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秋アニメ『風が強く吹いている』大塚剛央×豊永利行×榎木淳弥×上村祐翔インタビュー

秋アニメ『風が強く吹いている』声優・大塚剛央さん×豊永利行さん×榎木淳弥さん×上村祐翔さんインタビュー|収録現場はリアル“竹青荘”!?

2018年10月より日本テレビ、BS日テレ、読売テレビ、静岡第一テレビ、札幌テレビほかにて放送がスタートするTVアニメ『風が強く吹いている』(通称、風つよ)は、直木賞・本屋大賞受賞作家、三浦しをんさんによる同名小説が原作。

とある事情により走ることから遠ざかっていた主人公・蔵原 走(くらはらかける)が、清瀬灰二(きよせはいじ)に出会い、寛政大学陸上競技部の学生寮「竹青荘」(通称、アオタケ)で暮らす個性豊かな9人と箱根駅伝に挑む、大学生たちの姿が描かれます。

▲(左から)上村祐翔さん、大塚剛央さん、豊永利行さん、榎木淳弥さん

▲(左から)上村祐翔さん、大塚剛央さん、豊永利行さん、榎木淳弥さん


そこで、主人公・走役(以降、カケル)の大塚剛央さん、灰二役(以降、ハイジ)の豊永利行さん、カケルらと共に箱根駅伝に挑むメンバーとなる双子の兄・ジョータこと、城 太郎役の榎木淳弥さん、弟・ジョージこと、城 次郎役の上村祐翔さんにインタビュー。出演が決まった時の感想やキャラクターについて、作品の見どころなどを伺いました。

双子キャラを演じる榎木さんと上村さんが、オーディションの時からユニゾン体験!!

――まず、出演が決まった時のお気持ちや、台本を読んでの印象はいかがでしたか?

蔵原 走役・大塚剛央さん(以降、大塚):今回、僕はアニメのレギュラーをやらせていただくのが初めてで、カケルくんはオーディションの時からやりたい役だったので、決まった時はうれしかったです。それと同時に、今までいろいろな形でメディア化されている三浦しをんさん原作の作品なので、幅広い年齢層のファンの方や作品を知ってくださっている方がたくさんいる中で、アニメ化の主人公というところに、すごくプレッシャーを感じました。

原作も読ませていただいたんですが、台本を読んでアニメはもちろん、原作と舞台化、実写化とも違いがあると思いました。竹青荘のメンバーとの出会いの描かれ方や、それぞれの関係性なども原作と違いますし、他のメディア化作品とも違った形で描かれているので、人間関係は大事に演じていかなければならないなと思いました。

▲大塚剛央さん演じる主人公・蔵原 走

▲大塚剛央さん演じる主人公・蔵原 走

清瀬灰二役・豊永利行さん(以降、豊永):オーディションでは、いくつかの役を受けさせていただいたんですけど、その段階では「ハイジはないだろうな」と思っていました。原作を読ませていただいたり、実写化作品も見させていただきましたが、自分の芝居感とハイジというキャラクター性が“ピタッ”と重なるところがつかめず、悩んだ状態のままオーディションを受けていたので、「ハイジ役に決まりました」と聞いた時は、驚きました。自分の中の新しい引き出しというか、新しいアプローチの仕方に、挑戦させていただく機会を与えていただいたんだなと思っています。

今回は、これまでメディア化された作品にない新しいところというか、どちらかというとドラマ感みたいものが、特に強くアニメーションに描かれるんじゃないかと思っています。作品そのものがスポ根ではあると思いますが、その根底には群像劇があると思っているので、僕1人の力ではなく、竹青荘にいるメンバーとこの作品をどういう風に作っていけるんだろうという楽しみが、決まった時や台本を読んだ時に感じました。

▲豊永利行さん演じる清瀬灰二

▲豊永利行さん演じる清瀬灰二

城 次郎役・上村祐翔さん(以降、上村):僕も、いくつかの役のオーディションを受けさせていただいたんですけども、オーディションの手応えというか、スタッフさんの反応というか。お世話になっている音響監督の菊田(浩巳)さんが、ジョージを演じた時にすごくニコニコしながらブースに入ってこられたので、「決まるなら双子だな」と思いましたね(笑)。

台本をいただいてアニメの収録が始まる前に、皆さんで顔合わせをする機会があって。作品の話を監督からしていただいたんですけど、原作の内容とはまた違った形で、割と現代に寄るところもあるという話をいただいたので、あえて原作を読まないで作品に臨みました。双子なので、ユニゾンだったりアドリブが多かったり。その中で「双子らしさ」「ニュアンスが、ちゃんと出るといいよね」というディレクションを、その時点でいただいていたので、台本を読んだ時にも、そこにこだわりながら演じたいなと思いました。

双子は“にぎやかし”みたいなところもあるんですけど、彼らなりに考えていたりバックグラウンドがあったりするので、彼らの走りを通して変化が描かれていくという人間ドラマの部分もあり、ただの青春モノじゃないという印象がありました。今後、どういうチーム感ができて、どういう風にみんながまとまっていくのか、これから楽しみだなと思います。

▲上村祐翔さん演じる城 次郎

▲上村祐翔さん演じる城 次郎

城 太郎役・榎木淳弥さん(以降、榎木):僕もオーディションの時、ジョージ、ジョータ役以外にも何役か受けさせていただいたのですが、双子を受けた時に音響監督の菊田さんがニコニコしながらブースに入ってきたので……。

豊永:一緒のエピソード? いいな~(笑)。

榎木:(笑)。本当に、ニコニコしながら入ってきて「面白かった」と言ってくださったので、受かるなら双子だろうなと思いました。上村くんと全く同じ体験をして、結果ジョータに決まったんですけど、スタッフさんたちに1つ聞いてみたいことがあって。ジョージとジョータ、両方どちらも読んで、「なぜジョータに決まったのか」を聞いてみたいですね。

今回、この作品へ参加するにあたって、僕も原作とアニメでは作りが違ってくると思ったので、原作の方はあえて、あまり読まずに……。

上村:ここまで一緒ですからね(笑)。

豊永:もう、記事はコピペで。

全員:(笑)。

榎木:それで、台本を読ませていただいた印象としては、陸上の描写もすごく面白いんですけど、キャラクターの日常会話が「クスッ」と笑えるような、何気ない会話もすごく楽しい内容になっているので、陸上以外でも楽しめる作品になっているんじゃないかなと思います。

▲榎木淳弥さん演じる城 太郎

▲榎木淳弥さん演じる城 太郎

――ご自身が演じるキャラクターについてや、他のキャラクターとの関係性など教えてください。

上村:双子とカケルは1年生組なんですけど、なかなか対極というか、そこの関係性は面白いです。カケルの抱えているものとか、葛藤しているものというのは、視聴者の方も入りやすい部分でもあると思うんですけど、カケルに対するハイジとの関係性と、そこを取り巻く双子をはじめとした竹青荘のみんなが、第1話では個性があふれ返って大変なことになっていると思います。そのバラバラな感じが、1話ではある意味、魅力的というか、この10人がそろうことで「何が始まるんだろう」という印象を感じましたね。

双子は、比較的他の誰とでも仲良くなれる印象があるので、1話はとりあえず双子らしさとは何なのか、そもそもジョータとジョージはどっちなのかというところから入っていただけると良いかなと。

榎木:見分け方は一応あるみたいで。

上村:そこも見つけていただきたいですね。

――ちなみに、ジョータとジョージ、それぞれ特有の個性、特長みたいな部分はありますか?

上村:どうしても比較になってしまうと思うんですけど、ジョージは弟気質というところがあるので、ジョータよりは物事に対して積極的にアプローチを掛けていくところくらいかな。どっちがどっちだか分からないくらいに、「あえてそこを貫いていこう」みたいな空気感がスタッフさんの中にもあるので、ちょっとしたセリフの節々で見える年齢感というか、そこで兄と弟感が出てるかなくらいですかね。

榎木:割とジョータの方が、元気ではあるんですけど、発言がちょっと大人というか、逆に、ジョージの方がちょっと発言しにくい場面でもガンガン行くみたいな。基本的なノリはほぼ一緒なんですけど、所々で兄だったり弟だったりという感じが表れているのかなと思います。

豊永:この作品は、箱根駅伝を目指す陸上競技部の面々の物語です。ハイジくんは、陸上経験者でちょっとした過去を持つ寛政大学4年生で、箱根駅伝を走るうえで、光るものを持っていると思った人物を結果的にだました感じで竹青荘の住人に引き入れ、全10区間を走る箱根駅伝に登録できる10人にはあと1人という、9人までメンバーがそろっている状態で、出会った蔵原走くんも陸上経験者で、彼の走りを見て、10人目として「この人だ」と思って……と、物語がスタートする形です。


豊永:ハイジくんは策士というか、非常に頭が回るというか、目的のためには手段や手間をいとわないタイプの人間だと思うんですけど、演じる上で、監督と少し話をして「それを“しめしめ”と思ってやっていないです」と。どちらかというと、純粋な子供心というか、彼自身「もう一度走りたい」という純粋な思いでみんなを引き入れて、自分のやりたかった「夢を叶えるんだ」という目的としてほしい、という話を受けました。なので、そういう意味で子供っぽいところもあったりする部分というのが、彼のキャラクター性なのかなと思っています。

竹青荘のお母さん的なポジションになる時もあれば、詐欺師みたいなポジションになる時もありますし、いろいろな顔が見える人物だと思うので、オンエアーが始まったら「彼の本質はどこなのか」ということを探りながら、見ていただいたら楽しいのかなと思います。



大塚:先ほど話されていたように、カケルは双子とは正反対というか、双子は誰とでも明るく接するけれども、カケルは誰とも接したくないというか、他人と距離を置いて、ハイジに関しては「あんなこと言い出すし、俺を巻き込まないでくれ」と突っ張ねちゃうようなところに、カケルの未熟さがあったり、人間らしさだったり、パーソナリティーが出てるのかなと思いますね。


大塚:カケルも、走ることに対しては本気なので、ハイジの言っていることはそんな甘いものじゃないと分かった上での、全ての行動で。そこのところは、視聴者の皆さんもきっとすごく分かってくださると思うんですけど、自分にとって走ることが全てみたいなところがあって、そのカケルの熱い気持ちを大切に演じさせていただいているので、そこも感じていただけたらいいなと思います。

他のキャラクターでいうと、それぞれペアがあるというか、仲のいいキャラクターがいたりするので、その関係性も楽しいかなと思います。そのアドリブの掛け合いとかも、「これでOK出るんだ!?」というくらい攻めた、皆さん楽しいお芝居をされているので。

豊永:(榎木さんと上村さんの方を見て)特にココね。

大塚:そうですね、どんどん双子大丈夫かなと思いながら(笑)。でも、そこはキャラクターを逸脱しないところが、「先輩すごいなあ」と、いつも思いながら現場で拝見しています。

豊永:だって! よかったね。

榎木、上村:うれしいですね。

大塚:個性豊かなキャラクターたちなので、1人1人注目して見ていただけたらなと思います。

監督の思いを共有したスタッフ・キャストによる収録現場は、リアル“竹青荘”?

――では、収録の雰囲気や、演じるキャストさんとキャラクターが似ていると感じたり、演じる上で意識した点があったり、収録にまつわるエピソードがあれば教えてください。

大塚:ニコチャン先輩(こと、平田彰宏役)の星野(貴紀)さんが、今は変えてるんですけど、以前はそっくり同じ髪型をしていて、リアル・ニコチャンで感動しました(笑)。背が高いところとか後ろ姿がすごくて似ていて、現場内でのキャストの年齢順がキャラクターに合っていたりとか。

豊永:キャストとキャラクターの年齢のバランスがほぼほぼ一緒みたいな。

大塚:リアル竹青荘だな、という風に感じましたね。僕自身でいうと、カケルと同じで物静かなところがありまして。最初はカケルと同じような入り方というか……。

――だまされて連れてこられたんですか!?

豊永:そこ!?(笑)

大塚:(笑)。現場での距離感が、カケルと同じような体験をしてるなと思ったんですけど、最近では、徐々に先輩方とお話しさせていただくことも多くなりまして。現場はにぎやかで、入野(自由)さん、内山(昂輝)さんが中心となって盛り上げてくださるというか。毎週毎週、違う話で盛り上がったりとかすごく楽しい現場ですね。



豊永:上村くんも話していましたが、一番最初にみんなで集まって、監督からレクリエーションみたいなのがあったんですけど。その時に、この作品を作るにあたって、監督自身が「他のメディア化された作品を見ちゃうと、先入観が生まれちゃうので。僕は、僕の作品が作りたくて」という話を聞いた時に、素敵だなと思って。

その中で、原作だけはご覧になっていて「ヒューマンドラマの部分を強く描きたい」と話されて、「アニメなんですけど、アニメと思わなくていいです」というようなことをおっしゃっていたのが印象的でした。そういう意味では、竹青荘にいる面々との会話のキャッチボールなどで、意図的に芝居を引き算していくという印象を受けて。僕はそういうお芝居が好きなので、普段みんなが生活している感じのしゃべり方でしゃべっていて「心地いい」空気を現場では感じていますね。

先ほど大塚くんが言った「カケルが入ってきたみたいな感じ」もそうですね、他の現場などで面識があるキャストさんが大多数いる中で、ムサ(・カマラ)役の株元(英彰)さんは声優業もされてるんですけど元は俳優さんなので、そこは本当に海外留学生っぽいという印象を受けつつ、大塚くんも最初の頃は、「きっと性格なんだろうな」と思いつつも、緊張してるのか性格なのか読めてなくて、「めっちゃ、しゃべんない。この人」と思って(笑)。全然しゃべんないけど、僕とかうっちー(内山さん)とか、自由くんとか双子とかで「わっ」と盛り上がった時に、たまに横で「フッ」と笑っていて。

全員:(笑)。

大塚:そんなことないですよ。

豊永:聞いてないようで実はちゃんと聞いてて、思わず一緒になって笑ってたりとか。そこもカケルっぽいというか、この空間、面白い空気だなみたいな。そういう意味では、割とハイジのアンテナ立てて全体を見渡そうとする能力っていうのは、僕と似てるのかなと。僕も結構、誰も見てないようなところでの人を見つけて突っ込んだりとかするので、そうゆう俯瞰的な感じはちょっと似てるかもしれないです。

――双子を演じるお2人は、先ほどからアドリブやユニゾンが多いということですが。

上村:「双子らしさ」をちゃんと出したいというところで、すり合わせながら語尾を気をつけたり、ニュアンスこうですかとか相談した結果、途中から「1つの音にしか聞こえないので、もう1回」とか。

榎木:2人でしゃべっているのに、1人の人間に聞こえるとか。

上村:なので、「録り直させてください」って言われたのは、すごくうれしかったですね。

豊永:「もうちょっと、どっちかを変えて」っていうディレクションだったよね。

上村:よりそこで、演じながらしゃべりながら「もうちょっと変えよう」と。

榎木:そう。演じながらズラす作業をするっていう。

上村:意外と、思いっきり元気な感じのセリフが多かったりする中で、そこは繊細に作っていかなきゃなと思うので。その感覚は最近、何だか快感になってきてるというか、「今、微妙にズレた感じ。ちょっと、いいんじゃない?」っていうのは、そこにハマった時はうれしいですね。

榎木:そうそう。「ヨシッ!」っていう感覚はありますね。

豊永:すごいですよ、双子のユニゾンは。


榎木:読解の仕方が似ているのかもしれないですね、セリフに対しての「こういう気持ちなのかな」という。読み込みが近いから、そういうのも一緒なのかなと。

上村:大きくすれ違った事って今まで、

榎木、上村:ないですね。

豊永:今も若干ハモッた(笑)。収録でも「せーの」とか、ガイドも入れないよね。

上村:ないですね。

大塚:それは確かにすごい。

榎木:必死に息を聞いてます。吸う息を(笑)。

――最後に、作品の見どころや、楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

大塚:スポーツもので、陸上競技というものは今までもアニメ化されていると思うんですけど、その中でも箱根駅伝にスポット当てていること、カケルは未成年ですが大学生たちの物語でもあり、成人しているキャラクターたちの走ることを通しての青春を描くというところは、他のアニメではなかなか見ることがないのかなと思います。

特に、人間ドラマというところがすごく見どころになっていると思いますし、走るということに関してアニメーションでどういう風に描かれているのか、1人1人の走り方が特徴的だったりもするので、そこに注目して成長を見届けたらなと思います。

豊永:お楽しみに!(笑)

TVアニメ『風が強く吹いている』作品概要

■放送情報

日本テレビ 10月2日より 毎週火曜25:29~
BS日テレ 10月9日より 毎週火曜24:00~
読売テレビ 10月8日より 毎週月曜26:59~
静岡第一テレビ 10月6日より 毎週土曜26:25~
札幌テレビ 10月5日より 毎週金曜 26:31~

■Introduction
夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。その横に、不意に自転車が走り込んで来る。見知らぬ男が、走に向かって問いかける。「なあ!走るの好きか!」男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。そこに暮らす個性豊かな9名の住人。最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。

■第1話あらすじ
夜道を逃げる蔵原走。自転車で追う一人の男。追いついた男が走に問いかける。
「なあ、走るの好きか!」男の名は清瀬灰二。
走は灰二に導かれ、竹青荘という学生寮へ辿り着く。
やがて、走と住人たちの前で、灰二の無謀な目論みが明かされる。

■STAFF
原作:三浦しをん「風が強く吹いている」(新潮文庫刊)
監督:野村和也
シリーズ構成・脚本:喜安浩平
キャラクターデザイン:千葉崇洋
音響監督:菊田浩巳
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:Production I.G
企画協力:新潮社

■CAST
蔵原走:大塚剛央
清瀬灰二:豊永利行
杉山高志:内山昂輝
柏崎茜:入野自由
城太郎:榎木淳弥
城次郎:上村祐翔
岩倉雪彦:興津和幸
ムサ・カマラ:株元英彰
坂口洋平:北沢力
平田彰宏:星野貴紀
勝田葉菜子:木村珠莉
田崎源一郎:中村浩太郎
榊浩介:河西健吾
藤岡一真:日野聡 ほか

『風が強く吹いている』公式サイト
『風が強く吹いている』公式Twitter  

(C)三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
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