斉藤壮馬さん&諏訪部順一さん登壇『ピアノの森』記者発表会レポート! 阿字野壮介の演奏を担当するピアニスト・反田恭平さんによる生演奏も
2018年3月5日(月)ヤマハ銀座店にて、4月8日(日)24時10分よりNHK総合テレビで放送予定のTVアニメ『ピアノの森』の記者発表会が行われました。
イベントには、森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりに育った過去を持つ本作の主人公・一ノ瀬海役を演じる斉藤壮馬さんと、海の小学校の音楽教師で、かつては天才ピアニストだった阿字野壮介役の諏訪部順一さんが登壇。
本イベントで解禁となるPVを一緒に見ながら、作品についてのトークが繰り広げられました。また、PV内では追加声優陣やキャラクターの演奏を担当するピアニストの方々の情報が初公開!
そんなピアニストの中から、サプライズゲストとして阿字野壮介の演奏を担当する反田恭平さんが登場し、その場でピアノの生演奏を披露してくれました!
本稿では、そんな本イベントの様子をレポートでお届けします。
斉藤さんと諏訪部さんがアフレコの裏話を語る!
司会進行を務める松澤千晶アナウンサーの呼び込みで、まずは斉藤壮馬さん、諏訪部順一さんが登場。
さっそく出演が決まったときの心境を尋ねられると、子供のころに原作を読んでいたという斉藤さんは、「今回改めて読み返すと、あまりに面白すぎて2日間徹夜して一気に読み切ってしまいました」とコメント。さらに、「漫画ファンとしても大好きな作品に出演させていただくことに高揚感を覚えました」と語ってくれました。
諏訪部さんは、「オーディションを受けさせていただきまして、是が非でもこれはやりたいと思っていました」と語り、「毎回毎回の収録をかみしめながら楽しくやらせていただいています」と収録の様子も教えてくれました。
ここで、本イベントで公開となる本編PVならびに、ピアニスト紹介VTRが流されました。
新情報が詰め込まれたPVに驚いた様子のおふたり。PV冒頭のシーンについて、海のセリフは一言ながら、その前の深呼吸を数テイク重ねたそう。そのことについて斉藤さんは「初めて海くんの声を担当させていただくということで緊張をしていまして、そのリアルな緊張が海くんの緊張とシンクロできた」と、収録時の裏話を教えてくれました。
一方諏訪部さんは、キャラクターが演奏をするシーンでのイマジネーションをより膨らませるため、作中で主に扱われるショパンの楽曲の全集を購入。車での移動中などに聴いていたといいます。
そしてここで、そんな諏訪部さんの演じる阿字野壮介の演奏を担当するピアニスト・反田恭平さんが登場。壇上に現れるやいなや、ピアノの生演奏を披露してくれました。
生演奏が終わると、反田さんも交えて3人でのトークに。同じ壇上で生演奏を聴いた斉藤さんと諏訪部さんは、興奮が隠し切れない様子。そんなおふたりに対して、演奏を披露した反田さんも「壇上にお客さんがいる状態で演奏するのは初めて」と笑って返していました。
元々、学校に漫画を持って行って読んでいたほどの『ピアノの森』ファンだという反田さん。今回の話をマネージャーから聞いた際には、『ピアノの森』という単語が出た瞬間に即快諾した、と嬉しそうに語りました。
改めてキャラクターと自身との共通点について聞かれると、斉藤さんは自身が演じる一ノ瀬海とはあまり似ておらず、むしろ花江夏樹さんが演じる雨宮修平のほうが似ているとコメント。
また反田さんは、演奏を担当するにあたって、阿字野壮介というキャラクターならその曲をどう弾いていたかということを考えて弾いたとのこと。事故によって左手に怪我を負ったことを考え、思うようには弾けないテンポなどを意識。本来はプレスト(きわめて速く)だが、アレグロ(速く)で弾くのが精いっぱいということを表現したといいます。
これにはふたりも驚き、「おおー!」と感嘆の声をあげます。さらに諏訪部さんは「ほかのピアニストの方々もキャラクターをイメージしながら演奏されているとのことで、本当に楽しみです」とコメント。改めて作品のクオリティの高さをうかがい知ることができました。
濃密なトークが続いたせいか、イベントはあっという間にエンディングの時間に。最後にひとことずつメッセージをいただき、イベントは終了となりました。
クラシックとの本格的なコラボによって、アニメーションという枠を超えて多くの方が楽しめるTVアニメ『ピアノの森』は4月8日(日)24時10分よりNHK総合テレビで放送予定です。どうぞお楽しみに!
追加キャスト&スタッフ情報解禁!
<追加キャスト>
パン・ウェイ:中村悠一
レフ・シマノフスキ:KENN
丸山誉子:悠木 碧
ソフィ・オルメッソン:伊瀬茉莉也
カロル・アダムスキ:小西克幸
平田光生:豊永利行
佐賀武士:遊佐浩二
司馬高太郎:家中 宏
雨宮奈美恵:三宅麻理恵
亜理沙:広橋 涼
金平大学(キンピラ):くまいもとこ
一ノ瀬怜子:坂本真綾
雨宮洋一郎:田中秀幸
J=J・セロー:島田 敏
<追加スタッフ>
シリーズディレクター:鈴木龍太郎(「スナックワールド」(絵コンテ))
美術監督:栫ヒロツグ(「“栄光なき天才たち”からの物語」「ラクエンロジック」)
色彩設計:吉村智恵(「放課後のプレアデス」)
撮影監督:臼田 睦(「ソード・アート・オンライン」)
編集:三嶋章紀(「四月は君の嘘」)
音響監督:長崎行男(「宝石の国」「聖☆おにいさん」)
音楽:富貴晴美(「西郷どん」(大河ドラマ)『関ケ原』(映画))
TVアニメ『ピアノの森』応援団Twitterキャンペーン第2弾
「ピアノの森」のTVアニメ化を記念したTwitterキャンペーン第2弾開催決定! あなたが聴きたい漫画「ピアノの森」に登場するピアノ曲とその理由を、2つのハッシュタグ(#ピアノの森 #応援団)をつけて投稿ください。
投稿された方の中から抽選で、TVアニメ「ピアノの森」応援団認定ステッカー(非売品)をプレゼントします。詳細は公式サイトをチェック!
開催期間:2018 年 3月5日~3月30日
TVアニメ公式サイト
公式Twitter @piano_anime_tv
本作に参加する、世界で活躍する気鋭のメインピアニスト5名からコメントが到着!
●反田恭平さん Kyohei Sorita (阿字野壮介)
■モスクワ音楽院に首席で入学、現在はショパン大学に在学中。デビュー2年目にして全国ツアーでも2万人を動員。今最も勢いのある若きピアニスト
【反田恭平さんコメント】
「僕なりに阿字野を表現するために努力しましたので、アニメに合った演奏になっていたらいいなと思います。このアニメを観て、ピアノをやってみたいなと思ってくれる子どもがいたら嬉しいですし、世界的なセンセーションを巻き起こすことも夢ではない作品だと思っています」
●髙木竜馬さん Ryoma Takagi (雨宮修平)
■ウィーン国立音楽大学及びイモラ国際ピアノアカデミーに特別奨学生として学び、ウィーン楽友協会大ホールにもデビューしている実力者
【髙木竜馬さんコメント】
「ピアノの森」は、ピアノの楽しさを余すことなく教えてくれる漫画です。是非、クラシック音楽、そして、ピアノの魅力を直接ご覧になっていただけましたら幸いです。
●牛牛さん NiuNiu(パン・ウェイ)
■6歳でデビュー。日本では12歳でサントリーホールにて初リサイタル。現在、名門ジュリアード音楽院で研鑽を積む中国の若き天才ピアニスト
【牛牛さんコメント】
プロジェクトに参加できて、大変光栄でした。今回わたしにとって最も難しかったのは、私自身の表現ではなく、異なる人物による演奏を表現しなくてはならないことです。
でも実際のところはそれほど難しくありませんでした。と言うのも、この登場人物とは似たところが多々あるからです。さらに演奏した作品は私にとって特別な作品ばかりでしたので、何もかもが素晴らしい経験でした。今からアニメの完成が楽しみです。
●シモン・ネーリングさん Szymon Nehring (レフ・シマノフスキ)
■2017年ルービンシュタインコンクール優勝者であり、2015年ショパン・コンクールのファイナリストでもあるショパンの故郷ポーランドで今最も注目を集める若手ピアニスト
【シモン・ネーリングさんコメント】
「大きなコンクールであっても、少人数のために弾くささやかな演奏会であっても、音楽はつねに等しく大切な存在です。ですから競争の手段としてではなく、喜びや楽しみをもたらしてくれるものとして、音楽に触れていただけたらと思います」
●ジュリエット・ジョルノーさん Juliette Journaux(ソフィ・オルメッソン)
■フランス・ピアニズムの正統を受け継ぎ、国内外の気鋭のトップミュージシャンから共演のオファー殺到中の、次世代の美人ピアニスト
【ジュリエット・ジョルノーさんコメント】
みなさんこんにちは。ジュリエット・ジョルノ―です。ピアノの森のソフィ・オルメッソンのピアノを担当しました。素敵なプロジェクトに参加できて、とても光栄に思っています。
これをきっかけに多くの方がクラシック音楽、ショパンの音楽に興味を持っていただけたら嬉しいです。エキサイティングで詩的な「ピアノの森」をお楽しみください。日本のみなさんに会いに戻ってこられることを楽しみにしています。
オーディションで選ばれたジュニアピアニスト4名
●上原心音さん(Kotone Uehara)
2005年兵庫県生まれ。2才からピアノを始める。
ピティナ・ピアノコンペティションで、A2級、A1級、B級、C級のいずれも全国大会へ出場、銀賞、銅賞、ベスト賞を受賞。2017年全日本学生音楽コンクールピアノ部門 小学生の部大阪地区大会 本選 奨励賞受賞。
ショパン国際ピアノコンクールinASIAでは、1,2年生の部アジア大会銅賞、3,4年生の部では全国大会金賞、アジア大会銅賞、5,6年生の部では地区大会金賞、全国大会金賞、アジア大会奨励賞を受賞。
●大山桃暖さん(Modan Oyama)
2005年大阪府生まれ。4才よりピアノを始める。
2012年 ヤマハヤングピアニストコンサート三木楽器大会小学1・2年生部門金賞。
2013年 ヤマハヤングピアニストコンサート推薦演奏会小学1・2年生部門金賞。
2015年 ピティナ・ピアノコンペティションC級全国決勝大会銀賞。
2016年 受賞者コンサートのゲスト演奏出演。
2016年 ピティナ・ピアノコンペティションD級本選優秀賞。
2016年・2017年 全日本学生音楽コンクール大阪大会 本選入選。
●佐原 冠さん(Kamuro Sahara)
2004年生まれ。愛知県生まれ。3才よりピアノを始める。
ショパン国際ピアノコンクールinASIA小学生3.4年生部門全国大会金賞、アジア大会銅賞。2015年ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会D級ベスト賞。2016年ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会E級銀賞および洗足学園前田賞受賞。
2017年ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会F級ベスト賞。ショパン国際ピアノコンクールinASIA中学生部門全国大会金賞。アジア大会金賞、ソリスト賞受賞。
●馬場彩乃さん(Ayano Baba)
2002年東京都生まれ。4才よりピアノを始める。
2014年 第24回クラシックコンクール全国大会最高位、第16回ショパン国際コンクールinASIA アジア大会銀賞。
2015年 第26回ハマのJACKコンチェルトソリストオーディション合格、NHK交響楽団メンバーらと共演。
2016年 第3回スタインウェイ・コンクールin Japan全国大会カテゴリーC第2位。第70回全日本学生音楽コンクール全国大会第3位。
2017年 第71全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学校の部 東京大会第3位、全国大会第3位。
作品概要
TVアニメ『ピアノの森』
NHK総合テレビにて2018年4月8日(日)24時10分より放送開始
※放送日時は変更になる場合がございます
【INTRODUCTION】
森に捨てられたピアノをおもちゃ代りにして育った主人公の一ノ瀬海が、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や、偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき、やがてショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く、感動のストーリー。
【STAFF】
原作:一色まこと(講談社『モーニング』所載)
監督:中谷 学(『マダガスカル3』CGスーパーバイザー)
シリーズディレクター:鈴木龍太郎(「スナックワールド」絵コンテ)
シリーズ構成:伊丹あき(「惡の華」)・あべ美佳(「団地ともお」)
キャラクターデザイン・総作画監督:木野下澄江(「ガーリッシュ ナンバー」)
美術監督:栫ヒロツグ(「“栄光なき天才たち”からの物語」「ラクエンロジック」)
色彩設計:吉村智恵(「放課後のプレアデス」)
撮影監督:臼田 睦(「ソード・アート・オンライン」)
編集:三嶋章紀(「四月は君の嘘」)
音響監督:長崎行男(「宝石の国」「聖☆おにいさん」)
音楽:富貴晴美(「西郷どん」(大河ドラマ)『関ケ原』(映画))
アニメーション制作:ガイナックススタジオ(「想いのかけら」)
製作:ピアノの森アニメパートナーズ
【CAST】
一ノ瀬 海:斉藤壮馬
阿字野壮介:諏訪部順一
雨宮修平:花江夏樹
パン・ウェイ:中村悠一
レフ・シマノフスキ:KENN
丸山誉子:悠木 碧
ソフィ・オルメッソン:伊瀬茉莉也
カロル・アダムスキ:小西克幸
平田光生:豊永利行
佐賀武士:遊佐浩二
司馬高太郎:家中 宏
一ノ瀬海(小学生):白石涼子
雨宮修平(小学生):大地 葉
雨宮奈美恵:三宅麻理恵
亜理沙:広橋 涼
金平大学(キンピラ):くまいもとこ
一ノ瀬怜子:坂本真綾
雨宮洋一郎:田中秀幸
J=J・セロー:島田 敏
【エンディングテーマ】
悠木 碧 「帰る場所があるということ」 4月25日発売(予定)
初回限定盤:1800円+税 COZC-1432 発売元:日本コロムビア
【アニメイトオンライン】【主題歌】TV ピアノの森 ED「帰る場所があるということ」/悠木碧 初回限定盤
通常盤:1,200円+税 COCC-17448 発売元:日本コロムビア
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