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『重神機パンドーラ』放送直前スペシャルステージレポート【AJ2018】

『重神機パンドーラ』放送直前スペシャルステージレポート|バンプとのタイアップに梅原さんも大興奮!?【AJ2018】

2018年3月22日~25日にかけて開催中の、日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2018」。24日には、WHITEステージにて、TVアニメ『重神機パンドーラ』の放送直前スペシャルステージが実施されました。

『重神機パンドーラ』は、『超時空要塞マクロス』シリーズで知られる、河森正治さんが総監督と原作を務める新作ロボットアニメ。2031年に発生した特異進化生物「B.R.A.I」に対抗するための特殊部隊「パンドーラ」の戦いを描いた作品です。

4月からの放送を目前にして行われた今回のステージには、河森正治総監督、前野智昭さん(レオン・ラウ役)、津田健次郎さん(ダグ・ホーバット役)、東山奈央さん(クロエ・ラウ役)、内田雄馬さん(グレン・ディン役)、梅原裕一郎さん(ジェイ・ユン役)、 茅野愛衣さん(セシル・スー役)が登壇。MCの鷲崎健さんによる進行の元、『パンドーラ』にまつわるトークを繰り広げました。

河森正治総監督と、メインキャスト陣が集結!

最初に河森さんは「量子リアクターの事故により崩壊した世界で、特殊部隊“パンドーラ”の面々が、ぶつかり合いながら信頼関係を築いていく様子を描いていけたら」と本作の見どころを語り、とくに人間同士のドラマ部分に重きを置いていることを明らかにします。

続いて登壇したキャスト陣が演じたキャラクターの紹介が行われ、「天才科学者ですが普段はだらしなく、妹のクロエがいないと生きていけない、もっさりしたキャラクターです」と自身が演じたレオン・ラウについて語る前野さん。

レオンはこれまで前野さんがあまり演じたことのないタイプで、特に乙女ゲームの収録の後などに演じると落差が激しく、新鮮さを感じることも少なくないのだとか。「こんな姿勢の悪い主人公はなかなかいない」と鷲崎さんがツッコミを入れる一幕も見られました。

一方、津田さんが演じる「ダグ・ホーバット」は、猫と女を愛するスナイパーという、男としてのカッコよさに溢れたキャラクタです。キャスト陣からは「津田さんを具現化したようなキャラクター」と、とにかく津田さん自身にそっくりだという意見が多数挙がっており、河森さんもオーディションの際、ダグ本人がその場に現れたように感じられたほどのハマり役となっているようです。

また会場では、Mr.ゴールド(CV:檜山修之さん)、ジーク(CV:中村悠一さん)、ワン(CV:近藤孝行さん)、フォー(CV:石川界人さん)、ロン・ウー (CV:石田彰さん)ら、パンドーラの敵となる4人の新キャラクターが初公開され、その中からジークを演じる中村悠一さんがステージへと登壇。

▲Mr.ゴールド(CV:檜山修之さん)

▲Mr.ゴールド(CV:檜山修之さん)

▲ジーク(CV:中村悠一さん)

▲ジーク(CV:中村悠一さん)

▲ワン(CV:近藤孝行さん)

▲ワン(CV:近藤孝行さん)

▲フォー(CV:石川界人さん)

▲フォー(CV:石川界人さん)

公開された4人の中でも、とくに注目を集めていたのが、黄金の甲冑のような衣装に身を包んだ外見をしたMr.ゴールドで、アフレコ現場でもその存在感は凄まじく、キャスト陣の間でも大人気になっていることが中村さんの口から語られていました。

人気ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」が、オープニング・エンディング主題歌を担当!

さらにその後には、人気ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」が本作のオープ二ング・エンディング主題歌を共に担当することが発表され、会場では主題歌「シリウス」が流れるプロモーション映像が公開に。

アニメとのタイアップ経験も豊富な「BUMP OF CHICKEN」ですが、オープニングとエンディングを共に担当するのは本作が初めて。

河森さんは崩壊した世界という絶望的な状況の中で、最後の希望を見つけるようなイメージと「BUMP OF CHICKEN」の楽曲の世界観が重なったことがきっかけとなったというオファーの経緯を明かします。

会場では「BUMP OF CHICKEN」からのビデオメッセージも上映され、『超時空要塞マクロス』を見て育った世代だという「BUMP」の面々も、今回のオファーに興奮気味の様子でした。

名実ともに日本を代表するロックバンドである「BUMP OF CHICKEN」だけに、キャスト陣も「BUMPを聞いて育った」という世代が少なくないようで、中でも梅原さんは、学生時代にコピーバンドをしていたほどの大ファンだったことが判明。

「昔から大ファンで、まさか仕事で関わらせていただけるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです」と、一見普段通りの冷静なコメントを披露した梅原さんでしたが、内心ではかなり興奮していたようで、仲のいい内田さんから「今まで見た中で一番テンションが高いかも」とイジりを受け、客席の爆笑を誘います。

最新情報のコーナーでは、内田さん演じるグレンが主人公の、本編の前日譚が描かれるコミック『重神機パンドーラ0(ゼロ)』や、前野さん、東山さんがそれぞれパーソナリティを務める2つのWEBラジオ『パンドーRADIO』が紹介される中、キャスト陣からの注目を集めたのがシーフードレストランの老舗「レッドロブスター」とのコラボレーションイベント。

特異進化生物 B.R.A.Iは、人類の脅威でありながら貴重な食糧にもなっており、作中にも登場する「B.R.A.I エビ炒飯(ロブスター炒飯)」を再現した料理を食べることができるとのこと。すでに河森さんも試食しており、その再現度の高さと美味しさに太鼓判を押していました。

最後には登壇者を代表し、「アフレコ自体は既に佳境まで進んでいて、僕らも気合を入れてのぞんでいます。食うか食われるかの激しい死闘の中、それぞれのキャラクター同士の関係性や、進化するとはどういうことかという作品の本質が徐々に明らかになっていきます。我々キャストも自信をもってお届けできる、誰もが楽しめる作品となっているので、是非オンエアをご覧ください」(前野さん)、「AIやバイオテクノロジーなど、現実も激動の時代を迎えてようとしている中、人類が進化に追われ生物の頂点ではなくなってしまかもしれない時代に、『人間とは何なのか』と問いかけながら作っています。これからもスタッフ一丸となって作品を作り上げていきますので、応援よろしくお願いします」(河森さん)と、それぞれメッセージを送り、ステージは締めくくられました。

なお「AnimeJapan 2018」のサテライトのブースではレオンが搭乗するロボット・MOEVをARで見ることができるギミックも用意されているとのこと。「AnimeJapan 2018」にお越しの際は、是非ともサテライトブースに足をお運びください。

[取材・文/米澤崇史]

本日発表された情報はこちらでまとめてチェック!
『重神機パンドーラ』主題歌をBUMP OF CHICKENが担当することが決定!

TVアニメ『重神機パンドーラ』作品概要

<イントロダクション パンドーラ編>
2031 年 、次世代エネルギーとして開発されていた量子リアクターの暴走事故「翔龍クライシス」により世界は激変した。
突如 、 地下から広がったその閃光は都市ビル群を呑み込みながら大地を覆い尽くし、
やがて生物、機械、植物を超越・融合した未知なる特異進化生物「 B.R.A.I 」 が出現 した 。

7 年後、翔龍は 絶対防衛都市 「 ネオ翔龍 」へと生まれ変わっ てい た 。
驚異的スピードで進化を遂げ人類 を滅亡 の危機に陥れた B.R.A.I に対抗する 、 人類最後の希望の砦である。

運命に導かれネオ翔龍に集 う、 レオン、クロエ、クイニ ー 、ダグ 。
彼らを防衛軍へと迎え入れる 、 セシル、ケイン、ジェイ、グレン。
そして、人類の存亡をかけて戦う特殊部隊「パンドーラ」が誕生する。

契約の時、希望は彼らに託された――

<スタッフ>
原作:河森正治・サテライト
総監督:河森正治
監督:佐藤英一
シリーズ構成:根元歳三
キャラクター原案:江端里沙
キャラクターデザイン:安彦英二
重神機デザイン:河森正治
色彩設計:林可奈子
美術監督:伊藤聖
CGディレクター:後藤浩幸
音楽:得田真裕、眞鍋昭大
制作:サテライト

<キャスト>
レオン・ラウ:前野智昭
クイニー・ヨウ:花澤香菜
ダグ・ホーバット:津田健次郎
クロエ・ラウ:東山奈央
グレン・ディン:内田雄馬
ケイン・I・ハサン:石塚運昇
ジェイ・ユン:梅原裕一郎
セシル・スー:茅野愛衣
Mr.ゴールド:檜山修之
ジーク:中村悠一
ワン:近藤孝行
フォー:石川界人
ロン・ウー:石田彰
瀬戸麻沙美
能登麻美子

公式サイト
公式Twitter @unit_pandora

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