楠木ともりさん&末柄里恵さんが、『メルヘン・メドヘン』日本校チーム ファンミーティングで第一話「物語症候群」を生コメンタリー!
2018年1月より放送開始したTVアニメ『メルヘン・メドヘン』。本作の主人公・鍵村葉月を演じる楠木ともりさんと、土御門静を演じる末柄里恵さんが、第一話「物語症候群」を観ながら生コメンタリーを行ったイベント「『メルヘン・メドヘン』日本校チーム ファンミーティング」が、先日1月13日(土)にとらのあな秋葉原店Cで開催されました。
イベントはおふたりが第一話のコメンタリーをする形で進行したほか、上映後は会場に訪れたサポーターのみなさんへ実施したアンケートを基にトークを展開。終了後にはお渡し会も行われ、“アニメ放送直前「メルヘン・メドヘン」サポーター決起集会”と同じくおふたりが直接サポーターズパスを手渡しました。
イベントは、楠木さん、末柄さんと一緒に第一話を観る上映会からスタート。映像に合わせて、出演者のおふたりがトークをしていく「生コメンタリー」形式で上映が行われました。
Aパートでは、ぼっち気味な葉月が話題の中心になり、授業中によそ見をしていた葉月を職員室に呼び出した先生に苦言を呈する楠木さん。授業を聞いていなかったことではなく、「友達がいないこと」についてお説教をしてきたところが良くなかった様子。葉月自身そのことを自覚して改善したいと思っているだけに、この先生のお説教は確かに余計なお世話かもしれません。
その後は静との出会いを経て魔法学園へ迷い込んだ葉月。楠木さんから、実は、この魔法学園は異世界にある訳ではなく、文部科学省が正式に認可している東京都千代田区の学校という裏設定が明かされた。
学園長(CV:岡村明美さん)の勧めで葉月が温泉に入る場面では、乱入してきたユーミリア・カザン(CV:Lynnさん)によって葉月は“シンデレラの原書”片手に全裸で逃げ回ることになってしまいます。この場面はかなりの盛り上がりを見せ、葉月の体を隠す絶妙なカメラワークへの称賛も飛び出していました。
楠木さんが好きな生活音とは!?
上映終了後はおふたりによるトークショーに。サポーターのみなさんに実施したアンケートを基にしたトークでは、アニメの感想のほかに「これは私の物語だ! と言えるほかの人が経験したことの無いようなエピソードを教えてください」「好きな生活音を教えてください」の2つのテーマを実施。
アニメの感想では、葉月によるお笑い芸人・アキラ100%氏ばりの体を張った逃走劇がピックアップされました。やはりあのシーンのインパクトは強かったようですが、この感想コメントを選んだのは楠木さん。その理由が驚きで、アキラ100%氏は事務所(ソニー・ミュージックアーティスツ)の先輩だからだそう!
「好きな生活音を教えてください」は、楠木さんが個人的に聴きたかった質問。“時計の秒針が進む音”“キーボードのエンターキーを叩く音”“ご飯が炊ける音”などをピックアップ! 質問した楠木さん自身は“屋内から聞く雨の音”が好きなのだそうで、そういった音を聴くことができるアプリを教えてくれました。
ほかの人が経験したことの無いようなエピソードでは、驚きの話が続々と出てきます。“小中高で皆勤賞”“育ててくれた両親に感謝”の話題に感化された末柄さんが、自身も親とのエピソードを披露する一幕も! この話は末柄さんが声優の道に進むキッカケとなっており、会場は温かい空気に包まれます。
このほかにも“アイドルのレッスンに参加”“真夏日に窓を開けて寝ていたら、野良猫が出産していた”など、ドラマチックな出来事ばかりでおふたりは驚きを隠せない様子でした。
トークショー終了後は再びお渡し会を実施。訪れたファンのみなさんと一人ずつ言葉を交わしたところで、イベント終了の時間となりました。アニメイトタイムズではおふたりからのコメントを頂戴しましたので、以下よりお届けします。
おふたりからのコメントをお届け!
――今日のイベントの感想を教えてください。
鍵村葉月役・楠木ともりさん(以下、楠木):今回はファンミーティングと言うことで、日本校チームを応援してくださるみなさんと質問をしあったり、生コメンタリーをしました。やっぱり目の前でみなさんが色々な表情を見せてくれると、私たちも開催できてよかったと思いますし、温かくてよりいっそう素敵な時間だったなと思いました。
土御門静役・末柄里恵さん(以下、末柄):アニメが始まったので、嬉しくてSNSでコメントをしたりすると、たくさんの方から反応を貰えるんです。それで楽しんでくれたのかな? と察することができるのですが、実際に聴かせてもらう生の声は文面とはニュアンスが違ってくるので、こういった機会はありがたいです。今日はともりる(※楠木さん)と一緒にコメンタリーをして、お渡し会もさせていただいて、みなさんが本当に楽しみにしていてくれたことがわかったので、すごく嬉しかったです。
――おふたりから見て、会場のサポーターのみなさんはどんなシーンで盛り上がっていましたか?
末柄:温泉とか葉月が本で体を隠すシーンもそうなんですが(笑)、私たちが映像に対してコメントしたことと同じようなことを思っていてくださっていて……。
楠木:確かに、突っ込みどころがまるっきり同じだった方がいらっしゃいました!
末柄:アニメになったからこそ葉月ちゃんがたくさん買った本の種類がわかったりして、新しい発見もありましたね。私たち視点で突っ込みだったり感想を言えたりするので、みなさんが観ている時にどういうことを思っているのか気になります。
楠木:やっぱりアンケートでは裸のシーンが人気だったのですが、個人的には葉月が初めて魔法を目の当たりにしたシーンです! そこで葉月と心情を重ねて貰えたら楽しいと思います。
――ついに放送がスタートしました。今後『メルヘン・メドヘン』においてサポーターのみなさんに期待して欲しいことはありますか?
楠木:第一話の段階では葉月ちゃんがメインで、彼女の主観のシーンが多い状況でした。今後は静ちゃんから見た周りの人たちだったり、各校の思惑が出てきます。色々な子からの目線が散りばめられているので、お気に入りのキャラクターを追いかけて欲しいと思います。また、あの時この子は何を考えていたんだろうみたいなところが小説に描かれていたりするので、色々なところで『メルヘン・メドヘン』をチェックしてみてください。
末柄:アニメでキャラクターのイメージをより膨らませられたと思います。小説やコミックスを読んでくれていた人もアニメがオリジナルというところがあるので、そこを主軸にしつつ色々なところで『メルヘン・メドヘン』を感じて欲しいです。それと、ともりる(※楠木さん)が初めての主人公で色々なことに挑戦しているので、演者とのギャップも楽しんで貰えるのかなと思います。イベント中にまたこういう機会があるとおっしゃっていただけたので、関わっているみんなの声をお届けできたらなって思います。
――ありがとうございました。
[取材・文・撮影/胃の上心臓]
■イントロダクション
「きみのためだけの、物語を。」
物語が叶える、少女たちの願い。
世界に散らばった物語の「原書」。
少女たちは「原書」(=メルヘン)と出逢い、選ばれ、魔法を得てやがて「原書使い」となる。
これは、そんな「原書使い」を目指す「見習い」(=メドヘン)の少女たちが、「原書」と共に自らの物語を紡いでいく夢と魔法と青春の物語――
松 智洋 & StoryWorks × カントク が贈る、魔法少女ファンタジー開幕!
■あらすじ
原書に選ばれた「メドヘン」と呼ばれる少女たちは一流の「原書使い」になることを目指して、世界各国の魔法学園で勉強中。彼女たちの目標は、年に一度、各校の代表選手たちが互いの実力を競いあう魔法バトル大会「ヘクセンナハト」で優勝すること。優勝者には、なにか一つだけ願いが叶う魔法が与えられるという。
ある日、メンバー不足で出場停止が危ぶまれる日本校のリーダー土御門静の前に、読書と空想が好きな女子高生、鍵村葉月が現れた。あまり友達のいない、ぼっち気味な葉月は、なぜか強力な力を持つ『シンデレラ』の原書に選ばれ、魔法学園に入学することになる・・・
『シンデレラ』と優勝をめぐり、少女たちが一緒に特訓したり、時には温泉に入ったりなんて感じの魔法少女バトルが、いま幕を上げる!!
■スタッフ
原案&シリーズ構成:松 智洋
原案協力:StoryWorks
キャラクター原案:カントク
総監督:斎藤 久
監督:上田 繁
キャラクターデザイン:森川侑紀
脚本:松 智洋、アサウラ、門田祐一/金月龍之介
色彩設計:斉藤麻記
美術監督:下元智子
撮影監督:村上優作
編集:廣瀬清志
音楽:rionos
音楽制作:ランティス
音響監督:森下広人
音響制作:叶音
アニメーション制作:フッズエンタテインメント
製作:メルヘン・メドヘン製作委員会
■キャスト
鍵村葉月:楠木ともり
土御門 静:末柄里恵
ユーミリア・カザン:Lynn
リン・デイヴス:日高里菜
マリヤ・ラスプーチン:大津愛理
アガーテ・アーリア:加隈亜衣
アーサー・ペンドラゴン:上田麗奈
加澄有子:本渡 楓
学園長:岡村明美
>>TVアニメ『メルヘン・メドヘン』公式サイト
>>TVアニメ『メルヘン・メドヘン』公式Twitter(@maerchen_anime)
>>『メルヘン・メドヘン』小説公式ページ