高橋花林さん、日岡なつみさん、和多田美咲さんら出演! 温泉ロケ、ライブの裏話で盛り上がった『温泉むすめ』イベント「YUKEMURI FESTA Vol.5@羽田空港」第1部をレポート
2017年9月10日に羽田空港国際線ターミナルのイベントスペース・TIAT SKY HALL(ティアットスカイホール)で、クロスメディアプロジェクト『温泉むすめ』のイベント「YUKEMURI FESTA Vol.5@羽田空港」が開催!
アニメイトタイムズで配信中のラジオ『「温泉むすめ」ぷれぜんつ的なうぇぶらじお!みみぽか!!〜ゆーも遊びに来ちゃいなYOH!〜』の公開録音や、出演声優陣によるトークなどで盛り上がりました。
『温泉むすめ』は日本全国の温泉地をモチーフにしたキャラクターたちがアイドル活動をすることで、日本を盛り上げていこうという壮大なプロジェクト。
今回のイベントでは、お馴染みのレギュラーメンバーとして高橋花林さん(秋保那菜子役)、日岡なつみさん(登別綾瀬役)、和多田美咲さん(奏・バーデン・由布院役)が出演。さらに、ゲストとして西田望見さん(月岡来瑠碧役)、鈴木絵理さん(伊東椿月役)、谷口夢奈さん(白浜帆南美役)が登壇しました。
本稿では、そんなイベントの第1部の模様をお届けします。
ゲスト陣がクイズに挑戦! 西田さん、桑原さんによる月岡温泉ロケの様子も
『温泉むすめ』ではお馴染みの会場・TIAT SKY HALLで開催された公開収録。まずはレギュラーの声優陣3名が彩り豊かな行燈袴姿で登壇し、もはやお馴染みとなった「チョイナ」の掛け声で観客たちと元気にあいさつします。
さらに、会場を盛り上げるためレギュラー陣から観客へ「温泉が好きだ〜! って方!」と大きな声でひと言。これには、観客たちも負けじとより大きな声で「チョイナ!」と応えます。
レギュラー陣のあいさつが終わったところで、いよいよ公開収録の第1部がスタート! 日岡さんがMCを務めるなか、なんと収録の最初には誕生日を迎えた高橋さんへのサプライズが行われ、レギュラー陣と観客でバースデーソングを合唱しました。スクリーンには大きなケーキが映し出されました。
突然のことに、高橋さんは「私の台本にはこんなこと書いてなかったから」と、驚きながらも満面の笑顔をみせ、会場には大きな拍手が響きました。
そしてバースデイサプライズが終わると、ここでゲスト陣の3名も登壇。「チョイナ!」とお決まりの掛け声であいさつをします。自己紹介では、高橋さんの「バブルバス」と桑原由気さん(有馬楓花役)の「ジェットバス」に続き、西田さんが「シャトルバス!」と新たな「バス」の称号を発表。
しかし、ほかの出演者から「温泉でもなんでもない」とツッコミを受けてしまい、観客からは笑みが。
ゲスト陣の登場で会場が温まってきたところで、続いて行われたのはクイズのコーナー。ゲスト陣が温泉や『温泉むすめ』を題材にしたクイズに答え、制限時間以内に答えられなかった場合はレギュラー陣が正解を教えてくれます。
第1問は過去のイベントで出題された問題より「大分県の酒蔵ゆふいん金鱗堂にある変わったピンポイント湯とは何か?」というもの。
これには「へそ湯」「尻湯」など、おもしろ回答がとびだすなか、過去のイベントで正解を知っているはずのレギュラー陣も回答がバラバラになってしまい、観客を笑わせます。
そんな中で、谷口さんが「爪湯」と回答。正解はなんと「ゆび湯」でほとんど合っており、ほかの出演者からは驚きの声が上がりました。
ちなみに補足情報として、同じ大分県の長湯歴史温泉伝承館 万象の湯には「顔湯」が存在しているとのこと。もし興味のあるかたは、ぜひ足を運んでみて下さい。
続いて第2問は、「ハンガリーのセーチェニ温泉では、温泉の中であることをするのがベタだが、それは何か?」というもの。正解は「チェス」ですが、ここでは鈴木さんが「お湯につかる」と渾身のボケかまします。
そして最後の第3問は「初ライブを終えた『温泉むすめSPRiNGS』のライブ会場は?」というサービス問題。これはゲスト陣もすぐに答えがわかり3人揃って「有楽町ホール」と回答し、見事正解で気持ちよくコーナーを終えることができました。
クイズが終わると、次に行われたのはゲスト陣が演じるキャラクターの紹介コーナー。今回はゲスト陣3人の中から、西田さんが演じる月岡来瑠碧について紹介されました。
また、ここでは西田さん自身が来瑠碧のことについても解説。月岡温泉はエメラルド色の湯が特徴で、それが来瑠碧の装飾や瞳の色に反映されているなど、おもしろい話を聞かせてくれたほか、「(自分は)倹約家なので、そこは来瑠碧と真逆」と、自身のことを交えつつ来瑠碧のことについて語ります。
来瑠碧のサンプルボイスが流されたときは「これね……恥ずかしいんだよ!」と正直な気持ちを話す場面も。
先日収録を終えたというAdharaのユニットソングについて尋ねられた際は、「もうメチャクチャかっこいいんですよ」と発売が待ち遠しくなるような言葉も飛び出しました。
月岡来瑠碧の紹介がひと段落すると、西田さん、桑原さんによって行われた月岡温泉ロケの様子を撮った写真の一部が会場で公開されることに!
スクリーンには縁結びスポットや顔出し看板での記念撮影など、観光を楽しんでいる様子が映し出され、ここでも西田さんが各写真について、当時のおもしろエピソードなどを交えつつ詳しく解説してくれました。
中でも、お二人が煎餅づくりを体験したときの写真には、桑原さんが煎餅に某アニメキャラクターの絵を描いているものがあり、これについて西田さんは「スタッフさんから『ツイッターには載せられないね』と言われた」とひと言。大きな笑い声が上がりました。
と、ここで1回目の収録は終了。2回目の収録のあいだに会場のみでのお楽しみとして、ボイスドラマの一部が初解禁されました!
どうやら聴く限りでは結衣奈、彩耶、那菜子の3人がずんだ餅を食べながらおしゃべりしている様子……。ボイスドラマは来月にはお届けできるようにしたいとのことなので、ぜひ楽しみにしてください。
ゲスト陣の画伯才能が爆発!?「温泉むすめ SPRiNGS 1st LIVE」の裏話も
2回目の収録では、オープニングからゲスト陣参加でスタート。あいさつでは、西田さんが先ほどの「シャトルバス」を大声で叫び、観客もこれに応えます。
また、オープニングトークでは和歌山県の白浜温泉が話題に上がり、日岡さんからは「実は幻の魚と呼ばれるクエが一年中食べられるそうです」と意外な情報が。
すると、これを聞いた白浜帆南美を役の谷口さんはどうやらクエを食べた経験がないようで、「ロケで白浜に行ったら、クエを食べさせてもらえるのですか?」とさりげなくスタッフにアピールします。
そんな今回の収録で最初に行われたのは、ゲスト陣のキャラクター紹介。1回目の収録に続いて、次は鈴木さんの演じる伊東椿月について、鈴木さんの解説つきで紹介されました。
鈴木さんいわく「(椿月ちゃんは)コミュニケーションが得意ではないので、塩対応になってしまう」とのこと。鈴木さん自身はそんな彼女の性格のことを“塩デレ”と呼んでいるそうで、「いい子なんですよ」と話します。
また、趣味がホエールウォッチングだということについては、鈴木さん自身がホエールウォッチングをしたことがないとのことで、「ホエールウォッチングやりたいな〜」と谷口さんに続いてスタッフにおねだり。
所属ユニットpetitcorollaの新曲について聞かれた際は、「アイドルソングの王道でかわいい曲」と楽曲の特徴についても教えてくれました。
次のコーナーでは、ホエールウオッチングが好きな伊東椿月をフィーチャーした企画として、ゲーム「くじらを探せ!!」が開催。レギュラーチームとゲストチームでわかれ、どちらのチームが先にスクリーンからクジラを見つけ出せるか対決しました。
このゲームでは、終始ゲストチームが大健闘。スクリーンには大量の動物のシルエットや、魚へんの漢字などが映し出されるなか、見事な観察眼を発揮してレギュラーチームよりもいち早くクジラを見つけます。
ゲームコーナーが終わると、続いては前回のイベントでも行われた「温泉むすめかるたを作ろう!!」へ。『温泉むすめ』のかるたを作ろうということで、各出演者が自身で考えた札の絵と文言を発表。もっとも観客の心を射止めた札が商品化の際に採用されます。
ちなみに、今回出演者が考えたのは「け」で始まる札。出演者は各々、温泉にまつわる文言を札の絵と一緒に発表してくれました。
多和田さん:「けんこう効能バッチリ◎」
高橋さん:「けんきゅうかレベルの料理のうでまえ 和倉雅奈」
日岡さん:「けんやくが苦手 月岡くるみ」
西田さん:「けんこう第一 温泉はいろ▽」
谷口さん:「けものもねきっと好きだよ白浜温泉」
鈴木さん:「けしょう水 温泉あとの必需品▽」
※▽はハートマーク
西田さんと谷口さんは絵を見せる際、「プロのかたが描いてくれることを念頭に置いて見てください」と念押しをしたうえで、自身が描いた絵を公開。その何とも言えない絵に、レギュラー陣からは笑みがこぼれます。
そんななか、高橋さんは巨乳キャラの札が採用されやすいという自身の考えた法則のもと、和倉雅奈をテーマにした札を考案。美麗なイラストもあいまって見事多くの観客の心を掴み、「け」の札として採用されました。
そして、収録の最後に行われたのはお便りのコーナー。今回はイベントにも参加していた方からのお便りが紹介され、先日開催された「温泉むすめ SPRiNGS 1st LIVE」の感想が読み上げられます。
質問として、今回のレギュラー陣に「『ロマンスの林檎』を歌っていましたが、本番や練習のときの裏話があれば教えていただけると嬉しいです」との問いかけが。
これには、日岡さんさんが「『ロマンスの林檎』はキャラクターを出して、かつ遊び心を入れるようダンスの先生にも言われていたので、最初普通に歌っていたら『もっとあざとく! かわいく!』って言われた」と練習中の話を明かします。
また、和多田さんは歌の最後でする投げキッスがとても好きだったと、振り付けのこだわりについても語ってくれました。
お便りのコーナーも終わると、最後は「チョイナ!」の掛け声で2回目の公開収録も終了。しかし、会場でのイベントはまだまだ終わりません。
続いては、会場限定アドリブありでお馴染みのボイスドラマコーナー「みみぽか温泉物語」。出演者6人が温泉むすめとなってボイスドラマを展開しつつ、お題に沿ったトークを行います。
今回のお題は「MCで使えそうな芸人のギャグ」について。ボイスドラマでは、バーデンがラジオMCに、流行が過ぎた芸人のネタを入れることを提案するなか、ゲストの来瑠碧、椿月、帆南美が登場し最新ギャグを交えた自己紹介でレギュラー陣を圧倒します。
途中のアドリブフリートークでは出演者が一度自身のキャラクターから離れて、今回のお題についてさまざまなギャグを提案。多和田さんはお笑い芸人のサンシャイン池崎さんの自己紹介ネタを全力で行い、会場からは歓声と笑い声が上がりました。
さらに、「みみぽか温泉物語」のあとには恒例の「温泉の素争奪じゃんけん!!」も開催。じゃんけで勝ち残ったひとりが、出演者、観客がそれぞれ持参した温泉の素を総取りできるこのコーナーでは、高橋さんが終盤まで勝ち進むなどの大活躍を見せてくれました。
そしてイベントも終盤になると、ゲスト陣からメッセージが。西田さんからは「ぽか旦那、ぽか女将がすごく反応をくれるから、とても楽しめました」、谷口さんからは「袴をずっと着たかったので、着れて楽しかったです」、鈴木さんからは「伊東温泉を盛り上げていきたいと思います」との言葉をいただき、最後は「チョイナ!」の掛け声で第1部は終了となりました。