『変人のサラダボウル』各話後オフィシャルインタビュー:第11回は、鏑矢惣助役 古川慎さん、サラ・ダ・オディン役 矢野妃菜喜さん、永縄友奈役 高田憂希さん| 「某にはもうバンドしかないのです!」……そうかな~?
出てくる登場人物が変人ばかり!? 平坂 読×カントクコンビがこの時代に放つ、天下無双の群像喜劇、TVアニメ『変人のサラダボウル』。貧乏探偵、鏑矢惣助が尾行中に出逢った魔術を操る異世界の皇女サラ。そして、サラを追ってきた女騎士リヴィア。2人は予想の斜め上をいく日常を過ごしていく。
サラへの贈り物として、自身のフィギュアを渡したリヴィアだが、案の定、特級呪物扱いをされ叩き返されてしまうーー。その後は、惣助とサラのほのぼのとした日常。そして、そんな惣助へ想いを寄せる2人が、意中の相手が同じであることも知らずに一緒にチョコを作るという謎の連携まで生まれている光景が見ていて面白かった第11話。次々と起こる出来事に笑いが絶えなかった『変人のサラダボウル』も、いよいよ次週で最終話!
連載第11回は、古川慎さん(鏑矢惣助役)、矢野妃菜喜さん(サラ・ダ・オディン役)、高田憂希さん(永縄友奈役)による座談会をお届け。
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リヴィアのフィギュアは、特級呪物?
ーー第11話はいかがでしたか?
矢野:ついに、リヴィアフィギュアが、サラの手に渡ってしまったか……と。
古川:いきなりそこに触れるんですね(笑)。
ーーなかなかの完成度でした。
古川:すごいなと思いましたよ。
高田:それに望愛ちゃんのリヴィア様への愛も本物だなっていうのも伝わってきました。だって、本当の髪とかを使っていましたよね。もう神棚とかに飾らないと、良くないものを引き付けてしまいそう…。
矢野:特級呪物……。
古川:あははは(笑)。ちょっと髪伸びてない?とか怖いもんね。でもリヴィアはリヴィアで、見て!見てー!タイプだから、本当に精神年齢が低くて、純粋無垢なんだなと思いました。
矢野:そして、着せ替え機能を搭載してしまったがために「あれ」に気づいてしまうという。
ーーそうでしたね。でもリヴィアには、どこかでやり過ぎだと気づいてほしかったです。
古川:気づきませんでしたね。でも、ぜひあのフィギュアは、本物の毛は使わないでいいので、作って売ってほしい。買う人は多分いるはずだから(笑)。
高田:でも、そんなリヴィア様も、ギターを練習したらすぐに弾けるようになっていましたし、本当に真面目で何でもできる人なんですよね。
古川:万能なんですよ。身体能力も高いし。
矢野:頭よりも体を動かすほうが得意なんでしょうね……。
高田:良いキャラクターだ。
ーーフィギュアを投げ返されて、音楽に生きるあたりも意味がわからないですよね。
古川:「某にはもうバンドしかないのです!」……そうかな〜? でもまぁ、いいかってなりました(笑)。
高田:本当にキャラが立ってるなぁ。
古川:あと収録香盤表に、明日美はずっと『プリケツ』と書かれていたんですよ。源氏名をいつまで使っているんだと。
矢野:台本はずっとプリケツでしたよね(笑)。
高田:いやぁ、救世グラスホッパーの3人はすごい個性です……。