『アニゲー☆イレブン!』10月22日放送予定回レポート!引坂理絵さん、本名陽子さんが『プリキュア』映画最新作の魅力を熱弁!『ふたりはプリキュア』の裏話も
BS11で毎週アニメやゲームなどの情報を発信していく情報番組『アニゲー☆イレブン!』。声優のLynnさんと番組キャラクターの「ジェしか」(CV:葉山いくみさん)がレギュラー出演し、毎回ゲストを迎えてさまざまなトークを繰り広げます。
2018年10月22日(月)の放送予定回は、声優の引坂理絵さん、本名陽子さんをゲストに、『プリキュア』シリーズの劇場版最新作『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』を中心にトークを展開しました。
引坂さん&本名さんが語る『プリキュア』の魅力とは
今回はシリーズ最新作『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』より、野乃はな/キュアエール役・引坂理絵さん、美墨なぎさ/キュアブラック役・本名陽子さんがゲストに登場。引坂さんとは初対面となるLynnさんですが、OPではふたりとも笑顔で話す姿が見られ楽しげな雰囲気で収録はスタートしました。
「シスターLynnの星の導きをあなたに」のコーナーでは、占い師に扮したLynnさんがタロットカードでゲストを占い、選んだカードに記された内容について掘り下げていきます。
最初に選ばれたカードに書かれていたのは“リピート”。猫が好きだという引坂さんは、様々な猫動画を見ることが趣味なのだとか。見ていると思わず「いいねぇいいねぇ」と独り言を言うこともあるようで、引坂さんのパーソナルな一面が垣間見えるようなトークで盛り上がりました。
続いて本名さんが引いたカードには“リスペクト”の文字が。ここでは、本名さんが出演していたシリーズ一作目『ふたりはプリキュア』の第1話でのエピソードが語られます。本来なら3,4時間で終わるアフレコが、初回ということもあり6時間近くかかったそう。
責任は自分にあると本名さんが頭を下げたところ、雪城さなえ役の野沢雅子さんにかけてもらったとある言葉が、15年経った今でも本名さんの中で印象に残っているようです。
その他にも、引坂さん、本名さんがアフレコ現場で先輩にかけてもらったという言葉の数々が飛び出し、15周年の歴史を築いてきた『プリキュア』ならではの想い出が語られました。そんなエピソードをもとに、シスターLynnから告げられた占いの結果は「ふたりは“や座”」。はたして、その理由とは……?
さらに『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の魅力もキャストのふたりが熱弁。「想い出」がキーワードとなる今作では、一作目の『ふたりはプリキュア』から現在放送中の『HUGっと!プリキュアリ』まで、総勢55人のプリキュアが登場し、キャラクター同士の関係性が描かれます。
全員での収録は難しかったものの、多くの歴代プリキュアキャストがずらりと並んだアフレコ現場は圧巻だったようで、ふたりの口からアフレコの模様や、宮野真守さん演じる敵キャラクター・ミデンの話題が語られました。
引坂さんと本名さんが、プリキュアメンバーとしての成長について語るシーンも必見です。また、ふたりの中でキャラクターが生きていることを実感する瞬間とは? 『ふたりはプリキュア』をリアルタイムで視聴していたLynnさんが、15周年を迎える『プリキュア』シリーズの魅力を紐解きます。
『HUGっと!プリキュア』ファンはもちろん、歴代の『プリキュア』を見ていたという方にとっては必見の内容です。本名さんと引坂さんが語る『プリキュア』の魅力は、ぜひ10月22日(月)放送の番組でご覧ください!
引坂さん&本名さん収録後インタビュー
──収録を終えた感想をお聞かせください。
本名:しばらくぶりにLynnちゃんとお会いすることができて嬉しかったです。あとシスターLynnのお部屋にも遊びに行けて楽しかったですね(笑)。今回、『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』についてお話しさせていただきましたが、こちらは15周年ということで映画に出演できたことを光栄に思っております。
引坂:収録はとても緊張しました(笑)。でもLynnさんとお話しできて楽しかったですし、本名さんと一緒に番組に参加できて嬉しかったです。
──今回は映画の魅力はもちろん『ふたりはプリキュア』の貴重なお話がたくさん飛び出しました。
本名:この時間帯をご覧になっている方の中には、ずっと『プリキュア』を見てくれているた方もおられるかと思います。今回の番組を通して懐かしさを感じつつ、映画にも興味を持っていただけたら嬉しいです。また、当時見てくれていた子供たちが大人になり、人生の岐路に立つ時期を迎えているかもしれませんので、その方たちにも新たな一歩を踏み出すきっかけになれたらなと思います。
──シリーズは今年で15周年を迎えましたが、今作の出演にあたり今のお気持ちをお聞かせください。
本名:そもそも1年だけと言われていたシリーズでしたが、2年目が決まり、女児アニメ初となる1本立ての映画も決まり、オールスターズまで……という、ひとつひとつが信じられないような出来事の連続でした。とにかく目の前の目標に向かってやってきた結果が、15周年という大きな形になりました。これもひとえに、応援してくださるファンの皆様のお陰です。
思えば『ふたりはプリキュア』のがスタートしたばかりの時に野沢雅子さんが「10年続けましょう」とおっしゃったのですが、気づけば15年という歴史が築かれていて、今は驚きと喜びが入り交じった気持ちです。これからもがむしゃらに一生懸命取り組んでいけば、またその先に奇跡が起こるかも!と密かに願っています。
──引坂さんは今年からプリキュアメンバーに加わるわけですが、そもそも『HUGっと!プリキュア』の出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
引坂:嬉しくて大泣きしましたし、しばらくその余韻が抜けなかったです。でも次第に、今まで先輩方が作り上げてきたもの対して自分には何ができるんだろうという不安でいっぱいになって……。決まってから収録が始まるまでの間は、その不安との葛藤でした(笑)。
番組では本名さんが第1話の収録のときは6時間かかったとお話しされていましたが、私も最初の頃はとても時間がかかっていました。ただ、話数を重ねるごとにだんだんと慣れてきて、その度にはなちゃんと近づいているような気がします。収録現場の雰囲気もすごくいいですし、スタジオに行くのが楽しみで、幸せな気持ちでいっぱいです。
──そして今回、15周年という節目の映画で歴代プリキュアと共演することになります。
引坂:私も幼い頃に『プリキュア』を見ていたので、自分もその一員として参加できることを嬉しく思います。最新作のプリキュアとして自分がどこまでできるのかは不安がありましたが、とにかく今できることははなちゃんを楽しく一生懸命に演じること、はなちゃんと一緒に進んでいくことだと思ったので、その気持ちで演じさせていただきました。
今回の映画の中でも、今までの私達『HUGっと!プリキュア』が築いてきた絆があるからこそ、想い出がなくなってしまうことに恐怖を感じます。そういった点では『HUGっと!プリキュア』の集大成でもあるのかなと思います。
──番組内では様々なことについてお話しされていましたが、見どころについてお聞かせください。
本名:あまり見られない私達のパーソナルな一面を見ていただけたら嬉しいです。文字で伝えられる情報と映像で伝えられる情報は少し違うと思いますので、ぜひ動いている私達を見ていただければなと(笑)。映画の空気感を感じていただけるきっかけになれたらと思います。
引坂:今まで誌面などでお話しさせていただく機会が多かったので、映像はあまり多くはなかったと思います。みなさんにとって私がどう映るのかは不安なところがあるんですけど(笑)、ただ作品の愛があることは見てくださるみなさんに伝わっていたらいいなと思います。
本名:作品愛といえば、衣装を選ぶときに取り入れているものが……それは花なんです。前に理絵ちゃんに会ったときはネイルに花を散りばめていましたが、今回は大きめのお花ではなちゃんをイメージしてみました(笑)。
引坂:素敵です! ありがとうございます!
本名:衣装は黒と白、ブラックとホワイトを取り入れていて、はなちゃん(エール)と一緒にいるんです。私達が一緒に収録する機会って多くなくて。今はこういう取材で一緒に過ごす時間が多いので、少しでも寄り添えたらなと思っています。なので映画公開までもふたりで手を取り合って頑張っていきたいなと思います!
引坂:本名さんの愛をすごく感じました! ありがとうございました!
──最後に放送を楽しみにしている読者のみなさんへメッセージをお願いします。
引坂:なかなかパーソナルな部分をお見せする機会がないので、みなさんにどう受け取っていただけるのかは心配なところもありますが、精一杯お話させていただきましたので、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです!
本名:理絵ちゃんのはなちゃんらしさと私のなぎさらしさを楽しんでいただきつつ、違った一面もみなさんにお伝えできていればいいなと思います。そして、今までにないプリキュア55人の物語を楽しんでいただけるよう、溢れんばかりの思いでアフレコに臨みましたので、その魅力を少しでも届けられたら嬉しいです。ぜひ劇場に足を運んでみてください、よろしくお願いします!
──ありがとうございました。
[取材・文・写真/鳥谷部宏平]
「アニゲー☆イレブン!」
毎週月曜夜11:30~00:00 BSイレブン
※本名陽子さん・引坂理絵さんは10月22日(月)放送回に出演します。