『ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -』ステージレポート│声優陣による「ワイズマンのテーマ」ミニライブも【MF文庫J 夏の学園祭2018】
2018年7月29日(日)、東京都・ベルサール秋葉原にてMF文庫J「夏の学園祭2018」が開催されました。本稿ではテレビアニメ『ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -(以下、ラスピリ)』のスペシャルステージをレポート!
原田彩楓さん(ミザル役)、鬼頭明里さん(キカザル役)、真野あゆみさん(イワザル役)、井澤詩織さん(グル役)による作品トークのほか、ワイズマンの3人(原田さん、鬼頭さん、真野さん)によるED主題歌「ワイズマンのテーマ」のライブも行われたイベントの様子をお届けします。
ワイズマンが格付けに挑む!? “真の主役”の座を獲得することはできるのか
イベントがスタートすると、ED主題歌「ワイズマンのテーマ」をBGMに原田さん、鬼頭さん、真野さん、井澤さんが登場! 『ラスピリ』のイベントには初出演だという井澤さんが「なんで(いままで)仲間外れだった!?」と、MCを務めるNBCユニバーサルの宣伝・石垣氏にいきなりツッコミ。
石垣氏はたじたじになってしまいますが、共演者のお三方からは「初めて4人揃ってのイベントができる!」と喜びの声があがります。
そんな4人が挑む初めてのコーナーは、“徹底検証! ワイズマンは真の主役になれたのか!?”。設定上、『ラスピリ』の主人公はハル(CV:花江夏樹)ですが、アニメではワイズマンの3人も主役級の活躍をしていたのでは、というテーマで検証をしていきます。
もはや検証をするまでもなく活躍していたと言い張る出演者たちに対して、MCはこれに懐疑的な様子。某格付け番組のようなビジュアルのスライドまで用意しており、会場のお客さんの判断で格付け(真の主役、好敵手[ライバル]、準レギュラー、モブ、映す価値なしの5段階)を実施していきます。
そのためまずは一緒にアニメの映像を振り返り、真の主役にふさわしいかどうか拍手による投票で決めることに。
まずは第3話「その日暮らし」より、“本編開始4分で依頼を放り出して逃げ出すワイズマン”のシーン。“逃げ出す”という主役らしくない行為が問題に挙げられます。
しかし、すかさず「愛されるためには、強いだけでなく隙があることも重要」「(主役は)物語序盤からいきなり強くはない」「依頼のお金は返した」などとフォローが入り、会場も思わず納得してしまった様子です。
判断はお客さんの拍手に委ねられますが、会場には大きな拍手が鳴り響きます。というわけで、ここでは真の主役のまま“残留”ということに。
続いては、第4話「おゼル持ち」より“高額報酬を前にノータイムでハルたちの下請けになるワイズマン”のシーン。前のお題に続き言葉選びに若干の他意がありそうですが、内容は事実です。
高額くじに当選したハルたちが、受けた依頼を面倒だからとワイズマンに横流し。その態度に腹を立てつつも、倍の報酬を払うという言葉にすぐ手のひらを返し、結局依頼を受けてしまいます。
これではハルたちの“下請け”であり「主役らしくない」という指摘に対して、ここでもすぐさま「アニメでは依頼人にはスポットが当たらず、受けた側にスポットが当たるのが普通だ」と反論。むしろ困っているハルたちを助けてあげるヒーローだ、と主張します。
またもや見事なトークでいかに主役らしい活躍をしたかを語るキャスト陣に、先ほどと同じく会場には拍手が鳴り響き、ここでもワイズマンは真の主役の座に残留しました。
鬼頭さん、井澤さんを筆頭に、出演者たちの饒舌さがMCの予想を超えていたようで、早くも企画倒れの気配が漂ってきています。その後もお客さんの拍手が減ることはなく、最終的にワイズマンは最後まで真の主役の座を維持し続けました。
こうして文句なしの“真の主役”となったワイズマンとともに、続いては“ワイズマン企画会議室”のコーナーへ。このコーナーでは、ミザル、キカザル、イワザルの役名にちなんで、それぞれ「見なければよかった」「聞かなければよかった」「言わなければよかった」と思ったエピソードを各キャストが披露していきます。
なお、井澤さんは、どのテーマを選んでもいい代わりにとっておきのエピソードを披露するという高いハードルが与えられてしまいます。しかし、そんなハードルをものともしない井澤さん。“言わなければよかった”と“聞かなければよかった”のふたつを複合した見事なエピソードとして披露。
“声優あるある”話だったらしく、エピソードを聞いていた他の3人の心にも刺さった様子でした。
井澤さんが見事に高いハードルを飛び越えたところで、トークパートは終了。ここからは原田さん、鬼頭さん、真野さんによるライブパートへと移ります。会場のお客さんたちもサイリウムを手に立ち上がり、盛り上がる準備は万全。
そしてED主題歌「ワイズマンのテーマ」が流れ出すと、原田さん、鬼頭さん、真野さんがそれぞれエンディング映像のミザル、キカザル、イワザルの動きをトレースしたダンスを披露!
腕をクルクルと回して踊りながら歌うかわいらしい姿と、自然と体が動き出してしまうような曲調も相まって会場のお客さんもノリノリです。
そんな大盛り上がりのライブパートを最後に、イベントはあっという間に終了の時間に。
しかし、最後の最後にMCの石垣氏が役名を読み間違える痛恨のミスをしてしまうと、真野さんが最初のコーナーの意趣返しとして「映す価値なし!」とキレのいいツッコミを入れると、会場からは拍手喝采。
ハプニング(?)もありつつ綺麗にオチがついたところで、今度こそイベントは終了となりました。
作品情報
TVアニメ「ラストピリオド ―終わりなき螺旋の物語―」
<配信情報>
4月12日よりNetflix、amazon ビデオ、dアニメストア、J:COM オンデマンドほかにて順次配信開始
2016年5月にHappy Elementsがリリースした累計500万DLを突破する人気スマートフォンゲーム『ラストピリオド ―終わりなき螺旋の物語―』が待望のアニメ化!
<INTRODUCTION>
『ピリオド』とは、絶望から生まれた異形の怪物『スパイラル』を倒す者達の名である。アーク・エンド第8支部に所属する見習いピリオド・ハルもまた、絶望の輪廻を断ち切るため、果てなき闘いに身を投じるのだった……。
――だったのだが!
謎の盗難事件により財政破綻し、本部からも見捨てられた第8支部に残ったピリオドは、なんとハル達3人のに。彼らは支部再建のため、果て無き闇営業へと身を投じるのだった!
<STAFF>
原作:Happy Elements
キャラクターデザイン:whoopin
監督:岩崎良明
シリーズ構成:白根秀樹
アニメーションキャラクターデザイン:高橋みか
総作画監督:高橋みか
美術監督:岩瀬栄治
美術設定:大平 司
色彩設計:安藤智美
撮影監督:廣瀬唯希
編集:新見元希
音楽:マニュアル・オブ・エラーズ
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
音響制作:マジックカプセル
音楽制作:NBCUniversal Entertainment
プロデュース:EGG FIRM
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:LAST PERIOD ANIMATION PROJECT
オープニングテーマ:ハル(CV.花江夏樹)×ちょこ(CV.田村ゆかり)「欲張りDreamer」
エンディングテーマ:ワイズマン(CV.原田彩楓、CV.鬼頭明里、CV.真野あゆみ)「ワイズマンのテーマ」
<声優>
ハル:花江夏樹
ちょこ:田村ゆかり
リーザ:菊地美香
ガジェル:村瀬 歩
エーリカ:加隈亜衣
カンパネルラ:M・A・O
ミウ:?
ジレッド:金城大和
ノイン:上田麗奈
イオナ:茅野愛衣
ミザル:原田彩楓
キカザル:鬼頭明里
イワザル:真野あゆみ
グル:井澤詩織
ルルナ:田辺留依
ゲーム情報
『ラストピリオド ―終わりなき螺旋の物語―』
ジャンル:輪廻を断つRPG
対応OS:iOS/Android
価格:基本プレイ無料、アイテム課金制
TVアニメ「ラストピリオド」公式サイト
ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -
ラストピリオド公式ツイッター(@last_period)