『閃乱カグラ』TVアニメ第2期への意気込みを、原田ひとみさん&原由実さん……そして爆乳プロデューサーに聞いた! 作品に賭ける“本気度”に注目を!!
2013年に放送された第1期からおよそ5年。“爆乳ハイパーバトル”『閃乱カグラ』が再びTVアニメの舞台に舞い戻ってきます。2018年8月3日(金)には、新作発表会が行われ、キャスト陣によるトークやキャッキャムフフな新情報がお届けされました。
TVアニメ第2期のタイトルは、『閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-』。第1期にも登場していた飛鳥(CV:原田ひとみさん)や焔(CV:喜多村英梨さん)はもちろんのこと、ゲームで活躍している雪泉(CV:原由実さん)や雅緋(CV:平田宏美さん)、雪不帰(CV:阿澄佳奈さん)と言った面々も登場予定となっています。
アニメイトタイムズでは新作発表会で第2期アニメが発表となった後に、“爆乳プロデューサー”こと高木謙一郎さんと原田ひとみさん&原由実さんにお話を伺いました。
5年ぶりのTVアニメ第2期へ賭ける想い
──アニメ化の発表を受けて改めて一言お願いします。
爆乳プロデューサー・高木謙一郎さん(以下、高木):今日TVアニメ第2期を発表させてもらって、81秒のPVを公開しました。まぁ“81秒”という事で“パイ”ですよね。
一同:(笑)。
高木:やはり『閃乱カグラ』シリーズは“おっぱい”に対して拘りつつ、エッチな要素もあるんですけど、キャラクターたちやストーリーの熱血感をこれまでやってきました。
そこから5年ぶりのTVアニメ第2期ということで、ストーリー展開もかなり凝った刺激的な作りになっています。ぜひみなさんに期待してもらいたいと思います。
雪泉役・原由実さん(以下、原):今回のアニメで雪泉ちゃんはテレビアニメでは初登場になるんです。実は5年前の第1期の頃から雪泉役として『閃乱カグラ』シリーズには関わっていて、その時からいつか雪泉ちゃんも出られたらいいなぁと思っていました。
今回は物語的にダブル主人公の一翼を担うことになるので、すごく嬉しいですし、アフレコも頑張ろう! と思っています。
飛鳥役・原田ひとみさん(以下、原田):5年越しのTVアニメです。初期の頃から考えると本当に長く飛鳥を演じさせていただいています。この5年の間にも増えたキャラクターたちがTVアニメでもいっぱい登場するんです! 私もどこからどこまでのキャラクターたちが出てくるかまだわからないので、ワクワクしています!
飛鳥は飛鳥で第1期とは全然違うようなことになるそうなんです。私も現時点では先の展開を知らないのですが、ゲームも含め色々な飛鳥を演じてきたなかでも一番ビックリするような展開になっています!
ドキドキしながら台本を楽しみに待ちつつ、飛鳥としてまた新しい面を見せられるよう頑張ります!
私は高木さんの過去の動きや他の作品も拝見していたので、もしかしたら『カグラ』がずっとヒットを続けていたら、何かあるのではないかと予感はあったんです。雪泉ちゃんたちみたいにキャラクターも増えましたし、間口が広がって古参さんもご新規さんもみなさん楽しめるものを発信し続けてらっしゃいました。
いつか動くのではと思っていたところでのTVアニメ第2期だったので、「ここで来たんだ……!!」と思いましたね。色々仕掛けられていたのはずっと見ていたので、流石は高木さんだなと。ファンの方もたくさん応援して来て下さっている作品で、新しい試みが毎回あるシリーズなので、嬉しかったです。
飛鳥も初期の頃から色々なシリーズやテレビアニメを挟んできて、私自身も長くシリーズで飛鳥というキャラクターを演じさせていただきましたが、私たち役者陣もやっぱり生ものなので“その時の飛鳥”という形で演じています
そうやって色んな飛鳥の要素を取り込んで、今の飛鳥になっているんです。私自身も飛鳥が今後どうなるのか楽しみでもあり、常に一緒に成長していきたいなと思っています。
──この第2期からこのシリーズに触れるかたも出てくるかと思います。高木さんにお聞きしたいのですが、ストーリーはどのような形になるのでしょうか?
高木:全体の作りとしては完全オリジナルのストーリー展開になります。これまでコンシューマーでやってきたシリーズと、スマホアプリで別のストーリーが走っているのですが、それらを融合して作っています。
内容的には当然新規のみなさんにも見て欲しいので、導入的にはみんな同じ気持ちで入れる作りに。過去作のネタを入れたりしつつ集大成みたいなところがあります。
だからいきなり内容が難しいなとかハードル高いなみたいなところがないように、緩く入ってもらいつつ気が付いたらハマっている感じです。ちょっとエッチな気持ちで見始めたのに、いつの間にか真剣に見ちゃってたみたいな形にできていると思っています。多くを語りたいですし、みなさんに見て欲しいです。まずは第1話を見てください!
──原さんと原田さんはここから本作に入る人へのメッセージをお願いします。
原:先ほど原田さんもおっしゃったように私も先々の展開を知っている訳ではないので、どうなって行くんだろうと私も一緒に気になっています。きっとご覧になられる方も同じように気になっていくと思います。
『カグラ』と言えばやっぱりセクシーな要素がたくさんあるじゃないですか。アフレコしていて「これってどうやって放送するんだろう?」って部分があるくらいなんです!
一同:(笑)。
原:アフレコでは「結構露わになって見えている状態」でして、これは元々のファンのみなさんやセクシーな話に目がないという方にはすごく楽しんでもらえたりドキドキしてもらえる作品だと思います。
雪泉ちゃん的には1話から可愛い部分が本当にたくさん描かれているので、これまでファンだった人にも新しい人にも可愛いなと思っていただけるかと。ぜひ見てください!
第1期からさらに本気度を上げたストーリー展開とセクシーな描写
──第2期の見どころは?
原田:第1期の時は「少女たちの爽やかな青春」みたいな形で仕上げていたかと思います。今回に関しては、シナリオをゲームと同じ北島行徳さんが担当されているんです。1期の時は色々な方の手が加わって、一見さんに見やすくがコンセプトとしてあったかと思います。
高木:ベースの構成を僕が書いて、北島さんがそれを基に作業を進めています。ゲーム的な味付けになっているので……癖があります!
一同:(笑)。
原田:癖はありつつも練られていて、台本を読んで「これだなぁ」と感じました。今回はお話は違うけれどもゲームに近い作りになっていて、サービスシーンをはじめ、押さえるべきところをグッと押さえている。わかってらっしゃる方々が作っていると台本と絵を見て思っていました。
後は出るんです! 第1期で爽やかに仕上げるために頑なに見せなかったのに、ここで本気を……!
高木:より爽やかにね!
原田:爽やかなんですかね?(笑) でも色々と「ここで出してくるんだ!」っていうのが、すごいなと。私もアフレコの時に「あっ……出てる!!」これはどうなるんだろうって思いました。
ファンの方々がどう思われるかは今後を待つしかありませんが、ここまで「本気なんだな」という意気込みを1話のアフレコで感じましたね。
──やっぱり実際放送されたら白く……!?
高木:ちょっと眩しいかもしれないです(笑)。
一同:(笑)。
──ありがとうございます。キャラクターたちに関しては第1期に登場しなかったキャラクターたちも期待できるのでしょうか?
高木:何らかの形でほとんどのキャラクターが出てきます! みんな満遍なく人気というか、熱いファンの方々が応援してくださっているので、なるべく登場させるようにしました。
キャラクターがベースで30~40人くらいいるので、アニメのスタッフのみなさんはヒイヒイ言いながら作業してくれています。
今までに見られなかったキャラクターとの掛け合いもありますし、新しい一面もたくさん描いています。やっぱりゲームだと描き切れない部分はあるので、映像ならではの見せ方は随時入れています。
──やはりゲームからのファンのみなさん的には“忍転身”みたいなお馴染みの要素は気になるところかと思います。今回のアニメではどのようになっているのでしょうか?
高木:“忍転身”は僕が幼少期から好きだった「一回なぜか全裸になって変身してから戻る」ところを実現したいなと思っていて、その通りになっています。放送ではちょっと眩しいかもしれないですけれど……(笑)。
原田:すごく気合の入った変身ですよね!
原:それは感じます!
原田:まだ動いてはなかったんですけれど、作画から気合が入っていました!
高木:“81(パイ)秒”のPVにもちょっと入っていますので、ぜひ注目していただければと。
──エッチなところ以外の見どころも教えてもらえますか。
高木:基本的にはスポコン的な熱血ストーリーを忍者でやった形です。真剣に彼女たちは戦っているんですけれど、彼女たちの技術が凄すぎて威力が高かったりする結果、偶然服が破れちゃうんです。“偶然見えちゃう”というところを基本にしています。
アクションとかキャラクターそもそもの魅力の部分も見どころです。エロスも当然頑張るんですが、一応“必然性”には気を付けていて、流れの中で「よくわからないけれど急にパンツが見える」とかはやっていません。
自然で意味のある作りは一作目から心がけていて、「なんで今、股の下にカメラが行ったんだろう!?」みたなサービスはしていないです。そこが受け入れられている理由のひとつじゃないかなとは思っています。
ファンには嬉しい小ネタの数々も見られる!
──アフレコ現場の様子はどんなものなのでしょうか?
原:私からしたら先輩方が多い現場という印象です。最近ほかの現場に行くと年下の方が多いのですが、この現場だと圧倒的に先輩方が多いので、最初どこに座ろうかなと悩みましたね。
端っこの方に座ったら安心するなという部分もあったりしたんですけれど、斑鳩役の今井麻美さんが「そこに座ったら立ち位置的に逆にみんな気を使うから」みたいに教えて貰ったりしまして。
原田:主役は真ん中に座らないとなんだよね。
原:だから「ここに座ってしまっていいのかな」と思いながらも、みなさん本当にお優しい方ばかりなので凄く楽しいアフレコでしたね。
高木:ちなみに今回は雪泉と飛鳥が主役という形になります。
原田:掛け合いが多かったので原ちゃんの隣に座って、相談しながらアフレコに臨んでいました。『カグラ』メンバーって基本的に周知の仲の方が多くて、新キャラを演じるみなさんに関しても、馴染みの深い方ばかりでした。だからその辺は安心していました。私も先輩方が多いのはわかっていたので、信頼して背中をお任せしました。
──女性キャストが多いですが、セクシーなシーンについて話したりはするのでしょうか?
原田:かなり展開が早くキャラクターたちが目まぐるしく動いています。第1話ではセクシーシーンよりも小ネタ的な部分で盛り上がりました。
雲雀役の井口裕香ちゃんが兼役で演じたモブキャラクターに“シズエ”という娘がいるんですが、「なんでモブなのに名前がついてるんだろう?」みたいになっていました。それを受けてガヤとかでみんな“シズエ”をねじ込んでNGになったり……(笑)。
高木:“シズエ”は実は5年前からシリーズに登場してるんです。四季(CV:山本彩乃さん)にすぐ電話をかけてくる友人で、文字でしか出演していないんですけど「せっかくだから出しちゃえ! って」(笑)。
原田:井口ちゃんが張り切ってましたよ! 私シズエだから雲雀がでなくても毎回呼ばれる奴だって(笑)。
高木:ゲームから長く遊んでくれた人が気づくとニヤリとできることは、色々なところに散りばめました。
──最後にファンのみなさんへのメッセージをお願いします。
高木:とにかく新しいオリジナルストーリーというところが大きいかと思います。さっきも原田さんが言っていましたが、第1期はピュアに作っていて、そこに独自の味付けや個性をより強く入れた第2期はまだ誰も知らないストーリーが展開されます。めっちゃ面白いものになっていますので、楽しみにしていてください。
原:5年前からテレビで雪泉ちゃんを見たいと想い続けていた夢がとうとう叶いました! 色々なところで雪泉ちゃん可愛いですねと言っていただける機会が多くて、テレビアニメでもその可愛さが炸裂しています。ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。
原田:本気度が違うというのを肌で感じさせてもらっています。その分飛鳥も重要な役割を担っていて、今後の展開に私も期待しています。1話を演じて「これは面白い!」と思っていて、これからが楽しみです。
自分が演じてきたキャラクターが初めての事態に見舞われるっていうことで、新天地に差し掛かるのかなと思っていて。純粋に主役という形で演じていた飛鳥が、また違う展開になっていくのが楽しみであり、これから飛鳥と一緒に挑まなきゃいけないことがあるんだと覚悟を決めました。
もちろん凄く可愛いシーンも盛り込まれつつ、ストーリーも熱いものになります。ぜひぜひシリーズのファンの方も新規の方も楽しんでいただければ嬉しいです。
──ありがとうございました。
[取材・文・撮影/胃の上心臓]
TVアニメ『閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-』
放送・配信予定
2018年10月
地上波・AT-Xほか
制作スタッフ
原作:高木謙一郎
キャラクター原案:八重樫南
監督:柳沢テツヤ
シリーズ構成・脚本:北島行徳
キャラクターデザイン:ごとうじゅんじ
総作画監督:ごとうじゅんじ 宮澤努
プロップデザイン:森木靖泰 宮豊
美術設定:長澤順子(プロダクション・アイ)
美術監督:海野よしみ(プロダクション・アイ)
色彩設計:松山愛子(颱風グラフィックス)
撮影監督:千葉洋之(アニメフィルム)
編集:櫻井崇(颱風グラフィックス)
音響監督:森下広人
音楽:ノイジークローク
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌「SCARLET MASTER」 アーティスト:佐咲紗花
エンディング主題歌「純正エロティック」 アーティスト:Mia REGINA
アニメーションプロデューサー:河井敬介
アニメーション制作:ティー・エヌ・ケー
爆乳プロデューサー:高木謙一郎
製作:シノビマスターパートナーズ
★公式サイト&公式Twitterオープン!
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