上坂すみれさん、冬のライブツアーには“こたつポップアップ”を熱望！　ポムポムプリンとお見合いも果たしたファンクラブイベントについて語る

2018年2月11日、サンリオピューロランドにて、上坂すみれさんのオフィシャルファンクラブ「コルホーズの玉ねぎ畑」のイベント「革ブロ５周年記念集会～サンリオピューロランド会談」が開催。イベントでは、サンリオキャラクターが登場する「おはなしの部」や、ファンクラブ会員から募った人気投票上位の楽曲を披露する「ライブの部」の二部構成でイベントが展開しました。

両部の間にはマスコミ向けの囲み取材が行われ、イベントで発表されたニューアルバムやライブツアーについて思いの丈を語りました。本稿ではそんな囲み取材の模様をお届けします。

大好きなサンリオキャラクターと夢の共演！　コラボグッズの手応えは？

――子供の頃からの大ファンであり、声優としても『SHOW BY ROCK!!』のチュチュを演じるなど、以前からサンリオとは縁深いかと思いますが、サンリオピューロランドでイベントを開催した今のお気持ちをお聞かせください。

上坂すみれさん(以下、上坂)：小さい頃から最寄り駅のサンリオショップで色々なグッズを買ってもらい、サンリオキャラクターに囲まれて育ってきたので、本物のキティちゃんやプリンくん、シナモンくんに会ってお話ができて嬉しかったです。声優としても『SHOW BY ROCK!!』でチュチュを演じさせていただいたこともあり、最近はまた縁深くて嬉しく思います。展示会などにも行かせていただいていますが、きっと一生サンリオが好きなんじゃないかなと思います。
　

――サンリオとのコラボグッズも発売されましたが、ご覧になっていかがでしょう？

上坂：いつも私のファンクラブやライブのグッズと言えばダサさがウリなんですけど、そのイメージを払拭する絵柄の可愛さやクオリティの高さは、今後見られないような仕上がりだと思います。また、キティちゃんたちとのコラボができて嬉しかったです。メンズには少しハードルが高いグッズでしたが、きっと買っておいたらいいことがあるんじゃないかと思います。

――今回のイベントはどういった内容になっていますか？

上坂：昼は「おはなしの部」ということで、トークだけで構成されています。私がやっている団体「革命的ブロードウェイ主義者同盟」の歴史を振り返ったり、キティちゃんに可愛いアイドルの作法を教わったり、プリンくんとお見合いしたりと、サンリオキャラクターと触れ合うほんわかしたイベントでした。

夜は「ライブの部」なので、ファンクラブ会員の方による人気投票の上位になった曲を披露する14曲ほどのライブになります。この衣装はそんな「ライブの部」で着るものになります。色合いが夢かわいいと言いますか、サンリオピューロランドっぽい仕上がりになっていて、グッズのワッペンも付いていたりとオリジナル感に溢れるお菓子みたいで可愛いなと思います。

――イベントでは、2年半ぶりのフルアルバム発売や、冬のライブツアー、TVアニメ『鬼灯の冷徹』第弐期その弐のEDを担当することが発表されました。

上坂：シングルがリリースされる度にみなさんの出費が大変なので、アルバムになって良かったなと思います。アルバムに既存曲が入ると思うので、シングルを買わなかったという方も、今まで興味があるようなないような気がしていた方にも手に取っていただけるような気がします。

また、ライブであまり披露できていない楽曲も溜まってきました。ライブで披露すると異なる印象になる楽曲も多いと思うので、冬のツアーではそれらを消化できればいいなと思います。今までライブに来たことがなかった方にも、来てくださっていた方にも楽しんでいただけるよう、頑張りたいと思います。
　

――ニューアルバムはどういったアルバムにしたいですか？

上坂：特に決まってないのですが、今までは1日でジャケットとPVをまとめて撮ることが多かったので、今回は遠征してロケができたらいいねという話をしています。ロシアは難しいですけど、アジア圏の海外に行ってロケができたら非常にいいなと思っています。

――アルバム収録曲の中には、TVアニメ『鬼灯の冷徹』第弐期その弐のEDテーマ、TVアニメ『蒼天の拳 REGENESIS』EDテーマが収録されますが、どのような楽曲になっていますか？

上坂：今まで『鬼灯の冷徹』シリーズの主題歌を担当させていただきましたが、今までの楽曲とは異なる内容になっています。どちらかと言うと私が演じているピーチ・マキちゃん寄りと言いますか、可愛らしくて90年代っぽいビートが効いているポップスになっていると思います。

また『蒼天の拳 REGENESIS』のEDテーマは、私の演じるエリカという女の子が戦う人を見守るような、静かな心情を表したゆったりしたテンポの楽曲になっています。

――「上坂すみれのひとり相撲2016～サイケデリック巡業～」では、プロレスや相撲など、会場の両国国技館の特色が色濃く反映されていましたが、冬のツアーでやってみたい企画はありますか？

上坂：そういうアイデアをシラフで思いついたためしがないので、ちょっと飲んでから考えようと思います。いつも会場の土地柄に合わせて考えていますし、会場次第ですね。でも冬なので、壇上にこたつを置いてみるのはいかがでしょう。こたつがポップアップで出てくれば感動的だと思うんですけど……とりあえず飲んでから考えます(笑)。

――2月14日には、写真集「UESAKA JAPAN!～上坂すみれの日本礼賛！～」が発売されました。

上坂：ニュータイプの連載をまとめた写真集なんですけど、ゴージャスな紙で出来ています。日本各地の風景が素晴らしく、特に和歌山県の高野山の風景が美しいと思いました。また、青森県だと寺山修司記念館、鳥取県だと鳥取砂丘などにも行きましたし、日本の素晴らしい風土が楽しめる一冊になっています。

【写真集】上坂すみれ写真集 UESAKA JAPAN! 諸国漫遊の巻

――放送中のTVアニメ『ポプテピピック』の反響についてどう思われますか？

上坂：アニメともまた違うような……なんというジャンルになるのかは分かりませんが、とにかくクソアニメを自称するところは『ポプテピピック』ならではだと思います。キャストとしては第3話のAパートにだけ参加したんですけど、個人的にはどの話数も本当に面白くて、いち視聴者としても面白く拝見しています。
　

――革命的ブロードウェイ主義者同盟は5周年を迎えましたが、今の率直なお気持ちをお聞かせください。

上坂：5年は長いような気もするんですけど、革命的ブロードウェイ主義者同盟(以下、革ブロ)としては明確な目標がないことが良いのかなと考えています。目標があると終わりがありますし躍起になってしまうので、これからも目標を決めないでいきたいと思います。創立当時から趣味者の集団ということで活動していますし、これからも色々な趣味の濃ゆい人が集まる団体として頑張っていきたいです。
　

――5年間で成長したと思う部分は？

上坂：革ブロのみなさんも幅が広くなったと言いますか……最初から幅は広かったんですけど、女性や大学生の方、親子連れで来る方もいらっしゃいますし、声優ファンという括りよりも広い範囲で同志が増えているところは嬉しいです。そういったところから、少しずつ革ブロが大きくなっているのかなと実感しています。

――ありがとうございました。