鳥海浩輔さん、諏訪部順一さん、谷山紀章さんら声優陣11名が集結! アニメ『Dies irae』イベント「創造・ヴェヴェルスブルグ城」レポート!
ゲームブランド“light”のPCゲームを原作とするテレビアニメ『Dies irae』。クラウドファンディングによるファンの支援を受けてのアニメ化が話題となった本作のイベント「創造・ヴェヴェルスブルグ城」が、2018年6月3日(日)に銀座ブロッサムで開催されました。
当日は藤井蓮/メルクリウス役の鳥海浩輔さん、マリィ役の榊原ゆいさんら出演声優11名が集結。キャラクターたちによるギャグテイストの朗読劇でファンの笑いを攫ったほか、声優陣によるトークやゲームコーナーで賑やかな雰囲気に!
【出演者】
鳥海浩輔さん(藤井蓮/メルクリウス役)
榊原ゆいさん(マリィ役)
福原綾香さん(綾瀬香純役)
生天目仁美さん(氷室玲愛/イザーク役)
前田剛さん(遊佐司狼役)
諏訪部順一さん(ラインハルト・ハイドリヒ役)
谷山紀章さん(ヴィルヘルム・エーレンブルグ役)
瑞沢渓さん(櫻井螢/ベアトリス・ヴァルトルート・フォン・キルヒアイゼン役)
いのくちゆかさん(ルサルカ・シュヴェーゲリン役)
はらさわ晃綺さん(シュピーネ役)
環有希さん(ウォルフガング・シュライバー役)
爆笑の朗読劇でイベントスタート
開演5分前にはキャラクターたちによる前説を行い、場内の期待を高めました。そうして幕が開くと、まずは朗読劇「私立・黒円卓学園」を上演。
こちらは蓮、メルクリウス、香純、ラインハルト、ヴィルヘルム、シュピーネ、シュライバーらが登場。27歳となった香純が小学校の教師として担任を受け持つことになるのですが、そのクラスは問題児ばかりで……といった内容でした
この朗読劇で会場を爆笑の渦に包んだところで、声優陣がステージに集結! はらさわさんをメインMCにイベントが進行していきます。
その後は「『Dies irae』ベストシーンセレクション」を実施。こちらでははらさわさんに加えていのくちさんも進行役に回り、事前に実施したアンケートを基にトークを展開。
第10話「不死英雄(エインフェリア)」にて、エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ(CV:矢口アサミさん)と対峙する蓮とマリィのシーンをはじめ、香純やルサルカ、ラインハルトの名シーンが声優陣によってピックアップされ、その理由や収録時の裏話などが語られました。
エレオノーレとのシーンは鳥海さんがピックアップしたもの。その理由については現実で女性がボコボコにされるようなことはあってはならないとしつつも、この時蓮が発した「なに俺の女ボコってんだ、殺すぞ」というセリフは、男性ならば一度は言ってみたい、女性ならば一度は言われたい言葉なのではと語っていた。
ボケたつもりが正解に!? きのこたけのこ戦争にも決着が……!?
続く「ヴェスヴェルスブルグ城の戦い」のコーナーは、蓮チーム(鳥海さん、榊原さん、生天目さん、前田さん)と黒円卓チーム(諏訪部さん、谷山さん、瑞沢さん、いのくちさん、環さん)の2チームに分かれ、賞品の“オリジナルギロチンケーキ”を賭け対決!
最初の「即答・クイズ対決」は、作中の映像を見ながら正解を当てることになり、オープニングのワンカットでシュピーネが何をしているのか? 第1話で香純は蓮をどこに誘ったのか? などが問題に。
シュピーネの問題では、主に男性キャストたちがボケ倒しており、実はSNSに興じていると言う冗談のようなトークに発展。その流れでSNSではないというヒントが出ると、ボケたつもりで鳥海さんが解答した“電話をしている”がたまたま正解となってしまう一幕が……!!
次いで「先見・デジタルカウンタークイズ」は、先にくじ引きで該当する人数を指定し、その人数に合うよう両チームが問題を考えるという趣向。蓮チームは声優陣11名の内10名が該当するお題を考えることになると、特定の人物だけを狙い撃ちした「痛風ではない人」で見事ポイントを獲得。
対する黒円卓チームは声優陣9名が該当するお題になりましたが、悩んだ結果いわゆるきのこたけのこ戦争に一石を投じる「たけのこ派ではない人」を出題。するとまさかのジャスト9名という結果になり、両チーム同点となりました。
そうしてこの勝負の行方は、最終戦「拷問・NGワードクイズ」にもつれこむことに。こちらは、それぞれチームごとに9つのNGワードを設定。これを相手チームに言わせるように、誘導尋問を行うことになります。
両チームとも警戒するあまり無言の時間が続いたり、外国語でごまかしたりなど攻めと守りの応酬が繰り返されたところで時間切れ! 最後は黒円卓チームの勝利で幕を閉じました。
一度声優陣が退場したところで、未公開映像を含む本編のダイジェストをスクリーンで上映。その後、再び朗読劇が行われました。ここで行われたのは、鳥海さん、榊原さん、生天目さん、瑞沢さん、前田さんが出演した「黄昏の女神」で、『Dies irae』本編の60年後の世界、その一端が明かされました。
黒円卓チームが集って“狂気”や“渇望”など、作品にまつわるキーワードでトークしていった「『Dies irae』キーワードトーク」で一通り盛り上がったところで、いよいよライブコーナー!
『血のリフレイン』の大合唱で異様な熱気に包まれる
榊原さんが登場すると、まずはゲーム版主題歌の「Einsatz」を歌唱。そうして会場の熱気を高めたところで、ギロチンでの処刑シーンで歌われ、そのインパクトで話題をさらった「血のリフレイン」へ。スクリーンには歌詞も表示され、この曲の大合唱で会場はある種異様な雰囲気に包まれます。
そんな空気の中臨んだのは、アニメオープニング「Kadenz」! これによって集まったファンのテンションを最高潮まで高めたところで、イベント終了の時間が近づいてしまいました。
最後は代表して鳥海さんからコメントを貰うことに。今回のような豪華キャストが揃ったイベントは『Dies irae』にとって初めてのイベントだったそうで、ここまで応援してくださったファンへの感謝と、7月に行われる第12話~17話の一挙配信への期待を煽ったところで、本イベントは終幕。
いよいよ後半6話の配信が近づくアニメ『Dies irae』。その結末が見られるまで今しばし、期待に胸を膨らませておきましょう!
[取材・文/胃の上心臓]
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TVアニメ『Dies irae』作品情報
イントロダクション
2007年に発表されたPCゲーム『Dies irae』シリーズ。
その重厚な世界設定や、一癖も二癖もあるキャラクター、圧倒的強者との異能バトルストーリーは多くの者を深く虜にし、熱狂的ファンを生み出し続けてきた。2015年に実施されたクラウドファンディングでは国内最高額となる9656万円の支援を集め世間を驚かせた。
そんな驚異・狂気のコンテンツが、シリーズ開始から10年となる2017年、遂にアニメーションとして放たれる。暗躍する闇の超人達、人の魂を触媒とする魔術や魔導兵器、夢に現れるギロチン跡の残る美少女、神々しい最強の敵…。
「恐怖劇(グランギニョル)」の、幕が上がる―。
スタッフ
原作:light
キャラクター原案:Gユウスケ
監督:工藤進
シリーズ構成:正田崇
キャラクターデザイン:福世孝明
美術監督:桑原悟(スタジオ天神)
色彩設計:鈴城るみ子
撮影監督:小西庸平(スタジオトゥインクル)
編集:REAL-T
音響監督:森田洋介
音響制作:ブレイブハーツ
音楽:与猶啓至
音楽制作:Greenwood
オープニングテーマ:「Kadenz(カデンツァ)」榊原ゆい
エンディングテーマ:「オペラ」フェロ☆メン
プロデュース:GENCO
アニメーション制作:ACGT
製作:Dies irae ANIME PROJECT
キャスト
藤井蓮:鳥海浩輔
マリィ:榊原ゆい
綾瀬香純:福原綾香
氷室玲愛:生天目仁美
遊佐司狼:前田剛
本城恵梨依:牧野芳奈
ラインハルト・ハイドリヒ:諏訪部順一
ヴァレリア・トリファ:成田剣
ヴィルヘルム・エーレンブルグ:谷山紀章
櫻井螢:瑞沢渓
ベアトリス・ヴァルトルート・フォン・キルヒアイゼン:瑞沢渓
イザーク:生天目仁美
ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン:安元洋貴
ルサルカ・シュヴェーゲリン:いのくちゆか
エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ:矢口アサミ
シュピーネ:はらさわ晃綺
リザ・ブレンナー:羽吹梨里
ウォルフガング・シュライバー:環有希
メルクリウス:鳥海浩輔