高校生たちの青春を描く劇場用オリジナルアニメーション『きみの声をとどけたい』完成披露上映会オフィシャルレポート
湘南を舞台にした高校生たちの青春を描いた劇場用オリジナルアニメ『きみの声をとどけたい』が、2017年8月25日(金)より全国公開! “声”にはメールやSNSなどにはない“力”がある―。そんな“声”の力を今の時代だからこそもう一度信じてみたい。本作はそんな“声”をテーマにして制作された作品です。
7月25日(火)には完成披露上映会、さらにスタッフ・キャストによる舞台挨拶が開催。オーディションを勝ち抜いて選ばれた声優ユニット“NOW ON AIR”の6名と、三森すずこさん、伊藤尚往監督が登壇し、映画完成の喜びや、見どころなどを熱く語りました!
『きみの声をとどけたい』8月25日公開! スタッフ&キャストが思いを語る
●三森すずこさん(矢沢紫音役)
――声優の先輩として"NOW ON AIR"のメンバーと一緒に、本日の完成披露を迎えていかがですか?
涙が出そうです! 昨日も完成版を見直したら、涙腺崩壊してしまいました!私の中でキャラクターもそうなんですが、演じてるみんなが、世界で一番愛おしい6人なんです!「やっとこの日が来たね」って思いました。
――歌のシーンもありますね。
オーディションから"NOW ON AIR"のメンバーが選ばれていく段階を見てきました。みんな、ものすごく歌が上手で、逆に私も頑張らなくちゃ! とドキドキしたほどです。曲にそれぞれのキャラクターが表れていると思いますので、是非楽しんでいただきたいです。
――映画の見どころについてお聞かせ下さい。
今回、新しいフィールドに足を踏み込んだかなという、新しい挑戦がありました。見終わった後、ここか!と思って見ていただけたら嬉しいです。ひと夏の中で、女子高生たちの心の中が大人になっていく感じを自分自身と重ね合わせて見ていただけたらと思います。何年か経って振りかえった時に「2017年の夏は、なぎさたちと湘南で過ごしたな」と思い出してもらえる、すごくさわやかな作品になってると思います!
●片平美那さん(行合なぎさ役)
――映画のテーマでもある"コトダマ"の存在を信じていますか?
絶対にあると思います!私は小学生の頃から「歌って踊れる声優になりたい!」と話していたんです。こうやって声優になれたのも、"コトダマ"のおかげだと思います!
――映画が完成して、本日舞台挨拶を迎えましたね。
本当に夢のようで嬉しいです。映画には、私たちのたくさんの想いが詰まっています。皆さんに「(劇中の台詞と同じく)コトダマってあるんだよ」って、感じていただけたら嬉しいです。
●田中有紀さん(龍ノ口かえで役)
――初めてのアフレコはいかがでしたか?
現場に出させていただくのは初めてで、先輩方はどんな立ち居振る舞いをされるのか、学ばせていただきたいと、ずっと三森さんを見ていました!アフレコに入ると、まるで三森さんじゃない人がいるような、不思議な感覚になりました。
――映画の見どころをお聞かせ下さい。
私が一番好きなのはラストです! 本当に好きで温かいです。7人の女子高生がどう葛藤し、何をするのか?まばたき少なめでご覧ください!
●岩淵桃音さん(土橋雫役)
――これまでに経験した「奇跡」はありますか?
吹奏楽部で外での演奏中に雨が降ってきて「晴れてほしい!」って思っていたら、本当に太陽が出てきて晴れたことがあり、嘘みたいな奇跡です!実は、この映画にもつながるところがあるんです!
――映画の見どころをお聞かせ下さい。
ひとりひとりのキャラクターに人生があって、それぞれが想いを抱えています。みんなが成長していく姿を見守ってもらえたら嬉しいです。
●飯野美紗子さん(浜須賀夕役)
――"NOW ON AIR"のリーダーとして本日を迎えての心境はいかがですか?
オーディションで選ばれて、普通の学生だった女の子たちが集まってプロになるという人生が変わった瞬間でした。何もわからない中で、何もわからなかったからこそ、支え合ってここまでこられたと思います。こうやってみなさんに、一番に観てもらえるのが嬉しいです。
――映画の見どころをお聞かせ下さい。
鎌倉、湘南の美しい景色が目に染みるし、キャラクターたちの私服も何パターンかあって、それぞれに似合うかわいい衣裳がたくさん出てきます。みんなの真っすぐな気持ちと愛と伝えたい思いが詰まった作品になっていますので、みなさんの心に何かを残せたらと思います。
●神戸光歩さん(中原あやめ役)
――これまでに経験した「奇跡」はありますか?
今日も関西から新幹線でここまで来たんですけど、家を出るのが遅くなって、ちょうどいい時間の新幹線がなかったんです。これは集合時間に間に合わないかも…と思ったら、新幹線が遅れていて、まるで私を迎えに来るかのようにいい時間に新幹線が来ました(笑)!
――映画の見どころをお聞かせ下さい
見どころはもちろん全てですが、私の演じる中原あやめの動きにも注目していただければと思います! コミカルな動きや面白い効果音がついてて可愛いです。どこを取ってもキラキラした映画で、日常で疲れたり悩んでる方もここでキラキラ成分を吸収してお帰りいただきたいと思っています。
●鈴木陽斗実さん(琵琶小路乙葉役)
――ソロ曲も含む劇中の歌についてお聞かせください。
ソロ曲はそれぞれ雰囲気が違った素敵な曲になっているので、早く皆さんに聴いてもらいたいです!
――こうして完成披露を迎えて、いかがですか?
この日が来るのが本当にドキドキで…。いろいろ、しゃべりたいことを考えてきたけど全部忘れるくらい緊張しています。皆さんに観ていただけるのが嬉しいです。魅力が溢れていて、登場人物の心情とか、共感できるところがたくさんあると思います!
●伊藤尚往監督
――完成披露を迎え、心境はいかがですか?
2年前の冬くらいからオーディションに携わってきて、審査員の方と喧々諤々の議論を交わしながら、結果的にこの6人に決めたので、思いもひとしおです。一人一人に思い入れがあります。それぞれに"見どころ""聴きどころ"がある映画を作ってきました。楽しんでいただけたらと思います。
――映画の見どころをお聞かせ下さい。
声のキャストももちろんですが、画もきれいな画をたくさん作り、綺麗な音楽もたくさん付けました。そういうのを合わせて、一本の作品にすることができた、なかなか面白い作品になっていると思います。
映画『きみの声をとどけたい』作品情報
8月25日(金)TOHO シネマズ新宿ほか全国ロード―ショー
【ストーリー】
舞台は湘南・鎌倉―。女子高生たちの悩み、葛藤、そして夢。届けたい“声(想い)”-。海辺の町、日ノ坂町に暮らす行合なぎさは将来の夢が見つからず少し焦っている16才の少女。
『言葉にはタマシイが宿っているんだよ、コトダマって言ってね――』
小さいころ祖母から聞いたコトダマの話をなぎさはある出来事から信じていた。 ある日、なぎさは何年も使われていないミニFMステーションに迷い込み、出来心からDJの真似事をする。すると、偶然にも放送されたコトバは 思いもかけない人に届いていた―。
【キャスト】
片平美那/田中有紀/岩淵桃音/飯野美紗子/神戸光歩/鈴木陽斗実/三森すずこ/梶裕貴/鈴木達央/野沢雅子
【スタッフ】
監督:伊藤尚往
脚本:石川学
キャラクターデザイン:青木俊直
アニメーションキャラクターデザイン:髙野綾
音楽:松田彬人
制作:東北新社 マッドハウス
製作:「きみの声をとどけたい」製作委員会
イメージソング「この声が届きますように」(NOW ON AIR)
>>http://kimikoe.com/movie