『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の先を描くシリーズ最新作『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』始動!
1979年のTV放送から来年で40周年を迎える『機動戦士ガンダム』。その最新作となる『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』の制作が、本日2018年4月20日(金)に開催された「ガンダムシリーズ新作発表会」で明らかになりました。
本作はファーストガンダムから続く“宇宙世紀”に紐づく物語で、Blu-ray&DVDの累計出荷数180万枚(全7巻)を突破する大ヒットシリーズ『機動戦士ガンダUC』の続編という位置づけ。『ガンダムUC』で“ラプラスの箱”が解放されたU.C.0097が舞台に。
また、ストーリーは『ガンダムUC』と同じく福井晴敏さん自ら脚本を手がけ、制作はサンライズ第1スタジオが担当。加えて本作『ガンダムNT』は新たな宇宙世紀100年の歴史を描く“UC NexT 0100”プロジェクトの先駆けという位置づけにもなります。このプロジェクトでは、今後アニメだけでなくゲームやコミック・小説などのマルチプラットフォームで宇宙世紀を開拓・拡大していくとのこと。
なお、『ガンダムNT』は2018年11月劇場公開予定です。
作品概要
『機動戦士ガンダムNT』は『機動戦士ガンダムUC』のストーリーを担当した福井晴敏が自ら脚本を手がける宇宙世紀サーガ最新作。サンライズ第1スタジオが制作を担当し、『機動戦士ガンダムUC』のその先を描きます。
あらすじ
U.C.0097――。
『ラプラスの箱』が開かれて一年。
ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みが大きく変化することはなかった。
のちに『ラプラス事変』と呼ばれる争乱は、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の瓦解で終結したかに見えた。その最後の戦闘で、2機のフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツが、人知を超えた力を示す。白き一角獣と黒き獅子、2機の脅威は、封印されることで人々の意識から遠ざけられ、忘れ去られるはずだった……。
しかし、2年前に消息不明となっていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せ始めた。金色の“不死鳥”……その名は、フェネクス――。
PV&場面カット
登場キャラクター
ヨナ・バシュタ
25歳。地球連邦宇宙軍所属。階級は少尉。
『不死鳥狩り』作戦の増援として送り込まれたナラティブガンダムのパイロット。ミシェルとリタの幼なじみ。少年期にオーストラリアで被災した過去を持つ。
ミシェル・ルオ
25歳。ルオ商会特別顧問。略筮法での占いに長け、政財界から絶大な信頼を得る。『不死鳥狩り』作戦を展開するクラップ級宇宙巡洋艦ダマスカスに、増援のナラティブガンダムを伴って乗り込んでくる。
リタ・ベルナル
25歳。地球連邦宇宙軍所属。階級は少尉。
消息不明となったユニコーンガンダム3号機 フェネクスのパイロット。少女期にオーストラリアで被災し、奇蹟の子供達と呼ばれた過去を持つ。
登場モビルスーツ
ナラティブガンダム
主人公ヨナ・バシュタが搭乗するアナハイム・エレクトロニクス社製MS。RX-93 νガンダムの試験機として開発され、各部の形状がνガンダムと同様のパーツ構成となっている。
試験機としてデータ取得が主な目的だった為、機体各所に装甲が装着されておらず、フレーム構造がむき出しになっている。素体自体に、武装は頭部バルカンのみで、『不死鳥狩り』作戦にはルオ商会の力を借り、複数の武装を換装して運用する。
シナンジュ・スタイン
『UC計画』においてサイコフレームの強度・追従性のテスト機として開発された試作MS。開発コードはスタイン01。U.C.0094、地球連邦宇宙軍所属のクラップ級巡洋艦ウンカイで輸送中に強奪されたとされている。
ユニコーンガンダム3号機フェネクス
試験用に先行納入されたフル・サイコフレームの素体をもとに、白い1号機と黒い2号機の建造データを反映して組み上げた金色のユニコーンガンダム3号機。U.C.0095、暴走事故を起こし、行方不明となっている。
UC NexT 0100とは
アムロとシャアの戦いから始まり『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダムUC』へと連なる宇宙世紀サーガ。そこからさらに新たな宇宙世紀100年の歴史を描く新作タイトルをシリーズ展開して行きます。
“宇宙世紀”をアニメからだけではなく、ゲームやコミック・小説などのマルチメディアプラットフォームなどからも発信し、新領域まで開拓・拡大するプロジェクトです。本作品はその先駆けとして展開します。