日笠陽子さん、下田麻美さん、花守ゆみりさんが登壇したオーバーラップ大感謝祭2018『IS』スペシャルステージをレポート
オーバーラップ文庫の創刊5周年を記念して2018年4月29日にベルサール秋葉原にて「オーバーラップ大感謝祭2018」が開催されました。
このイベントでは、『IS<インフィニット・ストラトス>』スペシャルステージが行われ、篠ノ之箒役の日笠陽子さん、凰鈴音役の下田麻美さん、クーリェ・ルククシェフカ役の花守ゆみりさんが登壇。
TVアニメ放送が7年前という長寿作品らしい『IS』愛、そして笑いが溢れるイベントとなりました。本稿ではこちらの模様をお届けします!
日笠さん&下田さんのベテランコンビが花守さんをバックアップ!
まずは、今回司会を務める下田麻美さんがお得意のトーク力でお客さんを盛り上げると、会場の盛大な拍手に包まれて日笠陽子さん、花守ゆみりさんが登壇。
下田さんと日笠さんは『IS』のテレビシリーズから活躍されていますが、花守さんはゲーム版の『IS<インフィニット・ストラトス>アーキタイプ・ブレイカー』からの参加。「良きに計らえよ」と花守さんに対して先輩風を吹かす日笠さんに会場からは笑いが沸き起こります。
アニメの放送が7年前ということで、この当時花守さんはまだ声優をやっておらず、こんなに長く続く人気作に関わらせてもらえたことに嬉しさとプレッシャーを同時に感じている様子でした。
続いて、キャラクター紹介のコーナーがスタート! まずは篠ノ之箒から、箒は長いポニーテールが特徴ということで彼女を演じる日笠さんも可愛らしいポニーテール姿に。
特徴的な白いリボンもメイクさんがわざわざ買ってきてくれたそうで、強いこだわりがうかがえます。これには思わず会場からも盛大な拍手が沸き起こりました!
お次は下田さんが演じる凰鈴音。日笠さんから「彼女だけ別のクラスなんですよ。だからみんなで喋るところにいなかったりするの」と手痛い一言が。これを受けて下田さんが「本当に美味しいところが無いのよ~、鈴音がいる2組の話とかあればいいんだけど」と自虐ネタを披露。
さらに日笠さんから「私のライバルは花澤香菜さんが演じるシャル(シャルロット・デュノア)! 絶対に許さない(笑)」「一応箒は(HPやアニメEDのクレジットで)名前が一番上にいるから(一夏と)いい感じになるのかな? と思うじゃん! なんねぇの!」という魂の叫びに会場は大爆笑に包まれました。
最後は花守さんが演じるクーリェ・ルククシェフカ。いつも一緒にいるクマのぬいぐるみの名前が「ぷーちゃん」ということで、「クマのぷー“ちゃん”ですからね、“さん”じゃないですからね!」と花守さんが念を押すとまたまた会場は笑いに包まれました。
因縁が深すぎる日笠さんと“あのキャラ”
お次はゲーム版の『IS<インフィニット・ストラトス>アーキタイプ・ブレイカー』の紹介を経てガチャ企画がスタート! 本日の登壇者3人が交互に10連ガチャを引いていき、1番多く自分が演じているキャラを出した人が勝者となります! 勝者にはプレゼントも用意!
まずは下田さんが挑戦することに!
1番手で10連に挑戦した下田さんでしたが、自身が演じる鈴音は1枚しか出ませんでした。
続いて挑んだ日笠さんは1枚目からシャルが登場したかと思うと、2枚目で箒が登場して歓喜の雄叫び。
しかし3枚目にまたシャルが出てきて「お前! お前―!(笑)」と再び怒りの雄叫びがこだますると会場は大盛り上がり。
結果的に日笠さんは箒を2枚ゲット! しかしシャルは3枚も出ていました。こんな所でも笑いを取るあたり流石の日笠さんと言えます。
そして最後は花守さんでしたが、結果はゼロ人と、残念な結果に……。プレゼントは日笠さんのものとなりました!
下田さんの大胆な回答に出演者もお客さんもタジタジに……
続いてのコーナー「一夏の心を鷲掴み! ベストアンサーチョイス!」がスタート! お題に対して唐変木な一夏(会場のお客さん)に刺さるような言葉をチョイスできた人が勝者となります。
●第1問
「みんなでピクニック、みんなでいろいろ持ち寄ることになったけれども、あなたが持ってきたものとは?」
ピクニックに持ち寄るもの略して「ピク持ち!」と下田さん。可愛かったのになぜか日笠さんには不評でした。
下田さんは自身が演じる鈴音らしく「酢豚」をチョイス。お次の花守さんはぷーちゃん的な意味で「はちみつ」。
トリを飾る日笠さんは「え? 何も持ってないって? もってるよ! ばか! 私の…愛(ハート)」とギャグをぶっこみます! 果たしてお客さんたちはどれを選ぶのか……、なんとドロー! 結果はお次の最終問題に持ち越されます。
●第2問
「初詣でばったり遭遇、貴方が彼に発した一言目は?」
1問目に続いて先手を飾る下田さんは「ちゅ」と回答。それを聴いた日笠さんによる「ヤバいヤバいヤバい、会って急にキスするって……」それに対して「初詣ならぬ初チュー詣ですよ」と下田さん、凍り付く会場(笑)。
気を取り直して花守さんは「ここで会ったが百年目ってぷーちゃんが言ってた」をチョイス。一夏からのツッコミを待ちつつ、すべてぷーちゃんのせいにできるというなかなか策士な回答でした。
再びトリを飾る日笠さんは「神にちかおう 私達の……愛(ハート)」と再びギャグをぶっこみます。果たして結果は……。
会場のお客さんは日笠さんの愛の言葉を支持したようで、このコーナーも日笠さんが勝者となりました!
まだまだ会場の熱は冷めませんが、ここでお時間。下田さんも司会者という立場に戻り、最後に登壇者のお二人のメッセージで本イベントは終了しました。
●花守ゆみりさん
ゲーム版でキャラクターを演じさせていただいて初めての『IS』イベントでした。どうなることかと思っていたんですが、先輩方に両腕を支えられながらなんとかやってこられました。自分が声優として仕事を始める前からの作品に改めて新キャラとして関わらせていただけたことが本当に嬉しいです。皆さんの愛の力の賜物だと思いますのでこれからもクーリェ・ルククシェフカのことをよろしくお願いします! ありがとうございました!
●日笠陽子さん
本日はお越しいただきまして誠にありがとうございます。『IS』でまたこうやってイベントをすることができて凄く嬉しいです。『IS』の原作もまだまだ続いていますし、こうやってゲームでも皆さんの愛を繋いで、皆さんの『IS』愛で是非次に続けていけられるように一緒に頑張っていけたらと思います。本日はありがとうございました!
[取材・文/古瀬敏之]