崎山つばさカレンダー発売記念イベントをレポ

崎山つばささん「生活に寄り添えるカレンダーに」 2018→2019カレンダー発売記念イベントをレポート!

2018年3月11日(日)、東京・神保町の書泉グランデにて、「崎山つばさ 2018→2019 カレンダー発売記念イベント」が行われました。

崎山つばささんは、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの石切丸役をはじめとした舞台、TVドラマ『御茶ノ水ロック』(毎週水曜深夜2:35~3:05、テレビ東京)や旅バラエティ『俺旅。シーズン4』(毎週火曜夜11:00~11:30、tvkほか)に出演するほか、アーティスト活動など幅広く活躍中の人気俳優。イベントには、カレンダーを事前予約した方の中から抽選で選ばれた大勢のファンが集まり、握手会を通じて直接触れ合える貴重な時間となりました。

イベント終了後、崎山さんにイベントの感想やカレンダーのオススメの使い方などをお聞きしました!

崎山さん“らしさ”が詰まった癒しのひと時!

――まず、本イベントの感想をお願いします。

崎山つばささん(以降、崎山):今回、抽選で選ばれた方々が参加されていたのですが、“初めまして”の方が結構多くてですね。もちろん、久しぶりの方もいらっしゃったんですけど、今回はそれが特に印象的だったかなと思います。握手会とか俳優さんのお渡し会に参加すること自体が初めてという方もいらっしゃって、その初めてが僕で「うれしいな」っていう気持ちと、逆に「僕で良かったのかな」っていう気持ちといろいろありました(笑)。何回も来てくださる方もいらっしゃっいますけど、こういう直接お会いして話す機会ってなかなかないので、「大切な時間にしたいな」と僕も思いましたし、来てくれた方の思い出に残る一日になればいいなと思いました。

今回、カレンダーを3冊買っていただいた方に2ショットチェキをプレゼントしていたんですけど、崎山つばさならではの思い出、絵が作ればいいなと思ったので、3か所でのイベント全てでポーズを変えました。1回目はシーサーのポーズ、2回目の大阪では沖縄の“O”をファンの方と手を合わせて一緒に作り、今日は沖縄民謡の『カチャーシー』というポーズで。どうしても緊張されている方が多いので、それで「和んでくれたらいいな」「楽しく過ごせればいいな」と思いました。

沖縄民謡の『カチャーシー』やシーサーのポーズがおちゃめ☆

沖縄民謡の『カチャーシー』やシーサーのポーズがおちゃめ☆

――すでにカレンダーをご覧になった方もいらっしゃったと思いますが、反応はいかがでしたか?

崎山:「何月のどこの写真が好きです」と話してくれたり、逆に「おすすめの写真はありますか?」って聞かれたり。発売すぐの取材の時に「3月です」って言ったんですけど、「3月じゃないところで」って言われたので、個人的に好きなカットで甚平を着た「7月と8月の間の写真です」と答えたり、そんな感じでコミュニケーションを取りましたね。

――ちなみに、沖縄の魅力と、崎山さんご自身の魅力の両方が感じられる1枚を選ぶとしたら?

崎山:やっぱり、3月のメガネをかけた写真ですね。沖縄らしい、さとうきび畑とかの写真もあったんですけど、自分で言うのもなんですが……僕のマイペースな感じと沖縄のゆったり流れる時間っていうのが、一番合う写真がそれなのかなと思いましたね。柔らかい空気感が出てると思います。

――撮影地をご自身で提案されたそうですが、沖縄・崎山地域を知ったきっかけは?

崎山:沖縄にはプライベートで行ったことがあったんですけど、それで「どこ行こう」って調べた時に、崎山っていう地域があるのをガイドブックか何かで見てから「ずっと行きたいな」と思っていて。今回そういう機会があったので、「ぜひ、行きたいです」となり実現しました。

――最近では、ファンミーティングや番組で海外へも行かれていますが、旅行はよく行かれるんですか?

崎山:もともと興味はあったんですけど、プライベートではなかなか旅に出るって事がなかったので、今回いろいろな国に行く機会があって旅をさせていただいて、「もったいないなぁ」と思っちゃって。行ける時に行って、知らない景色を見ておかないと「損してるなぁ」と。この数ヶ月で、割と旅の価値観というか、旅に対する思いも変わって、どんどん旅したいなって思いましたね。

――では、今回の撮影でこだわったことや意識したことはありますか?

崎山:今回、沖縄ということもあり、割と「開放的になろう!」と思って、あんまりカメラを向けられてるからって構えずにナチュラルな姿を撮ってもらいました。カレンダーの1年を通して沖縄だということを聞いていたので、いろいろな表情を見せられたらいいなと思いましたし、1年通じて沖縄旅行できるような、そんなカレンダーになったらいいなと思いました。なので、撮影中は特に何も考えず、自然体でいようと思いました。

――カレンダーを見た方に行ってもらいたい場所や、印象に残っている場所はありますか?

崎山:行くなら崎山公園か、銭湯ですね。沖縄は、本当に銭湯に入るっていうことがないらしくて、なかなか珍しいことだったんですけど。本当にシンプルな銭湯で、もう、体を洗うところと真ん中にお湯入るところ「1つしかない!」みたいな。銭湯でイメージする、壁に富士山の絵があるみたいな感じじゃなくて(笑)。人もそんなに入ってこないんでしょうね……どんどんカレンダーを見ていていただいて、実際にその銭湯に入るっていうのも楽しんでもらえばなと思うし、その銭湯のおばあちゃんに会って「カレンダー見て来ました」って、喜ばせてあげてもらいたいです。

――素敵ですね! 崎山さんご自身が、このカレンダーを使うとしたら、どう使いますか?

崎山:卓上カレンダーもあるんですけど、トイレか玄関に。割と僕の中で、トイレはせかせかする日常の中でも、ゆったりする場所だと思っていて。そういう時にふと、僕のカレンダーを見て、より癒されてもらえればなと思っいます。癒されるということであれば、お風呂に置いていただいてもいいかもしれないですね。ふやふやになっちゃうかもしれないですけど(苦笑)。玄関は絶対通る場所だと思うので、出掛ける時に行ってきますって話し掛けたり、カレンダーを見て、自分の向かうべきところに頑張って向おうと思ってもらったり、そういう風に使ってもらえたらなと思いますね。日付を見るだけじゃなくても、メモ帳に使っていただいてもいいし、お好きなように、いっぱい使ってもらいたいです。

――写真集やカレンダーに続き、崎山さんご自身を表現するための本を発売するとしたら、どんな本に挑戦してみたいですか?

崎山:ブログをやっているので、その写真と一緒にブログ本とか出せたらいいなと思いますね。僕を応援してくれる方には、そういう“崎山らしさ”を感じてもらいたいと常に思っているので。僕が実際に書いているブログは携帯から見られるんですけど、改めて、本で、文章で見た時って、また変わると思いますし、そういう一冊にできたらいいなと思います。舞台の再演があった時も、初演の時に「何を考えていたんだろう」とか「何したんだろうなぁ」ということを振り返るために自分のブログを読んで、「こういうことしてたんだ」「こういうこと思ったんだ」っていうことに気付けたので、そういう風にブログを見てたりもしますね。

――なるほど。崎山さんが、「その人らしさ」や魅力を感じた本や印象に残っている本はありますか?

崎山:僕、小学生の時に野球をやっていて、松井稼頭央選手が好きだったんです。小学校5~6年生の時だと思うんですけど、その時読んだ松井稼頭央選手の本が、今でもずっと記憶に残っていますね。松井稼頭央選手が野球を始めたきっかけとか、その本を出す“今”に至るまでの経緯とかを読んで、本当に勇気づけられたというか、思い出があるので印象にあります。僕が今、20何年経って「こういうことがあった」と言えるみたいに、時間が経って「昔、崎山さんのブログ読んでたんですよ」とか「ブログ本買いました」なんていう会話が、いつかできれば素敵だなと思いますね。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

崎山:崎山つばさカレンダーは、スクールカレンダーなので4月スタートです。4月は新生活が始まる季節だと思いますので、カレンダーとして日付に丸付けたり、メモ帳代わりに使っていただいたり。他にも、僕の舞台初日に印を付けたりとか、使っていただく方の生活に、僕が寄り添っているようなカレンダーにしていただければうれしいと思います。お風呂なりトイレなり玄関なり、好きなように飾っていただいて(笑)。一緒に1年間を過ごせたらいいなと思います。

なお、書泉グランデ・3Fにはイベント当日、崎山さんの写真集や出演舞台などの関連書籍コーナーが出現。イベントに参加したファンの方が足を止めて盛り上がったり、すぐさま商品を手にレジへ向かったり、崎山さんの魅力に引きこまれていました。カレンダーなども引き続き展開されるとのことなので、イベントの余韻を会場で感じてください!

[取材・文・写真/小澤めぐみ]



営業職を経験後、記者・編集業務に携わりフリーへ。男性声優を中心に、漫画、アニメ、外ドラ、BLなど浅く広く好奇心は一人前。飲食、旅行、音楽、(ヘタだが)写真撮影、話を聞くことも好きで、近年の自粛生活は苦痛。最近のお気に入りは『薬屋のひとりごと』『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』。王道モノから西東問わず歴史モノなど“ファンタジー”や“ミステリー”が好物。今はもっぱら藤沢朗読劇中毒

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小澤めぐみ
営業職を経験後、記者業務に携わりフリーへ。主に男性声優、漫画、アニメなど浅く広く…今はもっぱら藤沢朗読劇中毒

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