佐倉綾音さん、加隈亜衣さん出演! 高野麻里佳さんはコスプレ姿を披露!『レイヤードストーリーズ ゼロ』アニメ第1話完成披露試写会をレポート!
2017年11月18日(土)、渋谷区のミライナタワーにて、「『レイヤードストーリーズ ゼロ』アニメ第1話完成披露試写会」が開催されました。
『レイヤードストーリーズ ゼロ』(以下、『レイゼロ』)は、アニメ、ゲーム、コミックと様々な展開を行う、今冬配信予定のスマートフォンアプリです。インターネットが可視化された2037年の渋谷を舞台に、そこに集う少年少女たちと、アシスタントAI「ACT」が物語を紡ぎます。
イベントには、出演声優陣の中から、柳晃平さん、佐倉綾音さん、巽悠衣子さん、加隈亜衣さん、高野麻里佳さんが出演。さらに、総合プロデューサーの手塚晃司さん、アニメ監督の大橋聡雄さん、アニメ主題歌ボーカリストのMIYUさん、公式コスプレイヤーのえなこさんも登壇し、様々な角度から作品の魅力に迫る内容となっていました。
トークだけでなく、ライブや企画も実施され大盛り上がりとなった本イベント。本稿では、その模様をレポートします!
グランプリを勝ち抜いたMIYUさんによる生ライブ!
イベントのスタートを飾ったのは、アニメ主題歌ボーカリストのMIYUさんによるライブパフォーマンス。MIYUさんは、本作のボーカルオーディショングランプリによって選ばれたアーティストです。
MIYUさんは多くの応募者の中で、1次、2次審査を突破し、最終審査の「一般投票」で見事一位を獲得し、本作の主題歌を担当することが決定しました。
主題歌は作品の雰囲気にあった近未来を感じさせる曲調となっており、アニメの期待感を高めてくれるものとなっていました。
MIYUさんのパフォーマンスが終了すると、今回MCを務める納谷僚介さんと巽悠衣子さん。そして、手塚晃司プロデューサー、大橋聡雄監督の4名が登場。手塚プロデューサーと大橋監督は、『レイゼロ』のゲーム、アニメ制作の経緯や感想など語りました。
『レイゼロ』のプロジェクトは既に始動から4年が経過しており、ついに先日事前登録者数が50万を突破したことのこと。予想以上の数となったため追加の事前登録特典を用意したものの、更新が早すぎるため発表が追い付いていない状況になっているという、嬉しい悲鳴を聞くことができました。
本プロジェクトは「みんなで作る」がテーマということもあり、手塚プロデューサーは「今回のイベントに参加してくれた方々には、今回のイベントの模様を脳裏に焼き付けてもらって、ぜひみんなに伝えて欲しいです」とコメント。
アニメ監督を務めた大橋監督は「今回お披露目となる第1話には、既に公開していた前編には登場しなかったキャラクターも登場するので、そこにぜひ注目して欲しいです」と、今回の見どころを紹介しました。
他にも作中には様々なこだわりがあり「話すよりも実際に見てもらった方が早い」ということで、早速アニメ上映のパートに移ります。巽さんを中心とした「5・4・3・2・1・ゼロ!」のカウントダウンで、本編映像がスタートしました。
第1話は、ある事件を中心に主人公・ユウトたちの活動を描いたものとなっています。本作は声を収録してから映像を当てるプレスコで制作されており、実際に渋谷の若者が喋っているような自然なセリフと、声とリンクしたキャラクターの動きが印象的でした。
YouTubeのバンダイナムコエンタティメント公式チャンネル「876TV」では、第1話の前編が公開されています。
佐倉さん演じるシンジはスタッフのお気に入り!?
第1話の放送を終わると、続いてはキャラクターの声を担当した柳晃平さん、佐倉綾音さん、巽悠衣子さん、加隈亜衣さんの3名が登場。それぞれが『レイゼロ』でキャラクターを演じた感想を語りました。
加隈さんは本編を見た際に第一印象を尋ねられると「かっこいいと思いました。渋谷がこんな風になれば私も行きたくなります」と世界観に引き込まれたそうです。
佐倉さんも「青少年の夢が詰まった映像みたいな、スタイリッシュで、文字が出たり実写パートがあったり……」と、同じく映像美にワクワクしたそうです。加隈さんはこれに「なんか、映像の意識が高いよね(笑)」と続きました。
ユウトの役をオーディションで勝ち取った柳さんは、『レイゼロ』で初めてのアフレコに挑みました。右も左もわからなかったという柳さんからは「収録の際にマイクの位置をテストと変えてしまって、先輩たちを困らせてしまって……」という失敗談も飛び出します。
そんなエピソードもある中、柳さんに基礎を教えるように頼まれた加隈さんは「本当に教えることは何もなくて、ちゃんとできていました」と収録を振り返っており、周りから見てもしっかりとユウトを演じることができていたようです。
また、本作はプレスコということで、普段の作品とは一味違ったアフレコとなりました。佐倉さんは「プレスコは尺が決まってなくて好きな温度感で演技できるので、やりやすかったです」と述べました。
そして、第1話で大きなインパクトを放った“シンジの笑い”のシーンでは、先に収録した佐倉さんの狂気じみた笑い声が、後から用意された映像に表情としてしっかりと現れており、情緒不安なシンジのキャラクターが際立っていました。
このシーンを収録した際、シンジがスタッフ陣に気に入られているが故に、多くの注文が佐倉さんに寄せられ、何パターンものセリフを収録したそうです。中には「今までの設定を忘れて演じて欲しい」という驚きの注文もあり、アフレコ現場では首を傾げながら演技に挑むことになったそうです。
一方、加隈さんはレイチェルを演じる際に、スタッフ陣からは「いつもの加隈さんの感じで」という指示を受け、まだ1話ではキャラクターを探っている段階だったとのことでした。
キャラクターを演じるうちに自分にも“ぶりっ子キャラクター”が定着していってしまったという加隈さん。トークの間には「こうやって勝手にキャラ付けされていくからね(笑)」と柳さんに語りかける場面もありました。
高野さんがコスプレ姿でライブパフォーマンス!
続いて、ミシャラ役の高野麻里佳さんによるパフォーマンスライブが行われました。このコーナーはライブを行うだけでなく、来場した方々が撮影した写真を集めてミュージックビデオを作るという企画になっています。
さらに、高野さんはサプライズとしてミシャラのコスプレ衣装で登場! 忠実に再現された姿で歌って踊る高野さんは、まさにミシャラそのもの。アニメのワンシーンが壇上で再現されていました。
ライブが終了すると、公式コスプレイヤーのえなこさんも登場。えなこさんは作中で重要なキャラクターとなるノアのコスプレ姿を披露しました。
『レイゼロ』は「みんなで作る」がキャッチコピーということでコスプレも推奨しており、えなこさんは公式コスプレイヤーとして「みなさんにも自分が楽しむ気持ちを持って、コスプレをしてもらいたいです!」とコメント。
同じくコスプレを披露した高野さんも「こんなにキャラクターになりきる機会は後にも先にもないんじゃないかと思います。ミシャラというキャラクターを、3次元の私からも感じてもらえると嬉しいです!」と、ミシャラになりきった感想を語りました。
4年の歳月を経て、ついにお届けする『レイゼロ』
イベントの最後には、出演したメンバーが集合。さらなる盛り上がりを見せる『レイゼロ』について、全員がコメントを行いました。
柳晃平さん:アニメの第1話が公開されて、みなさん続きが気になっているかと思います。ぜひSNSのプロフィールに「レイゼロ大好き」と書いてもらって広めてもらえると嬉しいです(笑)。これからも盛り上がっていけば色々なイベントが行われると思うので、一緒に盛り上げていけたらなと思います!
佐倉綾音さん:今回は東京会場だけの参加でしたが、また機会があれば、次こそは人生初札幌に行けることを信じています。福岡にも行って明太子も食べに行きたいですね(笑)。またみなさんの前に立てることを祈っています。
加隈亜衣さん: 本日はありがとうございました。アニメ本編の嬉しい内容の感想をいただけると、こちらとしても頑張る気持ちが倍増しますので、よろしくお願いします。
巽悠衣子さん:第1話は奥が深い話になっているので、見終わったあとに不思議に思った部分は心に留めてもらって、ゲームの方で続きを楽しんでいただければと思います。クレアもたくさん活躍します!
高野麻里佳さん2話からミシャラの登場を楽しみにしていただきつつ、イベント、ライブからミシェラを知ってもらって『レイゼロ』のことを好きになってもらえればと思います。私もみなさんに好きになってもらえるようなアイドルを演じていきますので、よろしくお願いします。
MIYUさん:本日はご来場くださりありがとうございました。ライブが終わってからアニメ、ライブ、コスプレを客席で見ていて、私自身もすごく楽しみにしているので、歌を含め『レイゼロ』を応援してくださると嬉しいです。
えなこさん:私は作中で誰かを演じているわけでもありませんが、コスプレを通して『レイゼロ』という作品をもっともっと知っていただいて、魅力を伝えられたらいいなと思っています!
大橋聡雄監督:「みんなで作ろう」というところからプロジェクトが始まり、自分が携わってから2年くらい経って、ようやく皆さんにお披露目ができて感慨深い…のですが、2話3話と準備ができており、感慨に浸っている場合ではないなと思っています。巽の演じるクレアも登場しますので、ぜひご期待ください。
手塚晃司プロデューサー:4年前に数人から開始したプロジェクトで、スタッフ、声優さんを始め色々な方が参加してくださり、主題歌ができ、コスプレイヤーさんも来てくれるということで、まだまだ上を目指せると思っています。これからも『レイヤードストーリーズ ゼロ』をよろしくお願い致します。
【取材・文/はら】
『レイヤードストーリーズ ゼロ』概要
「レイヤードストーリーズ ゼロ」(LayereD Stories 0)は同一の世界で繰り広げられる物語を、アニメとゲームで楽しむことができるスマートフォンアプリ。
物語の舞台は2037年の渋谷。そこはLayereD技術によりインターネットが可視化され、イメージできる事は全て実現可能な自由な世界。
ゲームは、個性豊かなアシスタントAI「ACT」を育成&編成!戦略は無限大! 拡張空間を飛びまわる、新感覚≪空中≫バトル!
アニメとゲームそれぞれの主人公の物語が1つに重なり合うオルタナティブRPG「レイヤードストーリーズ ゼロ」(LayereD Stories 0)は今冬配信予定!
【アニメパート声優】
ユウト:柳 晃平
ジョシュア:内田 雄馬
シンジ:佐倉 綾音
クレア:巽 悠衣子
コウヘイ:間島 淳司
レイチェル:加隈 亜衣
ウィル:斉藤 壮馬
タクマ:市来 光弘
【ゲームパート声優】
イオン:白砂 沙帆
キョータロー:小野 友樹
テルミ:小松 未可子
ミアラカ:悠木 碧
ムツキ:茅野 愛衣
ラザロ:佐藤 利奈
アナテマ:黒沢 ともよ
ツモリ:三宅 健太
フルサワ:石川 界人
プレロマ:諏訪 彩花
ヤシオ:羽多野 渉
ACT:CV
鈴村 健一
花江 夏樹
大西 沙織
安済 知佳
久野 美咲
and more...
>>『レイヤードスローリーズ ゼロ』公式サイト
>>公式Twitter レイヤードストーリーズ ゼロ公式 @ProjectLayereD