映画
ポケモン映画『みんなの物語』応援上映会をレポート

“しょこたん”こと中川翔子さんと観る『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』応援上映会であのキャラクターの新事実が発覚!?

2018年8月3日(金)東京都・TOHOシネマズ新宿にて、大ヒット上映中の『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の応援上映が行われました。

昨年に引き続き応援上映に現れたのは、本作でポケモン初心者の女子高生リサの弟・リク役を演じる中川翔子さん! さらに、シークレットゲストとして矢嶋哲生監督も登場。なんと上映中は、監督が直々にキャラクターの設定を解説してくれる場面もありました、

とくに、濱田岳さん演じる気弱なポケモン研究家・トリトは中川さんのお気に入りキャラクターということもあって、事あるごとに矢嶋監督を質問攻めにしていました。その結果、なんと未公開の新事実が続々と明らかに……!?

今回の上映は特別に、発声はもちろんコスプレもOKということで、客席にはジョーイさんやレインボーロケット団のしたっぱのほか、ニャースにマッギョ、さらに本作で大活躍するゼラオラのすがたも。

そんな彼らをはじめ、夜も遅い新宿歌舞伎町に集まった「ポケモン」ファンたちがみんなで共有した“オトナポケモンタイム”。その模様をお届けします。

※一部、映画の内容に関する多少のネタバレを含みます。ご注意ください。

平成最後の夏、しょこたん&矢嶋監督といっしょにポケモンたちを応援!

登場するやいなや「ポケんちわ!」とお馴染みの挨拶をする中川さん。しかし、今回は夜も遅いということで「ポケばんわ!」と改めます。

中川さんも矢嶋監督も手にはサイリウムが握られ、その色は中川さん一押しキャラクター・トリトの髪色と同じ緑色に。もちろんお客さんもそれぞれサイリウムを持っていて、上映中はシーンに応じて色を変えて思い思いのキャラクターを応援します。

本作を観るのは今回で3度目だという中川さんですが、上映前からすでに興奮を抑えきれない様子です。「忘れられない夏にしましょう! 歌舞伎町のど真ん中で「ポケモン」愛を叫びましょう!」と客席を盛り上げると、自らも矢嶋監督とともに客席へ。

本編の上映の前にまずはこれから公開される映画の予告編が流されます。スクリーンに東宝のロゴが映し出されると「東宝ありがとうー!!」と声が飛ぶのはもはや応援上映の鉄板!?

そんなこんなでバッチリ発声準備が整ったところで、いよいよ『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の上映がスタート! 

ピカチュウやイーブイなど、ポケモンたちが登場するたびに「かわいいー!!」と黄色い声が響き渡り、不安げな表情を見せるキャラクターがいれば「だいじょうぶー?」と心配の声があがります。

ピカチュウやゼラオラが活躍するシーンではみんなが一斉にサイリウムを黄色に、トリトが登場するシーンでは緑に変更するなど、お客さんたちの息もバッチリ合っています。

そんな中、大人気だったのはウソッキー。「ウッソー」という鳴き声がみんなのツボに入ったのか、衝撃的なシーンがあるたびに「ウッソー!?」と叫ぶなど、客席にウソッキーが大量発生していました。

人間のキャラクターで人気だったのは、やはり中川さん一押しのトリト。中川さんからの質問攻めにあった矢嶋監督から“トリトは23歳”、“彼女はいない”といった新情報が飛び出すと、「結婚して―!」と叫ぶ声も。

また、気弱で人とのコミュニケーションが苦手なトリトをあまりよく思っていない研究仲間が多い中、唯一トリトのことを高く評価し、率先して味方となってくれる“研究員A”というモブキャラクターの株が急上昇。登場するたびに「Aさーん!!」と歓声が飛ぶようになります。

物語後半はややシリアスなストーリー展開ということもあって、ひたすら何かを発声しているという雰囲気ではありませんでした。ときには固唾を飲んで見入ったり、静かにすすり泣いたりと、みんなで感情を共有するような心地よい空気感とともに作品を楽しめました。

最後はポルノグラフィティが歌う主題歌「ブレス」をみんなで大合唱! エンドロールのラストに監督の名前が出ると、「監督ありがとう!!」と素晴らしい作品を見せてくれたことへの感謝の声が次々とあがります。

そして来年の「ポケモン」映画の予告が入り、あのポケモンがスクリーンに映されるとまたも大歓声が客席を包みこみました。

こうして大興奮の中、応援上映は終了。中川さんと矢嶋監督がふたたび前に出て、興奮冷めやらぬまま感想トークを繰り広げます。

大人気のモブキャラ“研究員A”を矢嶋監督が直々に命名!

「みんなで大好きな「ポケモン」について、思ったことを思いっきり感情のままに猛ることができて最高の夜だねー!」と興奮のあまり早口でたたみかけるように語る中川さん。客席からもその興奮を共有するかのように大きな拍手が鳴り響きます。

矢嶋監督も「皆さんの反応を身近で感じられて、作った甲斐があったなと思いました」と笑顔でコメント。そんな監督の笑顔を少し引きつらせる提案が中川さんから飛び出します。

「研究員Aの名前を今日この場で付けてください!」

上映中も大人気だったモブキャラクターである研究仲間。彼は設定としても名前が決まっていないらしく、それなら監督に付けてもらおうというのです。

「監督! 監督!」とコールが沸き起こる中、しばし考え込む矢嶋監督。そして「ロベルト!」と即興で命名。トリトの良き理解者・Aさんこと研究員Aの名前は、この瞬間からロベルトに決定しました。

そんなロベルトとトリトの関係に注目が集まった応援上映でしたが、矢嶋監督としてはトリトとカガチの関係を推したかったそう。その発言にいろいろな意味でざわつく中川さんですが、矢嶋監督いわく、困難をともに乗り越えていくふたりの間には友情が生まれており、それをラストでは描きたかったとのこと。エンドロールにてトリトの発表会を見に来るカガチ一行のイラストがあったのはその表現だったそうです。

そのほかにもキャラクターの知られざる裏設定はまだまだあるようで、中川さんが演じたリクはクラスの人気者で、“リア充”とはっきり設定に書かれているそう。また、同じく中川さんが演じた“あの声”は、これまでに中川さんが「ポケモン」の映画で演じたあらゆるキャラクターの声をミックスして作っているという。

そんな裏話が続々と飛び出す中、最後にお客さんからも質問を受け付けることに。その中で「来年の映画についてもう少し教えてほしいニャ」とニャースのお面を付けた方から質問が(声もバッチリ物真似)。

詳しい内容については語られなかったものの、「ニャースが主役の映画も作って欲しいニャ!」という言葉に対しては「来年はニャースが大活躍します」と回答。2019年の映画も期待大です!

まだまだ延々と語っていたいという思いが客席、そしてステージからも伝わってきますが、そろそろ終電も近いということでイベントは終了の時間に。最後に中川さんと矢嶋監督からメッセージをいただいた後、みんなで記念撮影をして、応援上映会は終了となりました。

【中川さんコメント】
「みんなと一緒に思いっきり笑って泣いて叫んで応援して大合唱して、今年もとっても特別な思い出になりました。

平成最後の夏、悔いを残さないようにと思っていましたが、この応援上映のおかげで私にとって最高の夏になりました。

来年の映画もいっしょに応援上映できるといいね! これからもずーっと、死ぬまで「ポケモン」を大好きでいましょうね!」

【矢嶋監督コメント】
「こういうイベントに参加させていただいて感謝しています。作り手の思いが皆さんに届くように願いながら制作していましたので、今日皆さんの反応が見られてとても嬉しかったです。」

[取材・文/竹内白州]

「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」

<INTRODUCTION>
ポケモン映画が、新たな一歩を踏み出す――。
20周年記念作品「キミにきめた!」の大ヒットから1年――。監督を始めとする制作陣に若き才能が加わり、全く新しいポケモン映画「みんなの物語」が遂に誕生。この夏、みんなと一緒に、まだ誰も見たことのない冒険へ向かって、キミも一歩を踏み出そう!

<STORY>
人々が風と共に暮らす街・フウラシティでは、1年に1度だけ開催される“風祭り”が行われていた。祭りの最終日には伝説のポケモン・ルギアが現れて、人々はそこで恵みの風をもらう約束を、昔から交わしていたという。

ポケモン初心者の女子高生、リサ。嘘がやめられなくなってしまったホラ吹き男、カガチ。自分に自信が持てない気弱な研究家、トリト。ポケモンを毛嫌いする変わり者のお婆さん、ヒスイ。森の中で一人佇む謎の少女、ラルゴ。

偶然、風祭りに参加していたサトシとピカチュウは、5人の仲間たちと出会う。それぞれが悩みを抱え、パートナーのポケモンと一歩を踏み出せない中、みんなが出会うことで、運命の歯車が動き出す……。ルギアとの約束は守られるのか? そして幻のポケモン・ゼラオラの正体とは??

今、人とポケモン、みんなの絆が奇跡を起こす――。

■公開日
7月13日(金)ロードショー

■キャスト・スタッフ

声の出演
特別出演:芦田愛菜 川栄李奈 濱田岳 大倉孝二 野沢雅子・中川翔子 山寺宏一
サトシ:松本梨香
ピカチュウ:大谷育江
ムサシ:林原めぐみ
コジロウ:三木眞一郎
ニャース:犬山イヌコ
ナレーション:石塚運昇

原案:田尻 智
監督:矢嶋哲生
アニメーションスーパーバイザー:湯山邦彦
エグゼクティブプロデューサー:岡本順哉、片上秀長
プロデューサー:下平聡士、松山進、知久敦、大日向 俊
脚本:梅原英司、高羽 彩
アニメーションプロデューサー:加藤浩幸、和田丈嗣
キャラクターデザイン:金子志津枝
総作画監督:西谷泰史、丸藤広貴
音響監督:三間雅文
音楽:宮崎慎二
アニメーション制作:OLM / WIT STUDIO
製作:ピカチュウプロジェクト
配給:東宝

ポケモン映画公式サイト
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