば全然構いませんよ」と言って見学してもらいましたが、いざレコーディングしながらディレクションブースを振り向くと、やりづらいなと!(笑)

一同:(笑)

河本:プレッシャーを感じながらのレコーディングになったので、そのプレッシャーを楽しく感じながら、自分の中でいいパフォーマンスを出せるようにしました。また、せっかく見学をしてもらっているので、出来る限りのことはやろうと思って全力を尽くさせていただきました(笑)。5人がそれぞれ違う色があることは、多人数で組む良さでもあるので、足し算ではなく掛け算としてパワーアップした一曲になっていると思います。

 
山本:初めてのレコーディングということで、前日からとても緊張していて「なつめ君だったらどう歌うんだろう」とずっと考えていました。また、事前に自分で録りながら最終的に納得できるものが生まれても、それがスタジオで出せるのか不安でした。

でもレコーディングブースに入っていざ歌うとなったら、なつめ君が入ってくると言いますか。最初は緊張していたレコーディングも歌い始めた瞬間から楽しく感じて、このままずっと歌っていたいと思うようになりました。同時に「5人の声が集まったらどうなるんだろう」という楽しみや期待感も高まってきて、いざ聴いてみたらなんとも言えない達成感を感じました(笑)。

また、キャラクターが歌っていることに感動したので、これからなつめ君として、モザチュンとして、いっぱい歌っていけたらいいなと思いました。


根塚:先ほどから話に出ているように初めてのレコーディングだったので、前日どころかその前から緊張が高まっていきました。最初に曲をいただいたときは、歌詞と照らし合わせながら聴いていて「めっちゃキラキラしてる! これを歌うのか!」と思って。既に勇利という役柄については聞いていたので、キラキラしたThe・アイドルソングをロック少年の勇利にどうやって歌わせるか。自分だけで考えても仕方ないと思い、現場で指示を仰いでから頑張ろうというサラッとした状態で行きました。

ちなみにレコーディングがトップバッターだったので、ド緊張でしたね! 後輩組はみんな同じ時間に入っていたので、二人に見られるところから始まって、キャラクターを作って歌うことや音程を取りながら歌うことなどで頭の中が渋滞していて! この渋滞をどうやって整理しようか考えていましたが、最終的にはなるようになれと。言われた通りのことをやって乗り切れた……と言って良いのか分からないですけど。

そのあとは二人がまだまだ緊張しているときに「お前ら頑張れよ!」と余裕な感じで見届けていました。重なった5人の歌声を聴いて、良い楽曲になったのかなと思います。ぜひ聴いてください!


齊藤:今、二人が初めてのレコーディングと言っていたんですけど、僕も初めてのレコーディング……というか、初めてのお仕事だったんです!(笑) 初めてのお仕事として、この作品でデビューさせていただくことが光栄であり、プレッシャーでもありました。

レコーディング自体は無我夢中のあまり覚えてないです! トランス状態と言いますか、無我の境地に達していて気がついたら終わってました(笑)。唯一覚えているのは、一発目の声出しのときにディレクションブースを見たら、全員が爆笑していたことだけですね!

一同:(笑)

齊藤:クール&天然な後輩組の二人がキャラクターの声で歌っていたあとだったので、すごい声が大きかったらしいですね(笑)。僕が声出しをした瞬間スタジオ内に爆笑が生まれてちょっと緊張がほぐれたんですけど、そこから覚えていないです(笑)。

でも終わった後は達成感や楽しさ、自分にとってここが初めての現場になったんだという誇りが持てるような気持ちになりました。ずっと続けていきたいなと心から思う体験をさせていただいたと思っています。これからもっともっと素敵になるようにがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 
――これからイベントやライブなど控えていると思いますが、モザチュンの野望はありますか?

根塚:やっぱりアニメ化じゃないですか?

河本:それはしたい!

齊藤:最初に後輩組の3人の間で「アニメ化できるような作品にするために僕達で頑張っていきたいね」という話をしていて。もっと色々な人にモザチュンを知ってもらえると思うので!

河本:先人達の某アイドルアニメとかね! 自分たちのライブ活動から始まって紅白歌合戦に出られるなんて……紅白!

一同:紅白!?

齊藤:最初は幕張メッセや横浜アリーナ、日本武道館かなと思っていたんですけど……。

生田:それも大概だよ(笑)。

齊藤:でも既にオーディションで言っちゃったので(笑)。「幕張メッセや武道館を満員にします、イェーイ!」と言ったところで、蓋を開けてみたら受かっていて「よっしゃ幕張!」と(笑)。なので、ゆくゆくはアニメ化と大きい会場でライブをすることが野望ですね。

生田:夢は大きくね!

河本:だってライブはこれからやっていくから、その集大成として! 昼間のAste*Rhythmは国民的アイドルだからさ、紅白歌合戦くらい出ないと超えられないじゃない?

齊藤:じゃあ紅白歌合戦に出て、やっとAste*Rhythmを超えられるということですね。

河本:生田さんの言うように。野望は大きくないとね!

 
――最後になりますが、このインタビューで初めて『モザチュン』を知った方へのメッセージをお願いします。

齊藤:ひとりひとりのキャラクターは元気・クール・天然・ワイルド・キングだったりと色々ありますけど、これを一つのグループとして見たときの5人の絡みに、これからもっともっと深い関係性が出てくると思います。ソロを始め、2人と3人、1人と4人……とそれぞれ変化していくので、ぜひ注目して聴いて、見てもらって、好きになっていただければなと思います。

根塚:オーディションで選んでいただいた3人と、お二人の先輩方と頑張っていくわけですが、もう既に和気あいあいとした空気を作れていると思います。なので、これからの活動により活かして、聴いている方にも伝わるような作品作りができればなと思います。

山本:最初の5人のキャラクターはギクシャクしている点もあるんですけど、だんだんにお互いのことを分かりあっていきます。これから色々なイベントやライブを通して関わっていくなかで、モザチュンの子たちも僕らも絆が深くなっていくと思うので、その成長をファンの方々に見ていただきたいです。みなさんの期待に応えられるよう、大きくなっていきたいと思います。

河本:作品のストーリーと同じように、僕らがリアルの世界でモザチュンと同じように頑張っていきます。これからライブやイベントなど色々な活動をしていくので、その中で僕らの個性やモザチュンの良さをみなさんにお伝えできるよう、いいパフォーマンスをお届けします。これから応援のほどよろしくお願いします。

生田:昼間は日本で有名な女性アイドルとして活動しつつ、夜は売れていない新人男性アイドルとして頑張っていくモザチュンの5人ですが、普通なら表向きのアイドルのきらびやかなところしか見せないと思います。ですが、この作品のなかでは泥臭い部分や、キャラクター・ユニットなりの信念があって、それを胸に掲げて「俺達は売れていくんだ」「もっともっと前に進んでいくんだ」と活動していきます。きっと女の子だけでなく男の子が見ても、熱い部分に惹かれるじゃないかなと、演じていて思いました。

そして、リアルでも僕達がイベントやライブをさせていただくので、作品と一緒に僕らも前に進んで成長していけたらと思います。それは僕らがやりたいからできるわけでなく、読んでくださるみなさんの応援あってこそなので、ぜひこれからモザチュンをお願いします! 一緒に笑って泣いて、モザチュンをどんどん広めていけたらなと思います! 


――ありがとうございました。

[取材・文・撮影/鳥谷部宏平]

 

作品情報
【CAST】
星名真幸:齊藤智也
伏見勇利:根塚良
三咲なつめ:山本智哉
高崎伊織:河本啓佑
明羽貴彦:生田鷹司

【STAFF】
イラスト・キャラクター原案:小田すずか
漫画:仁茂田あい
原作・プロデュース:こいけゆき
企画協力:アニメイト
企画・制作:リブレ

>>『モザチュン』公式サイト
>>『モザチュン』公式Twitter

アニメイト音楽館 番組情報
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>>「アニメイト音楽館」公式サイト

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