阿澄佳奈さん・井口裕香さんらが見どころを語る――『PHANTASY STAR ONLINE 2』ドラマCD第4弾アフレコ後インタビュー！

大人気オンラインRPG『PHANTASY STAR ONLINE 2』からドラマCD第4弾が登場！

ウルク（CV:伊瀬茉莉也）から相談を受けたシエラ（CV:木村珠莉）が、"マザーに関する報告"、"サモナーの運用実績調査"、"地球のその後"の３つのレポートを一度に作成する事に。総勢16キャラクターが展開する笑いと涙、女子会に動物愛、果ては青春！？　まで詰め込んだバラエティー豊かなお話となっています。

アニメイトタイムズでは、本ドラマCDのアフレコ直後にインタビューを実施しました！　今回は、パティ役の阿澄佳奈さん、ティア役の井口裕香さん、シエラ役の木村珠莉さん、ユクリータ役の伊瀬茉莉也さん、アウロラ役の水橋かおりさんに行ったインタビューの様子を公開！

――収録を終えての感想をお願いします。

ティア役・井口裕香さん（以下、井口）：パティエンティア的にはすごくあっという間に終わってしまいました(笑)。ゲームだとひとりで収録ですが、ドラマCDだといろいろなキャラクターを演じるキャストの皆さんと集まって物語を紡いでいけるので、すごく楽しい収録でした。

パティ役・阿澄佳奈さん（以下、阿澄）：パティエンティアをこうしてドラマCDに出していただけるというのがとてもありがたいことだなと思います。というのも、本編にはほぼほぼ絡んでこない情報屋という立ち位置なので(笑)。こうして賑やかに、皆さんとご一緒できてとても嬉しかったです。

シエラ役・木村珠莉さん（以下、木村）：シエラは今回初めてドラマCDに参加させていただいたので、初めてほかのキャストさんと掛け合えたのがとても嬉しかったです。シエラはシップの管理者なので、外を出歩いていろいろな人とお喋りって普段はできないんです。でも今回は、ああいう場で皆とお喋りしている姿が見られてとても幸せでした。

ユクリータ役・伊瀬茉莉也さん（以下、伊瀬）：ユクリータというキャラクターはゲーム本編だととてもシリアスなシーンの連続で、重い宿命を背負っているので、こんなに明るいユクリータを見たのは初めてでした。ドラマCDならではの新たな一面を見ることができて、すごくうれしかったです。女子たちの明るくキャピキャピな話の中に入れてもらえて本当に楽しかったです(笑)

アウロラ役・水橋かおりさん（以下、水橋）：こんなこと言うのもなんなんですけど、皆集まると豪華ですね(笑)。でもそこに圧倒されちゃいけないキャラなので、キャラクター的にはいつもと変わっていません。この人はどこにいても偉そうなのが変わらないな、羨ましいなって思いました(笑)。

――今回のドラマCDはどのようなストーリーが繰り広げられるのでしょうか？

井口：パティエンティアは1話のみの参加でして、ゲームと同じく場を和ませて退場しました。３話をザックリ言うと「夏を満喫」的なお話だったので、我々も夏を満喫したかったですし、かき氷屋さんとかの情報を小出しにしていきたかったです。私たちは登場しませんが(笑)。

一同：(笑)

阿澄：最初に場をにぎやかすという役割を与えられたのだと信じて。

井口：なのでそういうストーリーです！

阿澄：私たち的には、そうなります(笑)。

木村：全体を通して出ているのはシエラかなと思います。シエラがウルクさんにエピソード4の総括みたいなことをやっておくように頼まれて、出てきた皆さんたちにお話をうかがったり、様子を覗いたりしているというお話です。

シエラも他の２話は傍観者というか見ているだけで、途中に居眠りもしちゃってるのであれなんですけど(笑)。新しく出てきたキャラクターたちとも絡んで、エピソード4を賑やかに振り返っているのかなと思います。

伊瀬：ユクリータとアウロラが物語の中でもゲーム本編と同様にちょっと言い合いをするんですけど、それが今回のドラマCDの見どころかな、と思いますね。

水橋：まぁ言い合いの内容は低次元なんですけどね。

一同：(笑)。

伊瀬：いつも通りな感じです(笑)。

――お気に入りのシーンやセリフなどはありましたか？

木村：シエラはゲームの中でもよくお風呂を覗いたりとかしてるんですけど(笑)、今回もまた覗き癖が3話のところで出てきたので、やっぱり好きなんだなって思いました(笑)。

井口：ティアは、パティちゃんが突発的に皆の輪の中に入っていくのを見て、「やれやれ」と言いながらも内心嬉しいんだろうな、と思っています。

そういうシーンはゲームにもあったのですが、今回はドラマCDでキャストの皆さんと一緒に演じられたことが、よかったなと思います。冒頭から、「パティちゃんありがとう」と思いながら演じていました。

阿澄：パティエンティアって本当にテンション差が真逆なんですけど、いつも一緒にいてふたり揃ってこそ会話が成り立つキャラクターたちなので、一緒に収録できるのはとても楽しかったです。これだけ温度差のあるふたりなのに、バランスが不思議と良いのはなんなんだろうなと改めて感じました……。

阿澄：不思議でなりませんでした(笑)。でもそれがまた楽しくもあり、ほかのキャラクターの中に突進していけるパティエンティアという立ち位置も楽しませてもらいました。

伊瀬：私は、ユクリータがアウロラを実は励ましているっていうシーンがすごく好きでした。ユクリータって性格的にちょっと素直じゃない部分があるので、結構ツンツンしていて怖い感じもあるんですけど、実は内心アウロラのことをとても思っているんです。

水橋：なんか大事なことを説明するために呼ばれた気がするんですが、そこは大して言わずに、招集された目的とは関係のない、主に自分の自慢話に繋がるところでテンションが上がるっていうのが、もう年寄りだなって(笑)。

一同：(笑)

水橋：私自身のことじゃないのに、自制の意味もこめて「こういうのいけない！」って思っちゃいました(笑)。本当に関係ないことばっかり盛り上がるっていう、アウロラの根っこの部分を見たなと。本編でも見られるんですけど、なおさらそこが強調されて面白かったです。

――ご自身が演じられているキャラクターの好きなところはどこですか？

井口：パティちゃんは、ティアがいなくてもひとりで突進して入っていけるけど、ティアはもしかしてパティちゃんがいなかったら皆の輪の中に入っていったとしても、そんなに自分を出さないだろうなと。……そういう謙虚なところが好きです！

阿澄：パティは本当に好き放題演じられるのでとても楽しいキャラなんですけども、でもやっぱりティアがいてギリギリのところで止めてくれてるっていうのはたぶんあると……。それでふたりで成り立っているんだろうなと思います。お話の中で「引くわー」みたいなセリフを、明るくあっけらかんと言うシーンがあるんですけど、そこもティアがたしなめてくれたり。好きなところっていうと、やっぱりそういうふたりのバランス感になっちゃいます。

木村：シエラはハイ・キャストということで作られた存在なんですけど、居眠りしたり覗いたり、わたわたしてたりと結構人間臭いキャラクターなので、そういうところが演じていて楽しいです。プレイヤーさんのことをすごく誇りに思っていて、自分のことのようにドヤ顔したりと本当に人間らしい、そういうところが好きだなって思います。

伊瀬：ユクリータはひとりだと、過去の重いものを背負い過ぎてしまっていてちょっと暗めなんです。でも周りにアウロラや、今回は皆がいてくれたおかげで、ユクリータもテンションが上がっています。そういうシリアスでガツンとお芝居ができるところと、フラットでコミカル要素の強い部分も演じられる、両方を兼ね備えているところがユクリータを演じていて楽しいところです。

水橋：アウロラは見た目は一番若いんですけど、最も年寄りであるというところがお気に入りです(笑)。そういうキャラクターをやらせてもらうときにいつも思うんですけど、リアルでは中々あることじゃないので、こういう人がいたら面白いだろうなって思ってやっています。

見た目子どもなのに、変なところだけ大人なので、意外な包容力があるんですよね。「あ、そこ受け止められるんだね」みたいな(笑)。そういう大人らしい包容力のあるセリフをポロッと言ったりするので、そういう意味では頼りになるのかなと……思って頼るとたぶんひどい目に合います(笑)。

――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

水橋：私はドラマCD初めましての参加になるんですけど、またこうやって皆で集まる機会を作れるかどうかは皆さんの応援にかかっていると思いますので、ぜひぜひよろしくお願いします。

伊瀬：私もドラマCD初参加だったので、ユクリータやウルクの新たな一面を見ることができて、すごく楽しかったです。またこうして皆で、本編とは違うところで楽しく冒険ができたら嬉しいなと思いますので、これからも『PSO2』の応援をよろしくお願いします。

木村：初めましてが続いてしまいますが、私も初めて参加させていただいたので、こういう風に誰かと一緒に収録できるというのが幸せでした。なのでその雰囲気を味わってもらえたら嬉しいです。またこういう場で、シエラとして色々なキャラクターたちの恥ずかしいところとかも覗いていけたらいいなと思います。よろしくお願いします。

阿澄：なんか一情報屋であるにもかかわらずゲーム以外にも楽しく出演させていただいていて、身に余る光栄でございます。ゲームとしてずっとたくさんの方に愛されている作品で、こうして違う形でも皆さんに楽しんでいただける媒体で作品が広まっていくのは、出演者としても嬉しいことですので、またどこかでパティエンティアとしてお会いできたら嬉しいなと思います。

井口：ファンの皆様のおかげで、ドラマCD初参加のキャラクターもたくさん登場して、お話を繰り広げることができて本当に本当にうれしく思っています。まだまだこの作品にはキャラクターがたくさんいて、このキャラが会話したらどうなるんだろう、というキャラの組み合わせもまだまだいっぱい期待できると思います。

ぜひまた次にもお会いできるように、そのことを信じて、まずは「PSO2ドラマCD第4弾」を、じっくり楽しんでいただければなと思います。

――ありがとうございました。

[取材・文・写真／竹内信哉]

CD情報
■出演
シエラ：木村珠莉
ウルク＆ユクリータ：伊瀬茉莉也
アウロラ：水橋かおり
アイカ：M・A・O
ラッピー：榎本温子
パティ：阿澄佳奈
ティア：井口裕香
ピエトロ：江口拓也
カトリ：桑島法子
鷲宮氷莉：洲崎綾
八坂炎雅：細谷佳正
オークゥ＝ミラー：沼倉愛美
フル＝ジャニース＝ラスヴィッツ：小倉唯
亜贄萩斗：鈴村健一
アラトロン・トルストイ：チョー

■収録内容
01.Scene.1
02.Scene.2
03.Scene.3
04.Cast Comment

■商品概要
先行発売日：2017年12月29日(金)～31日(日)コミックマーケット93セガブースにて販売
発売日：2018年1月10日(水)
品番：FFCP-0031
定価本体：2,800円＋税
発売元・販売元：株式会社フロンティアワークス

【期間限定生産特典】
▼アイテムコード
・男性共通エンガボイス（ボイスチケット）
・男性共通ピエトロボイス（ボイスチケット）
・女性共通コオリボイス（ボイスチケット）
・370「シエラポーズ」（ロビーアクション）
・CDパッケージマット10（ルームグッズ）

◎370「シエラポーズ」（ロビーアクション）
▼男性モーション