コンセプトはミュージカルとのコラボレーション！羽多野渉さん 8thシングル「KING & QUEEN 」ミュージックビデオ撮影レポート

声優に加えて、アーティストとしても活動する羽多野渉さんの8枚目のシングル「KING & QUEEN」が本日、2017年11月22日(水)に発売！
「KING & QUEEN」は、11月4日から公開予定の映画『Dance with Devils-Fortuna-』の主題歌となる楽曲。制作陣には『Dance with Devils』の原案を務めるDaisuke Iwasakiさんが作詞、音楽プロデューサーを務める藤田淳平さん（Elements Garden）が作曲を担当しています。

そんな「KING & QUEEN」のミュージックビデオの撮影現場をアニメイトタイムズが取材！　撮影レポートと合わせて、撮影途中の羽多野さんにMVの見所などを伺ったコメントも合わせてお届けしていきます！

　

様々なモチーフを持った世界に迷い込んで行くMVに
今回のミュージックビデオは、羽多野さんがミュージカルの世界に迷い込み、その世界の中で様々な出来事が起こるというストーリー仕立ての映像となっています。羽多野さんが迷い込む世界は、それぞれ『雨に唄えば』『ふしぎの国のアリス』など名作映画やアーティストのミュージックビデオなどのオマージュを感じる部分もあり、映像作品としても十分楽しめるものになりそうです。

ミュージックビデオの撮影は現在も使われているという歴史あるダンスホールで行われました。内装はまさにミュージカルのセットのひとつの様な雰囲気で、テーマソングにもなっている「Dance with Devils-Fortuna-」の世界観にもリンクするロケーションとなりました。

取材時には、薄暗いダンスホールの中での撮影が行われ、凛々しい表情でスポットライトが当たる羽多野さんはやっぱり画になります。

その後もドアを開けるシーンや、ダンスホールの中に落ちていた傘を拾い上げるシーンなど、短めのイメージカットの撮影が進みます。時折監督と相談する姿もあり、羽多野さんの作品に対する真摯な姿勢も垣間見えます。

また、羽多野さん自身も初めてという寝ながらのリップシーンも。ミュージックビデオの中でどのようにして観ることが出来るか注目です！

そんなミュージックビデオも大きな魅力となった羽多野渉さん8thシングル「KING & QUEEN」は11月22日に発売となります！

撮影途中の羽多野さんのインタビューをお届け！

――今回のミュージックビデオはどのようなものになっていますか。

羽多野渉さん(以下、羽多野)：今回は静と動というか、動きのあるシーンとイメージカットがはっきりと分けられていて撮影も面白いです。

飛び回ったりして動きのあるシーンを撮ったかと思ったら、暗い中にスポットライトを当てて、目とか表情でお芝居をしたりとか、とても面白い経験をさせて貰っているなと思います。

――凄くコンセプトがしっかりしていて、雰囲気のあるビデオになりそうですね。

羽多野：今回撮影場所もダンスホールで、相当歴史のある場所だと思います。壁の感じとかを見ていると古くからある感じがして、とても雰囲気のある場所ですね。

この場所を選んだのも『Dance with Devils-Fortuna-』のテーマソングということで、ミュージカルとのコラボレーションを今回はやってみようというコンセプトなんです。

――ミュージックビデオのアイデアは羽多野さんが出された部分もあるのでしょうか。

羽多野：「有名なミュージカル作品の世界を旅したい」っていう話から構想はスタートして、監督が色んなアイデアを出して下さいました。

1番今回のビデオで嬉しかったのは、ダンサーさんがミュージックビデオに参加してくれていて、このビデオのために作られたオリジナルの振り付けがあったりと、尽力してくださったことです。そのダンサーさんも自分のライブツアーに同行してくださった方たちなので、長くお世話になっていますし、メンタル的にもフィジカル的にも分かったうえでダンスを作ってくださるのでありがたいですね。

――そのアイデアが『ふしぎの国のアリス』のような世界に繋がるんですか。

羽多野：そうですね。だから面白かったです。大きなうさぎに追い掛け回されまして(笑)。

――それは観たかったです(笑)。あと、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオを思わせる演出もありましたが、『ハートシグナル』のMV撮影の時に羽多野さんがムーンウォークが得意という事で、撮影現場で急遽振り付けに入れられることになっていましたよね。今回もダンスの中で挑戦した部分はありますか。

羽多野：『ハートシグナル』の時のムーンウォークは、本当に事故です(笑)。得意とかではなく、学生時代に流行っていて、「友達同士でやっていた」という話をしたら「やってください」となったんです(笑)。

今回もダンサーさんたちがオシャレな振付を沢山考えて下さって、その中でダンスのテクニックのひとつに挑戦させて頂いています。その部分が今回のキーになっていると思うので、楽しみにして頂きたいです。

――羽多野さん的に映像の出来上がりが楽しみな部分はありますか。

羽多野：どのシーンも楽しみなんですが、やっぱりダンサーさんと一緒にパフォーマンスしているところですかね。ミュージックビデオでは初めてなので、そこはどんな風になるのか楽しみですね。

――ストーリーがしっかりあって、テーマも面白いので色んな方に観て頂きたいですよね。

羽多野：そうですね。ちょっとストーリー性があって、歌っている本人がミュージカル世界を旅して、最終的にどんどんミュージカルの世界に入っていって、最後は自分もパフォーマンスができるという夢のあるストーリーになっているので、観てくださる方に『Dance with Devils』やミュージカルに興味を持って頂きたいですね。

――ダンスシーンでは今回どのようなダンスに挑戦されたんですか。

羽多野：最初はダンサーさんが踊っている映像を貰ったんですけど、難しすぎてよく分からなくて(笑)。というのも、曲のテンポが速くて。そのあとダンサーさんに直接教えて貰ってやっと理解できました。

――難しいダンスだったんですね。

羽多野：多分ダンサーさんからしたら、僕でも踊れるように作って下さっていると思うんですけど、いかんせんテンポが速すぎて最初は「ダンサーさんって凄い！」って思いました。なんとか形になったので、観て頂ければと思います。

――最後に楽しみにしているファンの皆様へメッセージをお願い致します。

羽多野：皆様が応援してくださっているおかげで8枚目のシングルを出すことができ、本当にありがたいです。今回は今までには無いビッグバンドサウンドで、明るいジャズの様な楽曲になっています。編成的に多くの演奏者さんが生音で録音してくださっていますので、曲としても楽しめるんじゃないかなと思います。

カップリングは静かなジャズになっていますので、動と静を1枚のシングルで楽しんで頂けたらありがたいです。是非楽しみに待っていて下さい！


リリース情報
羽多野 渉8thシングル『KING & QUEEN』
2017年11月22日（水）発売

アーティスト盤（CD＋DVD）：1,800円+税
アニメイトオンラインショップでの購入はこちら

アニメ盤（CD only）：1,200円+税
アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
※アニメ盤のジャケットは後日公開いたします

＜CD＞
1.KING & QUEEN
（劇場版「Dance with Devils-Fortuna-」主題歌）
2.路地裏のラプソディ
3.KING & QUEEN（Instrumental）
4.路地裏のラプソディ（Instrumental）

＜DVD＞
1.KING & QUEEN Music Clip

初のホールツアー開催決定！
Wataru Hatano Live Tour 2018 “LIVE KING & QUEEN”

■日程
2018年3月3日(土)　　東京・中野サンプラザ
2018年3月18日(日)　 大阪・サンケイホールブリーゼ

※チケット情報、公演日時などは後日お知らせいたします。

公式サイト
公式Twitter(@hatano_official)