日本刀を持って登場した茜屋日海夏さんに対し、藤田茜さんはネギを携えて参戦!? 『刀使ノ巫女』声優イベント第1弾は、本渡楓さんの珍回答で一刀両断!
2018年1月より放送中のTVアニメ『刀使ノ巫女』。かねてより3か月連続開催が告知されていた本作のイベント「刀使祭」の第1弾・一の太刀が、1月14日(日)東京カルチャーカルチャーにて開催されました。
イベントでは芸人の天津向氏をMCに、衛藤可奈美役の本渡楓さんと十条姫和役の大西沙織さんによる第2話までの振り返りトークと第3話の先行上映を実施。
後半からはスマートフォンゲーム『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』より安桜美炎役の茜屋日海夏さんと、六角清香役の藤田茜さんも参戦し、ゲームの新PVのお披露目や声優陣による体験プレイが行われました。本稿ではこのイベントの模様をレポートします。
作品の用語&世界観と、第2話までを声優陣と振り返り! 誰もが気になる“写シ”の解説も!
向さんの呼び込みで本渡さんと大西さんが登場すると、おふたりは先行上映会やニコ生でも着ていたキャラクターとお揃いの制服姿で登場! 会場のみなさんの熱い要望に応えてその場で回ったところで、第1話と第2話を振り返っていくことに。
また、先行上映会にてイベントMCが向さんだと発表された際の本渡さんの発言「ストーカー」は本人に伝わっていたそうで、向さん自身でこの件を話題に挙げる一幕がありました。ちなみに、向さんは熱心に本渡さんの出演している番組を追いかけているようで、ニコ生などもチェックしていた様子。
今回は飲酒OKということもあり、本渡さんが音頭を取って乾杯を行い早速トークへ入りました。第1話の振り返りでは“荒魂”のデザインや、ヒロインたちが持つ“御刀”の材料となる珠鋼。その精製で発生する不純物“ノロ”など、本作を見るうえで欠かせない基礎知識や用語を解説していきました。
また公式Twitterでは、質問箱でファンからの質問を募集。今回、その中でも特に多かった質問である、刀使の基本戦術“写シ”についてもこのイベントで回答。キャラクターたちが戦闘時に纏うオーラとしてアニメでは描写されていますが、これは可奈美たちの生きている“現世”と同時に“隔世”と呼ばれる世界が存在しており、この隔世の世界から力を得て防御力を高めているからなのだそうです。
話題が第2話へ移ると、可奈美と姫和の逃避行について話していきます。第1話のラストは姫和が唐突に折神紫(CV:瀬戸麻沙美)に襲い掛かり返り討ちに。その姫和を助けた可奈美も一緒に逃げることになるという衝撃の展開でしたが、その目的の一端がわかるのがこのエピソード。ここでは、置いてけぼりにされた柳瀬舞衣(CV:和氣あず未)についてや、終盤の荒魂との戦闘について語っていました。
“千鳥”や“小烏丸”など刀の名前についての話では、大西さんが小野坂昌也さんがMCの番組「AT-X冬の新番組に、俺、出演してませんけど、番宣しますSP」に本作の宣伝に訪れた際のエピソードを披露! なんでも小野坂さんは日本刀に詳しいそうで、自分の日本刀を持っていたりするのだとか。
アプリ事前登録受付中! 可奈美と、あのキャラクターがもらえる!?
第3話では、本作の世界観がさらに明らかになっていきます。ここまで常に張り詰めた空気を纏っていた姫和の意外な一面が見られますので、こちらもお見逃しなく!
上映後より、スマートフォンゲーム『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』より茜屋さんと藤田さんもイベントに参戦。茜屋さんは美炎の御刀“加州清光”を特別に再現した模造刀、一方で藤田さんはネギを携えての登場となり、これには会場のファンも大興奮! ふたりが演じる美炎と清香の紹介をしたところで、上映されたばかりの第3話の感想トークが白熱しました。
そして、ここからは2018年配信予定の『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』を大特集! 初公開となったPVでシステム面や登場キャラクターたちがゲームで動く様子を見たところで、本作のプロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの椎名崇徳氏が登場。茜屋さんに実機を用いてプレイしてもらうことになりました。
バトルではメインで戦う刀使のほかに、彼女たちをサポートするキャラクターたちの存在が判明。戦闘は通常攻撃、連携、奥義の3つの攻撃手段があり、連携して敵を集中的に狙ったり、キャラクターの個性が反映されている奥義で多用な能力を発揮したりと、戦略性の高さが窺えました。
本作は現在事前登録受付中で、配信はアニメ放送期間中を目指しているそう。また、事前登録記念でアプリ配信後に「★3衛藤可奈美」に加え、追加報酬としてあるキャラクターの配布も明らかに!! 誰がもらえるのかは、公式サイトの事前登録ページをチェックしてみてください。
本渡さんの珍回答に会場中が爆笑に包まれる
イベントも終盤に差し掛かったところで、賞品のお食事券を賭けたコーナー「学校対抗戦 美濃関VS平城」を実施。このコーナーでは、美濃関に所属する可奈美を演じる本渡さんと、美炎を演じる茜屋さん。平城に所属する姫和を演じる大西さんと、清香を演じる藤田さんという具合に、キャラクターが所属する学校ごとのチームに分かれて様々なお題にキャストが挑戦していきました。
お題はボックスから引いてくることになり、まずは本渡さんと茜屋さんの美濃関チームが美炎の名前にちなんだ「炎が付く単語」をふたりで揃えて答えることに。しかし、相方の考えを読む必要があるためそう簡単にいかず、本渡さんが“災い”と間違えた「炎い」、茜屋さんが「炎上」と答えて不正解となってしまいました。
続く大西さん&藤田さんの平城チームの問題は「鍛錬を漢字で書く」。大西さんが“錬”、藤田さんが“鍛”を担当したのですが、大西さんが“錬”ではなく“練”と書いた事で惜しくも不正解。
双方0ポイントのまま2問目に進むと、美濃関チームが「私を助けてくださいを英語で書く」。平城チームが「千鳥にかけて鳥の名前をふたり揃えて回答」に挑戦するも、あえなく両者とも不正解で、勝負は3問目へもつれ込むことに。
ここからは向さんが引いたお題に全員で臨むことになるのですが、3問目となる「刀で切った後に言いカッコイイ一言」でも全員別々の回答となり、なかなか揃いません! この問題で平城チームは「またつまらぬものを切ってしまった」(大西さん)、「お前はもう死んでいる」(藤田さん)とそれらしいセリフを書いていましたが、問題は美濃関チーム。
先の「私を助けてください」では、「Help」でなく「Hei」と答えたノリのいい本渡さんの考えを読んで、正解を確信した茜屋さん。3問目こそ正解になるかと思いきや、本渡さんの思考はそのさらに斜め上を行っており、回答はまさかの「ネギラーメンお待ちィ!!!」。確かに藤田さんがネギを携えて登場しましたが、想像しようのないこの回答に会場中が爆笑!
一瞬にして会場の笑いを攫った本渡さんの一人勝ちのような状況になったところで、最後の問題は「学校行事といえば」! 平城チームは両者ともに「学園祭」と答えて1ポイントを獲得。対する美濃関チームが「運動会」(茜屋さん)、「反省文」(本渡さん)と答えて不正解となったため、平城チームの勝利となりました。
この後は告知コーナーを実施。各種グッズやBlu-ray&DVDの情報が初公開になったほか、来月開催される二の太刀では、ライブコーナーがあるという気になる情報も……!? 今後の本作に期待が高まる内容が多数紹介されたところで、イベントは終了となりました。御刀を手に戦う女の子たちのバトルが繰り広げられるTVアニメ『刀使ノ巫女』。彼女たちの物語はまだ始まったばかりですし、キャストによるイベントも続々開催予定です! 今後も本作から目が離せません!!
[取材・文/胃の上心臓 撮影/鳥谷部宏平]
アニメ「刀使ノ巫女(とじのみこ)」公式サイト
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