『温泉むすめ』の公開収録イベント「YUKEMURI FESTA Vol.14@羽田空港」第2部をレポート!「温泉むすめかるたをつくろう」がついに完結!
2018年7月8日(日)、羽田空港国際線 TIAT SKY HALLにて、『温泉むすめ』のイベント「YUKEMURI FESTA Vol.14@羽田空港」が開催。
アニメイトタイムズで配信中のラジオ「『温泉むすめ』ぷれぜんつ的なうぇぶらじお!みみぽか!!?ゆーも遊びに来ちゃいなYOH!?」(「みみぽか」ラジオ)の公開録音などで盛り上がりました。
『温泉むすめ』は、日本全国の温泉地をモチーフにしたキャラクターたちがアイドル活動をすることで、日本を盛り上げていこうという地方活性クロスメディアプロジェクト。
今回は、レギュラー陣から高田憂希さん(草津結衣奈)、長江里加さん(箱根彩耶役)、桑原由気さん(有馬楓花役)が登壇。さらに、ゲストとして小原莉子さん(鈍川まなみ役)、奥野香耶さん(雲仙伊乃里役)、吉岡茉祐さん(飯坂真尋役)も出演しました。
本稿ではイベント第2部の模様をお届けします。
「温泉むすめかるたをつくろう」最終回!「ん」の札はどうなる……?
第1部に引き続き、高田さん、長江さん、桑原さんの登壇から始まった第2部。オープニングでは、今話題となっているDA PUMPの「U.S.A」の歌詞に合わせて、各温泉地のあるあるを言っていく「カモンベイビー温泉地ゲーム」で盛り上がります。
さらにゲスト陣が登壇すると、ゲスト陣も自身が演じるキャラクターの温泉地を「カモンベイビー温泉地ゲーム」で紹介。会場を盛り上げます。
出演者がそろい、最初に行われたのは「温泉地検定」のコーナー。日本各地の温泉地にまつわるクイズに答えていき、正解数を競います。
●第1問
鈍川温泉周辺の観光地・今治城には全国のほかの城にはない特徴があるが、それは何か?
正解:堀が海水
●第2問
長崎のネコはほかの地域のものとは違うポイントがあるが、それは何か?
正解:尻尾が曲がっている
●第3問
「飯坂けんか祭り」では、屋台を正面からぶつけ合うが、の勝ち負けの決め方は?
正解:特になし
●第4問
飯坂温泉では、32回目となる「ほろ酔いウォーク」が開催。イベントで、あることを達成すると豪華賞品がもらえるが、あることとは?
正解:ひと晩でエリア内のお店を5件ハシゴ
このコーナーでは、4問中3問正解し大健闘する展開に。第3問では、MCも正解しないだろうと思われた問題にも正解。観客を驚かせ、優勝賞品のずんだシェイクを手にしました。
続いて行われたのは、「温泉むすめかるたをつくろう ファイナル!!」。公開収録ではおなじみのコーナーも、あとは「ん」と「S」(10ポイントカード)を残し、ついに最後を迎えました。
●「ん」のかるた
・小原さん:んんんんんんん がああああ!!! お湯につかった時に出る声!!
・奥野さん:う「ん」ぜんで パラダイス地獄
・吉岡さん:ンジャメナまで 広めよう 温泉むすめ
札にできるのか怪しいところでもある「ん」のかるたでは、ゲストの3名が個性的な札を考案。小原さんはお風呂に入るときの魂の叫びを実際に披露し、観客を笑わせます。
奥野さんは「ん」で始まる文言を考えられなかったようで、雲仙伊乃里にちなんだ変化球の札を発案。そんななか、吉岡さんはチャド共和国の首都「ンジャメナ」を交えて、見事なかるたを披露し、「ん」の札として採用されました。
●「S」のかるた
・桑原さん:SUGOKU Eね!!
SPECIALな仲間達(桑原さんは2つ考案)
・高田さん:SINGING!! for 温泉地!!
・長江さん:Step up! Ready Go Go Go
そして最後の札である「S」のかるたでは、桑原さんがふたつも案を出します。しかし、高田さん、長江さんも負けじと渾身の札を出す展開に。長江さんの札は、SPRiNGSの楽曲「Hop Step Jump!」の歌詞になぞらえた札を考案し、ファンを喜ばせます。
そして、どの札にするか非常に悩みどころのなか、最終的になんとスタッフの鶴の一声で4つの札すべてをかるたにすることに。お正月までに商品化することを願い、「温泉むすめかるたをつくろう」のコーナーは終了となりました。
押し相撲でケンカ祭り
2回目の収録では、小原さんが演じる鈍川まなみの紹介からスタート。まなみは地元の名物・今治タオルのほかにサイクリングが好きないっぽうで、鈍川温泉の泉温が低いことから、低血圧で朝がとても苦手であるとのことです。
これにちなんで、会場では朝が弱い彼女を起こす「キャラクターボイスでモーニングコール」のコーナーが実施。出演者は、くじで引いたシチュエーションに合わせて、自身の演じるキャラクターでまなみを起こすためのモーニングコールを考えます。
・1時間前に寝たばかりなのに、出発時間になったので、かわいそうだけど起こされてしまう鈍川まなみ
長江(箱根):「お姫様抱っこしてあげるね」
・昨日のレッスンが激しすぎて、身体の疲れが抜けず、起き上がれない鈍川まなみ
奥野(雲仙):「(まなみを踏みながら)マッサージ気持ちいいですか?」
・止まった先の旅館が超高級羽毛布団だったので、できればまだ起きたくない鈍川まなみ
桑原(有馬):「アイスバケツチャレンジって知ってる? もう家の前にいるよ!」
・やばい! もうすでに遅刻状態の鈍川まなみ
吉岡(飯坂):「いま何時? そうね大体ね♪」
・昨日つらいことがありすぎて、実はもう起きているけど、自分の殻に閉じこもりすぎて起きてこない鈍川まなみ
高田(草津):「自分で殻を割らないと美味しい温泉玉子は食べられないよ」
トップバッターの長江さんは、箱根彩耶ボイスでイケメン顔負けのセリフを披露。小原さんを胸キュンさせます。そして、桑原さんはホラーさながらのシチュエーションで出演者たちを驚かせますが、起こされる側のまなみ(小原さん)はアイスバケツチャレンジを知らなかった様子。
高田さんは会場をうならせるようなモーニングコールを披露。耳打ちで長江さんに「SPRiNGSのセンターですからね」と言わせ、堂々とドヤ顔を見せつけます。最後には「精神だけ先に起きちゃった鈍川まなみ」という特殊なシチュエーションで、まなみが寝ている自分に話しかけるというひとり芝居も行われ、笑いの絶えないコーナーになりました。
続いては、吉岡茉祐さんが演じる飯坂真尋についても紹介。普段は勇ましいいっぽう、風邪をひくと弱気になるというかわいらしい一面もある真尋ですが、吉岡さんもこれには共感するようで、風邪をひくと寂しくて弱気になると話します。
また、真尋の地元である飯坂温泉は、毎年屋台をぶつけ合う荒々しい「ケンカ祭り」が行われるということで、彼女をフィーチャーした「温泉むすめケンカ祭り」のコーナーを実施。トーナメント方式での押し相撲対決が行われました。
ただし、本コーナーは飯坂真尋フィーチャー企画ということで、吉岡さんは決勝戦だけ勝てば優勝できる超シード権を獲得。優勝者には、8月5日に開催される「YUKEMURI FESTA in 札幌」での北海道お土産が後日贈られます。
そんな本コーナーで活躍を見せたのは長江さん。猛攻で相手に反撃の隙を与えず、あっというまに決勝戦へとコマを進めます。そして、決勝戦ではお互いに動きを読みあい長期戦へ。最後は長江さんが吉岡さんを押し出し、優勝と北海道土産を手にしました。
コーナーが終わると、ここで2回にわたる公開収録も終了。しかし、会場ではまだイベントは続きます。
続いて行われたのは、出演者による会場限定のボイスドラマ「みみぽか温泉物語」。今回はCMをテーマに、温泉むすめたちが雲仙をPRするCMを考えます。そんななか、有馬楓花は長崎出身である桑原さん(自分自身)に意見を出してもらえばと提案。しかし、これは「それはどうだろう……」と全員に一蹴されてしまい、観客も思わず笑ってしまいます。
また、出演者どうしでPRに使えそうなCMソングを考えるも、ドンキホーテなど印象的なものが出てくるばかりで、オリジナルのものがなかなか生まれず。楓花が、今度はCMのナレーションに桑原さんを起用することを提案するも、再び一蹴されていました。
そしてドラマが終わると、最後にプレゼント抽選のコーナーを実施。抽選で当たった観客は、出演者の落書き入り旅行雑誌「るるぶ」とグッズ割引券をもらい、イベントは締めくくられました。
[取材・文/長田雄太]