16thシングル『Changing point』で開花したi☆Risの新たな魅力をメンバーの6人が語る|「今までとは違う引き出しを開けた私たちの歌を聴いて欲しい」
TVアニメ『プリパラ』シリーズとともに成長してきたi☆Risが、シリーズ最後のOP主題歌『Memorial』をリリースしてから約2か月半。i☆Risの新たなステージへの第一歩とも言えるニューシングル『Changing point』が早くもリリースされました。
魔法のステッキを手にした少女たちの命がけの戦いを描くTVアニメ『魔法少女サイト』のOP主題歌でもあるこの曲は、i☆Risにとって初めての深夜アニメタイアップ曲。
曲、詞、衣装、ダンス、MVのすべてで、6人の新たな魅力が引き出されています。
メンバーにとっても、さまざまな形の「Changing point」となったという16枚目のシングルについて、話を伺ってきました。
──最初に表題曲『Changing point』の聴きどころを教えて下さい
山北早紀さん(以下、山北):i☆Risって、今までは明るく元気な曲を歌うユニットというイメージがすごく強かったと思うのですが、そこからまさに「Changing」したところがポイントかなと思っていて。今までとは全然違う声色で歌っているし、ダークなテーマの曲もあまり歌ってこなかったので、今までとは違う引き出しを開けた私たちの歌を聴いて欲しいです。
芹澤 優さん(以下、芹澤):『Changing point』は、何年もの間、『プリパラ』と一緒に活動してきた私たちにとって、まさに「Changing point」。初めて深夜アニメでタイアップをつけていただいて、全く新しい世界観を表現していて。「『プリパラ』じゃないところでも、i☆Risとしてやっていくぞ」という私たちの覚悟も、歌声の力強さなどから感じていただけるかなと思います。
茜屋日海夏さん(以下、茜屋):CDが発売されてみなさんのお手元に届く頃には、歌詞カードも目の前にあると思うんですけれど。実は歌詞がすごく短くて、普通の曲の半分ぐらいなんです。でも、内容の濃い歌詞が多くて。ギュッと凝縮されている感じなんですよね。
これまでに(イベントなどで)何度か披露しているんですけれど、歌っている自分たちも歌った後のすごく達成感が大きいというか。今までは、ちっちゃい子から大きいお友達まで、みんなで明るく楽しく歌って盛り上がろうという曲が多かったのですけれど、今回はとことん自分自身と向き合ってレコーディングした曲になっています。私個人としては、ありのままで飾ることなく泥臭く歌わせて頂きました。そんなみんなの歌声にも注目して欲しいです。
若井友希さん(以下、若井):一見、重かったり暗かったりする曲かなと思うんですけれど、辛い中にもすごい強さが混じっている曲。だから、暗い気持ちにはならず、最終的に希望が見える曲なんです。その世界観がすごく『魔法少女サイト』ともリンクしていると思います。あと、私も『プリパラ』の曲の時は、アイドルを意識して歌っていたのですが、『Changing point』は、ありのままの私で歌えたかなと思います。
久保田未夢さん(以下、久保田):i☆Risといえば、キラキラ明るく可愛い曲というイメージが強い中、こういう曲を歌わせていただけたことで、これまでの曲を聴いてくださっていた人にとっては新鮮さも感じてもらえると思います。私たちも自身も、「こういう声色やクールな部分も出せるんだぞ!」というのを出せた気がします。
それに、この『Changing point』は、TVアニメ『魔法少女サイト』の主題歌なので、曲や歌詞から、命がけの戦いの中にいるキャラクターたちの「なんとか生き残っていくんだ」という強い思いを受け取っていただけたら嬉しいなと思います。
澁谷梓希さん(以下、澁谷):これまで可愛い楽曲を歌ってきたi☆Risが、アニソンの王道でもある曲を歌うことによって、ソロのアーティストさんには出せない、i☆Risならではの持ち味である歌声の厚みや表現などが存分に出ているはず。ぜひ、そこも聴いていただけたらなと思います。
色々な挫折や葛藤も経験してきた今だからこそ、こういう世界観も表現できる
──皆さんのお話にもあった通り、『Changing point』は、これまでのシングル曲とは、かなりイメージの異なる曲だと思いました。結成6年目のこのタイミングで、この曲と出会ったことに、意味を感じる部分もありますか?
茜屋:今までは、『プリパラ』にすごく助けてもらっていた部分もあって。『プリパラ』のアニメのコンセプトに「み~んな友達、み~んなアイドル!」という言葉があるのですが、曲自体も「みんな一緒に前向いて頑張っていこうよ」といった内容の曲が多かったんです。
『プリパラ』をやっている間も、『プリパラ』を卒業した後のことを考えてはいたのですが、いざ実際に『プリパラ』が終わった現実を目の当たりにした時、本当にどうしようと思ったというか……。この曲の歌詞のように自分と向き合う時間がすごく増えました。だから、このタイミングで歌うことは自分的にもすごく意味があったし、i☆Ris的にも「Changing point」になったのかなとすごく思います。
芹澤:『Changing point』は、カッコ良いだけの曲ではないとすごく思っていて、色々と経験した私たちが歌うことに意味があるんじゃないかなと感じています。もちろん、大先輩の方々ほどの経験はしていないのですが、やっぱり6年の間に色々な挫折や葛藤も、6人それぞれで経験してきたので……。今だからこそ、こういう世界観も表現できるのかなと思います。
──この曲を歌う今も、i☆Risにとっての「Changing point」が訪れていると思うのですが、結成からの6年の間で、特に大きな「Changing point」だったと思う出来事などはありますか?
一同:『プリパラ』ですね(笑)。
──あ、やっぱり、そうなんですね(笑)。
山北:はい。『プリパラ』に出会えたことはすごく大きいですね。
久保田:本当に大きいです。
若井:i☆Ris史上、一番の「Changing point」でした。
澁谷:もし『プリパラ』が無かったら、今、i☆Risはいなかったと思います。本当に。
今回の衣装は、初めてメンバー全員のデザインが全て違う形になっている
──今回の新衣装も澁谷さんがデザインされているそうですね。デザインのコンセプトなどを教えて下さい。
澁谷:今回は、楽曲を聴いたイメージをすごく意識して作りました。それに、TVアニメ『魔法少女サイト』という作品のイメージ的にも、色は全体的に黒を使いたいなと。今回、私がデザインまでやったのは自分の衣装だけなんです。他のメンバーの衣装に関しては、「このメンバーは脚を出したい。ここを隠したい」といったオーダーをデザイナーさんに伝えました。6年一緒にやってきたからこそ、私、メンバーの体のことをよく知ってるんですよ(笑)。
一同:あはは(笑)。
澁谷:裸の付き合いもしてるし、着替える時はみんな下着でうろちょろするから、よく見てるし(笑)。それを踏まえた上で、今回の衣装は、初めてメンバー全員のデザインがすべて違う形になっていて。誰一人として同じものが無いんです。メンバーによって、全然違う素材を使っていたりもします。
同じなのは、唯一、左手にグローブをしているということぐらい。この曲は、i☆Risの「Changing point」だけれど、メンバーそれぞれの「Changing point」でもあって欲しいなという思いを込めて、こういうデザインにしました……という理由を今、考えました(笑)。
──あはは(笑)。でも、本当に6人の個性がすごく出ている衣装だと思います。他のメンバーの皆さんは今回の衣装についてどんな印象を持っていますか?
山北:私も「脚を出したい」という話をずっちゃん(澁谷さん)にしていたのですが、フィッティングした時、「もっと出してください」とお願いした結果、こだわりの形になりました。今回、衣装も「Changing point」だなと思っていて。
やっぱり『プリパラ』の曲を歌っている時は、黒よりも白+色みたいな衣装が多かったから、そういった意味でも対照的ですよね。あと、『プリパラ』の時はノースリーブで脚も出して、という衣装が多かったんですけれども、今回、私は脚を出していますが、基本はロング丈。本当に今までとは対照的なので、着ていても新鮮な気持ちになれて嬉しいです。人生に新鮮味は大事ですよね(笑)。
芹澤:私の衣装は、パッと見るとただのロングスカートなのですが、実は4つか5つぐらいのいろいろな生地が重なっているので、動くと間から脚が見え隠れするんですよ。そこがすごく好きですね。『Changing point』の振りには回転が多かったりするので、動いた時に、止まっている見えない足がチラ見えするのが良いなって。あと、(スカートのサイドの)生地の柄が6人それぞれ違うんですけれど、私は大好きな水玉なのがすごく気に入っています。
澁谷:形の話ですが、今回の衣装、他の5人はお尻の後ろをモコッと膨らませているんですけれど、優の衣装だけはお尻のラインがあまり膨らまないデザインにしているんです。それは、細い優だからこそできるスタイリッシュなデザインで、回った時にだけスカートのボリュームが出て、舞踏会にいそうな感じのスカートになるんですよ。
茜屋:全体的にアシンメトリー(左右非対称)になっていて、私の場合は片脚だけ出ていて、ちょっとセクシーな部分もあったりするんです。しかも、良い感じに脚が出ているところがすごく気に入ってます。私、太ももは隠したいタイプなので(笑)。あと、元々、私服でも黒とかの少し大人っぽいものが好きなので、そこも個人的には嬉しいですね。ジャケット型なのも気に入ってます。
若井:私、背がちっちゃいので、付属品が多いと、衣装に埋もれちゃうんです(笑)。でも、それを上手く、私って分かる形にしてもらえていたので、さすがだなって。
澁谷:ゆうきちゃんの衣装は、いつも一番苦労するんですよ(笑)。めちゃくちゃ足が長いから、その分、胴が短くて。他のメンバーと同じ形にすると、バランスが崩れちゃうんです。だから毎回、一番ドキドキしながらフィッティングの日を迎えます。
若井:途中の段階でもフィッティングしたので、全部で2回フィッティングしました(笑)。
久保田:私は、意外と衣装については何の意見も言わなくて。「作ってもらったものを着ます」というタイプなんです(笑)。
澁谷:一番苦労しないですね(笑)。
久保田:今回、衣装がダークな感じだし、私は髪型もクロワッサンツインなのも相まって、アーティストというよりも戦隊ものの悪役にいるキャラクターみたいになっているんですよね。そこが個人的に好きです。
澁谷:オレンジ色とボーダーだから、ちょっとハロウィンぽいよね。
久保田:そうそう。ハロウィンみたい。
──『Changing point』のダンスやMVの見所も教えてください。
若井:MVは、『Changing point』というタイトルのテーマに、ちゃんと沿ったストーリー性のあるMVになっていて。ひみ(茜屋さん)が人間界から魔界に来る「Change point」というのがテーマなんですけれども。最初は人間……なのかな?
茜屋:羽は生えてたけどね(笑)。
若井:生えてたね(笑)。まあ、そんな羽の生えているひみが、もがき苦しみ、こちらの世界(魔界)に来る。私たちはそれを迎える立場という設定で撮っていて、ストーリー性がすごくしっかりしているのが面白いなって。MVをフルで観ていただければ、ストーリーも分かってもらえると思います。
茜屋:今回は全員で同じことをやるとかではなくて、一人一人がバラバラなことをしていて。私も実際に叫んだりとか、色々なことをやらせてもらったので、お芝居をしているみたいで楽しかったです。
澁谷:ひみが叫んでいるシーンで、他の5人は、どちらかと言えば無に近い表情で見てないといけなかったんですね。でも、ゆうきちゃんは、観ていて居たたまれなくなっちゃったみたいで(笑)。
若井:そうなんですよ! ひみが叫んでるところを観てたら、無意識に哀れな顔で観ちゃってて(笑)。
茜屋:あはは(笑)。
若井:迎え入れる側で観ないといけないのに、ヤバいってなりました。
澁谷:優しさが出ちゃってたよね。
茜屋:大好き(笑)。
澁谷:それに、見つめ合うシーンで笑っちゃったりもして。メンバー同士で向かいあってお芝居するのは難しいんだなって思いました。アフレコであれば、そんなことないんですけどね。
久保田:笑って大丈夫なMVだったら良いんですけれども、今回は笑ってはダメだったので。それに、和気あいあいとしながらお芝居するんだったら、キャッキャしながらできるんですけれど。真剣にやるのは恥ずかしくなっちゃうんです(笑)。
山北:今回のダンスは、6人で揃えるという振りじゃない部分もあって。ニュアンスっぽい(微妙な違いを出す)ところも今までにない感じなので、その辺も注目して欲しいなと思います。あと、所々に『魔法少女サイト』を意識した振りも取り込んでいて。
(MVでは)拳銃を撃ったら、その後にハートが浮き出てきたりもします。だから、『魔法少女サイト』を好きな人が観ても楽しいし、今までのi☆Risのダンスを知ってる人は、ちょっと違う感じのダンスを楽しめるのかな、と。ダンスからも、新たなファンを増やせたら良いなって思っています。
芹澤:アニメとのリンクで言えば、私はMVで黒い涙を流すんですよ。CGなんですけれど(笑)。それは、『魔法少女サイト』の主人公の(朝霧)彩ちゃんが魔法のステッキを使うと目から血が流れる子だからなんですよね。さきさま(山北さん)の言った拳銃も彩ちゃんの武器(ステッキ)ですし、彩ちゃんのキーワードみたいなものがMVの中に入っています。
アニソンは、アニメのファンの人に受け入れてもらうことがまず大切だと思うのですが、そういうところでも『魔法少女サイト』に寄り添えているんじゃないかなと思っています。
『アメコイ』の曲の中にはキャラクターがいる。恋い焦がれる気持ちが可愛い
──カップリング曲の『アメコイ』の印象や好きなフレーズなどを教えてください。
茜屋:私は少女漫画が大好きなので、曲をもらって聴いて、歌詞を読んだ時、今こういう状況なんだなっていうのがすごい浮かんできました。歌っていても楽しいし、(状況を)思い浮かべながらも楽しめる曲なんですよね。発売は5月9日なんですけれど、次の季節の梅雨に合う曲だし、そういうところでも楽しんでもらえるだろうなって思いました。
──本当に「THE少女漫画」という雰囲気の歌詞ですよね。
久保田:この曲の中には、ちゃんとキャラクターがいますよね。私は、2番のサビの「ため息出る程なぜ好きわからない」がすごく可愛いフレーズだなと思って。恋焦がれている気持ちが可愛いなって思いました。
芹澤:私は、2番のBメロの「神様が(くれた)奇跡だから (きっと)逃したら 失恋に決まってる!」というフレーズが好きです。私、恋愛に関しては運を頼りにしてるというか、神頼みみたいなところがすごくあって。自分じゃ頑張れないんです(笑)。
──「良い出会い、来い」みたいな?
芹澤:そうなんです(笑)。ダメだと「どうして、神様~?」とか思っちゃうタイプなんです。私は「神様が」というパートを歌っているんですけど。歌う時に、自分の力ではもうどうしようもできないから「誰かお願い、かなえて」という思いをすごく込めたら、「めっちゃ儚いね」と褒めてもらえて。そこが気に入ってます。
山北:私もみゆたん(久保田さん)と同じところが好きです。恋って、いっぱい重ねていくと、頭で色々と考えちゃって。でも本当に純粋な初めての恋って、何で好きなのか分からないけれど、本能のままに心がドキドキするみたいな感じだと思うので。まさに『アメコイ』のこのフレーズは、本能で恋しているんだなって分かるし。「勇気を振り絞り 君の胸に飛び込めば 見たことのない景色 作れる気がする」とかも、気がしてるだけで根拠はないんですよね。
──たしかにそうですね。
山北:でも、そう思っちゃうんですよね。本当に本能のまま動いちゃってるんだなっていうのが、初恋っぽくてキュンキュンします。
実際に過ごしてきた学校生活と、思い描いた恋から作った『卒業式』
──CD only版に収録されている『卒業式』は、若井さんが作詞作曲を担当されています(名義は「友希」)。どういったイメージで作られた曲なのか、教えてください。
若井:春をテーマにしようと思って作ったので、まずは桜だなって思いました。私は、桜を観ると、ちょっと切なくて温かい感情が浮かぶので。その感情を曲にしたんですけれど。私の中では「桜=卒業式」という印象が大きくて。私が実際に過ごしてきた学校生活と、私の中で思い描いた恋から作りました。
──「思い描いた恋」なんですね(笑)。
芹澤:友希さんの経験談じゃないんですか?
若井:経験談じゃないです!(笑)
澁谷:シンガーソングライターって、経験談を書くイメージがあるから~(笑)
若井:この曲は違います!(笑) 今回は主人公を作って書きました。失恋ソングではないのですが、告白をできなかった女の子を描いて歌詞なので、切ない中に温かい感情が伝わったらいいなという気持ちで書きました。なので要所要所に、学校に関わるワードをたくさん入れました。
──他のメンバーの皆さんは、この曲の印象などを教えてください。
澁谷:ゆうきちゃんがi☆Risのために書いてくれた曲は『パズル』に続いて、2曲目なんですけれど。やっぱり「友希さん」が書く歌だなって思いました。それってすごく良いことだと思うんですよね。例えば、すごく有名な作家さんが書く曲も「あ、この人の曲だな」で分かりますよね。それが魅力だと思うんです。
この『卒業式』も、ゆうきちゃんが書いたていうのをすごく感じられる楽曲です。あと、私の中では、ゆうきちゃんがソロで歌っている『卒業式』を聴きたいという気持ちもあって。そのうち、「友希ソロバージョン」も音源化されないかなって。そのくらい、ゆうきちゃんらしさが詰まった楽曲になっています。
それと、2番のAメロは、メロディーより、どちらかと言えば言葉のリズムを大事にする感じになっていて。それは、今までのi☆Risの曲にはなかったところなので、「友希さん、新しい風を運んでくれて、ありがとうございます!」という感じです。
茜屋:私も同じで、友希さんのソロ音源が欲しいです! (若井さんの歌う)仮歌をもらった時も、覚えるどころかずっと聴き入っちゃってました(笑)。中学生の頃、歌手にもなりたいなと思っていた時、まさにこういう歌を歌いたかったんです。
だから、個人的に、その頃のことも思い出しますね。歌詞を見てると、ゆうきちゃんが言ってた、切ない中にある温かさみたいなものもすごく伝わるし。『パズル』もそうだったんですけれど、ゆうきちゃんは、包み込んでくれる優しい歌を作ってくれるなって、すごく思いました。
──そんなメンバーの感想を、若井さんは下を向き、目を見ないようにしながら聞いてましたね(笑)。
若井:どんな意見を受け止めようと思って……(笑)。
──仮歌がメンバーの皆さんのところに渡った時にも、感想などは聞きましたか?
若井:感想、全然、来ないんですよ!(笑)。今、初めて聞きました。
一同:あはは(笑)。
──『パズル』は、昨年の11月に発売された3rdアルバム『WONDERFUL PALETTE』に収録されていますが、『卒業式』はシングルに収録されますね。シングルに収録される、ということへの喜びも感じていますか?
若井:すごくあります! 本当に「ありがとうございます!」いう気持ちが大きいです。シンガーソングライターという夢を少しずつ叶えてくださっているので……。それに、i☆Risが歌ってくれるという喜びも大きいです。
──『Changing point』が発売される時には、4度目の全国ツアー「i☆Ris 4th Live Tour 2018 ~WONDERFUL PALETTE~」もスタートしています。最後に、ツアーに向けての意気込みをリーダーの山北さんからお願いします。
山北:「WONDERFUL PALETTE」というタイトルなだけに、本当にそれぞれのワンダフルな色が出ています。『プリパラ』の主題歌もけっこう歌わせていただいていますが、新曲は対照的なものになっていたりもするので。今までのi☆Risと、これからのi☆Risのさまざまな色が見えるツアーになると思います。
1公演1公演、新鮮なものをお届けできるように頑張りますので、皆さんもぜひ新鮮な気持ちで会場に来ていただきたいです。新たな友達を連れて来て下さっても嬉しいですね! もちろん、すでにファンの人は、これまでよりも、もっと楽しんでもらえるツアーになっているので、楽しみにしていてください!
[取材・文・写真/丸本大輔]
リリース情報
16th Single 「Changing point」
5月9日発売
TVアニメ『魔法少女サイト』OPテーマ
【CD+DVD】
品番:EYCA-11869/B 価格:¥1,800+税
<CD>
01 Changing point
02 アメコイ
03 Changing point (instrumental)
04 アメコイ(instrumental)
<DVD>
01 Changing point-Music Video-
02 Changing point-Off Shot Movie-
【CD only】
品番:EYCA-11870 価格:¥1,200+税
<CD>
01 Changing point
02 アメコイ
03 卒業式 ★作詞・作曲:友希
04 Changing point(instrumental)
05 アメコイ(instrumental)
06 卒業式(instrumental)
~i☆Ris 4回目の全国ツアー「i☆Ris 4th Live Tour 2018~WONDERFUL PALETTE~」開催中!~
i☆Risオフィシャルサイト
作遺品情報
TVアニメ「魔法少女サイト」
<放送情報>
4月6日よりMBS/TBS/BS-TBS
“アニメイズム”枠 他にて放送開始!
・MBS:4月6日より毎週金曜26:25~
・TBS:4月6日より毎週金曜25:55~
・BS-TBS:4月7日より毎週土曜24:30~
・SBS:4月17日より毎週火曜25:58~
・ATV:4月23日より毎週月曜25:28~
・AT-X:4月11日より毎週水曜22:30~
(※リピート放送:毎週金曜14:30~/毎週火曜6:30~)
Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信!
※放送日時は変更になる可能性がございます。
抗わず生きるか、抗って死ぬか
<INTRODUCTION>
どうやらそのサイトは不幸な人間しか出会えないらしい。だから彼女たちは選ばれた——。
どこにも居場所のない彼女は、いつも死ぬことばかり、考えている。学校ではクラスメイトからのいじめを受け、家では実の兄からの虐待に耐える日々。朝霧 彩。中学2年生。14歳。
ある日、彼女は不気味なWEBサイト「魔法少女サイト」と出会い、魔法の力を秘めた”ステッキ”を手に入れる。
彩は魔法の力を手に入れたことで、同じくステッキを持つクラスメイトの奴村露乃、そしてほかの“魔法少女”とともに、苛烈な運命に巻き込まれてしまう。
これは、魔法の力を手に入れた不幸な少女たちの、友情と青春、そして運命を変える戦いの記録。
<STAFF>
原作:佐藤健太郎(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:松林唯人
シリーズ構成:伊神貴世
キャラクターデザイン:渋谷 秀
サイト管理人デザイン:岩永悦宜
サブキャラクターデザイン:久留米 東
プロップデザイン:小澤 円
美術監督:秋葉みのる(スタジオじゃっく)
色彩設計:のぼりはるこ(緋和)
撮影監督:山根裕二郎(いなほ)
特殊効果:松本乃吾、松尾幸奈(いなほ)
3DCG:山本祐希江、塩野修平、山根裕二郎(いなほ)
編集:岡 祐司
音響監督:納谷僚介
音響制作:スタジオマウス
音楽:井内啓二
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:production dóA
製作:「魔法少女サイト」製作委員会
<CAST>
朝霧 彩:大野柚布子
奴村露乃:茜屋日海夏
潮井梨ナ:鈴木愛奈
穴沢虹海:芹澤 優
雫芽さりな:山崎はるか
雨谷小雨:原 由実
燐賀紗雪:M・A・O
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